腹腔鏡下手術システム及び保守仕様書 1.目的 本仕様書は、独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院(以下「甲」という)に おける腹腔鏡下手術システム及び保守一式について、必要な事項を定めるものである。 2.契約件名 腹腔鏡下手術システム及び保守 一式 3.履行場所 〒252-0206 神奈川県相模原市中央区淵野辺 1-2-30 独立行政法人地域医療機能推進機構 相模野病院内 (概要)病床数 212床 外来患者数(一日平均) 720人 入院患者数(一日平均) 160人 4.納入期間 平成 27 年 4 月 1 日から平成 27 年 5 月 31 日までの間 5.一般的事項 患者のQOL向上のニーズ増加に伴い鏡視下手術の件数が増加し、高精細画像を観察し ながら手術を行うことが主流となっているが、今後益々複雑化され繊細な技術が望まれ る鏡視下手術を行ううえで、高画質のHD内視鏡ビデオシステムは必要不可欠である。ま た、一方で組織切開や止血を行う医療機器も必要不可欠な存在であるが、操作の複雑性や 複数機器の乱立は大きな課題となっており、操作を簡易的且つより安全低侵襲に使用で きる機器が求められている。 6.調達物品 (構成内訳) 1、 ビデオプロセッサー 1台 2、 光源装置 1台 3、 腹腔鏡用ビデオスコープ 1台 4、 腹腔鏡用カメラヘッド 1台 5、 軽量カメラヘッド 1台 6、 LCDモニター 2台 7、 画像記録装置 1台 8、 気腹装置 1台 9、 内視鏡用トロリー 1台 10、LCDモニタースタンド 1台 11、超音波凝固切開装置 1台 12、高周波焼灼電源装置 1台 13、トランスデューサー 2台 14、電極コード 1台 15、搭載カート 1台 16、滅菌トレイ 3台 ※搬入及び据付け、配線、臨床上で使用し得る付属品は各本体物品の付属品として含む 品 名 数 調達物品の特徴及び仕様 量 1、ビデオプロセッサー 1 1-1: 信号方式はNTSC信号、HDTV信号に 対応していること。 2、光源装置 1 1-2: 静止画像記録機能を有していること。 1-3: USBポートを有していること。 1-4: 電子ズーム機能を有していること。 1-5: 画像強調、色調整が可能なこと。 2-1: 照明ランプは 300W キセノンランプである こと。 2-2: 非常灯を装備していること。 2-3: ビデオプロセッサーとの組合せにより自動 調光が働くこと。 2-4: 出射光量調整、遮光制御が可能であること。 3、腹腔鏡用ビデオスコープ 1 3-1: HD観察が可能であること。 3-2: オートクレーブ滅菌に対応可能であるこ と。 3-3: スコープ先端にCCDを搭載しているこ と。 3-4: 先端部外径はφ5.4mm 以下で 4 方向にアン グル操作可能な湾曲機能を有すること。 3-5: アングルロック機能を有すること。 3-6: 手元内臓スイッチを 3 つ以上有しているこ と。 4、腹腔鏡用カメラヘッド 1 4-1: 3 つのCCDを搭載し、フルHD観察が可能 であること。 4-2: フォーカス機能と光学ズーム機能を有し、 手元操作で調整可能であること。 4-3: オートクレーブ滅菌に対応可能であるこ と。 5、軽量カメラヘッド 1 5-1: HD観察が可能であること。 5-2: フォーカス機能を有し、手元操作で調整可 能であること。 5-3: EOGガス滅菌、ステラッド滅菌に対応可 能であること。 6、LCDモニター 2 6-1: HD出力表示に対応していること。 6-2: 解像度が 1920×1080 ドット以上であるこ と。 6-3: SDI、DVI、Sビデオ、コンポジットの 映像信号入力に対応していること。 6-4: 26 型フルHDワイド液晶パネルを採用して いること。 7、画像記録装置 1 7-1: HDの動画、静止画が記録可能であること。 7-2: 内蔵ハードディスクの記録に加え、指定し たメディアへの書出しが可能であること。 8、気腹装置 1 8-1: 最大送気流量、設定圧力を調整可能である こと。 8-2: 腹腔過圧時、警告ランプと警告音を発する 機能を有すること。 8-3: 煙やミストをフットスイッチもしくは自動 で排出する機能を有していること。 9、内視鏡用トロリー 1 9-1: ビデオプロセッサー、光源装置等が任意の 組み合わせで搭載可能なこと。 9-2: LCDモニターが搭載可能でありアームに よりLCDモニターが稼動可能であるこ と。 9-3: キャスター機能を有し移動可能であるこ と。 10、LCDモニタースタン 1 10-1: 転倒防止のため足元にウエイトを装備し、 耐荷重 10.0kg 以上で 26 インチのLCDモ ド ニターを搭載可能であること。 10-2: キャスター機能を有し移動可能であるこ と。 11、超音波凝固切開装置 1 11-1: 専用デバイスを接続し超音波出力による切 開が可能であること。 11-2: タッチパネルによる設定操作が可能である こと。 11-3: 複数のユーザー設定メモリを具えているこ と。 11-4: 高周波焼灼電源装置との混合出力が可能で あること。 11-5: 気腹装置との連動ケーブルが接続可能であ ること。 12、高周波焼灼電源装置 1 12-1: モノポーラ、バイポーラ出力機能を具えて いること。 12-2: タッチパネルによる設定操作が可能である こと。 12-3: 複数のユーザー設定メモリを具えているこ と。 12-4: 超音波凝固装置との混合出力機能を具えて いること。 12-5: 気腹装置との連動ケーブルが接続可能であ ること。 12-6: ハンドピースコネクタが 4 箇所以上接続可 能であること。 13、トランスデューサー 2 13-1: 上記超音波凝固切開装置に接続可能であり オートクレーブ滅菌によるリユース使用が 可能なこと。 14、電極コード 1 14-1: 上記高周波灼電源装置に接続可能で、電解 質溶液下にて出力可能なこと。 15、搭載カート 1 15-1: 上記超音波凝固切開装置と高周波焼灼電源 装置が搭載可能で安定したキャスター移動 が出来ること。 16、滅菌トレイ 3 16-1: 上記ビデオスコープ、カメラヘッドを収納 可能なこと。 16-2: EOGガス滅菌、ステラッド滅菌の耐性を 持っていること。 7.その他 年間保守契約一式の締結 以上
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