花き栽培学

授業科目名
花き栽培学
Ornamental Plant Science
授
業
の
目
標
必修・選択
開講セメスター
単位数
主担当教員名
選択
4
2
神 田 啓 臣
<授業の目標>
花きを植物として、および農産物として捉える視点を身につけるために、いわゆる「花」についての学
習にとどまらず、花きの種類、植物としての特性、基本的な栽培技術について理解する。
<到達目標>本科目の履修を通じて、以下の資質・能力を身につける。
①花きの植物としての特徴(分類・ライフサイクル・繁殖)を説明できる。
②花きの栽培等に関する基本的な技術(開花調節技術・生育調節技術・品質保持技術)を説明できる。
<授業の概要>
授業の内容を、第1部(導入、計画の1~3週)、第2部(花きを植物として捉える視点を身につける、計
画の4~7週)、第3部(花きを農産物として捉える視点を身につける、9~15週)の3部構成で行う。
授
業
の
概
要
・
計
画
<授業計画>
授業中心。パワーポイントは使用せず、板書中心で進めるので、ノートをとること。
(1)花き栽培の基礎
(2)花きの分類①(自然分類)
(3)花きの分類②(人為分類)
(4)1年草の分類・繁殖・ライフサイクル
(5)球根類の分類・繁殖・ライフサイクル
(6)宿根草の分類・繁殖・ライフサイクル
(7)花木とラン類の分類・繁殖・ライフサイクル
(8)中間試験
(9)開花調節技術①(球根類の促成栽培・抑制栽培)
(10)開花調節技術②(日長管理による促成栽培・抑制栽培)
(11)生育調節の技術①(植物ホルモン等の成長調整物質の種類と作用)
(12)生育調節の技術②(化学調節)
(13)花きの品質保持の技術
(14)園芸用土の種類と特徴
(15)花きの生産状況
成績評価の方法
中間試験(50%)、期末試験(50%)。中間試験は主として到達目標①に、期末試験は主として到達目標②
に、各々どのくらい近づけたかをはかるための試験である。
テキスト・参考書等
教科書:指定しない。講義では毎回プリントを配付するので、ファイルに綴じて、配付済みの全プリントを
毎回持参すること。
参考書:是非1冊購入したいという人には、農学基礎セミナーシリーズ「草花栽培の基礎」(農文協、税込
1950円)をすすめる。
花の写真を見て、名前を言えるようになりたい人は、フィールドガイドシリーズ「14.園芸植物 庭
の花・花屋さんの花」と「15.園芸植物 鉢花と観葉植物」(小学館)の2冊をそろえておくと良
い。いずれも1冊2037円(税込)である。
履修上の留意点
毎回出席をとる。欠席回数が4回以下の者を単位認定の対象とする。
毎回、復習予習範囲を配付するので、次の授業までに、その範囲を各自自習すること。
備考
<オフィスアワー> 月曜日8:50~10:20 大学院棟1階アグリビジネス学科控室