セミアクティブICタグ入退出管理システム提案書

セミアクティブ型ICタグを利用した
フォークリフト入退室管理システムの
ご提案書
2015年8月
セミアクティブ型ICタグ活用の入場管理概要
トリガーBOX
トーカイセキュリティのセミアク
ティブタグ活用入場管理システムは、
セミアクティブ型ICタグを持った
フォークリフト運転者が、フォーク
リフトから降りる事無く、入場の履
歴管理や、シャッターとの連動開閉
を行う事が出来るシステムです。
セミアクティブ型ICタグの持ち歩きについて
ICタグ
案1.フォークリフトの鍵への取付
フォークリフトの鍵へ取り付ける事により、フォークリフト乗車時に必ず携帯出来ます。
ただし、フォークリフトの鍵が共用の場合、個人管理が出来ません。
(フォークリフト毎の管理は出来ます。)
鍵管理システム
KBX-4000の活用で鍵の個人管理はカバー可能です。
案2.フォークリフトへ直接取付
フォークリフトへ直接取り付ける事で、そのフォークリフトが管理出来ます。
第3者に解らない位置に取り付ける事も出来ます。
ただし、フォークリフト毎の管理で、個人管理が出来ません。
運用のイメージ
検知BOXの反応範囲は約3mです。
運用上反応距離を考え検知BOXを配置します。
約
3
m
LAN回線で
管理PCへ接続
セミアクティブタグ
コントローラー
停
止
線
右図の様に、検知BOXの反応範囲に
近づく事によって動作する為、
予め反応する距離に停止線を引く事で
誤動作を予防します。
コントローラーから権限管理のPCへの
接続は、LAN回線を使用します。
検知BOXは環境により、両面1つで
カバー出来る場合と、内側外側に
1つずつ必要な場合がございます。
シャッター
コントローラー
トリガー
BOX
停
止
線
ICタグ入退室管理との連動
サブシステム
メインシステム
LAN回線
LAN回線
専用線
セミアクティブタグ
コントローラー
検知
BOX
フォークリフトの管理は、ユニフォームICタグ
システムのサブシステムです。
セミアクティブタグコントローラーから、
ICタグ入退室管理PCへはLAN回線が必要です。
帳票類は、フォークリフトの運用ログのデータを
ユニフォームICタグのシステムに流し込み
ログ確認や帳票出力が可能です。
IC
電気錠
入退室コントローラ
入退室管理の設置提案
パターン① 紐付2重シャッターの入場管理
条件:フォークリフトと従業員の両方が利用します。
内部の開閉システムはそのまま利用し、外側の入場部分を管理します。
従業員の入室管理は、シャッター右側の壁の位置に取り付けます。
ICタグ or カードを従業員がコントローラーにかざす
→ シャッターが開きます。
フォークリフト用トリガーBOXは紐の真上に機器を取りつけます。
タグを持ったフォークリフトが磁界に入った状態で紐を引く → シャッターが開きます。
紐の真上にアンテナと
磁界を設置します。
内部の開閉システムは、
従来通りのまま使用
人用のコントローラーは
右側の壁に取り付けます。
入退室管理の設置提案
パターン② 荷物搬入用横2シャッター
条件:フォークリフトのみが作業します。
フォークリフトは磁界が干渉しない様に2か所、外側に設置します。
開閉案A
磁界による開閉・・・磁界内にフォークリフトが入った場合、シャッターが開きます。
開閉案B
磁界+赤外線センサーによる開閉・・・磁界内にフォークリフトが入った状態で
フォークリフトがシャッター下部の赤外線に反応した時に開閉します。
両サイドに磁界が重な
らない様設置します。
入退室管理の設置提案
パターン③ 操作盤付きシャッターの入場管理
条件:フォークリフトと従業員の両方が利用します。
操作盤には手動・自動の設定があります。
従業員の入室管理は、シャッターの横の位置に取り付けます。
フォークリフト用トリガーBOXはシャッターの側に機器を取りつけます。
タグを持ったフォークリフトが磁界に入る or 人がICタグをコントローラーに近付ける
→ シャッターが開きます。
退出時の操作は、フォークリフトが磁界に入ればシャッターが開きます。
従業員の退室は、裏面にコントローラーか、表にあった操作盤を裏面を設置し操作します。
操作盤を内側に移動
シャッター側にアンテナと
磁界を設置します。
人用のコントローラーを
壁に取り付けます。
入退室管理の設置提案
パターン④ 4か所+1か所のシャッターの入場管理
条件:4か所の部分はフォークリフトのみ
1か所の部分は従業員も通行します。
1か所部分は、パターン①と同じく従業員のアクションorフォークリフトが磁界に入り紐で可能です。
4か所の部分も基本は同じですが、磁界の数は4つ個別管理します。
コントローラーはRT-501を使用し、図A、Bで1台、図C、Dで1台と
コントローラー1つで磁界2か所を管理します。
A
B
C
シャッター側にアンテナと
磁界を設置します。
人用のコントローラーを
壁に取り付けます。
E
D
セミアクティブ型ICタグと検知BOX
セミアクティブ型ICタグは、常時電波を発信しているのではなく、
検知BOXから出る磁波を受けてから、ICタグ内の情報を発信します。
その為、電池寿命が約3年と長寿命です。
セミアクティブ型ICタグは、ご注文時に、「ハードケース入り」と「シュリンク入り」からお選び頂けます。
ユーザー様の特性に応じた、お持ち頂けやすい方をお選び下さい。
ハードケース入り ICタグ 31.5×56.5×11.7mm
シュリンク入り ICタグ 27×48×8mm
ハードケースで守られています。
キーホルダー等でお持ち頂けます。
電池の取替えは、ご自身で出来ます。
(参考:電池CR2032・300円前後)
ハードケース入りより小さく、 隠し
ポケットやヘルメットに入れられます。
電池が切れましたら、送り返して頂きます。電池を取換え、
シュリンクを仕直してお届け致します。(有償となります)
検知BOXの主な仕様
意匠や仕様は改良のため予告なく変更する場合が
ございます。
項目
内容
検知距離
最大約3m(Tag18使用時)でボリューム調整
※設置環境により変動します
防水
IP65
サイズ
(W)130mm×(H)160mm×(D)60mm
動作温度範囲
-10℃~60℃
動作湿度範囲
0℃~90℃(結露しないこと)
屋外の設置も問題ありません。
(オプション)鍵管理システム
KBX-4000のご紹介
KBX-4000はキーホルダのICタグを読み取って鍵の持出・返却を管理する鍵管理ボックスです。
ICカード、ユーザーIDとパスワードでユーザーを認証し、いつ、誰が、何の鍵を持出、返却した
かの履歴を内部メモリに記録します。
【特徴】
キーホルダーにICタグが付いており、
またキー設置部分にセンサーが付いています。
これにより鍵が正しい位置にセットされているか
詳細に管理出来ます。
フォークリフトの鍵に、セミアクティブタグを
付けた場合の個人毎の鍵の管理に有効です。
+
ICタグだけでなく、FeliCa、MifareのICカードに対応しています。
カードをお持ちでないお客様にはユーザーID認証方式で社員
番号等ユーザー固有の番号をテンキー入力後、パスワード入
力して使用可能です。
入耐室管理と同じ運用方法で、カードを持ち込めない工場内にも安心して設置出来ます。