YAMAKI No.1144B 2002年7月発行クラッチ増減速機ドライブ熱交換器他製品情報技術情報発売以来ご好評をいただいております主機前油圧クラッチPH2000シリーズの発展機種として EZ474シリーズを開発いたしました。増速型油圧クラッチ EZ474 シリーズ【特徴1】油圧ポンプ取り付け位置を198mm下げました。。エンジンの高馬力化とプロペラダイヤの大型化に伴いエンジン傾斜が大きくなり、従来品ではデッキ位置よりポンプが高くなる、油圧のヘッドタンクが必要になる、又は、かなり上にヘッドタンクを設置する必要がある、といった問題が生じる場合がありました。わずか20㎝あまりのオフセットですが従来品これらの問題解消に大きな効果が期待できます。 PH2000XMG型主機傾斜7度の場合 EZ474-1型常回プーリー 40KVA定周波発電機も楽々横引き可能。クラッチ部の占有長さはわずか322㎜です。デニソンT6シリーズの場合エンジンクランク中心 198㎜ラバーブロックカップリング芯出し治具で据え付け時間短縮。マルチベルトも交換可能。【特徴2】油圧ポンプ中心デニソン社製ベーンポンプや今後増加が予想されるピストンポンプをより効率よくご使用いただくため、またエンジンの高馬力化に伴う操業回転数の低下傾向に将来にわたって対応できるよう、油圧ポンプの駆動を25％の増速タイプに設定しました。クラッチ伝達トルク 80Kg-ｍ形式増速比標準カップリング EZ474-2 100Kg-ｍ EZ474-2-HT 120Kg-ｍ EZ474-1 180Kg-ｍ EZ474-* 山本機工株式会社 1.25 ラバーブロック EZ474 No.1144B シリーズ組込可能な油圧ポンプ標準仕様は、デニソン社製ベーンポンプに設定されています。シングルポンプ　Ｔ7Ｂ・Ｔ6Ｃ・Ｔ6Ｄ・Ｔ６ＥＴ7Ｂ・Ｔ6Ｃ・Ｔ6Ｄ・Ｔ６Ｅダブルポンプ　Ｔ６ＣＣ・Ｔ6ＤＣ・Ｔ６ＤＤ・Ｔ６ＥＣ・Ｔ６ＥＤＴ６ＣＣ・Ｔ6ＤＣ・Ｔ６ＤＤ・Ｔ６ＥＣ・Ｔ６ＥＤ各々スプライン軸タイプが標準で、スプライン部は強制潤滑です。特別仕様にて以下のポンプも組込可能です。 GXP10-AOC・A10V（71まで）・A2FO（250まで）・A7VO（250まで）ＬＸ180・上記以外にもフランジ□246mm以内、軸径φ50以内を目安として組み込み可能です。常回プーリー φ260・280・300・330・350・380・400の一段または二段の8本掛け特別仕様として同上プーリー径で二段13本掛け操舵ポンプ・散水ポンプ類組込ご要望に合わせて主機前クラッチＰＨシリーズ同様に操舵ポンプ・散水ポンプ類組込いたします。右舷側/操舵ポンプ・左舷側/散水ポンプが基本形です。選定の目安油圧ポンプの容積（cc/rev）×最大設定圧力（㎏/㎤）が右表の数字を越えないクラッチトルクを選定して下さい。【例】T6DC-042-020（136cc/rev+70.3cc/revダブル）設定圧力どちらも180㎏/㎤の場合 136(cc/rev）×180+70 . 3(cc/rev）×180=37134 従って右表より37150のEZ474-1型を選定する。 EZ474-2 24770 EZ474-2-HT 30960 EZ474-1 37150 EZ474-* 55730 EZ474-1型　デニソンベーンポンプT6DDSセット例主要寸法　967.5 151 146.5 322 348 296 エンジン合わせ機関継手 418 300 198 クランク中心線常回プーリーデニソン社製ベーンポンプ T6DDS型組込時 152 300 192 300 650 山本機工株式会社本社　〒515-0302　三重県多気郡明和町大淀 TEL0596-55-2121　FAX0596-55-3111 札幌　〒065-0043　札幌市東区苗穂町11丁目2-11　TEL011-752-7220　FAX011-752-8220 福岡　〒811-1313　福岡市南区曰佐3丁目37-23　TEL092-588-7120　FAX092-572-5658