Blue/GreenLEDを用いた効果的なGFP蛍光マウスのスクリーニング/日本語

Application Note 2014〈15〉
お客様からの製品フィードバック
製 品 名 : Blue/GreenハンディLED(LB-HDBG)
メ ー カ ー 名 : 日本ジェネティクス株式会社
アプリケーション : Blue/GreenLEDを用いた効果的なGFP蛍光マウスのスクリーニング
(電気泳動ゲルのバンド確認用LEDの応用例)
下記のデータは独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター 神経遺伝研究チーム 荻原郁夫様、眞崎恵美様のご厚意に
より掲載させていただきました。
方 法
本ラボでは中枢神経系(脳や脊髄)細胞でGFP遺伝子を発現するマウスを作成し、これを用い
て in vivo の実験を実施している。
これまでは、乾電池式青色LEDを用いても出力が弱くて直接生体におけるGFP発現の有無が
判定できなかったため、ジェノタイピング(GFP遺伝子をターゲットにしたPCR)でスクリー
ニングしていた。
今回、電気泳動ゲルのバンド確認用に開発されたBlue/Greenハンディ LED(LB-HDBG)を
用い、生後0日目のマウスで「GFP発現あり」、
「GFP発現なし」のスクリーニングを試みた。
電気泳動ゲルのバンド確認用LED
Blue/GreenハンディLED(LB-HDBG)
結 果
上:GFP発現トランスジェニックマウス
下:GFP非発現マウス
GFP発現トランスジェニックマウスでは、中枢神経系に
GFP発現が認められた。
<お客様のコメント>
Blue/GreenハンディLED(LB-HDBG)は、コンパクトなサイズで、取り扱いが容易であり、出力も非常に強い。
生後0∼2日齢(毛が生えそろうまで)のマウスにおいて、中枢神経系でのGFP発現を直接目視で視認できるため、非常に簡便にスク
リーニングできるようになり、手間とコストと時間を大幅に削減できた。
電気泳動ゲルのバンド確認用 LED
Blue/Green ハンディLED
■ 共通仕様
• 本体サイズ:160×39×24mm(L×W×H)
• 本体重量:105g
• オレンジフィルターサイズ:86×57(W×D)
3ポジション方式
• LED励起波長:500nm(主波長)
■ LB-HDBG(AC/DCアダプター式)
• LED出力:4W
• 使用電源:AC/DC アダプター 12V, 0.5A
LB-HDBG
(AC/DCアダプター式)
■ LB-HDBG2(バッテリー式)
• LED出力:1W
(*LED出力は、AC/DCアダプター式のほうがより強力です)
• 出力:バッテリー定格出力(DC 5V, 0.6A)
• バッテリー内蔵電池:リチウムイオンポリマーバッテリー
• 繰り返し充電可能回数:約500回可能
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2014OCT