おすすめアロマテラピー⑥ ~クレイパック~ ♧基材とは♧ アロマテラピーの精油は濃縮されているものなので、原液のままでは用いることが できません。精油を薄める際に使用する材料を「基材」と言います。 精油と基材を用いたアロマテラピーの具体例を紹介します。 ♧アロマクレイパックのススメ♧ パックは「包む」という意味です。クレイを使ったパックは古くは古代ヨーロッパから行われ ていたと言われており、世界三大美女として有名なクレオパトラも美容の為行っていたとされて います。クレイは肌をしっとりさせたり余分な皮脂を吸着してくれたりします。お好みで肌に良 いとされている精油を入れたり蜂蜜を入れたりしてオリジナルクレイパックも作ることができ ます。精油の中でもフランキンセンスはシワやたるみに、また皮脂のバランスが乱れている時に も良いと言われていてスキンケアやアンチエイジングによく使われます。 お気に入りの精油を使って肌のコンディションを整えましょう♪ 使用基材★クレイ 鉱物を主成分とする粘土で、吸収・吸着力・保護力・洗浄力に優れていてパック剤に用いられま す。カオリン、モンモリオナイト、レッドクレイ、ガスールなどの種類があり、個人の肌質に合 わせてクレイの種類を選びます。ガスールは吸着力に優れていて、レッドクレイはお肌の老化が 気になる方におすすめです。カオリンやモンモリオナイトはオールマイティに使えます。 ♧アロマクレイパック♧ ❤材料❤(1回分) クレイ 水 精油 大さじ2 大さじ1 1~2滴 ❤作り方❤ クレイに水を入れてペースト状に練り、精油を加えてよく混ぜあわせたら完成☆ ❤おすすめレシピ❤ 乾燥肌に カオリン×ラベンダー、パルマローザお好みでグリセリン少量 敏感肌に 肌の引き締めに アンチエイジングに モンモリオナイト×ラベンダー、ローズウッド ガスール×フランキンセンス、ローズマリー レッドクレイ×フランキンセンス、ゼラニウム ❤注意❤ ・皮膚の弱い方・敏感な方は少量をお湯に溶かして、腕の内側に塗ってパッチテストをしてから 使用してください。 ・光毒性のあるグレープフルーツ・レモン・ベルガモット(ベルガプテンフリーでないもの)等を 使って作った場合は、少なくとも使用後 12 時間は直射日光を避けてください。 (H23.12“アロマテラピー注意事項”参照) ・柑橘系やスパイス系の精油は、皮膚刺激を感じることがありますので使用する滴数を少なめに しましょう。 ・保存剤などが入っていないので、パックを作ったその日に使いきって下さい。 今回のピックアップ精油★フランキンセンス 学名:Boswellia carterii 科名:カンラン科 抽出部位:樹脂 香り:上品で落ち着きのあるほんのりした香り 抽出方法:水蒸気蒸留法 アンチエイジングに良いとされスキンケアにオススメです。フランキンセンスはクレオパトラも 愛用したと言われています。その深みのある香りは古代より瞑想の時に用いられていて、落ち着 きたい時にもオススメです。 ※「あの精油は〇〇にオススメ、この精油は△△にオススメ」などありますが、自分の好きな香 りが一番いいと言われています。自分の求める香りを見つけることから始めてみましょう♪ みのり薬局 アロマテラピーアドバイザー 薬剤師 佐倉真由美 TEL:03-3532-6771
© Copyright 2025 ExpyDoc