−日本床施工技術研究協議会主催− 第12回公開セミナー参加者募集 『床下地および各種床仕上げの技術的課題と展望』 ─最新情報!わが国の床と床づくりに未来はあるか。─ 日本床施工技術研究協議会は、床および床施工に関する学術・技術の 進歩発展を目指すとともに、社会における床および床施工の正しい発展 に寄与することを目的に平成 6 年(1994 年)12 月に発足しました。 平成 15 年(2003 年)には念願であった「コンクリート床下地表面性状 の測定方法およびグレード(案) 」が纏まり、日本建築学会技術報告集第 18 号(2000 年12 月)に「コンクリート床下地表層部の諸品質の簡易測定、 評価方法の提案」として発表されました。 爾来、当協議会はこれをもとに「コンクリート床下地表層部の諸品質 の測定方法、グレード」と題するリーフレットを作成するなどし、建築工 事の各種仕様書への導入を図り、広い範囲への普及を目指して活動を展 開して参りました。その結果、平成 16 年(2004 年)には(社)公共建築協 会の建築工事監理指針(平成 16 年版)19 章内装工事の19.4.4 施工管理の 中に、下地コンクリートの管理方法として取り上げられました。また、 JASS15(左官工事) ・3 節床コンクリート直均し仕上げの15.3.2 床面の仕 上げの中でもこの簡易測定法を参考にするように記載されたことはご 存知のとおりであります。さらに平成 22 年(2010 年)春に改訂された上 記の建築工事監理指針(平成 22 年版)内装工事では本会のグレードが参 考文献として掲載されたことも本会のみならず床関係者にとりましても 特筆すべきことでありました。 私どもは、ユーザーサイドから求めれられる要求グレードに対する標 準施工方法を提案すべく、今後も研鑽を重ねながら様々な活動を続けて 参りたいと考えております。 昨年 12 月に設立 20 周年を迎えた本会ですが、今回は新しいステップ を刻むべく、各種仕上団体にもご協力をいただき、最新情報を加味した 新テーマでの企画となりました。 総合テーマは『床下地および各種床仕上げの技術的課題と展望』 “最新情報!わが国の床と床づくりに未来はあるか” 同セミナーでは床研究の第一線でご活躍されておられる学識者や業 界リーダー各氏にご解説・ご検討をいただく予定です。本セミナーは、 床の設計・施工に携わる方々にとっては研究および産業の視点からも絶 好の機会であると私たちは自負致しております。皆様方が奮ってご参加 下さいますよう心よりご期待申し上げます。 平成 27 年 9 月吉日 日本床施工技術研究協議会 会長 小俣 一夫 第 12 回公開セミナー開催概要 1.開催日 2.時 間 3.場 所 4.テーマ 5.募集数 6.参加費 7.申込先 8.協 賛 平成 27 年 11月26日(木) 午後 1 時 30 分∼ 5 時 ★セミナー終了後、参加者による情報交流会を予定/無料 東京工業大学・緑が丘 6 号館 ★東急大井町線・緑が丘駅下車徒歩 3 分 『床下地および各種床仕上げの技術的課題と展望』 ─最新情報!わが国の床と床づくりに未来はあるか─ 約 130 名 一般参加者 6,000 円、会員5,000 円 下記の申込書にご記入の上、11月13日(金)までに本会事務局(下記) 宛に郵送・ファックスまたはメールにてお申し込み下さい。 施設容量が限られているため、今回は事前にお申込(登録)がない方は受 講できません。 また、当日キャンセルの場合は後日参加費を請求させていただきます。 なお、参加費は下記銀行にお振込み下さい。 ※定員になり次第締め切らせていただきます。 ■日本床施工技術研究協議会事務局/〒101-0026 東京都千代田区神 田佐久間河岸 71-3 柴田ビル5F ㈱工文社内 TEL(03)3866-3504 FAX(03)3866-3858 Mail:[email protected] ■参加費振込先/みずほ銀行上野支店普通預金口座 2109755にお振 込みいただく (振込手数料はご負担下さい)か上記事務局に現金書留で ご送付下さい。事前にお申し出がある場合に限り、参加費は当日お支払い いただくことも可能です。 日本建築仕上材工業会、NPO 湿式仕上げ技術センター、 (一社)日本左 官業組合連合会、 (一社)日本塗装工業会、日本塗り床工業会、フリーアク セスフロア工業会、インテリアフロア工業会、ベストフロアー工業会、日本体 育床下地工業会 ■趣 旨■ 建築物の品質には、施工が大きく影響します。一般に、高い品質を得るためには、施 工に十分な労力(工期 , 工費など)を投入する必要がある一方、高い品質を必要としな 日本床施工技術研究協議会 行 い場合には、要求品質に応じて施工労力を減らすことができます。建築物 の設計が要求性能に見合った材料 , 構法 , 仕様を選定する方法で行われ るように、今後は施工についても、品質と工期 , 工費などとの関係を記した 施工メニューを数水準提示し、施主や設計者に彼等の責任において選択 してもらうことが望まれます。しかし現在、このような枠組みが構築されてい ないため、高い品質を短い工期 , 少ない工費で具現化するよう強要され、 施工管理者や末端の作業担当者にしわ寄せが来ているのが現状です。 本協議会では、こうした課題を解決するために「コンクリート床下地の表層 部品質のグレード」の現場における実践を推奨・提案して参りました。 さて、本セミナーでは、施工に携わる方々に下地コンクリートの諸物性を 再確認していただくとともに、これを下地とした各種の床仕上材が抱える課 題と今後の展望について検討したいと考えます。 ■内 容■ 1.会長挨拶/ 本会会長 小俣一夫 2.床下地の品質と床性能/ 東京工業大学 教授 横山 裕 3. コンクリー ト床下地真空脱水工法の技術的課題と展望/ ベストフロアー工業会 4.セルフレベリング材の技術的課題と展望/ 日本建築仕上材工業会SL材部会 〔休 憩〕 5.塗り床の技術的課題と展望/ 日本塗り床工業会 6.張り床の技術的課題と展望/ インテリアフロア工業会 7. フリーアクセスフロアの技術的課題と展望/ フリーアクセスフロア工業会 8.左官工法による床仕上げの技術的課題と展望/ 日本左官業組合連合会 9.床改修と塗装仕上げの技術的課題と展望/ 日本塗装工業会 10. まとめ/ 東京工業大学 准教授 三上貴正 11.閉会挨拶/ 本会副会長 青山 幹 ※講演タイ トル、講演者は変更される場合があります。 第12回公開セミナー参加申込書 (FAX.03-3866-3858) 参加人数: 名 ご氏名: いずれかを○で囲んで下さい。 ( 会員 ・ 非会員 ) 貴社名または団体名: ご住所: 電話: FAX: ※複数参加の場合は、代表者の氏名を本紙にお書きの上、別紙添付として参加者全員の氏名および所属(会社等) を記した一覧表をご添付下さい。 ※公開セミナー後、情報交換会(無料) を開催致します。 小俣一夫本会会長 梶浦茂男氏 (第1部会長) 第11回公開セミナー風景(2014.11.11 於:東京工業大学「くらまえホール」) 青山 幹本会副会長 高橋宏樹氏 (ものつくり大学 技能工芸学部教授) 三上貴正氏 (東京工業大学大学院 准教授) 横山 裕氏 (東京工業大学大学院教授) 小林 諦氏 (第3部会長) 湯浅 昇氏 (日本大学生産工学部教授) 横井 健氏 (東海大学工学部准教授) 日本床施工技術研究会開催の公開セミナー 本会では、これまで以下のような公開セミナーを開催しました。このほか、ほぼ毎年、 総会後には学識者および業界関係者を講師にお招きし、特別講演会も開催しております。 第 1 回/ 1996 年(平成 8 年)4 月 25 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 170 名) ★総合テーマ/『最近の建築床と施工を考える』 第 2 回/ 1996 年(平成 8 年)10 月 7 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 100 名) ★総合テーマ/『体育施設床の現状と課題』 第 3 回/ 1998 年(平成 10 年)6 月 22 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 110 名) ★総合テーマ/『いま、建築床に何が求められるか』 第 4 回/ 2002 年(平成 14 年)11 月 15 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 100 名) ★総合テーマ/『床下地と床仕上げに関する最近の動き』 第 5 回/ 2006 年(平成 18 年)4 月 18 日開催・東工大「ディジタル多目的ホール」 (出席 137 名) ★総合テーマ/『要求性能に見合った床を合理的に作るために ─床会の「測定方法、グレード」を活用した床下地の品質管理─ 第 6 回/ 2009 年(平成 21 年)4 月 28 日・東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 120 名) ★総合テーマ/『コンクリート中の水分を主題とした仕上げ床材の不具合問題について』 ─床の不具合と水分の関係について検討。 第 7 回/ 2010 年(平成 22 年)10 月 28 日・東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 130 名) ★総合テーマ/『床の施工と性能の関係について』 ─床の凹凸、はがれ(耐久性)を中心に検討。 第 8 回/ 2011 年(平成 23 年)11 月 1 日開催・ 東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 111 名) ★総合テーマ『不具合を起こさない床下地および仕上げ材の施工品質』 第 9 回/ 2012 年(平成 24 年)12 月 3 日開催・ 東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 87 名) ★総合テーマ『床会グレードを活用した施工メニューの提案と現場での実践 ─より良い床下地を作るためのチャレンジ─』 第 10 回/ 2013 年(平成 25 年)11 月 7 日開催・ 東工大百年記念館「フェライト会議室」 (出席 120 名) ★総合テーマ『下地コンクリートの物性と床仕上材の不具合について ─より良い床作りに向けての課題と最新床情報─』 第 11 回/ 2014 年(平成 26 年)11 月 11 日開催・東京工業大学「くらまえホール」 (出席 135 名) ★総合テーマ『わが国における床下地および床仕上げ研究の軌跡と最新床技術動向 ─より良い床づくりのために床会が刻んだ 20 年─』
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