平成 27 年 10 月 22 日 各都道府県後期高齢者医療広域連合担当課長 様 長野県後期高齢者医療広域連合資格管理課長 還付金詐欺事件等に関する情報提供について 平素から、当広域連合の運営につきましては、格別のご配慮を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、各地において不審な訪問、電話等が発生しておりますが、長野県におきまして還付 金詐欺事件等が発生しましたので、情報提供いたします。 なお、今後も貴広域連合におきまして同様の事例等が発生した場合には、情報提供をお願 いします。 記 1 概要 (事例 1) 平成 27 年 10 月上旬、大町市在住の 70 代女性宅に、 市職員を名乗る男から電話があり、 保険の払戻金を口座に振り込むなどと言われた。金融機関職員を名乗る男からも電話が あり、女性は指示通りに携帯電話とキャッシュカードを持って市内のスーパーと金融機 関へ行き、現金自動預払機(ATM)を操作した。 翌日、翌々日も男から電話があり、女性は同様の手口で6回にわたり、計 299 万円余 をだまし取られた。保険が戻らないと金融機関職員に相談して被害が発覚し、警察に被 害を届け出た。 (事例 2) 平成 27 年 10 月 5 日、須坂市在住の被保険者宅に、郵便局員を名乗る者から「平成 20 ∼23 年度分の高額療養費で過誤納付分があることが発覚したため返金したい。」旨の電 話がかかって来た。 、 不審に思った被保険者の家族から市役所へ確認の電話があり、電話を受けた市役所職 員は、確認のため広域連合事務局に電話をかけた。 広域連合事務局では、高額療養費の支給に係る時効は 2 年であり、平成 20∼23 年度分 は時効成立分となるため支給の対象とはならない。広域連合から支給の通知をする際は、 必ず書面で行い、郵便局から連絡が行くことはないことを被保険者に伝えてもらうよう 話した。 (事例 3) 平成 27 年 10 月 1 日、辰野町在住の被保険者(女性)宅に、男性(名乗らず)から「保 険料の払い過ぎがあるが、還付通知が届いていないか。3 万円ほどある。」旨の電話があ った。女性は不審に思い「また確認する。」と言って電話を切った。その後役場に連絡し、 不審電話であることが発覚した。 2 その他 当広域連合では、県内の市町村にも情報を提供して情報の共有化を図るとともに、注 意を促すように協力を求めます。 〒380-0935 長野市大字中御所 79-5 NOSAI 長野会館 2 階 長野県後期高齢者医療広域連合 TEL 026-229-5320 資格管理課 FAX 026-228-1850 E-mail: [email protected]
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