医学部 6 年玉山慶彦今回、6 月から 4 週間 BSL アドバンスコースで取らせていただきました。5 年生の頃は実習期間が 1 週間しかなく科の雰囲気をなんとなくわかったところで実習が終わってしまって、また元々興味のある分野であったので今回選択させていただきました。実習中は、病棟で実際に入院患者さんの問診をしたり、神経学的所見を取らせて頂いたり、それをもとにどのような鑑別が考えられるかということを考えたりととても臨床的なことをやらせていただいて大変勉強になりました。また、空き時間での安田先生によるドクターG 的な考察問題や専門医試験の問題を解くのもとてもためになり、楽しかったです。神経内科は疾患数もとても多く、また整形外科や眼科、膠原病、内分泌などいろんな領域と重なる部分がありとても難しい印象があったのですが、実際に実習をしてみると、わかるとけっこう面白いということを実感しました。(まだわからないことのほうが圧倒的に多いのですが …)将来の自分の進路については漠然と内科系としか考えていませんでしたが、実習を通じて神経内科もかなり真剣に考えるようになりました。安田先生をはじめ、神経内科の先生方には 4 週間とても親切に教えて頂き、大変お世話になりました。4 週間本当にありがとうございました。医学部 6 年穂積侑今回はアドバンス第 3 班として 1 か月神経内科をまわらせていただきました。神経内科は勉強していても深く考えることが多く面白いと考えていましたが、実際にまわってみるとやはり考える時間が多かったと思いました。患者さんの神経所見をたくさん取らせていただけて、腱反射など 5 年生までは何となくで行っていたことも、先生にコツを教えてもらうことで上手くできるようになったと思います。ほぼ毎日何かしらの所見を取らせてもらえたので、主体的な実習ができて楽しかったです。またただ取るだけでなく、そこからその所見をどう解釈するか、何を鑑別として挙げるかや、新患外来でも症候から局在や鑑別は何かなど考えさせられる機会が多く面白いと感じた反面、知らないことも多く神経内科の難しさ・奥深さも感じられたと思います。安田先生にも空き時間に面白い国家試験問題などを出していただけたのもとてもためになりました。担当の患者さんをもらい、入院時から問診、神経所見をとり、各検査も見学させてもらい、実臨床で 1 つの症例を診断をつけるまでの流れを考えながら体験できたのもよかったです。実習全体を通して、今まで以上に神経内科の面白さを感じられ、専攻の候補としてより強く考えるようになりました、最後に、神経内科の先生方は皆親切でとても楽しく実習することができ、充実した 1 か月だったと思います。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。医学部 6 年高井俊輔 BSL アドバンスコースの第 3 クールとして、神経内科で 4 週間実習させて頂きました。5 年生の BSL プライマリーコースで神経内科を実習したときから、神経内科に興味があり、6 年生のアドバンスで絶対選択しようと思っていました。5 年生の時は、実習期間が１週間しかなく、先生方ともあまりお話する機会がなかったのですが、アドバンスの 4 週間では、安田先生をはじめ、多くの先生方から多くのことを教えていただき、とても勉強になりました。神経内科の先生方はとてもやさしく、ユーモアに溢れていて、そして何よりも教育熱心でした。まだ知識が不十分な 6 年生に対しても、丁寧にわかりやすく疾患や検査について教えて頂き、本当に感謝しております。また実習自体についても、一人の患者さんに対してしっかりと時間をかけて、問診や診察を行うことができました。このようなことは、意外と学生実習で経験する機会がなく、とても勉強になりました。アドバンスで神経内科をまわる前は、神経診察は、やり方は知っているものの、うまく反応を出すことができなかったのですが、神経内科の先生方にしっかりと教えて頂いたおかげで、実習後半の方では、なんとかできるようになりました。神経伝導検査や針筋電図などの検査についても、どのような機序でそうなるのかを丁寧に教えて頂いたおかげで、ミオパチー、ニューロパチー、脱髄疾患の理解が深まりました。この 4 週間で、かなり神経内科の知識は増えたと思うのですが、まだまだ先生方と比べると遠く及ばなく、わからなさすぎて心が折れそうになる瞬間もありました。しかし、しっかりと考えて疾患を当てることができた時の達成感は、他の科では得られないものでした。この 4 週間を通して、やはり神経内科は面白いと改めて思いました。アドバンスまわる前から神経内科を将来専攻しようかと思っていたのですが、アドバンスを経てその思いがますます強くなりました。最後になりますが、神経内科の先生方には 4 週間本当にお世話になりました。4 週間ありがとうございました。