下田市地域住宅計画

下田市地域住宅計画
し も だ し
下田市
平成27年3月
地域住宅計画
計画の名称
下田市地域住宅計画
都道府県名
静岡県
計画期間
平成
27
作成主体名
年度
∼
下田市
31
年度
1.地域の住宅政策の経緯及び現況
下田市は静岡県南東部、伊豆半島南部に位置し、人口約23,000人、世帯数約11,000世帯の地域である。
当該地域は、古来より東西海上交通の要衝として発展し、豊かな自然と豊富な歴史資源を活用した観光産業が基幹産業となっている。ま
た、沿岸には古くからの漁村集落が形成されているため、狭隘な道路が多く、老朽化した木造住宅が密集している。
平成22年国勢調査では、持家が約7,500世帯、公営借家が約100世帯、民営借家が約2,300世帯、給与住宅が約600世帯となっており、人
口の減少や高齢化が進み、高齢者世帯や空家等が増加傾向にある。
市の住宅施策としては、民間住宅については耐震化の促進等を行っており、公的住宅施策については老朽化した市営住宅の改善及び長
寿命化、並びに防災性の向上を検討している。市営住宅は、昭和20∼30年代に木造住宅を88棟103戸、昭和47年にPC造1棟6戸、RC造1棟30
戸、平成6年及び8年にRC造1棟30戸整備したが、建設から約60年経過している住宅もあり老朽化が著しい。現在は78棟150戸を管理してい
る。
2.課題
限られた財政状況の中で、既存ストックの修繕が十分とは言えず、ストックの老朽化が進んでいる。
ただし、耐用年数をむかえていない既存ストックについては、引き続き維持管理を行っていく必要があるため、老朽化対策(外壁改修
等)が必要である。
3.計画の目標
・公営住宅等長寿命化計画を策定し、公営住宅ストックの効率的かつ円滑な修繕等を図る。
・老朽化した住棟の対策(外壁改修)を行う。
4.目標を定量化する指標等
指 標
公営住宅等長寿命化計画の策定
老朽化した住棟の対策(外壁改修)を実施
した棟数
定 義
従前値
公営住宅等長寿命化計画の策定
未策定
26
策定
27
木造以外で、計画期間内に実施が必要な住棟
(上河内市営住宅1棟・大沢市営住宅1棟)
0%
(0棟)
26
100%
(2棟)
31
単 位
%
※計画期間の終了後、上記の指標を用いて評価を実施する。
基準年度
目標値
目標年度
5.目標を達成するために必要な事業等の概要
目標① 公営住宅等長寿命化計画を策定し、公営住宅ストックの効率的かつ円滑な修繕等を図る。
○公営住宅等ストック総合改善事業
・公営住宅等長寿命化計画を策定する。
目標② 老朽化した住棟の対策(外壁改修)を行う。
○公営住宅等ストック総合改善事業
・木造以外で、計画期間内に実施が必要な住棟の外壁改修を行う。
(上河内市営住宅1棟・大沢市営住宅1棟)
目標③
6.目標を達成するために必要な事業等に要する経費等
(金額の単位は百万円)
基幹事業
事業
公営住宅等ストック総合改善事業(公営住宅等長寿命化計画策定)
公営住宅等ストック総合改善事業(個別改善等)
事業主体
規模等
下田市
下田市
全団地
2棟
交付期間内
事業費
4
6
合計
10
提案事業
事業
細項目
事業主体
規模等
交付期間内
事業費
0
合計
(参考)関連事業
事業(例)
※交付期間内事業費は概算事業費
事業主体
規模等
7.法第6条第6項の規定に基づく公営住宅建替事業に関する事項
該当なし
※法第6条第6項に規定する公営住宅建替事業に関する事項を地域住宅計画に記載する場合には、法第12条に規定する施行要件の特例の対象となります。
8.法第6条第7項の規定に基づく配慮入居者及び特定優良賃貸住宅の賃貸に関する事項
該当なし
※法第6条第7項に規定する配慮入居者及び特定優良賃貸住宅の賃貸に関する事項を地域住宅計画に記載する場合には、法第13条に規定する特定優良賃貸住宅の入居者の資格に係る認定の基準の
特例の対象となります。(ただし、一定の要件を満たすことが必要です。)
9.その他公的賃貸住宅等の管理等に関する事項
該当なし
「法」とは、「地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法」をいう。