ecurity

実務に役立つ
情報セキュリティ
の基礎
現場でも役立つ知識が
身に付く
合格に必要な
全知識をわかりやすく解説
ecurity 問題集
SY0 - 401対応
CompTIA Security+
第2章
暗号化
第 2 章/暗号化
Q
013
A
ⓑ
Check
共通鍵暗号方式の特徴はどれですか。
0 a.
送信者の公開鍵を用いて暗号化する
0 b.
データの暗号化と復号に同じ鍵を使用する
0 c.
データの暗号化と復号に異なる鍵を使用する
0 d.
受信者の公開鍵を用いて暗号化する
正解は「データの暗号化と復号に同じ鍵を使用する」です。
暗号化方式には、共通鍵暗号方式(対称鍵暗号)と公開鍵暗号方式(非対称
鍵暗号)の 2 つがあります。
共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を利用し、暗号処理を高速に行うこ
とができます。安全に暗号 / 復号を行うために、情報を伝えたい相手にあらか
じめ共通に利用する鍵を渡しておく必要があります。
公開鍵暗号方式は、ユーザーごとに公開鍵と秘密鍵のペアを用意し、暗号化と
復号に異なる鍵を使用します。
16
第 2 章/暗号化
Q
014
A
d
Check
盗聴される可能性がある通信路を使って安全に鍵を共有する方法はどれですか。
0 a.
鍵の事前共有
0 b.
ハッシュ化
0 c.
リポジトリ
0 d.
ディフィー・ヘルマン鍵共有
正解は「ディフィー・ヘルマン鍵共有」です。
ディフィー・ヘルマン鍵共有は、盗聴される可能性がある通信路を使って安全鍵
を共有する方法です。鍵の事前共有は、暗号化を行う前に相手に対して安全
に鍵を渡しておく方法です。
ハッシュ化は可変長のデータを固定長のデータに変換することです。
リポジトリは、公開鍵証明書や CRL などを保管しています。
17