発行 美山町大野振興会 大野振興会だより 平成27年6月発行 おおの通信 (責任者 山口 恒一) 第94号 電話 0771-75-9110 住所 南丹市美山町大野 4月24日に大野ふれあい館にて大野振興会の総会が開催され、平成27年度の振興会長に は山口恒一会長の再任、振興会役員も決まり、平成27年度のスタートを切りました。 会長就任の挨拶 春の農作業が一段落するこの頃、皆様におかれましては、ご健勝でお過ごしの事とお喜び申し上げます。 この2年間、地域の皆さまのご協力をいただき、おかげ様で振興会の事業・活動を順調に達成することが 出来ました。大野小学校の閉校という地域にとって大きな転換期を迎え、閉校への取組み、また跡地の活 用など、引き続き取り組まなければならない課題があります。 4月24日の大野振興会の総会において承認いただき平成27年度、28年度の会長として引き続き務め させていただくこととなりました。大半の役員も留任し、引き続き大野地区の振興に取り組んでいきます。 平成27年度は大野小学校の跡地の活用を最大の事業として下記のような事業に繰り組んでまいります。 地域の皆さまの一層のご協力をお願い申し上げます。 平成27年度 美山町大野振興会活動方針 (1)大野小学校跡地利活用事業「美山大野36プロジェクト」を 具体化する体制づくり・運営方法を確立します。 ◎ 南丹市に提出した要望内容に沿って、地域住民が主体的に活用する ための体制づくりを行います。 (2)地域の生活基盤・産業基盤の充実に取り組みます。 ◎ 集落の要望・地域の要望の実現に向け、行政に積極的に働きかけを行います。 ◎ 肱谷バイパス完成に向け、行政との協議をおこなう組織を、対象となる3集落と 協議し設立します。 (3)地域の主要産業である農業の維持、農産物等の販売拡大に取り組みます。 ◎ 耕作放棄地の活用に取り組み、獣害対策の有効な方法を模索します。 ◎ 先進地視察、大野ダムさくら祭り、もみじ祭り等を活用し、 地域の自慢の食品・ 野菜などの開発・生産・販売の拡大を支援します。 ◎ 地域の食文化の継承・開拓に取り組みます。 (4)安心してくらせる安全な生活環境づくりに取り組みます。 ◎ 虹の湖ネットワーク推進会議と連携し、高齢者の見守り、 学童の通学の安全に取り組みます。 ◎ 来年度からの美山小学校への安全なバス通学の対策を検討します。 (5)新たにスタートする美山小学校で、子供たちが充実した教育が受けられる 環境づくりを各振興会・各団体と協力して行います。 (6)地域の皆さんが健康で、こころ豊かに暮らせる事業を行います。 ◎ 大野地区体育大会やスポーツ大会を開催し、健康・体力づくりを推進します。 ◎ 人権意識の向上、こころ豊かな生活が送れるための文化活動を実施し、 先人が守り育ててきた伝統文化、自然環境を維持・継承し住民が誇りをもって 暮らす地域づくりを目指します。 (7)大野ダム公園・美山かやぶき由良里街道を中心とした観光事業を推進します。 ◎ 第30回大野ダムさくら祭り・第27回大野ダムもみじ祭りを開催します。 ◎ 大野ダム公園の飲料水の安定供給を南丹市に依頼します。 ◎ 地域の「さくら・もみじ」の維持活動を推進し、大野ふれあい館の観光コーナー の充実を図ります。 (8) (9) 農家民泊の受け入れを拡大し、定住促進に繋げていきます。 おおの通信やインターネット等で、大野地区の情報や魅力を積極的に発信します。 次 頁 に 平 成 26 年 度 決 算 及 び 平 成 27 年 度 予 算 を 掲 載 し ま す 平成27年度振興会役員 会 長 副会長 ~5/27~29・美山町の農家に35名が滞在~ 山口 恒一 上田 道雄 部 長 台湾の高校生がやってきた 副部長 企画総務部 福原 英樹 山中 祥子 産業部 堀 忠明 竹田 茂 生涯学習部 福本 晃 東 文化観光部 中村 誠 山名 友紀 大野地域でも2組8名が2軒のお宅にお世話になり、2泊3 日の農家生活を体験しました。 28日には大野小学校の恒例行事「茶摘み」を児童たち と行ないました。 茶摘みの様子 晋也 事務局長 小崎フサエ 事務局長 小崎フサエ 宜しくお願い致します。 大野振興会の職員が変わりました。 ~新任の挨拶~ 4月よりお世話になっています米山悟子と申し ます。まだまだ業務に慣れておらずご迷惑おか けしますが、大野の皆さんのお役に立てるよう、 頑張ります!大野ふれあい館や大野屋さんに お越しの際には事務所へも是非気軽にお立ち 寄りください。お世話になりますがよろしくお願 い致します。 第30回大野ダムさくらまつり 無事 終了のお礼 「第30回さくら祭りを終えて」 一軒のお宅をのぞいてみると、女子高校生はごろんとお 休みでした。暑い中での茶摘みにお疲れとのこと。受け 入れ先のご夫婦との共通言語は英語。日本語は「こんに ちは、初めまして…」等ほんの少し、それでも一日で受け 入れ生徒さんたちのことを理解しておられるのに感心。 初日の晩御飯は、簡単日本語集と和英辞典を片手に2 時間かかったそうです。おじいちゃん、おばあちゃんと呼 びかけられたことには少しご不満のようでしたが、異文 化体験ができて楽しかったとおっしゃっていました。 ちなみに食事の献立は、初日はトンカツ、2日目の昼は お好み焼きだったとか。生徒たちは「和食」を堪能できま した。 短期とはいえ宿泊準備から送迎、食事作り、体験の指導 等々本当にご苦労様でした。 子ども達は日本の農村での生活を楽しんで、多くの人達 に語ってくれるものと思います。 また、大野小学校でも今回の茶摘みで思いがけず、異文 化交流ができました、と喜んでおられました。 そして、この茶摘みの様子は29日付の「京都新聞」でも 紹介されました。 ◎5/13~14には精華女子中学校の生徒さんが大野地 区内2軒のお宅に農家体験として宿泊。大野ふれあい館 前のゴーヤはその時に植えてくれたものです。 5月は国内外の生徒さんたちが「大野を体感」してくれる 月となりました。 30回目のさくら祭りを無事終えることができまし た。大勢の方々に大野ダム公園へ足をお運びいた だき感謝申し上げます。出役、出品、出店、出演な ど、関係各位お疲れさまでした。30年間、今日ま で続けてこられたのも、家庭、集落、地域のコミュ ニティがあるからこそ。大野地域にはさくら祭りを 続けてきた30年間をはじめ、様々な歴史が詰まっ ています。長く続けることが目的ではありませんが、 長く続けてこられた大野地域の実力こそがその成 果なのだとおもいます。うれしいことに、今回は新 しい商品、生産者の参加などがありました。時代の 変化は益々スピードを上げているようにも見えます が、大野ダム公園は「ゆったりとした」場所として今 後も親しまれていってほしいと思います。 今後もさくら・もみじ祭りでお待ちしています。(文化観光部長/中村) 今・大野区では・・・ 大野ふるさと太鼓のみなさん こちらが話題の「まむし草」 あれが“まむし草”やと溝刈時のちょっとした話題になっています。というのは大野区では日曜日の 7:30から集落内を歩いてみませんかとの声掛けがあり、おおのウオークが始まっています。 そのウオーク時に“まむし草”を見つけたという記事が大野区通信に載りました。 「ながいこと住んでるけど初めて見たわ」「たくさんあるん?」「どうしてそんな名前がついてるんや ろ?」等々この話題で盛り上がりました。
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