賢いバス停 - 北陸情報通信協議会

最終審査会用プレゼンテーション
賢いバス停
(提案者)
グループ名:金沢工業大学バスストッププロジェクト
提案代表者:金沢工業大学 4年 高倉 正道
参 加 者:金沢工業大学 3年 油野 凌真
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提案名:賢いバス停
概要
バス停にはディスプレイが付いており、時刻表やルートを表示します。またバス停
と会話をすることにより、道案内や乗り換え、近くのお店の情報が聞けます。事前
に子供の顔を登録しておくと、バス停と会話したとき親に通知がいく見守りシステ
ムや、災害時にイラストと地図で外国人でもわかりやすい避難指示を表示するシス
テムが搭載されています。
バス停をICTの力で、より賢く。
子供の顔を認識すると、保護者に位置情報を通知
避難 Evacuation 洪水情報
バス停にG空間情報とICTを用いて、見守りシス
テムや防災システムを搭載した新しい体験の提
供をします。従来のバス停は目印としての役割
が強かったですが、バス停と会話でき、日常生
活に元気をもたらしてくれます。緊急時には助け
てくれる、そのような賢いバス停です。
雪がバス停に積もっていても会話で操作のため、
問題無く情報を入手できます。
災害発生時、音とイラストで避難情報をお知らせ
2
なぜ見守りをするのか
行方不明者届の受理件数の推移
(百件)
500
489
400
410
481
428
370
行方不明者が年々増加
傾向になっている
4年間で
1万件増
300
200
100
0
H22年 H23年 H24年 H25年 H26年
警察庁平成27年警察白書-行方不明者届の受理件数の推移(特異行方不明者のみ)
3
なぜ見守りをするのか
行方不明者の年代別割合
9歳以下
60歳代
1%
7%
50歳代
7%
10歳代
22%
40歳代
11%
30歳代
13%
若い世代、高齢者に多い
こどもへの安全や
高齢者の徘徊が問題
20歳代
20%
70歳以上
19%
警察庁生活安全局生活安全企画課-平成26年中における行方不明者の状況
4
顔を認識すると、保護者に位置情報を通知
(件)
野々市市における
コンビニとバス停の件数
112
120
3倍多い
現在は
集団下校
地域住民のパトロール
監視カメラの映像解析
80
今後は顔を自動認識で見守り
40
匿名でデータを保存など個人情報に配慮
38
0
コンビニ件数
バス停件数
コンビニ件数:Green Page-石川県のコンビニエンスストア(http://greenpage.nipponsoft.co.jp/analysis/map/販売・卸/コンビニエンスストア/コンビニエンスストア/石川県/)
バス停件数(のっティのみ):野々市市-オープンデータ(http://www.city.nonoichi.lg.jp/hisyo/opendata/opendata_top.html)
5
なぜ災害に取り組むのか
(千件)
石川県の外国人宿泊者数
294
300
誰もがわかるように
対応する必要がある
200
100
関東・東北水害のとき、
言葉の壁により外国人の
避難が遅れた
107
台湾、韓国、中国
香港、アメリカ、欧州
豪州、東南アジアなど
0
H23
H24
石川県-各種資料-統計からみた石川県の観光-平成26年度
(http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kankou/siryo.html)
H25
H26
6
災害発生時、音とイラストで避難情報をお知らせ
現在は
防災無線
避難誘導看板
広報車の呼びかけ
今回は音やイラストで
だれでも一目でわかる
避難 Evacuation 洪水情報
7
対象ユーザと提供主体
対象ユーザ
見守り
防災
子供や高齢者がいる家族
外国人
提供主体(支援元)
野々市市
地域振興課 環境安全課 地域包括支援センター
8
費用とスケジュール
費用(1つ当たり)
費用項目
カメラ・モニター代
通信費
その他工事費など
合計
金額
6万円
1万円
3万円
10万円
スケジュール
1年目
3つのバス停で
実証実験
(防水対策の検討など)
2~4年目
5年後
精度向上と
バス停をWi-Fiス
テーション化や
広告として使用
エリア拡大
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提案名:賢いバス停
まとめ
単なる時刻表やルートを表示だけでなく、会話を通して
・道案内
・見守り
・乗り換え
・避難誘導
・Wi-Fiスポット
・会話機能
・近くのお店の情報(広告など)
など様々な情報を教えてくれる賢いバス停です!
避難 Evacuation 洪水情報
子供の顔を認識すると、保護者に位置情報を通知
災害発生時、音とイラストで避難情報をお知らせ
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