「部下のコンプライアンス意識開発の為の管理職向け研修」

「部下のコンプライアンス意識開発の為の管理職向け研修」
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目的の明確化と承認による部下指導 -
【ねらい】
「コンプライアンスはあなた自身です」と言われます。企業が社員ひとり一人に法令を遵守する主
体性を持たせ、法令遵守の為の行動を喚起する為のフレーズです。企業としては、社員が法令を遵
守することはもとより、法令に明示されていないことにも積極的、自主的、誠実に対応し、企業倫
理・経営理念の尊重と実現を推進したいところです。一方、法令と企業倫理を守るべき現場では、
様々な取組みが行われているにもかかわらず、法令遵守の次元でさえも、コンプライアンス確立の
為の知識の不足、主体性の低下、行動が伴わないといった課題が存在しえます。同時に、どのよう
に部下を指導すればこれらの課題を克服できるのか、その方法がわからないという現場のリーダー
の悩みもあります。
本研修は、管理職が部下のコンプライアンス意識を高めるための考え方と方法の習得を目指しま
す。部下に対し、「守らないと法令違反、社内規定違反で罰せられるから守らないといけない」と
言って遵守を求めるのではなく、部下がコンプライアンスの当事者意識を持ち、主体的な法令遵守
が自発的にできるようになるための指導法を学びます。本研修では、コンプライアンスを実行する
「人の気持ち」に焦点をあてます。質の高いコンプライアンスを実行することの目的の明確化とコ
ンプライアンスを実行することによる企業や他者への貢献感を重視します。これにより、コンプラ
イアンス実行のための「意識」をのばし、実行のためのモチベーションを向上させ、コンプライア
ンス遂行のための「行動」を喚起します。アドラー心理学、特に目的論を理論的根拠とし、コーチ
ング手法を用いた研修です。
この研修への参加により次のことが期待できます。
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参加者である管理職は、どのようにすれば部下のコンプライアンスに対する関心を高め、
日々の業務の中での実践を可能にすることができるかが習得できます。
管理職はこの研修で習得したことを実践することにより、部下および管理職が責任をもつ組
織全体のコンプライアンスの質が向上します。
コンプライアンス関連にとどまらず、管理職の部下指導力が高まります。特にコミュニケー
ション力と部下のやる気を引き出す能力が高まります。
【手
法】
講義、グループコーチング、個人およびグループワーク
【対
象】
企業・団体の管理職
【講
師】
OFFICE HARA
キャリアコーチ・CDA
池田
宗人
元バークレイズ証券株式会社、ディレクター。コンプライアンス部において債券・
デバティブ部門フロントオフィスアドバイザリーグループ長を務める。
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TEL:070 – 5367 - 8448
[email protected]
http://of-hara.jp
【カリキュラム】
<日時> 2015 年 10 月 23 日
14:00 – 16:30
第一部
講義
1.
行動の二つアプローチ -
2.
第二部
原因論と目的論

狭義のコンプライアンスと広義のコンプライアンス

目的論で発想するコンプライアンス
承認と貢献

意識を向けたところが増える

ヨコの関係で承認

個人の貢献感を伸ばす
ワーク
<パート1> 管理職である自分自身の入社から現在までのコンプライアンスとのかかわ
りを振り返る。理想の未来におけるコンプライアンスとのかかわりを想像する。理想の未
来のコンプライアンス実現に向けて、今できることを考える。
<パート2> 振り返りと行動計画立案のための部下とのミーティング
部下との、仕事の振り返りと今後の行動計画を立てるミーティングの内容説明。その後、
二人一組で管理職役と部下役となりミーティングを体験。
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TEL:070 – 5367 - 8448
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http://of-hara.jp