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高柳記念賞及び高柳 記 念 奨励賞
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木戸 出 正 継
l ■ l 東芝 総 合研 究所 技 術 管理部課長
画像 処理 プロセ ッサ に 関 す る研 究業績
人工 知能 の 一 つ と して画像認識 の技術 が 多 くの 人 に よって研究 され て きたが , な お次 の 2 つ の問題 が あ り,
充分 な成 果が得 られ な い 状 況 にあ った 。1 1 1 画像 の処理 で は, 1 つ の演 算 は 簡単 な ものであ つて もL m l 素
の数 だ
け繰 返 きなけれ ばな らず , 膨 大な処 理量 とな り, 複 雑 な演 算 の導入 が困難 で あ った 。( 2 ) 使 い 易 い イ ン タフェ
ー ス を持 った 装 置が無 く
, 研 究 者 が 考 えた演 算 を行 わせ るの に 多 くの 労 力 を要 した。
この よ うな問題 点 を解決 す るため に, 追 産 有工技院 の 委託 に よる大型 プ ロ ジェ ク ト ・パ ター ン情 報処 理 シス
テ ムの 研究 開発 の 中 で , 本 戸 出氏 は濃 淡 画像 処理 装置 のF f l 発
を行 い , 次 の 業績 をあ げた。
0 画 像 デー タを記憶するための メモ リを中心 に置 き, 入 出力処理 プロセ ッサ との高速 デー タ転送用の複数の
画像 バ スを設けた新 しい画像処理アーキテクチ ャを提案 した.
におけるエ ッジの強調や画質の改善
0 画 像延理の も速化に最も重要となる論理フィルタ延理, 及 び濃淡L m l 像
の ため に最 も重要 な空 間 フ ィル タ処理 の 両処理 を局所 並列 演 算 と して体 系 化 し, これ を高速 に実行す るため
の ハ ー ドウ ェア 胸1 路をF f 1 3した。
発
S ハ ー ドウェアの諸機能を効率良く実行するための, コマン ド会話形式による汎用画像処理システムを開発
した ―
以 L の 特 徴 を持 つ l l l l処理
l 像 装 置 を開発す る と共 に, リモ ー トセ ンシ ングにお け るl m l 像
の歪 み補正 , l a l 質改 善
に地 利用 の 自動 分 経
F ,〔あ る い は産 業 にお け る画像検査 に活用 し, 大 きな効 果の あ る こ とを実 証 した.
この L a l 像
処理 方式 は 従来 の 計算機 に よる処理 に比較 して数 十 ∼ 数百倍 高速 であ り, 産 業分野 にお け る画 像 処
理 の 利 1 日を大 き く進 め る こ とに貢 献 した. 更 に 日本 の 画像処理 技術 が世 界 の ト ノプ レベ ル にあ る こ とが広 く認
め られ るに キi った推 進 役 と しての 貢献 は誠 に大 きな ものが あ る。
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