第32回 NMRユーザーズ・ミーティングのご案内 Invitation to the 32nd NMR Users Meeting Innovation with Integrity NMR, EPR, MRI 第32回 NMRユーザーズ・ミーティングのご案内 Invitation to the 32nd NMR Users Meeting ご挨拶 拝啓 晩夏のみぎり、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。 平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。 さて、毎年恒例の NMR ユーザーズ・ミーティングを今年も開催する運びとなりましたことをご案内させていた だきます。例年に劣らず、ワークショップや新製品の紹介をはじめとして様々なコンテンツをご用意しておりま す。有用な情報を提供させていただくと同時に、皆様と活発に議論し、さらなる交流を図れれば幸いです。 社員一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。 平成 27 年 8 月 敬具 ブルカー・バイオスピン株式会社 プログラム ワークショップ 1 10 : 00 ∼ 10:45 ブルカー・バイオスピン㈱ A PSYCHE 測定の原理と実践 B ベースラインをピーンとまっすぐに! C NMR ユーザーのための ESR 講座 -NMR との違いから測定例まで - ワークショップ 2 11 : 00 ∼ 11:45 平野 桐子 (アプリケーション部) 木村 英昭 (アプリケーション部) 原 英之 (アプリケーション部) ブルカー・バイオスピン㈱ D CMC-se と CMC-assist による低分子の解析 佐藤 一 (アプリケーション部) E 指数関数曲線のフィッティングとパラメータ推定 堤 遊 (アプリケーション部) F 荒木 力太 (アプリケーション部) NMR ユーザーのための MRI 講座 - あなたの装置が MRI に大変身 11:50 ∼ 12:50 昼食 12:50 開会のご挨拶 John Breslin (Bruker BioSpin GmbH) 13:00 最新 NMR 製品のご紹介 田村 友美 (営業部) 13:20 0.7 mm超高速 MAS プローブと最先端固体 NMR 技術 Sebastian Wegner (Bruker BioSpin GmbH) 13:40 InsightMR を使ったリアルタイム反応モニタリング Anna Codina (Bruker BioSpin UK) 14:00 クライオプローブとマグネット情報 Rainer Kümmerle (Bruker BioSpin AG) 14:20 招待講演1: 食品研究開発における NMR の活用 味の素株式会社 基盤技術研究所 山口 秀幸 様 15:00 ∼ 15:30 コーヒーブレーク 15:30 招待講演2: 分子ダイナミクス:NMR 信号の線形の意味を考える 群馬大学 理工学府 浅川 直紀 様 16:10 NMR/ESR 製品の産業利用展開 阿部 孝政 (営業部) 16:25 技術サービス部よりのお知らせ 神野 智司 (技術サービス部) 16:40 ブルカー・バイオスピンからのお知らせ 堤 遊 (アプリケーション部) 16:40 ブルカー・バイオスピンからのお知らせ 17:00 ∼ 19:00 懇親会 堤 遊 (アプリケーション部) ワークショップ アブストラクト ワークショップ 1 A (10:00 - 10:45) PSYCHE 測定の原理と実践 講師:平野 桐子 (ブルカー・バイオスピン㈱ アプリケーション部) 昨年報告された PSYCHE(Pure Shift Yielded by Chirp Excitation)法は実用的な 1H ブロードバンドホモデカップリング測定法 ですが、通常の 90 度、180 度パルスで構成されるシーケンスとは異なり、スピンの動きがイメージしづらいシーケンスです。 一方でこのような測定法を細かく分析することはスピンの動きを理解する上で有用でもあります。そこで本ワークショップで は PSYCHE 法の理論に対する理解を深めつつ、従来法と比較した利点や、実用的に使いこなす為の測定条件の決め方を解説し ていきます。 B ベースラインをピーンとまっすぐに! 講師:木村 英昭 (ブルカー・バイオスピン㈱ アプリケーション部) NMR スペクトルのベースラインがピーンとまっすぐにならずに困った経験は誰にでもあると思います。ほとんどのケースでは、 ベースライン補正コマンド abs でほぼ解決するのですが、ベースラインをうねりの原因は、バックグラウンド、リングダウン、 データ取り込みの不完全さ、パルス強度不足等、様々あり、原因がわかると abs 以外の対策も見えてきます。 本ワークショップでは、ベースラインがうねったスペクトル例を示し、原因別に具体的な対策例を示したいと思います。 C NMR ユーザーのための ESR 講座 -NMR との違いから測定例まで 講師:原 英之 (ブルカー・バイオスピン㈱ アプリケーション部) 電子スピン共鳴 (ESR) 法は核磁気共鳴 (NMR) 法と同じ磁気共鳴現象を観測していますが、測定手法や応用分野は大きく異なり ます。 ESR では構造解析よりも反応追跡、機能解析が得意な装置であり、材料、医学、食品、化学など様々な分野で用いられています。 ワークショップでは ESR 法と NMR 法の違いから、測定手法、応用例までご紹介いたします。磁気共鳴法のもう一つの世界を是 非体験ください。 ワークショップ 2 D (11:00 - 11:45) CMC-se と CMC-assist による低分子の解析 講師:佐藤 一 (ブルカー・バイオスピン㈱ アプリケーション部) CMC-se はスペクトル解析を行い、低分子の構造式を計算するソフトウェアです。TopSpin3.5 pl-2 ではバージョン 2.4 がリリー スされました。CMC-assist は低分子の構造式とスペクトルから、シグナルの帰属を行うソフトウェアです。このたびバージョ ン 2.3 がリリースされました。インターフェースが改善され、新たに 13C スペクトルを解析する機能が追加されました。簡単な 化合物とやや複雑な化合物の解析例を紹介します。 E 指数関数曲線のフィッティングとパラメータ推定 講師:堤 遊 (ブルカー・バイオスピン㈱ アプリケーション部) NMR では指数関数曲線から T1/T2 緩和時間や拡散係数などの有用な物理量の抽出を試みます。この際に曲線のフィッティング や ILT(Inversion of Laplace Transform)などの推定手法が使われ、多くのユーザになじみがありますが、これらの手法はブラッ クボックス的に使われることが多く、またその結果の評価となると多くの場合は見逃されています。 そこで本ワークショップではこれらの手法のより深い理解を目指し、解析で起こりうる問題を解説しつつ、適切な手法の選択及 び結果の評価について議論します。 F NMR ユーザーのための MRI 講座 - あなたの装置が MRI に大変身!? 講師:荒木 力太 (ブルカー・バイオスピン㈱ アプリケーション部) 皆様がお使いの NMR 装置は、3軸のグラジェントコイル、プローブ等幾つかのパーツを追加するだけで MRI 撮像が可能となり ます。本講座では MRI の原理やハードウェア構成について解説するとともに、食品や電池の撮像など様々な NMR イメージング の応用例についてご紹介致します。 第32回 NMRユーザーズ・ミーティング 大阪会場 東京会場 2015 年 10 月 7 日(水) 日時 2015 年 10 月 8 日(木) 10:00 - 16:50(受付開始 9:30) 懇親会 17:00 - 19:00 会場 株式会社 10:00 - 16:50(受付開始 9:30) 懇親会 17:00 - 19:00 千里ライフサイエンスセンター(5 階) 東京コンファレンスセンター・品川(5 階) 〒565-0082 豊中市新千里東町 1-4-2 ℡ 06-6873-2010 〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 ℡ 03-6717-7010 至 田 町 ト ヨ ペ ト ウイング高輪 京 急 第 2 ビ ル 国 道 15 号 第 一 京 浜 NTT データ 山 手 線 ・ 京 浜 東 北 線 東京コンファレンス センター・品川 NTT品川ツインズ シコ ク ヨ ル アレア品川(NTTデータ) P 新 幹 線 品 川 駅 秀 和 ビ ル 至 芝 浦 ソニー本社 Wビル ム コクヨ ア ト レ 品 川 品川 フロントビル 港南口 (東口) JR品川駅 高輪口 ストリングスホテル東京 インターコンチネンタル (26F) (西口) 品 川 プ リ ン ス ホ テ ル 京 浜 急 行 品 川 駅 池袋 東 北 本 線 新宿 山手線 東海道本線 品川 品 川 グ ラ ン ド コ モ ン ズ 品 川 イ ン タ シ テ 上野 浜松町 東京 秋葉原 至 大 井 羽田空港 [ 交通のご案内 ] 地下鉄千里中央駅北出口すぐ(御堂筋線→北大阪急行) 新大阪駅まで地下鉄で約 13 分 大阪梅田まで地下鉄で約 19 分 [ 交通のご案内 ] 品川駅東口より徒歩 2 分 羽田空港から :羽田空港 → 京急品川(京浜急行直通)まで 14 分 東京駅から :東京 → 品川(JR 利用)まで 10 分 横浜から :横浜 → 品川(JR 利用)まで 18 分 (JR 東海道・横須賀線・山手線・京浜東北線・東海道新幹線利用) 150 名 定員 申込先 旧 海 岸 通 り 150 名 ウェブサイトからお申込み(PDF ファイルではリンクから申込フォームに移動できます) 申込 URL:https://www.bruker.com/events/users-meetings/mr/japan/2015.html 従来どおり FAX でお申込み 申込 FAX 番号:045-453-2457 FAX/ ウェブサイトにてお申込み後 1 週間以内に担当者から登録番号が発行されますので申込み手続きが 完了しましたことをご確認ください。 申込期限 2015 年 9 月 25 日(金)までに FAX もしくはウェブサイトでお申込みください 参加費は無料です。なお、会場の都合により定員になり次第、締め切らせていただきます。 ご不明な点は、ブルカー・バイオスピン㈱ 清水 ℡: 045-444-1390 までお問い合わせください。 ブルカー・バイオスピン株式会社 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町 3-9 ℡: 045-444-1390 [email protected] http://bruker.com
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