平成27年度 第4号 平成27年6月 3日

平成27年度 第4号 うめなん 平成27年6月3日
桐生市立梅田南小学校桐生市梅田町2丁目179
Te10277−32−1400 Fax O277−32−1444
http://www.umedamimamトe.ed,jp/文責濁川
∼教育目標∼
なかよく患いやりのある子
すすんで学び高め合う子
明るくたくましい子
読書を通して言葉の力を育てる。
小学校に入学すると、幼児期と質的に異なる言葉を多く覚えます。例えば、「隠れる」という言葉です。
「隠れる」は、1年生国語の2学期のはじめに「うみの かくれんぼ」で学習します。
うみには、いきものが かくれて います。なにが、どのように かくれて いるのでしょうか。
はまぐりが、すなの なかに かくれて います。はまぐりは、大きくて つよい あしを もって い
ます。すなの なかに あしを のばして、すばやく もぐって かくれます。
たこが、うみの そこに かくれて います。たこは、からだの いろを かえる ことが できます。
まわりと おなじ いろに なって、じぶんの からだを かくします。
かにの なかまの もくずしょいが、いわの ちかくに かくれて います。 もくずしょいは、はさみ
で、かいそうなどを 小さく きることが できます。 かいそうなどを からだに つけて、かいそうに
へんしんするのです。
幼児期では、「隠れる」を、「物の後ろに入って見えなくなること」として1生活体験の中から理解して
います。しかし、1年生の児童が、国語の「うみのかくれんぼ」を学習する中で、「隠れる」には、今まで
の知識とは異なる意味があることに気付きます。タコは、体の色を変えることで、モクズショイは、海藻に
変身することで隠れます。この「隠れる」の意味は、「人(敵)目につかないようにする」になります。こ
のように、国語の授業を通して、語糞力を獲得していくのです。
言葉は、学校の国語を中心とした学習から得るだけでなく、読書からも得られています。「本を読む子は
語彙数が豊富だ。」がそれに当たります。読書で、知らない言葉に出会うとき、辞書で調べることができま
すが、たいていの場合は、前後の文脈からだいたいの意味を推測しています。また、よくわからなくても、
続けて読んでいくと同じ言葉に繰り返し出会い、意味がはっきりしてきます。
このように、読書は、大切ですが、どんな本でも読めばよいというものではありません。学年相応tその
子相応の本を選んで読んでほしいと思います。それは、難しい本(わからない言葉が多い本)を読むと、前
後の文脈から推測するどころか、文章自体が読めなくて、読書が嫌いになるからです。その子にあった本を
選ぶことが大切です。
では、子供にあった本をどう選べばよいのでしょうか。図書館で、子供に選ばせることだと思います。
学校ではく担任の先生と図書館補助員の高須先生がいて、子供に合った本を紹介してくれます。また、読み
聞かせボランティアの方が、毎週火曜日の朝に学年ごとに教室にわかれその学年にあった本を読んでくれま
す。国語の教科書もその学年にあった語彙で構成されています。それらの経験が子供たちに、本を選ぶ力を
身に付けさせています。けっして、「もっと難しい本を読んだら。」「それ、マンガじゃないの。」等、言わ
ないでください。
次回は、子供を読書好きにさせる「三つの方法」についてお話しします。
漢字プリントについて(3)
漢字プリント学習は、書くだけでなく、さらに「文章を声に出して読むことで、漢字の使い方や意味に
ついても理解できる」と考えます。音読は、文字を見て、音声に出して、耳で聞く活動です。脳のいろい
ろなところが働くので、集中力や記憶力が高まります。書くだけでなく、書き終わったら音読もしましょ
う。
4年田植え 5月18日に4年生は、村上さんと莱原さんの指導のもと、乗原さんの田んぼで田植
えをしました。はじめは、ぎこちない動きでしたが、慣れてくると、ロープ係の大人に、「早く」と催促し
ていました。また、お母さん方が苗の束を投げると素早く受け取っていました。人数が多いので、あっとい
う間に田植えは終わりました。それでも、一人あたり50∼80回ぐらいしっかり植えられたと思います。
田植えが終わると、用水路からどっと水が田んぼに流れてきました。子供たちが植えた早苗は、風に吹かれ
てうれしそうでした。これからは、子供たちが、水の管理を毎日行います。
5年宿泊学習 5月19・20日に5年生は、桐生市野外活動センターで宿泊学習を行い享した。
−日日は、「梅田湖一周ラリー」「梅田湖カヌー」「キャンプファイヤー」を、二日目は、「桐生川水遊び」「野
外炊事(カレー)」をしました。ここでは、「キャンプファイヤー」の様子をお伝えします。はじめ広々し
ていた会場が、どんどん狭く感じるほどに、一体感がもてるフライヤーになりぎした。火の神を演じる教頭
先生と火の巫女や点火係を演じる子供たちの息がぴったりとあった儀式で始まり、ゲーム・フォークダンス
と盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていきました。見ていた先生方も自然に加わりました。最後に、
小さくなった炎を見つめながら、今日を振り返りました。辺りは、真っ暗で、炎のはるか上には、星がいっ
6年修学旅行 5月26・27日定、鎌倉・木更津t横浜八景島へ行ってきました。暑すぎるぐら
いの良い天気に恵まれました。大船駅からモノレールで江ノ島へ、江ノ島駅から江ノ電で長谷へ、長谷駅か
ら鎌倉の大仏へ、子供たちは、6つの班に分かれて、自分たちだけで行動しました。江ノ電から見える海に
感動したり、長谷駅から大仏までの人の多さにびっくりしたりしていました。「梅田では、歩道から人がは
み出るなんて考えられない。」と蕎していました。大仏では、修学旅行だけでなく、外国人でものすごく混
雑していました。_津波で流された大仏殿の礎石の上でお昼を食べました。
午後も班別行動です。長谷寺から、長谷駅へ、長
谷駅から鎌倉駅へ、小町通りを通って、鶴岡八幡宮、
最後にゴールが建長寺です。班ごとに、その途中で、
違うお寺等にも寄ってき ̄ます。【建長寺では、外国人
が子供たちに、「Youhaveabeautifulcountry.」と聞か
れ、「Yes.na血you」と答え、お互いの名前などを聞
いていました。「集合」と声がかかるまで話していま
した。最後に「Pa扇ck.Good−bye.Seeyouagain.」と別
れの言葉を子供たちはかけていました。
夜、木更津のホテル三日月でバイキングを食べ、
時価1億5千万円の黄金風呂や大きなお風呂に入り、
3・4人ごとに部屋で寝ました。部屋から夜の海を
見て、漁り火や対岸の工業地帯の明かりが、怖いと
話していました。夜になると、梅田の山を思い出し
たのかもしれません。