Reference Board

FJBL610Q359RB-01
ラピスセミコンダクタ株式会社
2012 年 12 月発行(1 版)
ML610Q359/360 Reference Board ユーザーズ マニュアル
本ボードは、お客様の目的に応じて必要な部品等を搭載して頂くことによって、ML610Q359/ML610Q360 の動作をお試し頂くためのものです。
本ボードに、ラピスセミコンダクタ製品 uEASE オンチップ・デバッグ・エミュレータを接続の上、uEASE に同梱のソフトウェア開発環境のお試し
版をご利用頂くことで、ソフトウェアの開発、デバッグ、Flash ROM 書き込みを行うことができます。また、本ボードに外部電源を接続することによ
り、uEASE を接続することなく、単独で使用することもできます。
本ボードを使用するにあたっては、以下の内容をご理解・ご留意の上、ご利用下さい。
① 本ボードの特長
・
・
・
・
・
・
ML610Q359/ML610Q360 用 64 ピン IC ソケットを搭載
フラッシュ ROM プログラミングとオンチップ・デバッグが可能 (TEST0、TEST1_N 端子を使用)
マイコンの端子を、周辺ボード用のスルーホールに配置した高い拡張性
動作電源の選択が可能(uEASE または周辺ボード)
マイコンの動作確認と評価のために必要な部品を実装するパッドを用意
SDCB2 との接続可能なコネクタを搭載、SDCB2 から内蔵 P2ROM/外付 FLASH へ再生データの Program/Verify が可能
(SDCB2 との接続方法と内蔵 P2ROM/外付 FLASH への再生データの Program/Verify 方法については⑦を参照)
② 本ボードのハードウェア仕様
各搭載部品の具体的接続関係については、11 ページの回路図を参照して下さい。
・ U1: ML610Q359/ML610Q360 搭載用 64 ピン IC ソケット( 1 個)
・ PWR: 入力電源切り替え用ジャンパ( 3pin ピンヘッダとショートピン)( 1 個)
・ AOUT: LINE 出力-スピーカアンプアナログ入力接続ジャンパ( 3pin ピンヘッダとショートピン)( 1 個)
・ J1-J8: CNSDCB2 からの内蔵 P2ROM/外付 FLASH 書換え用ジャンパ
( 3pin ピンヘッダとショートピン)( 8 個)
・ SPEAKER: スピーカ接続用ジャック( 1 個)
・ RESET_SW: M25PE16 リセット用スイッチ( 1 個)
・ R1-R3: 発光ダイオード( P20-P22)用抵抗( 3 個)
・ R4: RESET_N 端子プルアップ用抵抗( 1 個)
搭載部品
・ R7: M25PE16 の W/端子プルアップ用抵抗( 1 個)
・ P20-P23: 発光ダイオード( 3 個)
・ CNUE: オンチップ・デバッグ・エミュレータ接続用 14 ピンコネクタ( 1 個)
・ CNSDCB2: SDCB2 接続用 14 ピンコネクタ( 1 個)
・ C4、C7-C13: 電源コンデンサ( 8 個)
・ C5、C6: XTAL 用コンデンサ( 2 個)
・ C14: M25PE16 リセット用コンデンサ( 1 個)
・ XT: 32.768kHz 発振子( 1 個)
・ FLASH: M25PE16( 1 個)
・ C1-C3: SA-ADC 入力電圧接続用コンデンサパッド
部品実装用パッド
・ CN1-CN4: 周辺ボード用コネクタ・パッド( 10 ピン、16 ピン、18 ピン、14 ピン、2.54mm ピッチ)
・ J9-J11: LED 接続用ランド
・ R5-R6: パターンカット用
その他の有用なパッド
・ DVDD、DVSS、AVDD、AVSS、AIN0-AIN2
動作電圧
・ +2.2V ~ +3.6V
外形寸法
・ 80.00 x 100.00 mm
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③ 部品配置
J1-J8
CN2
CNSDCB2
FLASH
CN3
CN1
PWR
AOUT
CNUE
P20-P22
SPEAKER
CN4
【図 1. 外観図】
④ジャンパの設定方法
・
PWR と AOUT ジャンパ
①と②ショートピン接続
Jumper Pin No.
②と③ショートピン接続
① ② ③
① ② ③
PWR
USR:外部電源使用時
SYS:uEASE 電源使用時
AOUT
SPIN:内蔵スピーカアンプ使用時
LINE:外部スピーカアンプ使用時
・ J1-J8 ジャンパ
(1) 内蔵 P2ROM を Program/Verify する場合
(SDCB2 接続方法や Program/Verify 方法は⑦を参照)
接続状態
Jumper Pin No.
J1
① ② ③
①と②ショートピン接続
J2
① ② ③
②と③ショートピン接続
J3
① ② ③
②と③ショートピン接続
J4
① ② ③
②と③ショートピン接続
J5
① ② ③
①と②ショートピン接続
J6
① ② ③
①と②ショートピン接続
J7
① ② ③
①と②ショートピン接続
J8
① ② ③
①と②ショートピン接続
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(2) MCU から内蔵 P2ROM データを Read する場合
接続状態
Jumper Pin No.
J1
① ② ③
②と③ショートピン接続
J2
① ② ③
②と③ショートピン接続
J3
① ② ③
②と③ショートピン接続
J4
① ② ③
②と③ショートピン接続
J5
① ② ③
①と②ショートピン接続
J6
① ② ③
①と②ショートピン接続
J7
① ② ③
②と③ショートピン接続
J8
① ② ③
①と②ショートピン接続
(3) 外部 FLASH を Program/Verify する場合
(SDCB2 接続方法や Program/Verify 方法は⑦を参照)
接続状態
Jumper Pin No.
※
J1
① ② ③
①と②ショートピン接続
J2
① ② ③
①と②ショートピン接続
J3
① ② ③
①と②ショートピン接続
J4
① ② ③
①と②ショートピン接続
J5
① ② ③
②と③ショートピン接続
J6
① ② ③
②と③ショートピン接続
J7
① ② ③
②と③ショートピン接続
J8
① ② ③
②と③ショートピン接続
外付け FLASH を書き込む際は、ソケットにデバイスをセットしないで下さい。
書き込みが正常に行われません。
(4) MCU から外部 FLASH データを Read する場合
接続状態
Jumper Pin No.
J1
① ② ③
②と③ショートピン接続
J2
① ② ③
②と③ショートピン接続
J3
① ② ③
②と③ショートピン接続
J4
① ② ③
②と③ショートピン接続
J5
① ② ③
②と③ショートピン接続
J6
① ② ③
②と③ショートピン接続
J7
① ② ③
②と③ショートピン接続
J8
① ② ③
②と③ショートピン接続
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⑤ ご使用上の注意
(1) 本書に記載された内容は、製品改善及び技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。
したがって、ご使用の際には、その情報が最新のものであることをご確認下さい。
(2) 本ボードのご使用に際しましては、ML610Q359/ML610Q360 ユーザーズマニュアルおよび uEASE のマニュアルをよく読み、
内容をご理解の上ご利用下さい。
(3) 本ボードには ES 品の ML610Q359/ML610Q360 が搭載されている場合があります。
電気的特性等の最終確認は、量産品ならびにお客様の量産ボード上でご確認下さい。
(4) 本ボードに関するサポートはお受けしておりません。初期不良の場合に限り交換いたします。
(5) PWR ジャンパを USR 側に設定して uEASE を接続した場合、uEASE を起動した後に周辺ボードの電源をオンにして下さい。
また、周辺ボードの電源をオフにした後に uEASE を停止して下さい。
(6) PWR ジャンパを uE 側に設定した場合、uEASE の電源供給能力は +3.3V/100mA( UVDD_O ピン)です 。
(7) uEASE を利用する場合は、CN1_1 ピン(RESET_N)を開放状態にして下さい。
( 周辺ボード側で RESET_N 信号を用意した場合は、それにジャンパ端子等を付加し開放状態にして下さい)
(8) 本ボードは裏面にパターンがあるため、導電性のある部材に載せて使用した場合、ショートして動作異常を起こす可能性があります。
絶縁性のある部材に載せて使用頂くか、必要に応じて 裏面パターンが接触しないように、保護シートを貼り付けて頂くか、足を取り付け
て頂くようお願いします。
(9) 逐次比較 ADC を使用する場合
本ボード上の AIN0-AIN2 に、AD 変換する対象の入力を接続し、CN2 経由で入力しない場合は、必要に応じて AIN0-AIN2 のノイズ
低減コンデンサ C1-C3 を取り付けて下さい。
AVDD 電源配線は R5 を通して DVDD に接続されています。AVDD を使用する際は R5 のパターンをカットして下さい。
AVSS 電源配線は R6 を通して DVSS に接続されています。AVSS を使用する際は R6 のパターンをカットして下さい。
加工については、【図 3. 加工例-2】【図 4. 加工例-3】を参照して下さい。
(10) LED を駆動しない場合
P20-P22 端子は、LED を直接駆動可能な端子です。本ボード上で LED と接続されていますので、LED を駆動しない場合は、
J9-J11 のランドをカットしてください。
加工については、【図 2. 加工例-1】を参照して下さい。
(11) 本ボードに実装済み部品のシルク名称
C4、C7-C14、CNUE、CNSDCB2、R4-R7、P20-P22、XT、RESET_SW、SPEAKER、PWR、AOUT、U1( 64 ピン IC ソケット)
(12) 本ボードに実装されていない部品のシルク名称
C1-C3、CN1-CN4
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Cut Land
Cut Pattern
Top View
【図 2. 加工例-1】
Cut Land
Cut Pattern
Top View
【図 3. 加工例-2】
Top View
C1-C3
【図 4. 加工例-3】
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⑥ SDCB2 との接続方法およびデータの Program/Verify 方法
1
ボードの接続
ML610Q359/360 リファレンスボード、接続ボード、SDCB2 を下図の様に接続してください。
CNSDCB2
J1~J8
リファレンスボード
2
CN4
CN2 J1~J7, CN
J11~J15
接続ボード
SDCB2
ジャンパの接続
リファレンスボードおよび接続ボードのジャンパの接続は、外付け Flash 書き込み時と内部 P2ROM 書き込み時で異なります。それぞれ以下の状
態にセットしてください。なお、ジャンパを切り替える場合は、電源ケーブルおよび USB ケーブルは接続しないでください。
2.1
外付け Flash 書き込み時
2.1.1
リファレンスボード
接続状態
Jumper Pin No.
※
J1
① ② ③
①と②ショートピン接続
J2
① ② ③
①と②ショートピン接続
J3
① ② ③
①と②ショートピン接続
J4
① ② ③
①と②ショートピン接続
J5
① ② ③
②と③ショートピン接続
J6
① ② ③
②と③ショートピン接続
J7
① ② ③
②と③ショートピン接続
J8
① ② ③
②と③ショートピン接続
外付け FLASH を書き込む際は、ソケットにデバイスをセットしないで下さい。
書き込みが正常に行われません。
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2.1.2
接続ボード
接続状態
Jumper Pin No.
2.2
J1
① ② ③
②と③ショートピン接続
J2
① ② ③
①と②ショートピン接続
J3
① ② ③
①と②ショートピン接続
J4
① ② ③
②と③ショートピン接続
J5
① ② ③
②と③ショートピン接続
J6
① ② ③
②と③ショートピン接続
J7
① ② ③
①と②ショートピン接続
J11
① ② ③
②と③ショートピン接続
J12
① ② ③
②と③ショートピン接続
J13
① ② ③
②と③ショートピン接続
J14
① ② ③
①と②ショートピン接続
J15
① ② ③
①と②ショートピン接続
内蔵 P2ROM 書き込み時 (ML610Q360 のみ)
2.2.1
リファレンスボード
接続状態
Jumper Pin No.
J1
① ② ③
①と②ショートピン接続
J2
① ② ③
②と③ショートピン接続
J3
① ② ③
②と③ショートピン接続
J4
① ② ③
②と③ショートピン接続
J5
① ② ③
①と②ショートピン接続
J6
① ② ③
①と②ショートピン接続
J7
① ② ③
①と②ショートピン接続
J8
① ② ③
①と②ショートピン接続
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2.2.2
接続ボード
接続状態
Jumper Pin No.
J1
① ② ③
①と②ショートピン接続
J2
① ② ③
②と③ショートピン接続
J3
① ② ③
①と②ショートピン接続
J4
① ② ③
②と③ショートピン接続
J5
① ② ③
②と③ショートピン接続
J6
① ② ③
②と③ショートピン接続
J7
① ② ③
①と②ショートピン接続
J11
① ② ③
①と②ショートピン接続
J12
① ② ③
①と②ショートピン接続
J13
① ② ③
①と②ショートピン接続
J14
① ② ③
②と③ショートピン接続
J15
① ② ③
②と③ショートピン接続
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3
Board Controller による書き込み
3.1
外付け Flash
(1) 各ジャンパを 2.1 節の状態にセットします。
(2) Speech Utility を立ち上げ、Tools⇒Board Controller を選択し、Board Controller(下図)を立ち上げます。このとき、
図中①の“Device”に“ML22420”と表示されていることを確認してください。
(3) 図中②のボタンをクリックし、作成した音声データを選択してください。
(4) ③の“Write”をクリックすると、書き込みおよびベリファイが開始します。
①
③
②
(5) “Write Completed!”のメッセージが表示されれば、書き込み、ベリファイが正常に完了しています。
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3.2
内蔵 P2ROM
(1) 各ジャンパを 2.2 節の状態にセットします。
(2) Speech Utility を立ち上げ、Tools⇒Board Controller を選択し、Board Controller(下図)を立ち上げます。このとき、
図中①の“Device”に“ML22(P)826”と表示されていることを確認してください。
(3) 図中②のボタンをクリックし、作成した音声データを選択してください。
(4) ③の“write”をクリックすると、書き込みおよびベリファイが開始します。
①
③
②
(5) “Write Completed!”のメッセージが表示されれば、書き込み、ベリファイが正常に完了しています。
Page10
A
C
B
DL
CN3
CN18P
XTAL
2
2 1
PIN16
CSB
RESET_N
SO
SI
SCK
WB
C6 10PF
1
2
1
2
C5 10PF
VPP
VCC2
A
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
DVSS
TEST1_N
PIN4
TEST0
PIN3
LAPIS SEMICONDUCTOR CO.,LTD
AVSS
1
1
VCC1
DVSS
1 R6 2 0
DVSS
C2 1
C3 1
3
CNSDCB2
CN14P
ML610Q359/360 Reference Board
APPLICATION
UVDD
2
2
1UF
2 1
C9
NML
TITLE
DVSS
P04
P05
P30
P31
P32
P33
P34
P35
P36
P37
VDDR
AIN0
AIN1
AIN2
AVDD
AVSS
AVSS
1
PIN15
PIN14
2 1
C8 0.1UF
PIN11
2 1
C7 10UF
360 PRG
2
2 1
C10 1UF
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
P10
P53
P52
P51
P50
P47
P46
P45
P44
TESTO2
P43
P42
P41
P40
P56/TESTO5
P55/TESTO4
SPM
SPP
TEST0
TEST1_N
RESET_N
P54/TESTO3
P57/TESTO6
NC/PVPP
P60
P61
VDDL
DVDD
DVSS_13
VDDX
XT1
XT0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
PIN1
PIN2
PIN3
PIN4
PIN5
PIN6
PIN7
PIN8
PIN9
PIN10
PIN11
PIN12
PIN13
PIN14
PIN15
PIN16
C1 1
PIN48
PIN47
PIN46
PIN45
PIN44
PIN43
PIN42
PIN41
PIN40
PIN39
PIN38
PIN37
PIN36
PIN35
PIN34
PIN33
PIN50
PIN49
1
2
C12 1UF
1
2
C11 0.1UF
NML
PVPP
1
MJ-354A0
DVSS
NML
2
RK73K2A
1 1
2
R1 270
LED
2 2
1 J9
2
A2-3PA-2_54DSA
1
3
1
2
C4 10UF
PIN2
U3
T 3
B 2
S 1
C14 1UF
RK73K2A
1 1
2
R2 270
LED
2 2
1 J10
1
2
PIN1
360 PRG
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
1
RK73K2A
1 1
2
R3 270
LED
2 2
1 J11
A2-3PA-2_54DSA
1
3
2 0
J7
A2-3PA-2_54DSA
1
3
R5
P54
2
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
1
PIN6
J6
A2-3PA-2_54DSA
1
3
SYS
AVDD
2
PWR
CNUE
CN14P
AVDD
DVDD
P57
PIN[64:1]
XT
DVSS
FLASH PRG
FLASH
PIN7
DVDD
DVSS
DVDD
DVSS
360
PIN34 P56
PIN33 P55
PIN8 PVPP
DVSS
USR
4
DVSS
DVSS
3
2
U1
2
1
3
RESET_SW
PUSHSW
J3
A2-3PA-2_54DSA
1
3
PIN14
64PIN TQFP
IC_SOCKET
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
1
CN2
CN16P
PIN17
PIN18
PIN19
PIN20
PIN21
PIN22
PIN23
PIN24
PIN25
PIN26
PIN27
PIN28
PIN29
PIN30
PIN31
PIN32
DVSS
NML/RST
2
PIN9
PIN10
PIN11
ML610Q359
ML610Q360
AVSS
AVDD
AIN2
AIN1
AIN0
VDDR
P37
P36
P35
P34
P33
P32
P31
P30
P05
P04
P55/TSTO4
P56/TSTO5
P40
P41
P42
P43
TESTO2
P44
P45
P46
P47
P50
P51
P52
P53
P10
P62
P63
360 PRG
NML
AVSS
PIN32
PIN31
PIN30
PIN29
PIN28
PIN27
PIN26
PIN25
PIN24
PIN23
PIN22
PIN21
PIN20
PIN19
PIN18
PIN17
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
NML
J5
A2-3PA-2_54DSA
1
3
PIN62
1 2
C13
FLASH PRG
2
0.022UF
PIN5
PIN6
PIN7
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
AVDD
J8
A2-3PA-2_54DSA
1
3
CN1
CN10P
P60
P61
VDDL
EXDVDD
DVSS
VDDX
PIN61
SPIN
FLASH PRG
PIN5 RESET_N
2
LINE
P62
P63
NMI
P20
P21
P22
DVSS_55
P00
P01
P02
P03
SG
AOUT
SPIN
SPVDD
SPVSS
DVDD
NML
2
AOUT
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
PIN51
PIN52
PIN53
PIN54
PIN55
PIN56
PIN57
PIN58
PIN59
PIN60
PIN61
PIN62
PIN63
PIN64
8
7
6
5
J2
A2-3PA-2_54DSA
1
3
PIN63
PIN64
DVSS DVSS
RESET_N
P54/TSTO3
P57/TSTO6
DVDD
VCC
RST/
C
D
DVSS
2
SPVDD
SPVSS
PIN51
PIN52
PIN53
PIN54
PIN55
PIN56
PIN57
PIN58
PIN59
PIN60
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
S/
Q
W/
VSS
PRG
J4
A2-3PA-2_54DSA
1
3
2
P20
R4 10K
NMI
P20
P21
P22
DVSS
P00
P01
P02
P03
SG
AOUT
P21
1
2
3
4
DVDD
RK73K2A
1
2
CN4
CN14P
P22
SOP8
U2
J1
A2-3PA-2_54DSA
1
3
1
PIN33
PIN34
PIN35
PIN36
PIN37
PIN38
PIN39
PIN40
PIN41
PIN42
PIN43
PIN44
PIN45
PIN46
PIN47
PIN48
PIN49
PIN50
M25PE16
RK73K2A
1
2
R7 10K
DVDD
ML610Q355/ML610Q360
DWG NO
DRAWN By
AVSS
B
C
QTS-11544
SHEET
1 of 1
D
REV
1.00
4
5.5
94.5
81.28
33.02
4-φ3.6
2.54
1
14
2
SYS
1
13
14
2
PWR
13
CNSDCB2
2
USR
SPIN
XT
10
SPVSS
SVVDD
P33
AOUT
P34
SG
P03
P35
P36
53.34
14
▼1
P02
IC SOCKET
P37
P01
VDDR
P00
AIN0
AIN1
1 2 3
DVSS
P22
AIN2
P21
AVDD
CN4
P20
1
12.7
P63
P62
P10
P53
P52
P50
P51
P46
P47
P44
CN3
P45
P43
TESTO2
P41
P42
NMI
P40
2.54
12.7
1
P55/TSTO4
P56/TSTO5
M25EP16
AVSS
16
18
15.24
27.94
96.52
100
P20
P21
P22
74.93
P31
P32
ML610Q359/360 Reference Borad
65
J1-8
P54/TSTO3
RESET_N
P57/TSTO6
P60
VDDL
P61
EXDVDD
P30
80
3
1
VDDX
DVSS
CN2
P05
QTU-11643
CN1
1
AOUT
+
1
P04
SPEAKER
CNUE
LINE
RESET_SW