プレアウトリーチを実施しました。

プレ・アウトリーチ実施~伝え方を学び、世界へ飛び立つ夢を見る~
平成27年2月13,14日、来年度からSGコースに入る普通科1年生34名は、福岡での
プレ・アウトリーチを実施しました。
まずは、福岡・天神のアクロス福岡でオーストラリア総領事館の
トム・イェイツ総領事、松本商務官と面会し、自分たちの研究テー
マについてのプレゼンテーションを行いました。初めての発表でう
まくはいきませんでしたが、お二人から助言と温かい励ましのお言
葉をいただくとともに、グローバルに活躍する人になるために「今」
の努力が大切であることに気付くことができました。午後からは、
アクロス福岡での発表の様子
スーパーグローバル大学に選ばれている九州大学の21世紀
プログラムの先生・生徒との「ディスカッション演習」
。お題
は「ゆとり教育」とやや難しめのテーマでしたが、学生さん
たちの優しいリードで、意見を述べ合うことの楽しさ・大切
さを体験するとともに、大学での学び方について知ることが
できました。その後の本校生徒のプレゼンテーションに対し
ても多くの示唆に富むコメントをいただきました。
九州大学でのディスカッション演習
夜は、大濠公園そばのホテルに宿泊。ホテルがアメリカ領事館
の近くであったこともあり、領事館訪問のオプショナルツアーも実施。抽選で選ばれた14名が
ユーリー・フェッジキフ首席領事と面会し、領事館のシェフ特製ケーキ等を食べながら、和やか
な雰囲気で海外留学の良さや異文化理解の大切さ、言語習得においては間違うことを恐れず努力
していくことの大切さ等を学ぶことができました。ホテルでも、食後は学習
会。フィールドワークの進め方の講義を聞いた後、各グループの研究テーマ
の「つながり」についてウェブリングの手法を使って考えました。
2日目は、太宰府へ。九州国立博物館で日本の歴史を学んだ後、太宰府天
満宮の門前町でフィールドワーク演習。早くも通りがかりの外国人観光客や
お店の人にインタビュー調査を試みるグループもありました。その後各グル
ープで昼食をとり、福岡を離れ、宇部に帰ってきました。今後の活動につな
がる濃密な2日間でした。いよいよ本番アウトリーチは、海外組は3月21
日、国内組は3月23日スタートです。※ 在福岡米国領事館の web ページに本校の
記事が掲載されています。http://japanese.fukuoka.usconsulate.gov/fj20150213.html
太宰府での調査活動
アウトリーチ調査計画発表会を開催し、学年全体で問題意識をシェア。
プレ・アウトリーチの実施から約1週間後の2月23日(月)
、6限SGTの時間に、1学年の
生徒・先生を前に、各グループの研究内容について発表しました。各グループの発表時間は2分、
質疑2分と短かったですが、クラスの仲間に研究をシェア(共有)し、意見をもらうことで、研
究の質を高めるとともに、世界や身近な地域の諸問題について関
心を高めることを目的に実施しました。
「話を聞き、
意見をまとめ、
発表する」というこの1年間取り組んできたSGT(スーパーグ
ローバルタイム)の総まとめとなります。この1年間の成果か、
活発な意見交換となりました。そして、書いてもらった意見・感
想は各グループに手渡しました。各グループともその意見をしっ
かり受け止め、研究の修正に取り組んでいます。