短歌 の 表現技法 4 枕 詞 とくに 意味 はありませんが 、 特定 のことばを

4
とくに意味はありませんが、特定のことばを導き出すはたらきをする
短歌の表現技法
まくらことば
○枕 詞
が や
とものり
おうらい
お
節
たかし
藤原敏行
ふじわらとしゆき
節
ながつか
長塚
たらちねの母がつりたる青蚊帳をすがしといねつたるみたれども
きの
紀
友則
次のなかで枕詞を用いている短歌を二つ選びなさい。
しずこころ
こ
ひさかたの光のどけき春の日に静 心 なく花の散るらむ
いも
ながつか
長塚
芋の葉にこぼるる玉のこぼれこぼれ子芋は白く凝りつつあらむ
き
おおで
秋は来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
うちょうてん
木下利玄
きのした り げん
遠足の小学生有頂天に大手ふりふり往来とほる
こま
ぬばたまの黒毛の駒の太腹に雪どけの波さかまき来たる
たかし
五音のことばです。たとえば﹁たらちねの﹂は﹁母﹂を導き出す枕詞です。
問
ア
イ
ウ
エ
オ
まさおか し き
正岡子規
答 ア・オ