別紙2 市町村防災研修事業 参考資料 平成27年2月 一般財団法人 消防科学総合センター 参考資料一覧 市町村長防災危機管理ラボ 市町村防災力強化高度化研修(割愛) 市町村防災力強化専門研修 ①災害図上訓練 DIG 及び避難所 HUG 体験研修 ②災害対策本部室(本部事務局)の運営に関する実務研修 ③避難勧告・指示に関する実務研修 ④避難所の運営に関する実務研修 ⑤要配慮者・避難行動要支援者に関する実務研修 市町村防災力強化出前研修 ①住民向け災害図上訓練 DIG(地震版) ②住民向け災害図上訓練 DIG(風水害版) ③避難所 HUG(風水害版) ④職員参集に係る状況予測型訓練(地震版) 市町村職員防災基本研修 防災啓発研修 防災e-ラーニング(割愛) 本資料では、市町村防災研修事業について、そのあらましを紹介させていた だきます。なお、今回の募集対象としていない「災害応急対応高度化研修」及 び「防災e-ラーニング」の説明は割愛させていただきます。後日お送りする 防災研修の概要「市町村防災研修2015」を併せてご参照ください。 1 市町村長防災危機管理ラボ ◆研修方法 都道府県単位で、都道府県、市長会、町村会等関係団体の協力を得て講演形式 により実施(消防庁と都道府県が主催する「市町村長のための防災・危機管理セ ミナー」との同時開催等柔軟な開催が可能です。)。 ◆研修内容 ●講話 災害体験首長による体験談 学識経験者による災害対応のあり方解説 ※災害対応必須ノウハウに関するテキストの配付 災害発生時に市町村長は大きな責任を負う 災害発生時に市町村長は何をすればよいか →災害発生時の行動 ◆災害発生情報の発信と収集 ◆応援要請の有無の判断 ◆職員へのメッセージ ・・・全責任を負うから職員は住民のために最善を! ◆住民へのメッセージ ・・・マスコミ・防災行政無線等を活用し、住民を元気 づけるメッセージを発信 →マスコミ対応 ◆マスコミ対応は「初め良ければ全て良し」 ◆記者会見は、定時に、資料をもって行うこと ◆基本的な研修時間割 開催形態や講師数等に応じ、概ね1時間~3時間程度。 2 市町村防災力強化専門研修 ①災害図上訓練 DIG 及び避難所 HUG 体験研修(体験型) ◆研修方法 一般住民の防災意識の向上や防災スキルアップのための有効な手段である災 害図上訓練 DIG(ディグ)と避難所 HUG(ハグ)について、体験を通じ、受講者が地元 で進行役として実施できるスキルを習得する。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時間 タイトル 内容 9:30~9:40 オリエンテーション 本研修の位置づけ、進め方、資料配付 の方法等について説明する。 9:40~12:00 (休憩有) 災害図上訓練 DIG の解説と 模擬体験 災害図上訓練 DIG の手法や進行上の留 意事項を、模擬体験をしてもらいながら 解説する。 *災害図上訓練 DIG(ディグ) 数人のグループでビニールシートを かぶせた地元の地図を囲み、マジックで 色を塗ったり、シールを貼ったりして、 地域の特徴を再認識する。また、地域の 危険はどこか、被害を未然に防ぐために はどのような対策が必要か、災害が起き たらどうするかなどを楽しく議論しな がら、防災意識を高める(Disaster Imagination Game)。 12:00~13:00 13:00~15:30 (休憩有) 休憩 避難所 HUG の解説と模擬体 験 15:30~15:40 アンケート、閉会 避難所 HUG の手法や進行上の留意事項 を、模擬体験をしてもらいながら解説す る。 *避難所 HUG(ハグ) 避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれ が抱える事情が書かれたカードを、避難 所に見立てた平面図にどれだけ適切に 配置できるか、また避難所で起こる様々 な出来事にどう対応していくかを模擬 体験するゲーム(Hinanzyo Unei Game)。 ◆その他 ●避難所担当職員等複数名での参加可。 ●本研修は、当センターと防災図上訓練指導員が担当する。 3 市町村防災力強化専門研修 ②災害対策本部室(本部事務局)の運営に関する実務研修 ◆研修方法 災害発生直後から数日程度の初期段階における災害対策本部室(本部事務局) の運営について、過去の体験談を聞くとともに、他市町村の災害対策本部室(本 部事務局)の運営状況に関して、参加者同士で情報交換を行う。それにより、災 害対策本部室(本部事務局)をどのように運営すればよいかを考え、災害対策本 部室(本部事務局)の運営における留意点を習得することで、今後の災害対策本 部室(本部事務局)の運営に資するための研修とする。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時間 10:00~10:10 タイトル オリエンテーション 10:10~10:50 災害対策本部室(本部事 務局)運営に関する現状 と課題 10:50~11:00 11:00~12:00 休憩 災害対策本部室(本部事 務局)の運営(その1) 12:00~13:00 13:00~14:00 休憩 災害対策本部室(本部事 務局)の運営(その2) 14:00~14:10 14:10~16:00 休憩 グループ討論 参加者を6~7人で1グループのグル (途中 10 分休憩をとる) ープ分けを行い、災害対策本部室(本部事 務局)の運営に関して課題となるテーマ (本部会議の進め方、情報の整理・共有、 マスコミ対応等から2つ程度を予定)をも とに、参加者個人での検討並びにグループ 内での検討を行い、発表・意見交換を行う。 被災自治体職員の講師にも残っていただ き、コメントをいただく。 災害応急活動支援システ 当センターが開発している標記システ ムの紹介 ムについて、映像を交えて解説する。 アンケート、閉会 16:00~16:20 16:20~16:30 4 内容 本研修の位置づけ、進め方、資料配付の 方法等について説明する。 災害対策本部室(本部事務局)の運営に おける課題・問題点(本部会議の進め方、 情報の整理・共有、マスコミ対応等)を解 説しながら、この後の体験談や演習での問 題提起について解説する。 過去の災害で災害対策本部室(本部事務 局)の運営を経験した自治体職員を講師に 招き、発災初動段階における災害対策本部 室(本部事務局)の運営に関する課題や問 題点、その解決策等について話をしてもら う。 11:00~12:00 の体験談とは別の自治体 職員を講師に招き、同様のテーマで話をし てもらう。 ◆その他 ●受講者には地元の状況についてグループ討論の中で簡単に紹介してもらう 場合があるので、関連資料の持参をお願いすることがある(資料内容は別途 連絡)。 ●災害対策本部室(本部事務局)の運営に関し、体験者(体験談を担当する被 災自治体職員)に対する質問事項を事前に受け付け、可能な限りそれに応じ られるようにする。 ●本研修は、当センターが、被災自治体職員の協力を得て実施する。 5 市町村防災力強化専門研修 ③避難勧告・指示に関する実務研修 ◆研修方法 近年、人々の生命を守るため、災害時に発令される避難勧告・指示の重要性が 高まっている。特に、風水害や土砂災害、津波等の災害事象毎に、極めて高度な 意思決定が行政に求められている。危機が迫っている中での初動対応のあり方や、 どのようなタイミングで、どのような対象範囲で適切に避難勧告・指示を発令し、 どのように広報や避難誘導したら良いのか。過去の災害時における状況分析と基 本的な知識に関する座学と、様々な災害や状況を前提とした実戦的なグループワ ーク型図上訓練を通して、避難勧告・指示、避難誘導等のあり方に触れ、その解 決方策について、研修を通してより現実に即した理解を深める。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時間 10:00~10:10 10:10~10:50 10:50~11:00 11:00~12:00 12:00~13:00 13:00~14:30 14:30~14:40 14:40~16:10 タイトル オリエンテーション 内容 本研修の位置づけ、進め方、資料配付、 スケジュール等について。 過去の災害時における避 災害事象によって異なる避難勧告・指示 難勧告・指示の事例からわ の内容を示し、近年発生している風水害・ 津波災害を中心に、初動対応及び避難勧 かること 告・指示の実態を分析し、どのような課題 が生じていたか紹介する。内閣府から出さ れた避難ガイドラインなど紹介するとと もに、各自治体等で実施されている取り組 みを紹介する。 休憩 図上訓練(その1) 参加者個々人による初動対応や避難指 示・勧告等に関連する状況予測型図上訓練 を行い、参加者同士による検討を行う。 休憩 図上訓練(その2) 参加者6~7人によるグループ分けを 行い、「風水害・土砂災害」に関する状況 付与と検討課題を提示し、グループで討議 を行う。 討議後は、グループ毎に発表を行い、質 疑応答、講師よりコメントを行う。 休憩 図上訓練(その3) 同様に、「津波、地震火災、危険物漏洩 等(地域によって異なる設定)」に関する 状況付与と検討課題を提示し、グループで 討議を行う。 討議課題に応じて、グループ毎の発表と それに基づく意見交換、講師によるコメン トを行う。 6 16:10~16:20 全体総括 16:20~16:30 アンケート、閉会 図上訓練全体を通しての総括と、質疑応 答を行う。 ◆その他 ●受講者には、地元の状況についてグループ討論の中で紹介してもらう場合が あるので、関連資料の持参や報告をお願いすることがある(資料内容は別途 連絡)。 ●本研修の全体取りまとめ及び講師は、株式会社防災&情報研究所が行う。 7 市町村防災力強化専門研修 ④避難所の運営に関する実務研修 ◆研修方法 災害時の避難者対応は自治体にとって最も重要な活動である。一方で地域防災 計画書によると非常に少ない派遣職員で大勢の避難者に対応しなければならな い状況にある。加えて避難所の開設と運営はそこに関わる関係機関が多いことも あって協議が難しく、また災害時の課題も把握し難いことから現状ではあまり対 策が進んでいないのが実情である。 本研修では、避難所開設等の課題を事例で紹介し、その知識をもとに避難所と なる施設の使い方や避難所で出る様々な課題にどのように対処するかをワーク ショップ形式で学んで貰う。さらにこのような実戦型の研修を通じ、事前に実施 しておくべき対策についても解説する。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時間 タイトル 内容 10:00~10:10 オリエンテーション 本研修の位置づけ、進め方等について説 明する。 10:10~10:50 避難所の開設・運営に関 する事例と解説 東日本大震災など、過去の災害で避難所 開設・運営時に課題や問題となった事項、 その解決策などについて紹介する。 10:50~11:00 11:00~12:00 休憩 避難所の開設・運営に関 わる基礎知識(座学) 12:00~13:00 13:00~14:00 休憩 グループ討論(1) 避難所のレイアウトの作 成 14:00~14:30 グループ討論(2) 入所ルールの作成 避難所を開設・運営する上で注意しなけ ればいけない事項(特に健康面への配慮)、 災害関連死、予算的な裏付けとなる法的根 拠などについて事例を交えて解説する。 グループ討論では、参加者6~7人で1 グループを構成、グループ単位で討議する。 最初に討議の前提となる災害時の状況を解 説する。 提示された避難所となる仮想の学校の図 面に対し、居住スペース、共有スペース、 立入禁止スペースなどを記入。参加者発表 後に講師が使用時のポイント、注意点など を解説する。 避難所に避難者が入所する際の注意事項 をグループごとに張り紙形式で作成しても らう。参加者発表後に講師が使用時のポイ ント、注意点などを解説する。 8 14:30~15:00 グループ討論(3) トイレ使用ルールの作成 15:00~15:45 グループ討論(4) 個別課題への対応 15:45~16:15 グループ討論(5) 特別課題の検討と対応 16:15~16:25 16:25~16:30 講評 アンケート、閉会 断水が続く中、避難所内のトイレをどの ような方法で使うかをグループごとに張り 紙形式で作成してもらう。参加者発表後に 講師が使用時のポイント、注意点などを解 説する。 講師が物資の配給方法など、避難所でよ く出てくる課題を提示、グループごとに記 録表を作成する方式で対処方法を検討して もらう。参加者発表後に講師が対応の例を 紹介する。 グループごとに避難所で想定される課題 を検討して貰い、そのうちの一つを他の班 に課題として提示、受け取った班はその対 処を考える。参加者発表後に講師が対応の 例を紹介する。 事前対策のポイントなどを解説する ◆その他 ●受講者は防災担当課以外に避難所担当の職員。また自治体が養成する自主防 災組織の役員などを同伴することができる。 ●受講者には地元の状況についてグループ討論の中で簡単に紹介してもらう 場合があるので、関連資料の持参をお願いすることがある(資料内容は別途 連絡)。 ●避難所の運営に関し、質問事項を事前に受け付け、可能な限りそれに応じら れるようにする。 ●本研修の全体取りまとめ及び講師は、一般社団法人減災・復興支援機構が行 う。 9 市町村防災力強化専門研修 ⑤要配慮者・避難行動要支援者に関する実務研修 ◆研修方法 高齢者、障害者等の避難行動や避難所生活等において特に配慮や支援を要する 方々のための防災対策のあり方について、過去の体験談や先進地域の取組事例を 聞くとともに、他市町村の取組状況に関して、参加者同士で情報交換を行う。そ れにより、要配慮者・避難行動要支援者対策をどのように進めていけばよいか、 その課題解決策や留意点を習得し、参加自治体における今後の支援対策の構築に 資するための研修とする。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時間*1 10:00~10:10 タイトル 内容 オリエンテーション 本研修の位置づけ、進め方、資料配付の 方法等について説明する。 10:10~10:50 要配慮者・避難行動要支援 要配慮者・避難行動要支援者対策に関す 者対策に関する現状と課 る国の取組指針等の紹介、対策の実施状況 題 や対策を進める上での課題・問題点を解説 しながら、この後の演習でのテーマについ ても解説する。 10:50~11:00 休憩 11:00~12:00 災害事例(講話と質疑) 過去の災害で要配慮者等への支援対応 を行った自治体職員もしくは民間の対応 経験者を講師に招き、災害時における要配 慮者等の状況、支援を行うにあたっての教 訓や苦労話等について話をしてもらう。 12:00~13:00 休憩 13:00~14:10 要配慮者・避難行動要支援 者対策の取組(講話) 要配慮者・避難行動要支援者対策を先進 的に取組んでいる自治体職員を講師に招 き、対策を進める上で直面した課題や問題 点、その解決策等について話をしてもら う。 ※上記講話への質疑にあわせて、進行役が参加自治体で取組まれてい る対策の現状や課題についても参加者から話してもらうように進 める(意見交換とこの後の演習における問題提起)。 14:10~14:20 休憩 10 14:20~16:20 グループ討論 参加者を6~7人で1グループとして グループ分け*3 を行い、対策構築のための 重要テーマ(要配慮者等の把握、支援の意 思確認方法、支援者の確保、名簿の作成と 管理等)について、グループ内で検討を行 い、発表・意見交換を行う。各講師にも残 っていただき、コメントをいただく。 (各グループで十分に話合い、グループ発 表を通じて、参加者が対策の全容について 習得できるように、グループの数を踏まえ 適宜テーマを振り分ける。) 16:20~16:30 アンケート、閉会 *1:時間はあくまで目安です。 *2:【講師予定者】東日本大震災の経験者など *3:【グループ分け】事前に参加者アンケートを行い、対策の進捗状況や地域がかか える課題等を把握しグループ分けなど研修の運営に活用する。 ◆その他 ●本研修用のテキストを講義前に配付する(一部、講義中に配付するものもあ る)。 ●受講者には地元の状況についてグループ討論の中で簡単に紹介してもらう 場合があるので、関連資料の持参をお願いすることがある(資料内容は別途 連絡)。 ●要配慮者・避難行動要支援者対策に関し、講師に対する質問事項を事前に受 け付け(事前アンケート(前出))、可能な限りそれに応じられるようにする。 ●本研修は、株式会社社会安全研究所が東日本大震災体験者等の協力を得て実 施する。 11 市町村防災力強化出前研修 ①住民向け災害図上訓練DIG(地震版) ◆研修方法 「災害を知る!地域を知る!人を知る!」をキーワードとして、地域住民を対 象に、大地震を想定した災害図上訓練 DIG(ディグ)(地図への書き込みや付箋貼 りを通じたグループ学習)を実施し、防災意識を高める。地域の防災環境に関す る住民の理解を深めることを達成目標とする。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時 間 割 内 容 時 間 13:30-13:40 ◆オリエンテーション 13:40-13:55 ◆準備 10 分 15 分 13:55-14:20 14:20-14:55 14:55-15:05 15:05-15:35 15:35-15:45 15:45-16:05 16:05-16:25 16:25-16:30 25 分 35 分 10 分 30 分 10 分 20 分 20 分 5分 ◆自分の住む地域を知りましょう ◆大地震が起こった時どのような被害が起きそうか考えましょう *休憩 ◆大地震時にどのように行動すべきか考えましょう ◆被害を減らすために日頃から取り組むべきことを考えましょう ◆グループでの検討結果をまとめましょう ◆発表・意見交換 ◆まとめ ◆その他 ●演習方法 グループワーク方式(1グループ5名程度) ●会場 各団体指定の会議室 ●時間 3時間程度 ●参加者 地域住民 30 名程度 *これ以上の人数では演習が散漫になる懸念があるため、30 名程度で調整願 います。例えば、地区を5地区に絞り、各地区住民に6名程度参加していた だく方法をお勧めします。 ●ファシリテーター(進行・解説) 消防科学総合センター図上訓練指導員 3 名 ●実施団体で用意していただきたいもの 参加者各自の筆記用具(ボールペン等)、グループ毎の地図(1/2500-1/5000)、 プロジェクター、スクリーン 12 市町村防災力強化出前研修 ②住民向け災害図上訓練DIG(風水害版) ◆研修方法 「災害を知る!地域を知る!人を知る!」をキーワードとして、地域住民を対 象に、風水害を想定した災害図上訓練 DIG(ディグ)(地図への書き込みや付箋貼 りを通じたグループ学習)を実施し、防災意識を高める。地域の防災環境に関す る住民の理解を深めることを達成目標とする。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時 間 割 内 容 時 間 13:30-13:40 ◆オリエンテーション 13:40-13:55 ◆準備 10 分 15 分 13:55-14:20 14:20-14:55 14:55-15:05 15:05-15:35 15:35-15:45 15:45-16:05 16:05-16:25 16:25-16:30 25 分 35 分 10 分 30 分 10 分 20 分 20 分 5分 ◆自分の住む地域を知りましょう ◆災害に見舞われたときどのような被害が起きそうか考えましょう *休憩 ◆災害時にどのように行動すべきか考えましょう ◆被害を減らすために日頃から取り組むべきことを考えましょう ◆グループでの検討結果をまとめましょう ◆発表・意見交換 ◆まとめ ◆その他 ●演習方法 グループワーク方式(1グループ5名程度) ●会場 各団体指定の会議室 ●時間 3時間程度 ●参加者 地域住民 30 名程度 *これ以上の人数では演習が散漫になる懸念があるため、30 名程度で調整願 います。例えば、地区を5地区に絞り、各地区住民に6名程度参加していた だく方法をお勧めします。 ●ファシリテーター(進行・解説) 消防科学総合センター図上訓練指導員 3 名 ●実施団体で用意していただきたいもの 参加者各自の筆記用具(ボールペン等)、グループ毎の地図(1/2500-1/5000)、 プロジェクター、スクリーン 13 市町村防災力強化出前研修 ③避難所 HUG(風水害版) ◆研修方法 地域住民、学校関係者、市町村避難所担当者などを対象に、風水害を想定した 避難所 HUG(ハグ)(風水害版)を実施し、避難所で起こる様々な出来事を体験し、 防災意識を高める。風水害時の避難所運営要領に関して住民や職員等の理解を深 めることを達成目標とする。 ◆研修内容及び基本的な時間割(午後実施の例) 時 間 割 内 容 時 間 13:30-13:35 ◆挨拶 13:35-14:05 ◆演習の説明 30 分 14:05-14:15 ◆自己紹介 10 分 14:15-15:45 ◆避難所 HUG の実施 90 分 15:45-16:25 ◆感想、発表、意見交換、講評、まとめ 40 分 16:25-16:30 ◆アンケート記入、閉会 5分 5分 ◆その他 ●演習方法 グループワーク方式(1グループ5名程度) ●会場 各団体指定の会議室 ●時間 3時間程度 ●参加者 地域住民、学校関係者、市町村避難所担当者など 30 名程度 ●ファシリテーター(進行・解説) 消防科学総合センター図上訓練指導員 3 名 ●実施団体で用意していただきたいもの 参加者各自の筆記用具(ボールペン等)、プロジェクター、スクリーン 14 市町村防災力強化出前研修 ④職員参集に係る状況予測型訓練 ◆研修方法 大地震発生時に自らが直面する状況や役割をイメージし、職場への参集に関す る問題点を把握するためのグループワークを行う。災害時の参集に関する職員の 意識強化を図ることを達成目標とする。 ◆研修内容及び基本的な時間割 時 間 割 内 容 時 間 9:00- 9:20 ◆訓練の背景解説及び状況付与 20 分 9:20- 9:30 ◆状況付与に基づく参加者各自の検討(その1:勤務時間外発災) 10 分 9:30-10:00 ◆グループ討論 30 分 10:00-10:20 ◆発表及びファシリテーターの解説 20 分 10:20-10:30 *休憩 10 分 10:30-10:40 ◆状況付与に基づく参加者各自の検討(その2:勤務時間内発災) 10 分 10:40-11:10 ◆グループ討論 30 分 11:10-11:30 ◆発表及びファシリテーターの解説 20 分 11:30-12:00 ◆講評、まとめ(実施団体防災担当者による実施団体での参集基準、 30 分 参集場所、事務分掌解説を含む) ◆その他 ●演習方法 グループワーク方式(1グループ5名程度) ●会場 各団体指定の会議室 ●時間 3時間程度 ●参加者 一般職員 30 名程度 ●ファシリテーター(進行・解説) 消防科学総合センター図上訓練指導員 3 名 ●実施団体で用意していただきたいもの 参加者各自の筆記用具(ボールペン等)、プロジェクター、スクリーン 15 市町村職員防災基本研修 ◆研修方法 ●都道府県において防災担当幹部職員コース・新任防災担当職員コースのいず れかを選び、都道府県単位で実施。 ●講師陣:当センター研究員、被災市町村職員、地元気象台職員 防災専門コンサルタント[(一社)減災・復興支援機構、(株)防災 &情報研究所]等 ◆研修内容(下記のいずれかのコースで実施) ■防災担当幹部職員コース ①災害対応の基礎知識(災害対策本部の設置・運営、避難対策) ②被災市町村幹部職員の体験談 ③防災気象情報の利活用について ④消防防災 GIS の活用解説 等 ■新任防災担当職員コース ①災害対応の基礎知識(災害対策本部の設置・運営、避難対策) ②被災市町村職員の体験談 ③防災気象情報の利活用について ④消防防災 GIS の活用解説 ⑤グループ討論 等 ◆基本的な研修時間割 【防災担当幹部職員コース】 時 間 割 内 容 時 間 13:00~13:10 オリエンテーション 10 分 13:10~14:10 被災市町村幹部職員の体験談 60 分 14:10~14:30 消防防災 GIS の活用解説 20 分 14:30~14:40 (休憩) 10 分 14:40~15:30 防災気象情報の利活用について 50 分 15:30~16:30 16:30~16:40 災害対応の基礎知識(災害対策本部の設置・ 運営、避難対策) アンケート記入、修了証授与 16 60 分 10 分 【新任防災担当職員コース】 時 間 割 内 容 時 間 9:30~ 9:40 オリエンテーション 10 分 9:40~10:40 被災市町村職員の体験談 60 分 10:40~10:50 (休憩) 10 分 10:50~11:40 防災気象情報の利活用について 50 分 11:40~12:00 消防防災 GIS の活用解説 20 分 12:00~13:00 (昼食) 60 分 13:00~15:00 災害対応の基礎知識(災害対策本部の設置・ 運営、避難対策) 120 分 15:00~15:10 (休憩) 10 分 15:10~16:20 グループ討論 70 分 16:20~16:30 アンケート記入、修了証授与 10 分 17 防災啓発研修 ◆研修方法 ●都道府県と消防科学総合センターの共催による講演会を開催希望都道府県 で実施。 ●講 師 学識経験者、中央官庁及び地方公共団体の職員等 ●対象者 都道府県、市町村及び消防本部等の職員並びに一般住民 ◆研修内容 風水害、震災、火災等に関する知識及び災害の実態、教訓、対策等並びに国民 保護等に関する知識について、都道府県の実情及び研修対象者等を勘案して選定 した研修テーマ ●研修テーマの例 津波のしくみと津波警報 大規模災害への備え 異常気象と土砂災害 来るべき大規模地震に備えて~ 地域の自主防災はなぜ必要か?~ 東日本大震災における指揮者の判断について 最近の豪雨災害に学ぶこれからの地域防災 大船渡市の復興計画の現状と課題 地震学者から見た防災対策 防災対策における共助・自助の重要性について 最近の自然災害に学ぶこれからの地域防災 東日本大震災に学ぶこれからの防災対策 生かされて明日へ~東日本大震災から学んだこと~ 地域防災とまちづくりについて 災害発生時における住民避難と災害時要援護者支援 土砂災害を知る・備える・行動する~正しい避難行動の重要性~ 地元が主役!災害時のボランティア活動について 南海トラフ巨大地震・津波の特徴と減災対策 被災市の復興計画の現状と課題 東日本大震災被災地からの報告 女性の視点から見た防災対策 自主防災とは災害を迎え撃つ地域の潜在力 国民保護の仕組みと地方自治体・消防の役割について 東アジア情勢と日本 18 19
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