第三回 社学稲門会 総会 挨拶 社会科学部稲門会も第三回総会を迎えました。本日はご多忙の 中、早稲田大学理事 社会科学総合学術院 前院長の畑恵子 先生をはじめ学術院長の西原博史先生、斎藤鉄生事務長にも おいでをいただきました。誠に有難うございます。また、卒業生 から現役の学生の皆さんまで、沢山の方にお集まりいただきまし た。有難うございます。ご承知のように、この社学稲門会の活動 は、1995 年から始めた、社会科学部卒業生奨学基金の活動が その始まりであります。今日は、その活動を始めた一期生のご参 加もいただいております。日常的に協力をいただいている中本 君、石井君、阿部君、金子さん等々、毎年基金にご協力をいた だいている面々です。その奨学基金も、おかげさまで6500万円 を超え、毎年4人の奨学生を生み出しています。 社学稲門会の組織化ができて丸二年、伊東幹事長、藤瀬事務 局長のもとに、奨学金委員会、組織委員会、事業委員会、広報 委員会、財務委員会、そして来年の社学創設50周年のイベント 1 を担う50周年委員会など、活発な活動をしております。また、馬 場君の発案でできた社学女性の会「社ガールの会」も活発に活 動をしています。さらに地域では、大阪に向山君のご尽力で社 学稲門会ができ、ベトナムのハノイにも現地で活躍している斎藤 君のおかげでハノイ社学稲門会ができました。 来年、2016 年は、社学創設50周年であります。政治学、経済学、 法律学などの視点から社会現象を分析していた学問を、学際的、 総合的な視点からも捉えようということで出来た、わが社会科学 部は、すばらしい先生方に恵まれ 優秀な学生が年々増え、大 きな発展を遂げました。社学の卒業生も3万5000人に及び、社 会で活躍する社学の卒業生も増えてきました。井上君が収集し たデータをもとに「社学経営者の会」も出来ました。さらに井上君 のデータによりますと、社学卒業生で大学の先生になられている 方は、全国で230人位おいでになるそうです。この社学50年の 発展を、次の50年にどうつなげるかをテーマに、学部の50周年 委員会の委員長である輪湖先生、そして斎藤事務長と我が稲門 会の佐藤50周年委員長などの協議により 各種のイベントが企 画されております。後ほど、報告があろうかと思いますが、4月か 2 ら10月までの間に様々なイベントが行われます。是非 皆さんに もご参加をお願いいたします。 社学50年の発展要因は何であったのか、次の50年は何をなす べきなのか。 西原先生のお話では、今の社学は「普通の学部」 になってしまったそうであります。他の学部が「社学化」した結果 であります。次の50年の社学の構想を、社学の先生方には是非 ご提示いただきたいと思います。そして社学を、日本のみならず アジアを、世界を牽引する 沢山の有為な人材が輩出されるよう な存在にしたい、その応援団が社学稲門会であります。 社学稲門会は、今日、稲門会規則の改定をお願いいたしますが、 会費を支払っていただく会員を増やし、組織を充実させ、社学 卒業生の心のふるさととして、社学をそして早稲田を楽しみなが ら社学を応援する会として育てていきたいと考えています。 皆様の更なるご協力をお願いする次第であります。 本日のこの総会を準備して下さった夏越事業委員長を始め、委 員の方々、会員の皆さんに感謝を申し上げ、 お集まりいただき 3 ました皆様と共に、しっかりと社学を応援してまいりたいと思いま す。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。 来年の社学創設50周年の集まりには、是非沢山の卒業生、学 生のみなさんにお集まりいただき、盛大に50周年を祝したいと 思っております。来年必ずお会いいたしましょう。 有難うございました。 4
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