宗教法人 カトリック札幌司教区 「札幌教区 100 周年の年」今後の

宗教法人 カトリック札幌司教区
CATHOLIC BISHOP’S RESIDENCE
カトリック札幌司教館
10 HIGASHI 6 CHOME KITA 1 JO
CHUO-KU, SAPPORO, 060-0031 JAPAN
〒060-0031 札幌市中央区北 1 条東 6 丁目 10
TEL 011-241-2785 FAX 221-3668
2015 年 7 月 2 日
司祭・修道者・信徒の皆さまへ
カ ト リ ッ ク 札 幌 教 区
教区長 勝谷 太治 司教
教区宣教司牧評議会運営委員会
運営委員長 山谷 篤 神父
「札幌教区 100 周年の年」今後の取り組みについて
✞ 主の平和
日頃から、北海道の福音宣教のために活動なさっている司祭・修道者・信徒の皆さんには心より
感謝申し上げます。
教皇パウロ6世が語っているように、物事には車の両輪のように両方とも大切なことがあります。
つまり、内的宣教(信者の福音化)も外的宣教(社会の福音化)も福音宣教の両輪として大切な事
です。教区宣教司牧評議会では、今回の「札幌教区100周年の年」は、内的宣教を中心に、教区
のあり方を考えていこうと決まりました。その取り組みについてまとめてみましたので、「札幌教
区100周年の年」の標語募集に続きましてお知らせしますので、参考にして頂ければ幸いです。
【取り組みの第一ステップ】
「共同体」「宣教」「召命」に関して、司教メッセージに述べられている次の4項目について、今、
実際に私たちが出来ること、あるいは取り組んでいることを小教区やグループなどで話し合ってく
ださい。
次の100年のために、直近の3年間に何が出来るか、何をすべきかを考えるのも一つの方法です。
❒信徒が宣教司牧の中心的役割を担うにはどうしたら良いかを考える。
❒建物にこだわらない教会共同体を作るにはどうしたら良いかを考える。
❒常に宣教している(現在進行形の)共同体とはどのようなものかについて考える。
❒外国籍信徒と一緒の多国籍教会としての共同体の在り方を考える。
【取り組みの第2ステップ】
各小教区やグループで話し合った後に、適時、話し合った内容を持ちより、地区全体でさらに話
し合ってください。地区での話し合いが数回出来ると良いかもしれません。
さらに内容を深めるために、講演会や勉強会などを開催するのも一つの方法です。
【取り組みの第3ステップ】
2016年9月4日の記念大会において、地区ごとにまとめた1年間の取り組みの総括と、札幌
教区の新たな世紀(第 2 世紀)に向けての提言や祈り、共同祈願を発表し奉納して頂きます。
最後になりますが、「札幌教区100周年の年」を皆様が有意義に過ごして頂けるようお祈り申
し上げます。