利根川水系 中川・綾瀬川圏域河川整備計画(変更原案

河川情報の提供・地域や関係機関との連携
各種印刷物
広報活動
情報・意見の交換
地域の皆様と行政が川について
の情報や意見を交換し、川をより
身近なものとすることを目的とした
流域連絡会を設置しています。
利根川水系
中川・綾瀬川圏域河川整備計画(変更原案)への
ご意見を募集します
新中川フェスタ
中川・綾瀬川圏域河川整備計画は平成18年3月に策定しましたが、その後、平成23年に発生した東日本
大震災を受けて「東部低地帯の河川施設整備計画」(平成24年12月)等を策定しました。今回、これらを踏ま
え河川整備計画を変更します。
皆様に河川に関する様々な情報
を提供していきます。
毎年7月の河川愛護月間などを
通じて各種イベントを催していきま
す。
大雨や洪水の情報提供
河川整備計画とは
河川整備計画とは、計画的に河川の整備を進める
区間について、具体的な川づくりを明らかにする計画
です。河川法では、河川整備計画の案の作成にあた
り、必要に応じて地域の皆様の意見を反映させるため
に必要な措置を講ずることと定められています。
(河川法第16条の2)
総合治水対策
雨量や河川水位の情報をインターネット等でリア
ルタイムに提供していきます。
①インターネット
http://www.kasen-suibo.metro.tokyo.jp/
②携帯用サイト
http://www.kasen-suibo.metro.tokyo.jp/k/
③Twitter
https://twitter.com/tokyo_suibo
国土交通省及び東京
都と関係区市町村で構
成している「中川・綾瀬
川流 域 総 合治 水 対策
協議会」において、さま
ざまな取り組みを行っ
ています。
今後も、浸水実績図の
公表などによる広報や
、雨水の貯留・ 浸透を
推進していきます。
河川整備計画策定
(平成18年3月)
河川整備計画(変更原案)の公表
対象河川:旧江戸川、新川、中川、新中川、綾瀬川
大場川、伝右川、垳川、毛長川
Twitter
地域の皆様からの意見
学識経験者の意見
河川整備計画(変更原案)の内容をもっと知りたい方は
利根川水系中川・綾瀬川圏域河川整備計画(変更原案)は、下記の場所で閲覧と意見の募集をしています。
ご意見のある方は、閲覧期間中に意見用紙に記入し、所定の意見箱に投函してください。
※閲覧期間:平成27年12月14日から平成28年1月15日まで(閉庁日を除く)
※閲覧時間:午前9時から午後5時まで
○東京都建設局河川部計画課
○東京都第五建設事務所工事課
○東京都第六建設事務所工事課
○足立区役所都市建設部企画調整課 ○葛飾区役所都市整備部街づくり調整課 ○江戸川区役所土木部計画調整課
また、東京都のホームページでも利根川水系中川・綾瀬川圏域河川整備計画(変更原案)の公表と意見の募集を
しています。 (アドレス http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kasenseibikeikaku/)
なお、電話での意見は受付しておりません。ご了承下さい。
〔問い合わせ先〕 東京都建設局河川部計画課 電話03-5320-5414
編集・発行 東京都建設局河川部計画課
〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号
河川整備計画(変更案)の作成
圏域の区長の意見
河川整備計画(変更)の策定と公表
中川・綾瀬川圏域とは
中川・綾瀬川圏域では、高潮、洪水及び地震に対する安全性を向上させる
とともに、人々が集い、水辺にふれあえる川づくりを目指します。
中川・綾瀬川圏域は、東京都の東部低地帯に位置
し、足立区、葛飾区、江戸川区の3区にまたがってい
ます。東京都が管理する河川は、旧江戸川をはじめ
として、旧江戸川、新川、中川、綾瀬川、新中川、大
場川、伝右川、垳川、毛長川の9河川です。
流域は、地盤高が海面より低い部分が多くを占め
ているため、高潮、洪水、地震等の自然災害に対し
て極めて弱い地域です。このため、堤防や水門など
で地域を守っています。
計画対象区間と期間
計画対象区間は、維持管理を含め中川・綾瀬川圏域のうち東京都管理区間の9河川(旧江戸川、新川
、中川、綾瀬川、新中川、大場川、伝右川、垳川、毛長川)です。計画期間はおおむね30年としています
が、川をとりまく状況の変化や社会状況の変化に応じて見直しを行います。
河川整備計画の主な変更ポイント
中川・綾瀬川圏域図
変更の背景
平成23年に発生した東日本大震災を受けて、東京都防災会議がM8.2級の大規模海溝型地震等を加え
た新たな被害想定を示しました。この被害想定を踏まえ、 「東部低地帯の河川施設整備計画」(平成24年
12月)において、最大級の地震が発生した際にも堤防や、水門及び排水機場などの機能が確保されるよ
う、河川管理施設の耐震・耐水対策を示しました。
変更内容
旧江戸川(江戸川区南葛西付近)
圏域の特徴
立石大通りの様子(昭和22年カスリーン台風)
中川・綾瀬川圏域の位置する東部低地帯は、荒川、
中川、江戸川などの大河川に囲まれており、過去から
幾度となく洪水や高潮などの水害を受けてきました。特
に、昭和20年代から40年代前半にかけては、多くの水
害が発生しました。このため、昭和32年から本格的な改
修が始められ、昭和34年の伊勢湾台風級の高潮に対
応できるよう、昭和38年に計画が策定されました。近年
は、堤防等の整備が進み、水害は軽減されています。
一方で、急速な都市化の進展に伴い洪水流出量が増
大しています。近年は内水による浸水被害が増加して
います。
<地震水害対策>
将来にわたって考えられる最大級の強さをもつ地震
に対して堤防や、水門及び排水機場などの機能を保
持し、津波等による浸水を防ぐために、堤防の耐震性
、水門などの耐震性・耐水性*を確保していきます。
堤防の耐震対策イメージ
環境と利用
利用面では、旧江戸川、中川、新中川、大場川では
プレジャーボートが多く見られ、河口部では遊漁船が
多く見られます。また、旧江戸川、中川では作業船や
小型タンカーなども航行しています。しかし、不法に
係留している船舶もあるため、安全な公共水域を確
保する対策を実施しています。
環境面では、旧江戸川のスーパー堤防や、新中川
の植生に配慮した護岸の整備などを進めています。
水門の耐震・耐水対策イメージ
水辺の植生に配慮した護岸の整備
新中川(江戸川区上一色付近)
*耐水機能の確保・・・水門等の設備の設置位置を高くすることや水密化を行う
ことで、万一浸水した場合にも、施設の機能を維持することをいう。
対策実施箇所