羽曳野市固定資産税等過誤納返還金交付要綱 制 定 平成27年8月4日

羽曳野市固定資産税等過誤納返還金交付要綱
制
定
平成27年8月4日
羽 曳 野 市 固 定 資 産 税 等 過 誤 納 金 に 係 る 返 還 金 取 扱 い 要 綱 (平 成 5年 4月 1日 制 定 )
の全部を改正する。
(目 的 )
第 1条
こ の 要 綱 は 、 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 (以 下 「 固 定 資 産 税 等 」 と い う 。
) の 瑕 疵 あ る 賦 課 処 分 に よ る 納 付 金 の う ち 、 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 。
以 下 「 法 」 と い う 。 )の 規 定 に よ り 還 付 す る こ と が で き な い 過 誤 納 金 (以 下 「 還
付 不 能 金 」 と い う 。 )が あ る 場 合 に お い て 、 当 該 還 付 不 能 金 に 係 る 返 還 金 (以 下
「 返 還 金 」 と い う 。 )を 交 付 す る こ と に よ り 、 納 税 者 の 財 産 上 の 損 失 を 補 填 し 、
行政に対する信頼を確保し、もって税務行政の円滑な運営に資することを目的
とする。
(返 還 金 交 付 の 根 拠 )
第 2条
返 還 金 は 、 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 ) 第 232 条 の 2 の 規 定 に 基 づ き
交付するものとする。
(返 還 対 象 者 )
第 3条
返 還 金 の 交 付 を 受 け る こ と が で き る 者 (以 下 「 返 還 対 象 者 」 と い う 。 )は 、
還付不能金があると市長が確認した納税者とする。ただし、当該納税者が死亡
している場合は、その相続人とする。
2
前項ただし書の場合において相続人が複数あるときは、市長は、相続人全員
が 署 名 押 印 を し た 相 続 人 代 表 者 指 定 届 出 書 (様 式 第 1号 )を 提 出 さ せ 、 相 続 人 代
表の指定を受けた者に返還金を交付する。
3
還付不能金に係る固定資産が共有物である場合の返還対象者は、当該固定資
産に対する納税通知書の名宛人とする。この場合において、市長は、当該名宛
人 に 共 有 者 全 員 が 署 名 押 印 を し た 共 有 固 定 資 産 代 表 者 指 定 届 出 書 (様 式 第 2号 )
を市長に提出させるものとする。
4
第 1項 に 規 定 す る 納 税 者 が 法 人 で あ っ て 合 併 に よ り 消 滅 し て い る 場 合 に は 、 合
併後存続する法人又は合併により設立された法人を返還対象者とする。
5
市 長 は 、 第 1項 の 規 定 に か か わ ら ず 、 返 還 金 が 返 還 対 象 者 の 虚 偽 そ の 他 不 正 な
手段により生じた場合又は返還金を交付することが公益上不適切と認められる
場合は、返還金の交付をしないものとする。
(返 還 金 の 額 )
第 4条
2
返還金の額は、次に掲げる額の合計額とする。
(1)
還付不能金相当額
(2)
還付不能金相当額に係る利息相当額
前 項 第 1号 の 還 付 不 能 金 相 当 額 は 、 本 市 の 過 失 に よ る 瑕 疵 あ る 賦 課 処 分 に 基 づ
くものであると返還対象者において立証できたもの又は市長において確認でき
た も の の う ち 、 法 定 納 期 限 の 翌 日 か ら 起 算 し て 5年 を 経 過 し た 固 定 資 産 税 等 (法
定 納 期 限 の 翌 日 か ら 起 算 し て 20 年 を 経 過 し た も の を 除 く 。 ) と す る 。 た だ し 、
当該還付不能金の発生につき返還対象者においても過失があると認められる場
合は、市長は、返還金の一部を減額することができる。
3
第 1項 第 2号 の 利 息 相 当 額 は 、 当 該 還 付 不 能 金 が 納 付 さ れ た 日 の 翌 日 か ら 、 市
長が返還金の交付を決定した日までの日数に応じて、当該還付不能金相当額に、
民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 ) 第 404 条 に 規 定 す る 率 を 乗 じ て 得 た 額 と す る 。 た だ
し、納付日が確認できないときは各納期限の翌日を起算日とする。
4
返 還 金 を 算 定 す る 場 合 に お け る 端 数 計 算 に つ い て は 、 法 第 20条 の 4の 2第 2項 に
規定する加算金の端数計算の例によるものとする。
(返 還 金 の 交 付 )
第 5条
市 長 は 、 返 還 金 の 交 付 を 受 け よ う と す る 者 (以 下 「 申 出 者 」 と い う 。 )が
あ る 場 合 は 、 固 定 資 産 税 等 過 誤 納 返 還 金 交 付 申 出 書 (様 式 第 3号 )に よ り 、 そ の
旨を申し出させるものとする。
2
前 項 の 場 合 に お い て 、 申 出 者 に 納 期 限 の 到 来 し た 徴 収 金 (羽 曳 野 市 税 条 例 (昭
和 57 年 羽 曳 野 市 条 例 第 28 号 ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 す る 徴 収 金 を い う 。 )( 以 下 「 未
納 の 徴 収 金 」 と い う 。 )が あ り 、 申 出 者 が 返 還 金 を 当 該 未 納 の 徴 収 金 に 充 当 す
ることを希望する場合には、前項の規定による申出と合わせて、その旨を申し
出させるものとする。
3
市 長 は 、 第 1項 の 規 定 に よ る 申 出 を 受 け た 場 合 は 、 内 容 を 審 査 の 上 、 返 還 金 を
交 付 す る と き は 固 定 資 産 税 等 過 誤 納 返 還 金 交 付 兼 充 当 通 知 書 (様 式 第 4号 )に よ
り 、 返 還 金 を 交 付 し な い と き は 固 定 資 産 税 等 過 誤 納 返 還 金 不 交 付 通 知 書 (様 式
第 5号 )に よ り 申 出 者 に 通 知 す る 。
4
前項の固定資産税等過誤納返還金交付兼充当通知書を受けた返還対象者によ
る 返 還 金 の 請 求 は 、 固 定 資 産 税 等 過 誤 納 返 還 金 交 付 請 求 書 (様 式 第 6号 )に よ り
行わせるものとする。
5
市長は、前項の規定による請求があったときは、速やかに返還対象者に返還
金を交付する。
6
市 長 は 、 申 出 者 が 第 2項 の 規 定 に よ り 返 還 金 の 充 当 を 申 し 出 た 場 合 で あ っ て 、
返還金を充当することを決定したときは、速やかに返還金を返還対象者の未納
の徴収金に充当するものとする。
(返 還 金 の 返 還 )
第 6条
市長は、偽りその他不正な行為により返還金の交付を受けた者があると
きは、その者から次に掲げる額の合計額を返還させるものとする。
2
(1)
返還金相当額
(2)
返還金相当額に係る利息相当額
第 4条 第 3項 の 規 定 は 、 前 項 第 2号 の 利 息 相 当 額 に 係 る 利 率 に つ い て 準 用 す る 。
(そ の 他 )
第 7条
この要綱に定めるもののほか、返還金の取扱いについて必要な事項は、
市長が別に定める。
附
則
(施 行 期 日 )
1
こ の 要 綱 は 、 平 成 27年 8月 4日 か ら 施 行 す る 。
(経 過 措 置 )
2
この要綱の施行日前になされた返還金の交付に係る申出であって、この要綱
の施行の際、市長が返還の可否を決定していないものについては、この要綱の
規定による返還金の交付の申出とみなす。
様式第1号(第3条関係)
相続人代表者指定届出書
年 月 日
羽曳野市長 様
相続人
印
同
印
同
印
同
印
同
印
被相続人に係る返還金を受領する代表者として、下記のとおり指定しましたので、
届出します。
記
住 所 又 は 所 在 地
相続人の
代 表 者
氏 名 又 は 名 称
生
年
月
氏
被相続人
名
亡
年
月
氏
(
備 考
大・昭・平 年 月 日 ( 歳)
死 亡 時 の 住 所
死
相 続 人
日
名
称
日
昭・平 年 月 日
名
被相続人
住 所
)
との続柄
( 所 在 地 )
様式第2号(第3条関係)
共有固定資産代表者指定届出書
年 月 日
羽曳野市長 様
共有物件に係る返還金を受領する代表者として、下記のとおり指定しましたので、
届出します。
記
住 所 又 は 所 在 地
共有者の
代 表 者
氏
名
電
共 有 者
(全 員)
話
共
番
有
号
者
印
( ) - 住
所
氏 名
印
印
印
印
印
印
印
印
様式第 3 号(第 5 条関係)
年
羽
曳
野
市
長
月
日
様
住所
申出人
氏名
納税義務者との続柄
㊞
電話
固定資産税等過誤納返還金交付申出書
固定資産税等過誤納返還金の交付について、羽曳野市固定資産税等過誤納返還金交付要綱第 5 条
第 1 項の規定により、下記のとおり申出します。
記
1 納税義務者(登記名義人)
※
※
住
所
氏
名
(外
名)
納税義務者が死亡している場合は、相続人の代表者の住所、氏名を記入するとともに、別途
「相続人代表者指定届出書」を提出すること。
共有の場合は、共有の代表者の住所、氏名を記入するとともに、別途「共有固定資産代表者
指定届出書」を提出すること。
2 返還金の対象となる物件及び申出理由
区分
所 在
対
種 土地 羽曳野市
象
別 家屋 羽曳野市
物
種 土地 羽曳野市
件
別 家屋 羽曳野市
地
番
地目・家屋番号
地積・床面積
㎡
㎡
㎡
㎡
申出理由
※
市の過失による瑕疵ある賦課処分であることを立証する資料等がある場合は添付すること。
3 返還金の未納の徴収金への充当
返還金を未納の徴収金(市税等)に充当することを
希望します
※
希望しません
羽曳野市の市税及び市税に係るその他の徴収金に未納額がある場合のみ、いずれかに○をす
ること。
様式第4号(第5条関係)
整理番号
固定資産税等過誤納返還金交付兼充当通知書
◎返還金の明細
(単位:円)
還付不能金
相当額①
年度
年 月 日
利息相当額②
返還金 ①+②
〒
様
返還金額合計 ③
羽曳野市長 右記返還金を交付(未納の徴収金に充当)するこ
とにつき、羽曳野市固定資産税等過誤納返還金交
付要綱第5条第3項の規定に基づき通知します。
なお、返還金の交付を受ける場合の受取方法
は、口座振込のみとなります。別紙「固定資産税
等過誤納返還金交付請求書」に必要事項を記入
し、押印の上、ご請求ください。(振込先は返還対
象者が口座名義人となっている口座に限ります。)
充当額及びその内訳は以下のとおりです。返還金の一部をあなたの
未納の徴収金に充当したときは、充当後の残額を交付いたします。
返還金の全額を未納の徴収金に充当した場合は、返還金の交付はあ
りません。
◎未納の徴収金への充当額の明細
賦
課
対
象
税目
通知書番号
法人/指定番号
期別 申告
月別 区分
(単位:円)
車両番号
事業年度
税額
督促
手数料
延滞金
充当日
充当金額合計 ④
(単位:円)
返還金交付額
③-④
様式第5号(第5条関係)
固定資産税等過誤納返還金不交付通知書
年
月
日
様
羽曳野市長
年
月
印
日付けで申出のあった固定資産税等過誤納返還金の交付については、
審査の結果、次の理由で交付できないことを決定したので、羽曳野市固定資産税等過誤納
返還金交付要綱第5条第3項の規定に基づき通知します。
(理由)
様式第6号(第5条関係)
整理番号
固定資産税等過誤納返還金交付請求書
年 月 日
羽 曳 野 市 長 様
住 所
氏 名
印
固定資産税等過誤納返還金について、下記の金額を請求します。
記
返還金交付額 円
下記口座振込依頼書に必要事項を記入し押印してください。
ただし法人の場合は、会社名及び代表者名を記入し、会社印及び代表者印を押印してく
ださい。
(注)振込先口座名義人は必ず本人(通知書宛名人)に限ります。
家族の人とか他人の名義口座へは振込できません。
口
座
振
替
依
頼
書
振込先銀行
銀行 支店
口座名義
預金種目
(カタカナ)
口座番号
氏 名
( 名 称 )
当座・普通