第3学年2組 英語科 学習指導案 日時 平成27年10月7日(水)第5校時 生徒数 男子16名 女子18名 合計34名 指導者 教諭 石川 優子 Sunshine English Course 3 Program 6 Let's Talk about Things Japanese. 1 単元名 2 単元について (1)教材観 本単元では、後置修飾を正しく活用して日本の文化について適切に口頭で説明する力を養うことを目 指している。題材は、日本の伝統的な美術的作品であり、日本の漫画の原点と言われている「鳥獣戯画」 や日本の伝統的なおもちゃであるけん玉について書かれている。また、お祭りの様子を叙述したり、日 本独自のものについて記述したりする部分も設けられている。学習指導要領 3指導計画の作成と内容 の取り扱い(2)イで「内容の取扱い」中に「外国や我が国の生活や文化についての理解を深めるとと もに、言語や文化に対する関心を高め、これらを尊重する態度を育てるのに役立つこと」とある。日本 文化についての知識はあってもそれを英語で表現するということになると、どのように述べればよいか ということが問題になる。相手の文化にそれに対応する概念がない場合は訳語を充てることはできず、 説明を加えることになるが、どのように表現すれば的確に理解してもらえるかを意識しつつ、日本文化 の発信というところに生徒の興味・関心を向けさせ、自分の言葉で日本の文化について適切に表現する 力を養う。 (2)生徒観 【省略】 (3)指導観 本単元では、後置修飾を正しく活用して表現する力、また、日本の文化について適切に話したり、書 いたりして表現する力が要求される。これらの目標を達成するために、生徒の身近なキャラクターにつ いて説明させたり、様々なスポーツの起源について自分の考えを表現させたりして、楽しみながらまず は口頭で表現できるようにさせたい。日本語を母国語とする日本人にとって馴染みのない後置修飾を口 頭で楽しく表現することで、簡単だと感じさせたい。また、日本文化についてはゲーム感覚で楽しみな がら表現をさせる工夫をしたい。また、日本文化の表現を最終的にはスピーチパフォーマンステストを することで、様々な日本文化について何度も口頭で表現する練習をさせていきたい。 3 研究主題・学力向上プランとの関連 本校は、平成25年度より桶川市教育委員会の委嘱を受け、研究主題を「『言語活動の充実』を通し た思考力・判断力・表現力等の育成」とし、研究を開始した。本年度が3年目で、まとめの年となる。 英語科においては、 「聞くこと、話すこと、読むこと、書くことを活用し、積極的にコミュニケーシ ョンを図ることができる生徒」を目指す生徒像としている。そこで本単元では、話すことと書くことに 重点を置き、後置修飾を正しく活用して表現する力、また日本の文化について適切に口頭で説明する力 を養う指導をしていく。 また、学力向上プランとの関連から、教科書のセクションごとに単語テストと音読テストやインプッ ト活動を実施し、基礎学力の定着を図っていきたい。 4 単元の目標 1 日本の文化について、ふさわしい表現を用いて相手に正しく伝える。 2 間違うことを恐れず、積極的に自分の考えを伝える。 3 教科書の本文を聞いたり読んだりする活動を通して、内容を理解する。 4 後置修飾を理解して、文を構成する知識を身に付ける。 5 単元の評価規準 ア コミュニケーションへの 関心・意欲・態度 イ 外国語の表現の能力 ウ 外国語の理解の能力 エ 言語や文化について の知識・理解 ①間違うことを恐れず、 積極的に自分の考えを 話している。 ①日本の文化についてふさ ①本文の内容を聞いたり、 ① 後 置 修 飾 を 活 用 し て 、 わしい表現を用いて話 読んだりして理解するこ 正 し い 文 を 構 成 し て い すことができる。 とができる。 る。 ②間違うことを恐れず、 ②日本の文化についてふさ 積極的に自分の考えを わしい表現を用いて 書いている。 書くことができる。 6 単元の指導と評価の計画 時数 1 本 時 2 3 4 5 ○ねらい ・学習活動 単元の評価規準 評価方法 ○現在分詞の後置修飾を使って、キャラクターについて説明する活動 で、間違うことを恐れず、積極的に自分の考えを話す。 ・グループワーク ○現在分詞の後置修飾を使って、キャラクターについて説明する活動で、 間違うことを恐れず、積極的に自分の考えを書く。 ・ライティング活動 アの① 活動の観察 アの② ワークシート ○教科書の本文の内容を理解する。 ・§1の新出単語の意味理解と発音練習 ・§1の内容理解のための QA ・§1の本文の音読練習 ○日本の文化について、ふさわしい表現を用いて話す。 ・発表活動 ウの① 活動の観察及 び発表 イの① 活動の観察及 び発表 ○過去分詞の後置修飾を使って、日本文化について説明する活動で、 間違うことを恐れず、積極的に自分の考えを話す。 ・グループワーク ○過去分詞の後置修飾を使って、日本文化について説明する活動で、間 違うことを恐れず、積極的に自分の考えを書く。 ・ライティング活動 アの① 活動の観察 アの② ワークシート ○教科書の本文の内容を理解する。 ・§1の本文の音読テスト ・§2の新出単語の意味理解と発音練習 ○日本の文化について、ふさわしい表現を用いて書く。 ・ライティング活動 ウの① 活動の観察及 び発表 テスト ワークシート ○教科書の本文の内容を理解する。 ・§2の内容理解のための QA ・§2の本文の音読練習 ○後置修飾を使って、日本文化について説明する活動で、間違うこと を恐れず、積極的に自分の考えを話す。 ウの① イの② アの① 活動の観察及 び発表 テスト 活動の観察 ・インタビュー活動、グループワーク 6 7 8 ○日本の文化について、ふさわしい表現を用いて話す。 ・発表活動 イの① ○教科書の本文の内容を理解する。 ・§2の本文の音読テスト ウの① ○教科書の本文の内容を理解する。 ・§3の新出単語の意味理解と発音練習 ○後置修飾を使って、日本文化について説明する活動で、間違うこと を恐れず、積極的に自分の考えを書く。 ・ライティング活動 ウの① ○日本の文化について、ふさわしい表現を用いて書く。 ・英作文 後日 ○日本文化について適切に話すことができる。 ・スピーチパフォーマンステスト ○後置修飾の文構造を活用して、日本文をほぼ同じ内容の英文に書き換 えることができる。 ・ペーパーテスト 7 活動の観察及 び発表 ワークシート テスト アの② 活動の観察及 び発表 ワークシート イの② ワークシート イの① スピーチパフォ ーマンステスト ペーパーテスト エの① 本時について (1)課題解決のための授業改善の視点 1 見通しと振り返りを意識した学習活動の工夫(本時) 2 適切なフィードバックによる言語活動の充実を図った指導の工夫 3 小学校外国語活動を踏まえた指導の工夫 4 複数技能を統合的に扱った指導の工夫(本時) (2)本時の目標 1 現在分詞の後置修飾を使って、キャラクターについて説明する活動で、間違うことを恐れず、積極的 に自分の考えを話す。 2 現在分詞の後置修飾を使って、キャラクターについて説明する活動で、間違うことを恐れず、積極的 に自分の考えを書く。 (3)本時の評価規準 1 現在分詞の後置修飾を使って、キャラクターについて説明する活動で、間違うことを恐れず、積極的 に自分の考えを話している。 2 現在分詞の後置修飾を使って、キャラクターについて説明する活動で、間違うことを恐れず、積極的 に自分の考えを書いている。 (4)使用する教具・教材 3学年の教科書、ワークシート、picture cards、カルタ (5)展開 学習活動 導 1 greeting (全体) 入 2 short conversation 1 (ペア) 0 分 3 small talk (ペア) 1 ・あいさつをする。 評価及び指導上の留意点 ○評価規準 ・元気に気持ちよくあいさつする。 ☆2人のクラスメイトと3文程度 の会話 ・話し方が分からない生徒には、ヒント をする。 を与える。 ★ペアでインプット活動をする (1分1 ・体がペアの方に向くよう指導する。 0秒間ずつ)。 4 chat (ペア) ・ペアでチャットをする。 5 see today's goal(全体) ・新しい表現を用いて「間違うことを恐 ・目標を提示し見通しを持たせる。 れず、積極的に自分の考えを話す」 という目標を知る。 展 6 introduction of new 開 materials(全体) 3 5 分 学習内容 ☆研究主題との関連 ★学力向上プランとの関連 ・現在分詞の後置修飾の文構造に ついて理解する。 T: Look at the character. What's the name? S: What character? T: Sorry. ・話が続かないペアには相槌をうまく活 用するようにアドバイスする。 ・教員の話している英文を注意深く 聞かせる。 Look at the character playing the guitar. What's the name? S: It's Kobaton. ☆様々な動作をしているキャラクター ○〈評価規準〉 のイラストを3人組で机の上に広げ 現在分詞の後置修飾を使って、キャ て、先生が説明したキャラクターの ラクターについて説明する活動で、間 札を取る。 違うことを恐れず、積極的に自分の考 えを話している。 T: This is the character playing the guitar. B:間違えを恐れず積極的に話して S: I know it. (Get the card.) いる。 C:話すことをやめてしまっている。 〈評価方法〉 ・行動観察 〈手立て〉 ・C の生徒には、黒板に書かれているヒ ントをみるよう指示を与える。 ・B の生徒には黒板を見ないで話すよ うに声をかける。 7 pattern practice (全体→3人組) 8 pattern practice (3人組) S1 ☆様々な動作をしているキャラクター のイラストを3人組で机の上に広げ て、その内1人が説明したキャラクタ ーの札を2人が取る。 : This is the character playing the guitar. S2 or S3: I know it. (Get the card.) 9 pattern practice (3人組) ☆様々な動作をしているキャラクター のイラストを3人組で机の上に広げ て、神経衰弱をする。 S1: This is the character playing soccer. I think this is the character playing soccer. 合っていた場合→That's right! This is the character playing soccer. 合っていなかった場合→Oh my god! This is the character playing the guitar. 4 10 writing(個人) ○〈評価規準〉 ・様々な動作をしているキャラクターの 現在分詞の後置修飾を使って、キャ 中から自分の好きなキャラクターに ラクターについて説明する活動で、間 ついて書く。 違うことを恐れず、積極的に自分の考 えを書いている。 I like the character playing soccer. B:間違えを恐れず積極的に書いてい It's Kobaton. る。 C:書くことをやめてしまっている。 〈評価方法〉 ・ワークシート 〈手立て〉 ・C の生徒には、ワークシートに書かれ ているヒントをみるよう指示を与える。 ・B の生徒にはヒントを見ないで書くよう に声をかける。 ・書けなくて困っている生徒にはヒント を与える。 ま 11 review and filling と “passport”(個人) め 1 5 分 12 greeting in ・自己評価カード“passport”に本時 ・書けない生徒には、ヒントを与えて書 の取組を記入し、本時を振り返る。 かせる。 ・本時に学習したことや身に付いたこと ・本時で学習したことが を発表する。 どのくらい身に付いたか確認する。 ・発表することで、生徒同士共有し合 い、次時につなげる。 ・あいさつをする。 ・自己評価カード”passport”と ワークシートを提出する。 ・最後まで英語を話す雰囲気を継続さ せるため、元気よくあいさつする。 (5)板書計画 today's goal キャラクターについて積極的に話そう。 ~している exchanging a passport small talk chat today’s goal 6-1 game writing on a passport Look at the character playing soccer.
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