寄付金・助成金・個人情報保護・感謝状 規程

特定非営利活動法人クラブネッツ
寄付金取扱規程
(目的)
この規程は、定款第 39 条第 4 項の規定に基づき特定非営利活動法人クラブ
ネッツ(以下「本会」という。
)が受領する寄付金に関し、必要な事項を定めるものとする。
(寄付金の種類)
第 2 条 本会が受領する寄付金の種類は次のとおりとする。
(1) 一般寄付金 寄付者が使途を特定せずに寄付した寄付金
(2) 特定寄付金 寄付者が寄付の申し込みに当たり、あらかじめ使途を特定した寄付金
(3) 特別寄付金 一般寄付金又は特定寄付金に該当しない個人又は団体から受領する寄付金
2.この規程における寄付金には、金銭のほか金銭以外の財産権を含むものとする。
3.この法人は常時、寄付金を募ることができる。
(一般寄付金)
第 3 条 一般寄付金は、事業年度を通じて常時募集するものとする。
2 一般寄付金の募集については、一般寄付金を募集する旨及び寄付金総額の4分の3以上を定款
第5条の特定非営利活動に係る事業(以下「事業」という。)に充当し、残額を本会の維持のため
の管理費に充当することができるものとする。但し、管理費に使用すべき金額について管理費に充
ててなお残余があるときは、事業に使用することを可とする。
(特定寄付金)
第 4 条 特定寄付金は、本会の行う事業の費用を賄うために募集するものとする。
2 特定寄付金の募集については、寄付の目的、寄付金の使途、寄付金の募集期間その他必要な事
項を明らかにした文書を法人ホームページに掲載するものとする。
3 特定寄付金については、全額を寄付者が特定した使途に使用する。ただし、寄付金の募集など
に経費を必要とする場合は、当該の寄付金総額からこれを控除した額を寄付者が特定した使途に使
用する。この場合、募集等の経費は、当該寄付の総額10%以下でなければならない。
(特別寄付金)
第 5 条 本会は、一般寄付金又は特定寄付金に該当しない寄付の申し込みが個人又は団体からあっ
た場合は、これを特別寄付金として受領することができる。
2 前項の寄付金について、寄付者から資金の使途、管理運用方法その他寄付金の受領に伴う法人
の負担に関わる条件が付されている場合は、その受領につき、理事会の承認を求めなければならな
い。
3
特別寄付金については、全額を寄付者が特定した使途に使用する。ただし、寄付金の募集など
に経費を必要とする場合は、当該の寄付金総額からこれを控除した額を寄付者が特定した使途に使
用する。この場合、募集等の経費は、当該寄付の総額10%以下でなければならない。
(受領書等の送付)
第6条 寄付金を受領したときは、遅滞なく礼状及び受領書を寄付者に送付するものとする。
2.前項の受領書には、本会の事業に関連する寄付金である旨、寄付金額及びその受領年月日を記載
するものとする。
(受領の制限)
第7条 寄付金が、次の各号に該当するとき、若しくはそのおそれがあるときは、当該寄付金の受
領を辞退しなければならない。
(1) 法令に抵触するときのほか、本会の業務遂行上支障があると認められるとき及び本会が受
入れるには社会通念上不適当と認められるとき。
(2) 特定寄付金と特別寄付金について、その使途が定款第 3 条に定める目的の達成に資するも
のでないとき。
(情報公開)
第8条 本会が受領する寄付金については,特定非営利活動法人促進法第54条第2項に定める事
項について,事務所への備置き及び閲覧等の措置を講じるものとする。
2
特定寄付金については、事業終了後速やかに寄付金の収支及び寄付金により実施した事業の結
果に関する報告書を寄付者に交付するものとする。ただし、寄付者が多数である場合等報告書の交
付のために多額の経費を必要とすると認められる場合においては、この法人ホームページに報告書
を掲載することにより、報告書の交付に代えることができる。
(個人情報保護)
第9条 寄付者に関する個人情報については,別に定める個人情報保護規程に基づき,細心の注意
を払って情報管理に務めるものとする。
(改廃)
第10条 この規程の改廃は,理事会の決議を経て行う。
附
1
則
この規程は,平成27年3月2日から施行する。
2
一部改正 平成27年6月17日
3
平成23年6月1日から平成27年3月31日までに受領した特定寄付金については、寄付金
総額のうち10%を管理費に充てる(平成27年度社員総会決議、平成27年6月17日)
特定非営利活動法人クラブネッツ
特定寄付金「子どもスポーツ支援プロジェクト」
助成金交付規程
(趣旨)
第1条 この規程は、特定非営利活動法人クラブネッツ(以下「本会」という)の定款第5条第5
項に定める助成の対象になるもののうち、本会がおこなった特定寄付事業子どもスポーツ支援プロ
ジェクトの寄付金を交付する助成金について、必要な事項を定めることを目的とする。
(定義)
第2条 この規程の助成とは、平成23年3月11日から平成27年3月31日までに特定寄付金
子どもスポーツ支援プロジェクトとして本会が受領した寄付金から交付する助成金のことをいう。
(交付の目的)
第3条 助成金の交付の目的は、平成23年3月11日の東日本大震災で被災した青少年のうち1
8歳以下の者(以下「子ども」という)の運動・スポーツ活動等に要する経費を助成し、子どもの
健全な育成の一層の促進および福祉の向上に寄与することである。
(交付の対象)
第4条 助成金の交付の対象は、次の各号のいずれかに該当する者である。
(1) 福島県、宮城県、岩手県(以下「被災3県」という)で活動する総合型地域スポーツクラブ
に所属する子ども又は保護者
(2) 東日本大震災により被災3県外において避難生活をしている子ども又は保護者
(3) 被災3県又は被災3県外で活動する総合型地域スポーツクラブ等の代表者
(4) その他理事長が必要と認める者
(交付の種類)
第5条 助成金の交付の種類は、子ども奨学金と子ども活動助成金の2種とする。
2 子ども奨学金は、総合型地域スポーツクラブ等の入会金及び年会費の自己負担相当額を高校終
業年まで助成する。また奨学金の給付を受ける者の別表①に定める実費分経費を助成する。
3 子ども活動助成金は、被災3県の子ども及び被災3県外において避難生活をしている子どもが
参加する諸活動において、とくに別表②に定める経費を助成する。
(交付の金額)
第6条 助成金の交付の金額は、年額(交付決定日から1年間)上限15万円とする。
(交付の申請)
第7条 助成金の交付を受けようとする者は、助成金交付申請書(様式第1号)および別表①に定
める書類を添えて、理事長に提出するものとする。
2 子ども奨学金の交付を継続して受けようとする者は、前年交付決定日の30日前から継続申請
を可とする。
(交付の決定及び通知)
第8条 理事長は、助成金交付申請書に基づいて、理事会の審査を経て、助成金の対象となる活動
と助成金額を申請書受理後10日以内に決定し、申請者に対して、交付決定額を別に定める助成金
交付決定通知書により通知するものとする。
2 理事長は、前項の場合において、適正な交付を行うため必要があるときは、助成金交付に係る
事項につき修正および条件を附して助成金の交付の決定をすることができる。
3 助成金の交付の決定に附する修正および条件は、公正なものとし、助成金の交付の目的を達成
するため必要な限度をこえて不当に交付対象者に対して干渉するようなものであってはならない。
(計画変更の承認)
第9条 助成金の交付を受ける者が、助成活動の内容および経費の変更をしようとするときは、あ
らかじめ計画承認申請書(様式第2号)を理事長に提出し、その承認を受けなければならない。
2 理事長は、前項の規定により計画変更承認申請書を受理した場合において、これを理事会にお
いて審査し、計画の変更を承認することに決定したときは、別に定める助成金計画変更承認通知書
により、助成交付を受ける者に通知するものとする。
(助成金の使用制限と返還)
第10条 助成金の交付を受けようとする者は、助成金を助成活動に直接必要な経費にのみ使用し
なければならない。
2 理事長は、助成金の交付を受けた者が、前項に従わないときは、期限を定めて、当該助成金の
全部又は一部の返還を別に定める助成金返還命令書により、当該助成交付対象者に命令することが
できる。
(助成金の経理)
第11条 助成金の交付を受けた者は、助成活動についての収支簿を備え、他の経理と区分して助
成活動の支出額を記載し、また、支出の内容を証する領収証書等関係書類を整理して、助成金の使
途を明らかにしておかなければならない。
(活動報告)
第12条 助成金の交付を受けた者は、助成活動が完了したときは、その日から30日を経過した
日までに別に定める活動実績報告書および領収証書等関係書類を理事長に提出しなければならな
い。
2 こども奨学金の交付を受けた者は、活動実績報告書に代えて、様式第 3 号を交付決定の日から
1年間を経過する日までに理事長に提出しなければならない。
(個人情報保護)
第13条 寄付者に関する個人情報については,別に定める個人情報保護規程に基づき,細心の注
意を払って情報管理に務めるものとする。
(改廃)
第14条 この規程の改廃は,理事会の決議を経て行う。
附 則
1 この規程は、平成27年 3 月 2 日から施行する。
2 第5条の規定にかかわらず、平成26年度(平成27年3月31日まで)内の助成金の種類は
子ども奨学金に限る。
3 第2条に規定した寄付総額が、助成金交付によってゼロになった日をもって本規程は廃止する。
4 別表① 子ども奨学金助成対象経費一覧(第5条、第 7 条関係)
経費科目
奨学金
助成対象経費の内訳
総合型地域スポーツクラブ
等への入会金および年会費
旅費
貸切バスやレンタカーの借
料、公共交通機関運賃、ガソ
リン代や高速代金
運動・スポーツ施設利用料
施設利用料
添付書類
罹災証明書もしくはこ
れに準ずる書類
② 中学生・高校生は学生
証の写し
③ 入会金および年会費の
金額がわかる書類
①
領収証書等関係書類
奨学金を受領した子ども又
は保護者からの領収書
領収書、レシート等の証書
書類
領収書、レシート等の証書
書類
備品費
運動・スポーツ活動に関連す
領収書、レシート等の証書
る備品
書類
消耗品費
運動・スポーツ活動に関連す
領収書、レシート等の証書
る消耗品
書類
注)助成対象経費には、消費税は含まれません。奨学金を給付する個人を対象と実費分経費とする。
5
別表② 子ども活動助成金助成対象経費一覧(第5条関係)
経費科目
謝金
旅費
施設利用料
備品費
消耗品費
助成対象経費の内訳
指導者等への謝金(上限 2000
円)
貸切バスやレンタカーの借
料、公共交通機関運賃、ガソ
リン代や高速代金
運動・スポーツ施設利用料
運動・スポーツ活動に関連す
る備品
運動・スポーツ活動に関連す
る消耗品
添付書類
領収証書等関係書類
指導者が受領したことを証
明する領収書
領収書、レシート等の証書
書類
領収書、レシート等の証書
書類
領収書、レシート等の証書
書類
領収書、レシート等の証書
書類
特定非営利活動法人クラブネッツ
個人情報保護規程
第1章 総則
(目的)
第1条 この規程は、特定非営利活動法人クラブネッツ(以下「本会」という)が保有する個人情
報の適正な取扱いに関して、必要な事項を定めることを目的とする。
(定義)
第2条 この規程で使用する用語の定義は以下の通りとする。
1 個人情報
個人に関する情報で、当該情報に含まれる氏名、生年月日等の記述により特定の個人を識別でき
るものをいう。他の情報と容易に照合でき、それにより特定の個人が識別できるものを含む。
2 本人
本会が保有する個人情報で識別される個人をいう。
3 役職員
本会の役員、正規職員、パート職員をいう。
(対象となる情報)
第3条 この規程の対象となる情報は、本会で保有するすべての個人情報であり、電子データ、印
字データの別を問わない。
(適用範囲)
第4条 この規程は、本会の役職員に対して適用する。ボランティア等、本会に所属しないスタッ
フに対してもこの規程の趣旨を踏まえた適切な取扱を求めるものとする。
又、個人情報を取り扱う業務を外部に委託する場合、必要かつ適切な監督をし、この規程に従って
個人情報の適切な保護を図るものとする。
第2章 個人情報管理体制
(個人情報管理責任者)
第5条 本会における個人情報管理責任者は、理事長とする。
2 個人情報管理責任者は、本会における個人情報に関する取り組みの推進に関する責任を負う。
(個人情報管理者)
第6条 本会における個人情報管理者は、副理事長兼事務局長とする。
2 個人情報管理者は、理事長の定めた取組み計画に従って、本会の業務全般における個人情報管
理に関する取組みを推進する責務を負う。
第3章 個人情報管理に係る完全措置の概要
(個人情報保護に対する基本方針)
第7条 理事会は、個人情報保護に関する本会としての基本方針を定め、これを公表する。
(職員の個人情報の取扱い)
第8条 職員は、採用時にこの規程及びその他個人情報管理に関する規則を遵守する旨の誓約書を
本会に提出すると同時に、これらを遵守しなければならない。退職時においても、在職中に得た個
人情報を漏洩しない旨の誓約書を提出しなければならない。
(個人情報の収集)
第9条 収集する個人情報の利用目的を明文化し、ホームページ等適切な方法により外部に公表す
る。
2 個人情報の収集は利用目的の達成に必要な限度において行う。
3 収集済みの個人情報の利用目的の変更を要する場合は、予め理事会の承認を得た上で、変更後
の利用目的を公表する。
4 前項の規程にかかわらず、本人から個人情報を直接取得する場合、書面上の明記等の手法によ
り本人に対して利用目的を明示するものとする。
(個人情報の保管)
第10条 本会で保有する個人情報は、一元管理するものとする。
2 本会で保有する個人情報は、施錠管理、アクセス権の制限等、必要かつ合理的な安全管理対策
を行う。
3 職員は副理事長兼事務局長の承認なく個人情報を法人外に持ち出し、あるいは、第三者に提供
してはならない。
(個人情報の利用)
第11条 個人情報の利用は、あらかじめ開示した利用目的の範囲内で行い、その範囲を超えて利
用を行ってはならない。ただし、法令の定めに基づく場合を除く。
(個人情報の廃棄)
第12条 保有期限を経過した個人情報、又は当初の目的を達成して不要となった個人情報は速や
かに廃棄するものとする。
2 個人情報の廃棄にあたっては、外部漏洩しないよう、印字データについてはシュレッダー処理、
電子データについてはデータ消去を行わなければならない。
(第三者提供)
第13条 業務の遂行にあたり、個人情報を第三者に提供する必要がある場合は、本人の同意を得
るとともにあらかじめ理事会に報告し、その指示に従って必要な対応を行う。
(本人からの照会対応等)
第14条 個人情報に関する本人からの問合せ、情報開示・訂正・利用停止当の請求等、苦情及び
照会の受付窓口を本会事務局とする。
2 本会事務局は対応に関する手続きを定め。これに従い速やかに必要な対応を行う。
(教育)
第15条 個人情報管理者は、定期的に職員を対象とした個人情報管理に関する教育を行う。また、
ボランティア等に対しても個人情報管理の必要性についての意識喚起を図り、適切な取扱いを行う
よう指導・監督する。
(監査)
第16条 監事は、本会内における個人情報管理の適切性について、適宜審査を行う。
2 監査を行った場合、監事は監査結果を監査対象部門及び理事会に伝達する。
3 監査対象者は、監査結果に基づき、速やかに改善措置を実施し、結果を監事及び理事会に報告
する。
第4章 雑則
(規程への違反)
第17条 この規程への違反が明らかになった場合、本会は規程の定めに従い、違反を行った職員
を懲戒処分の対象とする。
(改廃)
第18条 この規程の改廃は,理事会の決議を経て行う。
附
1
則
この規程は,平成27年3月2日から施行する。
特定非営利活動法人クラブネッツ
感謝状贈呈規程
(目的)
第1条
この規程は、特定非営利活動法人クラブネッツ(以下「本会」という)
に寄与した個人又は団体に対する感謝状の授与について、必要な事項を定めることを目的
とする。
(贈呈の基準)
第2条
感謝状は、次の各号に該当する個人又は団体に対して、理事長がこれ
を贈呈する。
(1)
100,000 円以上の現金、物品又は物件等を本会に寄附したもので、感謝するに値する
と認められるもの
(2)
社会貢献活動を積極的に行い、総合型地域スポーツクラブ等の模範となるもの
(3)
前各号に掲げるもののほか、本会の活動に寄与し、感謝するに値すると認められるも
の
2
前項第 1 号の基準に満たない者に対しては、礼状をもって感謝状に代えるものとする。
3
前項第 1 号の規定による物品又は物件等については、時価に換算するものとする。
(手続き)
第3条
本会社員は前条により候補者に該当すると思われる個人又は団体を、
該当の都度、理事会に推薦するものとする。
2
理事会は、前項の規定による推薦に基づき、感謝状の贈呈を合議の上、決定する。
(時期)
第4条
感謝状及び礼状は、前条第 2 項の規定に該当の都度、又は感謝の意を
表するにふさわしい日を設定し贈呈するものとする。
(感謝状等)
第 5 条 理事長は、感謝状とあわせて記念品を贈呈することができる。
2
感謝状及び礼状贈呈者が死亡者であつた場合は、その遺族に贈るものとする。
(記録)
第6条
する。
感謝状を贈呈したときは、感謝状贈呈者台帳(様式第 1 号)に記録し保存
(委任)
第 7 条 この規程に定めるもののほか、感謝状の贈呈に関し必要な事項は、理事長が別に
定める。
附
則
1
この規程は、平成 27 年 3 月2日から適用する。
2
特定寄付金子どもスポーツ支援プロジェクト助成金交付規程に該当する寄付者には、第
2 条第1項第1号にかかわらず 20,000 円以上に値する個人又は団体に対して感謝状を
贈呈する。