APAEクルシランジア障害児施設改修計画 概要 在リオデジャネイロ日本国総領事館及びAPAEクルシランジア(知的障害を持つ子供 達の教育及び治療を行っているNGO)は、このたび日本政府の「草の根・人間の安全 保障無償資金協力」契約書署名式を行いました。これにより、APAEクルシランジア は、障害児向け施設の改修・増築のため、日本政府より 87,059 米ドル、8,444,723 円 を限度とした無償資金援助を受けることになります。 「草の根・人間の安全保障無償資金協力」契約書署名式 日時:2015年2月5日 午前11時 場所:在リオデジャネイロ日本国総領事館 署名者:在リオデジャネイロ日本国総領事館-山元毅総領事 APAEクルシランジア-マリア・アリス・メロ・コエリョ会長 署名し握手を交わすコエリョ会長(中央)と山 元総領事(左) 。写真右はAPAEクルシランジ ア創設者のコウチーニョASSOPOC副総裁 写真左より、茂木領事、山元 総領事、コエリョAPAE会 長、コウチーニョASSOP OC副総裁、カチア草の根委 嘱員、駒井領事 案件名:APAEクルシランジア障害児施設改修計画 クルシランジア市はミナスジェライス州の州都ベロオリゾンテ市から南西70km ほどのところにある人口5千人ほどの町です。APAE(知的・身体障害者の親と友の 会)は、知的障害又は身体障害をもつ子供たちの教育及び治療を行っているNGOです。 APAEクルシランジアは、全国APAE連盟の傘下にあるミナスジェライス州クルシ ランジア市において、72人の障害児を受け入れ(診察者等を含めると280人が利用) 、 教育活動、ワークショップ等を通じた職業訓練、心理カウンセリング、会話訓練等の活 動を活発に行っています。 しかしながら、現在の施設は小さく、常時施設を利用できる子供の数には限界がある とともに、障害のタイプ、重度に応じた支援のニーズに応じきれていないのが実情です。 また、施設自体の老朽化が進んでおり、施設を利用する子供たちにとって不便を来して います。また、衛生上もよくない状態にあります。 そこで、老朽化した施設及び不衛生な状態を改善し、かつ130人の待機児童の受け 入れを可能とするために、施設の拡張及び補修工事を行います。具体的には、教室数の 増加、障害者用シャワー室の設置、洗濯室の設置、スロープや窓、壁等の補修、倉庫の 拡張、食堂の拡張トイレの増設及び補修といったことを行います。
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