下仁田町定住促進住宅用地の貸付及び譲渡に関する条例施行規則 (目的) 第1条 この規則は、下仁田町定住促進住宅用地の貸付及び譲渡に関する条例(平成 26 年下仁田町条例第 31 号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定 めるものとする。 (貸付対象者の範囲) 第2条 条例第 3 条に規定する下仁田町定住促進住宅用地(以下「定住促進住宅用地」 という。)の貸付対象者の条件は、次のとおりとする。 (1) 町外から移住して自己の住宅を建築する者又は、過去 5 年以内に下仁田町に 転入し、現在賃貸借により居住している者 (2) 年間所得が 120 万円以上ある者 (3) 借受後 2 年以内に居住用の住宅を建築することが確約できる者 (4) 申請者本人(世帯主)を含め配偶者又は子を有し、家族構成が2人以上であ る者(1年以内に婚姻予定のものを含む。)であって、世帯主及び配偶者が 概ね 40 歳以下の者 (5) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号) 第 2 条第 6 号に規定する暴力団員でない者及び破壊活動防止法(昭和 27 年 法律第 240 号)第4条に規定する暴力主義的破壊活動を行う団体等に所属し ない者 (6) 前居住地において公租公課を滞納していない者 (7) その他、町長が諸般の事情を考慮して認めた場合 (貸付申請) 第3条 条例第 4 条の規定により定住促進住宅用地の貸付の申請をしようとする者は、 定住促進住宅用地貸付申請書(様式第 1 号)に次の各号に掲げる書類を添えて、町 長に提出しなければならない。 (1)所得を証明する書類(同居しようとする者を含む。) (2)戸籍謄本及び住民票の写し(同居しようとする者を含む。) (3)納税(完納)証明書(同居しようとする者を含む。) (4)その他、町長が必要と認める書類 (下仁田町定住促進住宅用地貸付等審査委員会) 1 第4条 条例第 5 条に規定する下仁田町定住促進住宅用地貸付等審査委員会(以下「審 査委員会」という。)は、次の職にあるものを委員として組織する。 (1) 町長 (2) 副町長 (3) 総務課長 (4) 建設ガス水道課長 (5) 健康課長 (6) 教育課長 (7) 地域創生課長 (8) 町長が必要と認める者 2 委員長は、町長として、選考委員会の会務を総括する。 3 審査委員会は非公開とする。 (貸付決定) 第5条 町長は、条例第 5 条第 1 項の規定により貸付を決定した場合は、当該決定を 受けた者に対して、定住促進住宅用地貸付決定通知書(様式第 2 号)を交付するも のとする。 (申請の取下げ) 第6条 申請人は、条例第 5 条第 2 項の規定による決定通知の内容又はこれに付され た条件に不服があるときは、当該決定通知書を受けた日から起算して 15 日を経過 する日までの間、町長と協議して申請を取り下げることができる。 (貸付手続き) 第7条 条例第 6 条の規定による貸借契約を締結しようとする者は、定住促進住宅用 地使用貸借契約書(様式第 3 号)に次の各号に掲げる書類を添えて、町長に提出し なければならない。 (1)連帯保証人の印鑑証明書 (2)建築計画書 (3)保証金納付証明書 (工事着手及び完成報告) 第8条 借受人(条例第 6 条に規定する借受人をいう。以下同じ。)は、住宅の建築 工事に着手したときは工事着手報告書(様式第 4 号)を、工事が完成したときは工 2 事完成報告書(様式第 5 号)を町長に提出しなければならない。 (譲渡) 第9条 条例第 13 条の規定により譲渡を受けようとする者は、町長に定住促進住宅 用地譲渡申請書(様式第 6 号)を提出しなければならない。 2 町長は、前項の申請書を受理した場合には、その内容を審査委員会で審査し、譲 渡を決定したときは、当該決定を受けた者に対し定住促進住宅用地譲渡決定通知書 (様式第 7 号)を交付するものとする。 (違約金) 第 10 条 条例第 16 条第 1 項に規定する違約金の額は、土地 1 平方メートルにつき、 移転、転貸にあっては 5,000 円、譲渡、売却にあっては別に町長が定める額とする。 (公租公課) 第 11 条 借受人が建築した住宅等に係る公租公課及び契約等の経費は、借受人の負 担とする。 (委任) 第 12 条 この規則に定めるもののほか必要な事項は、町長が定める。 附 則 この規則は、公布の日から施行する。 別表 名称 区画№ 宮畑定住促進用地 1 大字吉崎 160-5 285.33 ㎡ (86.31 坪) 同上 2 大字吉崎 160-6 234.10 ㎡ (70.81 坪) 同上 3 大字吉崎 160-7 322.87 ㎡ (97.67 坪) (様式 所 在 地 面 積 備 第 1 号、第 2 号、第 4 号、第 5 号、第 6 号、第 7 号 3 省略) 考 様式第3号(第7条関係) 下仁田町定住促進住宅用地使用貸借契約書 貸付人 下仁田町長 (以下、「甲」という。)と借受人 (以下。 「乙」という。)は、下仁田町定住促進住宅用地の貸付及び譲渡に関する条例 (以下、 「条例」という。)の定めにより、甲が所有する土地について次のとおり使用 貸借契約(以下「本契約」という。)を締結する。 (物件) 第1条 所 甲は、下記の土地を乙に貸付け、乙はこれを使用する。 在 下仁田町大字 ( 地 2 番地 定住促進住宅用地 籍 区画番号 番) ㎡ 乙は、前項の土地に本契約締結の日から 2 年以内に自己住宅の建築に着手し、完 成後は町民となり居住するものとする。 (契約期間) 第2条 本契約の貸付期間は、 年 月 日から 年 月 日 までとする。 (契約保証金) 第3条 乙は、本契約の契約保証金として、10 万円をこの契約締結と同時に甲の発行 する納入通知書により支払うものとする。 2 契約保証金は、条例、下仁田町定住促進住宅用地の貸付及び譲渡に関する条例施 行規則(以下「規則」という。)及び本契約の定めに違反することなく第 1 条第2 項に定める期間に住宅完成の日を迎えたときは、乙に返還する。 3 保証金に利子は付さない。 (貸付料) 第4条 貸付料は、無償とする。 (禁止事項) 第5条 乙は、条例第 11 条に掲げる行為をしてはならない。 4 (契約の解除及び命令) 第6条 乙が次のいずれかに該当したときは、甲は原状回復を命じ、又は本契約を解 除することができる。 (1)本契約に違反したとき。 (2)条例及び規則に違反したとき。 2 前項の原状回復又は解除もしくは違約金の支払いを甲が命じた場合には、乙は速 やかにこれに従う。 3 甲は、契約の解除を行う場合において、乙に貸付した土地に住宅等建物がある場 合には、当該建物を買収することができ、乙はこれに応じる。 (善管注意義務) 第7条 乙は、本件土地について善良なる管理者の注意をもって占有又は使用しなけ ればならない。 (管理上の責任) 第8条 乙は本件土地を常に清潔に保持し、住居の目的以外にこれを使用してはなら ない。 2 本件土地の維持管理にあたり、乙は土地の除草、清掃等は自己の費用でその都度 行い、契約時の状態を保持しなければならない。 (免責) 第9条 震災、風水害、火災、盗難等甲の責任に帰することができない事由、又は甲 の責任に帰することができない諸設備の故障により乙が被った損害については、甲 はその責めを負わない。 (連帯保証人) 第 10 条 連帯保証人は、本契約に基づく乙の一切の債務について保証し乙と連帯し て履行の責めを負うものとする。 (合意管轄裁判所) 第 11 条 本契約に関する紛争については、甲の所在地の裁判所を第1審の管轄裁判 所とすることに各当事者は合意した。 (特約事項) 第 12 条 本契約期間満了後、甲は乙に本契約の土地を条例で定める条件を付して譲 渡する。 5 (定めのない事項等) 第 13 条 甲と乙は、条例、規則及び本契約に定める事項の解釈に疑義が生じた場合 又は本契約に定めのない事項が生じた場合には、信義誠実の原則に基づき協議し解 決をはかるものとする。 以上、本契約締結の証として本書3通を作成し、各自記名押印のうえ各1通を保有 する。 年 甲 月 日 群馬県甘楽郡下仁田町大字下仁田 682 下仁田町長 印 乙 印 連帯保証人 印 6
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