嵌合型置敷きホモジニアスタイルインタークリック® 施工要領書〈2013年9月現在〉製品サイズ•規格梱包 1,210mm 10枚/ケース(2.06㎡分) 170mm オスサネメスサネ厚さ：4mm( 表層 0.5mm) ※一辺が20mを超える場所へ施行する場合は、フラットモール（床取合見切材）が別途必要になります。施工の前に… 下地•施工条件 ●周囲の温度を18℃∼28℃に保ち、タイルは施工場所と同じ気温で最低48時間保管してください。 ●下地温度5℃以上、含水率8％以下であることを確認してください。 ●床下地の不陸がないように十分調整してください。〈既存床の上に施工する場合〉 ●既存床に不陸がある場合や動き（たわみ•クッション性）がある場合、床材の浮きや変形、目地の隙•段差• 突上げ等が発生したり、嵌合部分が外れる等、不具合が発生する場合があります。製品チェック ●製造時の切りクズやバリが完全に除去しきれていない場合があります。特にサネ部分や溝部分に付着していないか確認し、付着している場合は除去して施工を行ってください。注意!! 除去せずに施工した場合、嵌合が不十分になり、目地部の段差や隙の原因になります。クズやバリを除去オスサネクズやバリを除去メスサネその他の注意事項 ●開梱時にサネが破損していないか確認してください。 ●接着剤を使用しないため、温度変化により膨張・収縮することがありますので施工方法を遵守してください。 ●床材を嵌合し直す場合、サネが変形したり、破損したりしないように、注意して取り外してください。 ●壁との取り合い、20mごとに必ず隙間を確保してください。〈フラットモール(L=1.8m、受注生産品)の設置〉 ●20mを超える部屋の場合は、タイルの突き上げ防止のため20mごとに必ずフラットモールを設置してください。 ①フラットモールのベース板を両面テープを使用し下地に接着します。ベース板の凸部分からスペーサーを使用して4㎜の隙間を確保し、タイルを設置します。 ②すべてのタイルを設置後、スペーサーを外しフラットモールの上部を設置したら完了です。インタークリックサネをカットする 4㎜ 28㎜フラットモール上部フラットモールベース板両面テープ裏面もご確認ください▶ インタークリック®の施工割付・1列目の1枚目始めに割付を行ない、隅のタイルが均等な幅になるように幅をカットします。次にスペーサーを用いて壁面とタイル間に4㎜の隙間を確保します。壁面に接するオスサネはすべてカットした後、メスサネを手前にし、スペーサーに押し当てるように部屋の隅から順番に貼り始めます。 ※20mを超える部屋の場合は、タイルの突き上げ防止のため 20mごとに必ずフラットモールを設置してください。タイルをカットスペーサー割付タイルをカット 1列目の2枚目以降 2枚目は1枚目の短手に対し角度（約20° ）をつけて押し込み、床にフラットになるように降ろします。3枚目以降も同様の手順で仕上げます。 2列目の1枚目 2列目の1枚目は、1列目の長手に対し角度（約20° ）をつけて押し込み、床にフラットになるように降ろします。 2列目の2枚目 ❶２列目の2枚目は長手方向に平行に床材を設置します。その ❶ 際2∼3mm程度隙間を空けるようにします。 (メスサネの凸部に2枚目がかかる状態) ❷そのまま短手をスライドさせ嵌合します。 ※無理に押し込みすぎると、目地の突き上げや変形の原因になりますので注意してください。 ❸短手のジョイント部分に手を入れ床材を浮かせ、短手角部分を押し込みます。押し込む際、短手角部分に手を添えて軽く押さえながら押し込んで嵌合させてください。 ※浮かせすぎると床材が変形する可能性がありますので、手のひらの厚み分を目安としてください。 ❷ 2∼3mm程度の隙間短手を嵌合 ※目地に段差が生じないように嵌合させてください。 ※段差が生じる場合は、完全に嵌合されていない状態ですので注意してください。 ※添えた手でキッチリ嵌合していることを確認してください。 ❹その後、長手部分を徐々に押し込み嵌合させていきます。２列目３枚目以降も同様の手順で仕上げます。 ❸ ❹ 徐々に長手を嵌合長手部分を嵌め込む際にゴムハンマー等の道具を使う場合、端材等をメスサネの奥部分に当て、軽く叩いて押し込んでください。端部の納まりなど壁面のスペーサーを外し、Rありタイプのソフト幅木（市販品）を設置します。壁面以外の端部はへの字型見切り材（市販品）を設置します。 ※Rありタイプのソフト幅木、への字型見切り材の施工についてはメーカーの推奨工法に従ってください。株式会社エービーシー商会シート建材営業部尚、施工に際してご不明な点等ございましたらこちらまでお問い合わせください。