2015年1月 小野町 地域おこし協力隊 古崎 泰介 (活動拠点:小野町商工会) 0.目次 1. ごあいさつ 2. 今月の主な動き 3. 活動内容報告 4. おわりに 1.ごあいさつ みなさん、こんにちは。小野町地域おこし協力隊の古崎です。早いもので1月も終わってしまいました。「1 月は行ってしまう。」、「2月は逃げてしまう。」、「3月は去ってしまう。」と、いった話を聞いたことがあります。その せいか年始の三ヶ月は月日が経つのが早い気がします。しかし、それは確実に春が少しずつ近づいているという ことなので喜ばしいことだと思います。暖かくなるまでもうしばらく風邪など引かぬよう気をつけてお過ごしください。 2.今月の主な動き 1月12日 ふくしま大交流フェア 1月18日 JOIN移住・交流&地域おこしフェア 3.活動内容報告 ・ふくしま大交流フェア 12日は東京国際フォーラム(有楽町駅前)で開かれた ふくしま大交流フェアで小野町の特産品を販売した。 持ち込んだ商品はくんせいたまご、もち、しいたけ、花豆のお 菓子。盛んに呼び込みをして、用意した商品は完売した。 また、商工会青年部が他にブースを構え、おのまち小町アイ スバーガーを販売した。アイスバーガーは大盛況で店頭に人が 並ぶほどで、17時の閉場までに全て売り切れた。 東京において福島県の魅力を発信するイベントに出展する 【写真:たくさんの来場者で賑わう会場】 機会があって良かった。特産品を通じて小野町をPRできた ように思う。今後も町外のこういった催し物に出向いて、小野町のファンを増やしていきたい。 ・JOIN移住・交流&地域おこしフェア 18日は東京ビッグサイトで開催されたJOIN移住・交流&地域おこしフェアに参加し、現役の地域おこ し協力隊員として協力隊を志望する人たちの相談に応じた。 来場者には活動内容や町の紹介などについて話をした。相談に訪れた人は20代から30代の人たちが 多いように見受けられた。その中で学生は就職先を探す際の一つの選択肢として考えているようで、興味深げ に話を聞いていた。また、会場では他の地域で活躍する協力隊が来ていて、彼らと知り合う貴重な機会になっ た。地方への移住を考える人たちは、すぐ隣のエリアにある移住・交流を促進する自治体のブースを訪れていた ので、その人たちに町を紹介し知ってもらうこともできた。 全国の自治体が地方活性化に力を入れている。その話を聞きに来る人が多くあることは、それに関わる仕事 や移住に関心を持つ人が増えていることの表れだと思う。会場全体から地方を盛り上げようとするムードが高ま っていることを感じた。 4.おわりに 活動報告に書いたように地方を活性化する取り組みに関わるイベントに参加してきました。人口減や高齢化 の悩みは全国の多くの自治体で同様で、それを解決するため各自の強みを生かして活性化に取り組んでいる ことが感じられます。近年はどこの市町村でも動きを見せています。そんな中で存在感を示し、「○○といったら 小野町!」と連想されるように世間に印象付けたいと思います。面白いと感じたのは福井県の自治体で、カニ の被り物をして誘客していました。見た人は「カニが歩いている。どこの町だろう?」といった様に感じるでしょう。 非常に目に付きやすく、効果的だと思います。ゆるキャラの着ぐるみもしばしば見かけますが、そういった地域のイ メージを印象付けることに一役買っているのだと分かります。 小野町では強くイメージに残るものは何でしょうか。通りかかった他の地域で活動する地域おこし協力隊と話 をしましたが、彼は会場を歩き回ってきれいなはっぴを探して写真を撮っていたそうです。例にもれることなく小野 町のはっぴも撮ってもらえて、ピンクの桜があしらわれたデザインをかわいいとほめてくれました。春に咲く千本桜と 小野小町の生誕伝説が感じられる良いはっぴだと私も思っています。 「かわいいはっぴ」、「小野小町」、「アイスバーガー」など皆さん様々な小野町に繋がるイメージをそれぞれ持っ ているでしょう。人々が頭の中で町に対して持つイメージを風船とするならば、その風船の数を増やし、一つ一つ を大きく膨らませるような作業を地道にやっていきたいと思います。
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