「百花蜜」と「単花蜜」との違い現在、量販店等で市場流通している殆どのはちみつは、中国産等の「単花蜜」レンゲやアカシアなど一種類の花 ( から集めた西洋みつばちの蜂蜜で )あり、安価なものはシロップなどを混ぜている。また、国産のものでも「単花蜜」のものが大半を占めている。西洋みつばちは飼育しやすく、効率的かつ大量ロットが可能であり、単一の花から蜜を採取するため毎回同じ味である。日本固有の種である日本みつばちは飼育が非常に難しく、蜜の採取量は単花蜜のからと希少で、現在日本に流通している蜂蜜のわずか１％とも言われる稀少価値の高い蜂蜜である。一方で、文字通り百種類ともいわれる多様な花から蜜を採取するため、季節や採取地によって味にばらつきが生まれ、同一風味でのロットがまとまらないという特性がある。 1 / 10 また、高知産の「百花蜜」は、江戸 1 / 5 はちみつに魅せられて 24 はちみつの王、百花蜜。本物の百花蜜だけが持つ芳醇さを味わったことがありますか。今から年前、藤原一光さんはテレビのドキュメンタリー番組で、日本みつばちの養蜂業に心をひかれ、「花に恵まれた温暖な高知こそ養蜂を根付かせることができる」と一念発起する。２ヶ月後には、全国に７００人以上の会員を抱える「信州日本みつばちの会」に単身出向き、養蜂技術を一から学んだ。翌年、師の志に基づき、蜂を愛し蜂に優しい飼育・精製方法を四国で普及させるべく、仲間とともに信州の下部組織として「四国日本みつばちの会」を設立する。しかし最初の３～４年は、蜂が集団逃亡したり、スズメバチに襲われて巣が全滅したりと苦労が続くが徐々に蜜の収穫量は増えていった。 11 27 とさはねいはちみつ〈1kg〉とさはねいはちみつ〈500g〉お試しや旅行にミニサイズとさはねいきぬごし石けん化粧石けん Sサイズ〈約9g〉 http;//mitubachi39.com 化粧石けん Mサイズ〈約40g〉 TEL ／ FAX 088-846-3839 ほどよく使い切るお手ごろサイズ高知市一宮西町 1 丁目 39-2 ボディにも使いたいたっぷりサイズとさはねいきぬごし石けん［きぬごし石けん］化粧石けん Lサイズ〈約90g〉日本みつばちと養蜂家謹製 line up Tosa Honey Soap とさはねいきぬごし石けん ( 代表：藤原紀美 ) とさはねい［きぬごし石けん］百花のやさしさ、絹のよう【企業プロフィール】 2 またホームページもリニューアルし、ネット販売もスタートした。とさはねいはちみつ〈100g〉蜜場は土佐の里山です日本みつばちの百花蜜それは環境の蜜この土地にしかない気候風土が生みだす蜂蜜です宝石のように輝いています苦労がようやく実を結び、さあこれからという矢先、一光さんは病に倒れとさはねいはちみつ〈200g〉時代の儒教者・貝原益軒の著書『大和本草』の中で、百花蜜は「土佐ヨリイズルヲ好品トス … 土佐の百花蜜は天下を代表する良質な蜜」と記されるなど、昔からその優位性が認められている。 Tosa Honey 」を開業し、高知龍馬空港などでる。辛い闘病生活をおして熱心に仲間 Bee 「とさはねい」は、はちみつ、せっけ百花蜜の販売がスタートした。四国日の養蜂指導にあたったが、平成年３んとも自宅店舗のほか、高知龍馬空港本みつばちの会は、新聞などマスコミ月、志半ばにして天国へと旅立った。「空港ビル直営店」、ＪＲ高知駅前「とにもしばしば取り上げられるようになさてらす」にて販売している。る。平成年には東京銀座の高級フラ意志を引き継ぎ、再出発へ本物ならではの品質をぜひご堪能下ンス料理店「マキシム・ド・パリ」のさい。『日本の食材再発見の旅～土佐、阿波一光さん亡き後、喫茶店は閉店、まから始まる近代日本のルーツ～』におた全ての販売先との契約が切れ、年ける食材として採用される。の年月が流れる。 ( 業 ) 究極のはちみつ「とさはねい」を生また、趣味や、かたわら生産副を行う養蜂家から、採蜜・一次濾過のみ出す一連の工程は、一光さんの妻・段階を経た、はちみつを仕入れる「ハ紀美さんにしっかりと引き継がれていニーバンクシステム」を開設し、蜜のた。事業の承継に当たり、養蜂家・販確保はもとより、高知の西と東でも味路先・事業協力者などと今後の展開にが異なる多くの蜜をブレンドし熟成すついて話し合いを重ねた末、亡き夫のることで、味のばらつきがない、より遺志を受け継ぎ、紀美さんが「四国日芳醇な味わいが生まれるという利点を本みつばちの会」の代表となる。得た。年４月、本格的に再出発を決平成意し、商工会議所の支援を得ながら、顧客や販売先も増えていく中で、平成年７月、はちみつで唯一、高知県・販路開拓を行うとともに、「とさはねい」経営革新計画の承認を得て、商品のをぜいたくに練り込んだ、はちみつ石ネーミングを「日本みつばちと養蜂家けんを「日本みつばちと養蜂家謹製と謹製とさはねいきぬごし百花蜜」にさはねいきぬごし石けん」とネーミン決定する。グし、商品パッケージも一新した。日本みつばちと養蜂家が磨きあげた蜂蜜はとさはねいはちみつ〈30g〉究極のはちみつ「とさはねい」の誕生一光さんは、通常ならば味がぶれるはずの日本みつばちの蜜を、４年間の試行錯誤の結果、採蜜から商品化まで２～３ヶ月をかけて、通常の５倍以上の濾過・精製・熟成工程を要する独自の「きねごし製法」を確立し、味のばらつきをなくし、かつ従来の百花蜜よりも上品で、フルーティかつコクのある芳醇な味わいを生むことに成功する。その味わいは、「濾過工程において巣をつぶさないことで蜂や幼虫の体液混入を防ぎ、何重にも濾過を重ねて異物をほぼ完全に除去する」、「一定の熟成期間を設け、味のカドを取る」など、工程の差別化を行う独自の製法から生み出されている。かがやき line up 日本みつばちと養蜂家謹製平成年４月、マーケティング拠点として喫茶「珈琲と百花蜜 Bumble 会員企業紹介［ひゃっかみつ］ 22 高知商工会議所　2015.12 高知商工会議所　2015.12 23 会員企業紹介蜂たちに分けてもらう宝石のしずく 2 31 きぬごし百花蜜とさはねいラインナップ四国日本みつばちの会 21