クリタ通信

◆◆◆ ク リ タ 通 信 ◆◆◆
<第88号>
●発行者●
ホームページ http://www.kurita.co.jp/
★今月のテーマ★ 高効率ターボ冷凍機は水処理が重要です!
<冷凍機の高効率化>
エネルギーロス(%)
近年ユーティリティコスト削減(省エネルギー、CO2削減)
のため、定格COPが6.0を超える高効率ターボ冷凍機の導
入事例が増えてきています。この様な高効率ターボ冷凍機は、
熱交換効率を向上させたことで汚れによる影響を受けやすく、
エネルギーロスを生じているケースがあります。
ユーティリテ
ィコスト削減を実現するためには『汚れを付着させない処理』
が重要となります。
30
25
20
15
10
5
0
触ると、スライムの
塊がはがれる
触ると、汚れが指に付く
ぬめりが感じられる
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
汚れの厚さ(mm)
<汚れが付着すると>
汚れが付着した熱交換器は、熱交換効率が悪化しエネルギーロスが生じてしまいます。付着した汚れはわ
ずかな厚さでも大きなエネルギーロスとなります。例えば1,000USRTの場合では、ぬめりが感じられる程
度のわずか0.2mm厚の汚れでも5%のロスが生じて年間にすると1,500千円もの損失になります。
●高効率ターボ冷凍機のエネルギーロスによる年間損出(1,000RT,年間6000時間稼働,60%負荷)
動力費損出額
CO2余剰発生量
400
トン-CO2/年
千円/年
8,000
6,000
4,000
2,000
0
300
200
100
0
5%ロス 10%ロス 20%ロス 25%ロス
5%ロス
10%ロス 20%ロス 25%ロス
<汚れを付着させない水処理>
ユーティリティコスト削減を実現するためには、汚
れの付着によるエネルギーロスがなく、冷凍機を最高
性能の状態に維持することが重要です。
クリタでは、ケミカル・制御・モニタリングを組み
合わせることで冷凍機のピカピカ状態を維持するハイ
ブリッド処理をお勧めしています。エネルギーロスを
生じさせることなく冷凍機を最高性能で維持するとと
もに、開放点検や洗浄回数を減らすことが可能になる
ためメンテナンスコスト削減にもなります。
ケミカル
汚れ防止機能強化
HB シリーズ
ハイブリッド処理
制御
モニタリング
汚れ付着防止と
殺菌の同時制御
効率(性能)維持状況
銅の孔食危険性
ぜひこの機会にご検討ください。
本資料に関するお問い合せ、資料請求などがございましたら、上記連絡先までお気軽にご連絡ください。
−以上−