Flash Grammar Sample - O

フ ラ ッ シ ュ ! 速 攻 英 文 法 1
Flash!
O
N
LY
Grammar 1
本書がまるごとフラッシュカードに! 本番は1問15秒で速答する!
E
中 澤 一 著
SA
M
PL
Hajime Nakazawa
予備校の授業半年分がギッシリ!
●絶対に知らなければいけないことをガッチリ固めたい!
●正解だけでなく、全ての選択肢に明確な解説がほしい!
O
N
LY
●文法をバラバラの知識ではなく関連事項はまとめて学習したい!
●フィーリングに頼った解説でごまかさないでほしい!
あなたのニーズはどれですか?
●スケジュールをきちんと決めて集中的に勉強を進めたい!
ポイントを絞ってマスターしたい!
●苦手な英文法を効率よく、
受験生が間違いやすいことを指摘してほしい!
●混同しやすい事項、
●英文法の効率的な学習法を知りたい!
「本」形式の問題集の落とし穴
E
●英文法の知識を英文を読む際に活用できるような生きた力にしたい!
PL
英文法をマスターするコツは反復練習です。いままで一冊の問題集
を繰り返し復習しているうちに、その本のレイアウトや、問題が並ん
でいる順番で答えを覚えてしまい、繰り返して復習する意味が薄れて
M
しまったという経験はありませんか?一冊の問題集を復習するとき
に、たとえば「仮定法」の章の中に入っている問題は、当然「仮定法」が
らみなので、間違い探しや空所補充も「仮定法」ということがヒント
しい」と感じたことはありませんか?このような状態で模試を受けて
も「成果」がでないのは当然です。これが、本形式の問題集の最大の
弱点でした。
全問がフラッシュカードになる『フラッシュ!速攻英文
法1』はこのような根本的な問題をイッキに解決しました!
●頻出事項を簡潔にまとめたリストがほしい!でも参考書のような分厚い
のはイヤ!
●反復練習が不可欠な英文法の学習を、短時間でもフル活用して進めたい!
●受験生に「こび」を売らずにやるべきことをハッキリ教えてほしい!
●上智・慶応・早稲田など最難関私大のハイレベル問題も確実な得点源に
したい!
●大学受験に限らず TOEIC、TOEFL、
英検でも使える本当の実力をつけたい!
●海外に行っても恥ずかしくない正しい英文法を学びたい!
●●●
SA
になって解けてしまうが「本当に自分がわかって解けたのかどうか怪
●「丸暗記」すべきことはハッキリ指摘してほしい!
﹃フラッシュ!速攻英文法﹄は 本気でこたえます!
●センター試験の「英文法」でパーフェクト・満点を狙いたい!
●第一志望校になんとしても合格したい!
iii
バランスのとれた設問タイプ̶四者択一・誤文訂正・整序作文・書き換え etc.
フラッシュカード裏面の解説を読むと
きに、いちいち「おもて」を見なくて
Tips とは別冊『Flash! Grammar
Tips 1』のことです。
もすむように、裏面にも問題を再掲載。
O
N
LY
『フラッシュ!速攻英文法』は
1冊まるごとフラッシュカード!
予備校の授業以上の詳しい解説!
082.【間違いを探せ】
If anything important happens (b)while I will be away, do not (c)hesitate to call me
(a)
even if it's midnight.
(d)
」
Tip「私が不在中に重要なことが起きたらたとえ真夜中でも躊躇せず電話してください。
s 24
Tips 24 時や条件を表す副詞節 (b) は「時を表す副詞節」なので、未来のことも will を
使わずに現在形で表すから while I am away となおす。be away で「かなりの間留守、欠席、
不在にしている」という意味。少し出かけるだけなら be out を使う。
参照 Tips の番号
正解は赤色で
と問題の「項目」
一目で分かる!
問題の和訳
E
私大で頻出される似た
002. We have to ( a. attend b. attend at c. attend to d. attend with ) what he tells us.
「私達は彼が私達に教えてくれることに注意を向けなければならない。」
言及。
意味に注意の自動詞と他動詞 attend には他動詞(Vt)も自動詞(Vi)もあるが
PL
Tips 2
ような意味の語句にも
難関私大ではいつこのような知識が試
されるかわからない。重要なことは
「細
かなこと」でも漏らさず解説。
用法により意味は異なる。a は Vt なので「∼に出席する」の意味になりこの文では文法上の
形としては良いが意味が通じないので×。b は「∼に出席する」の意味では通常 Vt 扱いで
at が不要。c は Vi で「∼に注意を払う、関心を向ける」という意味で○。d のように attend
with とは言わない。attend A with B で「Bと一緒にAに出席する」なら可。この問では A に
くべき Tips 番号。既習
事項の整理に便利!
フラッシュ
カードは簡単に
切り離せます。
iv
SA
一緒にチェックしてお
M
相当する attend のOがないので成立不可。意味も×。 Tips 1
「彼女は、本をひざにのせて座った。」
209. 【整序作文】
【正解】She (sat with a book in her lap).
付帯状況の with+O+ 前置詞 + 名詞 (N)「OをNに∼して」のパ
Tips 67 付帯状況の with 付帯状況の
ターンを使う。本をひざの上にのせているのだから、Oが a book であることがわかればあ
とは組み上げられる。in の代わりに on を使うことも可能。 「ひざの上にのせて」という
場合、ひざは2つあるから複数形にしたいが、この表現においては laps とはしないので
注意。
センター試験ではおそらく出題されそうにないことでも、難関私大、
TOEIC、TOEFL 対策に是非押さえておきたい高度なことは
と明示。自
分のレベルや必要に応じて一歩深い学習が可能になる。
v
111.【間違いを探せ】
The committee proposed (a)in the report that (b)school admissions (c)are mostly
based on (d)school grades.
「委員会は報告書で、入学審査は大部分を学業成績によって決めるべきだと提案した。
」
Tips 34 仮定法現在の should propose という「提案」を表す動詞が that 節を従えてい
るので、that 節の動詞は「仮定法現在」になり(c)の are を should be か should を省略した
Flash! Grammar
Tips 6
112.【間違いを探せ】
【間違いを探せ】
He (a)needs not (b)have brought his umbrella; (c)for they (d)were going by car.
Tips 35 need の用法 助動詞の need には過去形も三単現のsをつけた形もないので
(a) の needs の s を削除し need に直す。動詞の need を使って書き換えると He did not need
ので、このような助動詞の need と動詞の need との混同を狙った問題に注意しよう。
参照
Flash! Grammar
C
補語
to bring his umbrella. になる。動詞の need は needed, needs という形を作ることができる
O
目的語
112
He (a)needs not (b)have brought his umbrella; (c)for they
(d)were going by car.
「彼は傘を持って行かなくてもよかったんだ。だって彼らは車で行ったんだから。
」
V
動詞
O
N
LY
せるだろうか?
Vt
他動詞
be に直す。他にどのような動詞が使われたら、that 節の中で仮定法現在になるのか思い出
Vi
自動詞
The committee proposed (a) in the report that (b) school
admissions (c)are mostly based on (d)school grades.
S
主語
111
[助動詞]
Lesson 4 -- Auxiliary Verb
【間違いを探せ】
113.【間違いを探せ】
There were (a)almost no customers (b)coming to the jewelry store,
【間違いを探せ】
so she (c)could get her ring (d)fixed the same day. 「その宝石店にお客さんがほと
E
PL
【間違いを探せ】
SA
114
Since we (a)missed the last train, we (b)must have walked
home. (c)By the time we got home, we were (d)exhausted.
Flash! Grammar
【整序作文】
115
You ( as / throw / well / money / might / your ) away as spend it
on gambling.
Tips 30 could と be able to の区別 could は「実際にやってできた」ということを表さ
ず「そのような能力があった」ということを表すだけか、あるいは仮定法として「しよう
と思えばできる」という意味になるので、この問では、
「他に客がほとんどいなかったので」
という文脈なのだから、
「実際に」指輪を調整してもらうことができたと考え、(c) を was
able to get か managed to get に直す。
114.【間違いを探せ】 Since we (a)missed the last train, we (b)must have walked home.
「終電に乗り遅れたので家まで
(c)By the time we got home, we were (d)exhausted. 歩いて帰らなければならず、帰宅した時はへとへとだった。
」
Tips 38 助動詞 +have+ 過去分詞 (b)で言いたいことは「∼したに違いない」ではな
く、
「∼しなければならなかった」だから had to walk と直す。
「must have + 過去分詞」に
「∼しなければならなかった」という意味はない。しっかり区別しよう。
(a)に関しては、
missed したことと、we must have walked home の内容とそれほど時間の隔たりがあるわ
けではないので過去完了にしてもしなくてもどちらでもよい。 Tips 26
「ギャンブルにお金を使うくらいなら捨てた方がましだ。
」
115. 【整序作文】 【正解】You (might as well throw your money) away as spend it on gambling.
Tips 31 may/might の重要表現 might [may] as well ∼ as…で「…するくらいなら∼
する方がまし」。「∼」と「…」の部分には動詞の原形が来ることに注意。throw away で「∼
を捨てる」。You would rather throw your money away than spend it on gambling. と書
き換えてもよい。 Tips 39
45
Flash! Grammar
■ For Reading I www.o-method.co. jp ■ For Vocabulary I www.o-method.co. jp/tango ■
Flash! Grammar
M
113
There were (a)almost no customers (b)coming to the jewelry
store, so she (c)could get her ring (d)fixed the same day.
んど来なかったので、彼女はその日のうちに指輪を直してもらえた。
」
46
(b) saying
(c) talking
「イギリス人が天気のことを話す際に使われるたくさんの表現があります。
」
Tips 68 接続詞+分詞構文 分詞構文を使えば if や when など、接続詞を用いずに、
「条
件、理由、時、譲歩」などの意味を表すことができるのだが、意味を明確にするために、
(d) telling
あえて接続詞を分詞の前に書くことがある。ここでは似たような意味の動詞の語法が問わ
Flash! Grammar
O
N
LY
合う」のは talk を使うので c が○。 Tips 4
(c) burying
(d) to bury
treasure がどのような状態におかれているかを説明する語を入れる。bury は「∼を埋め
る」という他動詞である点を手がかりに考える。
「the treasure は bury される」のだか
②
「treasure が何かを埋める」という能動関係になり×。d も能動的な意味になり c 同様に他
Flash! Grammar
参照
動詞の目的語が欠けており×。
C
補語
ら受動関係にあり過去分詞を使う。a が○。b のような原形はここでは使えない。c だと
O
目的語
(b) bury
「その財宝は島のどこかに埋められたままになっている。
」
Tips 61 現在分詞と過去分詞 remain は補語を必要とする不完全自動詞。空所には the
動詞
197
(a) buried
) somewhere in the island.
Vt
V
197. The treasure remains ( a. buried b. bury c. burying d. to bury ) somewhere in the island.
The treasure remains (
Vi
他動詞
れている。about ∼が続いているから a は×。d も他動詞用法で×。
「∼について人と話し
S
自動詞
(a) discussing
c. talking d. telling ) about the weather.
主語
196
Lesson 7 -- Verbal [準動詞]
There are a lot of expressions used by English people when
(
) about the weather.
196. There are a lot of expressions used by English people when ( a. discussing b. saying
198. You will soon ( a. convince b. be convinced c. be convincing d. be convincing of )
) that I am right.
that I am right. 「君はすぐに私が正しいということを納得するだろう。
」
Tips 61 現在分詞と過去分詞 convince は他動詞(
(a) convince
(c) be convincing
(b) be convinced
(d) be convincing of
Flash! Grammar
M
).
SA
199
Just after putting away the dishes, (
(a) the doorbell rang
(b) Joan heard the doorbell ring
(c) Joan heard the door knocking
(d) the doorbell heard to ring
200
(a) feared
(c) frightened
おくので×。b のように受動態にすれば、主語の you が convince されるという関係が成立
するので○。
199. Just after putting away the dishes, ( a. the doorbell rang b. Joan heard the doorbell
ring c. Joan heard the door knocking d. the doorbell heard to ring ).
「皿の片づけをちょうどし終えたとき、ジョアンはドアの呼鈴が鳴るのをきいた。
」
Tips 65 分詞構文のつくりかた
Tips 68
接 続 詞 + 分 詞 構 文 注 目 す べ き は Just
after という接続詞の後に分詞構文が続いていること。putting away の主語が明記されて
いないから、後続の主節の主語が putting away の主語として機能するものを選ぶと a, d
象の世界で不気味。×。b は「呼鈴が鳴るのを聞く」となり○。知覚動詞は Tips 17
200. Don't be so ( a. feared b. fearing c. frightened d. frightening ). My dog won't bite you.
). My dog wonʼt bite you.
(b) fearing
Tips 18)
。d は of とい
う前置詞の後に that 節はおけず、またこの形では convince の直後に目的語(通常、人)を
は×。呼び鈴が putting away はできない。c だとドアがノックしていることになり怪奇現
Flash! Grammar
Donʼt be so (
Tips 14)だが、能動態のときに
直後に that 節を目的語としておくことはできないので a, c は×(
「そんなに怖がらなくても大丈夫。うちの犬は噛みつかないよ。
」
Tips 61 現在 / 過去分詞
(d) frightening
Tips 63 分詞形容詞 否定の命令文だから主語は You(省略
されている)。b の fearing は他動詞の現在分詞。目的語がなく×。d の frightening も他動
詞の現在分詞だが「分詞形容詞」なので目的語なしでも機能する。ただし意味が「あなたと
いう人が恐ろしい」ことになり×。a の fear は「∼を怖がる」なので、受動態である問だと
「恐れる対象」が you となり×。c の frighten は「∼を怖がらせる」なので、受動態になっ
48
79
Flash! Grammar
て「あなたが怖がらされる必要はない」ということになり、動詞としての用法も意味も○。
■ For Reading I www.o-method.co.jp ■ For Vocabulary I www.o-method.co. jp/tango ■
PL
198
E
You will soon (
80
これがフラッシュカード
の活用法! Flash!つもりできちんと説明できるようになるまで確認 ! これが、本当に
あなたの「力」になります。1つの問題が解けるようになるだけで
はなく、応用力がつきます。ほかの問題でも「どのように考え、何に
目をつければいいか」がだんだんわかるようになります。学習は「ま
ねること」から始まります。
全てを一日でできるとは限りません(通
常、無理です)から、何回かにわけて次のレッ
スンに入るまでにマスターします。
O
N
LY
▲
間違った問題や自信のない問題は、解説を読んで「解説をまねる」
Flash!▲
1
3
「マスターし
たカード BOX」と
「まだマスターできて
いないカード BOX」の
2つの箱を用意して分
別すると、達成度が一
目でわかりやる気
がでるよ!
4
Flash!-
E
前のレッスンのカードに戻って Flash! しま
す。すらすらできたら合格、できなかったら
もう一度チェックです!
マスターし
たカードがどん
どんたまっていくの
に比例して成績も上
がっていくよ!
さあ、スタート!
M
PL
2
Flash!-
ある程度、レッスンが進んだら、ときどき
▲
問題を解い
て間違ったものだ
けを本体から切り離し
てカードにしてもよいし、
やり終えた問題は全て切
り離しても大丈夫!自分
にあった方法で進め
よう!
▲
フラッシュカードは Flash させてこそ意味があります。Flash! とは「ひらめき」。
【 Flash! - 1 】でマスターしたカードを 10 枚以上の束にして手に持ち、最初はゆっ
SA
くりでかまいませんが、おもての問題を見て解説の要点をすらすら言えるかどう
5
Flash!-
かチェック。言えないカードは「束」から抜き取ります。「束」を一巡したら、言
えなかったカードの解説を読み直して再度頭の中にたたき込みます。そして、そ
▲
のカードを「正しく言えたカード」の「束」に入れて、トランプをきるように順番
ドを順不同にして、30 枚単位で手に持って、Flash!
を変えます。再度、
「束」を一巡してチェックします。手に持っている「束」全部
どんどんカードをめくっていき、頭の中で解説がひ
がすらすら言えるようになったら合格です。
らめくようになったら(いちいち長々とした「文章」
複数のレッスンが終わるごとに、全ての既習カー
で解説しなくても可。自分の良心がすっきりする
くらい「わかっている」という自信を感じたら)合
格!!
vi
vii
英文法を得点源にする3ステップ
『フラッシュ!速攻英文法』は
1冊まるごとフラッシュカード!
1
STEP しっかり考え理解する
文法は理屈をきちんと理解することが必要です。最初は面倒だと思えても、
1つの「法則」がわかると、どんどん「応用」できるようになります。たとえば「完
了不定詞」の考え方がわかれば「完了動名詞」も「完了分詞構文」の理解もグンと
高まります。
『フラッシュ!速攻英文法』では、全ての設問を紙面の許す限り詳しく
解説しています。また、関連事項は別冊の『Flash! Grammar Tips』にまとめてあり
ます。1つの問題で何倍もの力をつけることができます。
2
E
文法の勉強の「わな」は、実は「理解できた」と思った瞬間に現れます。
勉強したときに「理解できた」ことと、それが「試験で使える力になる」かどうか
PL
は必ずしも同じことではありません。自分で問題が解説できるようになるまで復習
してください。驚くほど、文法ができるようになります。
もう一つ、大切ことがあります。
「暗記」です。全てを暗記してはいけません。理
解すべきことと暗記すべきことは別です。また、全てが「丸暗記」に適していると
はいえません。しかし
「暗記」
しなければ先に進まないこともあります。
『フラッシュ!
M
速攻英文法』では「暗記」しなければ始まらないことはハッキリと指摘しています。
「暗記は無意味」とか「暗記は教育ではない」などという「いかさまの『ゆとり』ナ
SA
ンセンス」にはもう終止符を打ちましょう。語学に「暗記」は不可欠です。
『フラッシュ!速攻英文法』では、紙面の許す限り詳しい解説をしています。この
解説と別冊の『Flash! Grammar Tips』を、自分のものにしてください。(フラッシュ
カードを使った詳しい「復習方法」は ix ページをご覧ください)
3
最後に問題演習です。
『フラッシュ!速攻英文法』をフラッシュカードにし
て、収録されている問題を指示通りにマスターすれば、試験で出題される文法問題
の原則部分は十二分にカバーされます。今度は、競技スポーツで様々な相手と練習
試合をすることが大切なように、文法も同じく様々な問題に触れることでよりいっ
そう「力」がつきます。同じことをきかれても、出題形式が異なるだけで解けなくな
ることが往々にしてあるものです。最後の仕上げにたっぷりと問題演習をこなして
試験本番に臨んでください。
viii
いままで「単語」
「文法」あるいは、英語に限らずどの教科でも、同じ本(特に問
題集)を繰り返し復習しているうちに、その本のレイアウト(紙面の割付)や、
問題が並んでいる順番で答えを覚えてしまい、繰り返して復習する意味が薄れ
てしまったという経験はありませんか?あるいはある一冊の問題集を復習する
ときに、
「仮定法」の章の中に入っている問題は、当然「仮定法」がらみなので、
間違い探しや空所補充も「仮定法」ということがヒントになって解けてしまうが
「本当に自分がわかって解けたのかどうか怪しい 」と感じたことはありませんか?
■あんなに勉強したのに、なぜ本番で得点できないのか?
STEP 「解説ができるまで復習」+「暗記」
STEP 問題演習をする
■「本」形式の問題集の落とし穴
O
N
LY
英文法を得点源にするための「3ステップ」があります。これをきちんと守れば、
確実に文法はあなたの強力な味方になります。
✂
文法の勉強は3ステップ!これさえ守れば文法は得点源になる。
同じレベルの受験生が、一見同じような勉強をしているのに、しばらくすると歴
然と差が生じてしまうのはなぜでしょうか。それは、高校の出題範囲付きの定期
試験でもないかぎり、大学入試や TOEIC・TOEFL・英検などの文法問題には「一切
ヒントがない」からです。
「この問題は不定詞の問題です」と但し書きがあれば、
それだけで半分は解けたも同然です。ところが、文法の問題集のほとんどが「動
詞」
「不定詞」
「仮定法」というように項目ごとの編集になっています。もちろん、
文法を体系的に学ぶためには「項目ごと」に進めるのが一番効果的です。しかし、
「項目ごと」の配列は、体系的に学ぶ上では効果的でも、それを「試験用の得点力」
に変える練習においては非効率的です。
「反復練習」の段階では、一切のヒントな
しにスピーディに問題に答えることができるような練習をすることが必要です。
そこで、フラッシュカードが登場します。
■フラッシュカードで「速攻反復練習」!
『フラッシュ!速攻英文法』に掲載された全ての問題は切り離すだけで「フラッシ
ュカード」になります(iv ページ)
。フラッシュカードにすることで、簡単に問題
の順番を変えて反復練習をすることができます。カードを本体から切り離して
しまうと、
「おもて」には問題番号すら書かれていません(裏面には明記してあり
ます)。『フラッシュ ! 速攻英文法1』のいくつかのレッスンを終了したら、
「動詞」
も「仮定法」も「時制」も全てカード状態に切り離し、トランプを切るように順不
同にして、それでも「すらすら解ける」ようになるまで復習します。他にもフラッ
シュカードを使うメリットは数え切れません。
「フラッシュカード」は試験当日
までフルに活用できます。
ix
フラッシュカード Q & A
なぜカード
をリング でと
めて使っては
いけないの?
フラッシュカードは「これがフラッシュカードの活用法! FLASH!-2」
(vi
答えを 覚
えてしまった
カードでも繰
り返すの?
答えを覚えていても「解説」ができないカードは何度も繰り返す価値が
同じカード
を何回もやる
の?
解説がしっかりできるようになったカードを何度も繰り返す必要はあり
1ページで1項目
なので見やすく使
いやすい
微妙な、しかし重要
な違いにも言及
ページ)のように利用します。すらすら解説が言えないカードはどんど
ちカードをリングからはずさなければならず不便です。もちろん、持ち
運び用にリングで留めておくのはかまいません。
大いにあります。答えはわかるのに、どうしてほかの選択肢が間違って
いるのか説明できない場合、それは「まだまだあやふやな理解」であると
いう証拠です。ここできちんとマスターするかどうかが、成績が伸びる
人と伸びない人の分かれ道です。がんばってください!
ません。しかし、時間の経過と共に、前にやったことを忘れてしまうこ
とは誰にでもあります。一度できるようになったカードでも、ある程度
の時間が経ったら、再度チェックすればとても効果的です。
O
N
LY
ん抜き取っていきますから、リングでカードを留めたままだと、いちい
E
本のままだと、たとえば「不定詞」をやっているときには「不定詞の選択
肢」が答えに決まっています。「間違い探し」の問題では「動詞周辺」の部
分が間違いである確率がほぼ 100%でしょう。しかし、フラッシュカー
ドはバラバラにできるので、ある程度、レッスンが進んだら、既習カード
PL
なぜ本のよ
うな形式のま
まやってはい
けないの?
英文を読む上で必
要なことも一緒に
学べて一石二鳥!
を全て混ぜてしまうことができます。そうすることで今やっている問題
センター試験や
日常の英語ではあ
まり必要ないが、
難関私大・TOEIC/
TOEFL や 正 式 な
場では知っておく
べき情報は で解
説!ハイレベル対
策も万全!
が「どの文法分野の問題か」というヒントなしに答えなければなりませ
ん。これを可能にするのがカードです。
例文も豊富に掲載
復習にも便利な関
連 事 項 Tips に も
言及。有機的な勉
強が可能!
M
別冊『Flash! Grammar Tips』の使い方
文法を超えた利用価値
SA
■問題の解説には、関連事項をまとめた『Flash! Grammar Tips』の参照番号が書か
れています。解説を読む際には必ず『Flash! Grammar Tips』も利用してください。
別冊『Flash! Grammar Tips』には「絶対に欠かせない重要事項」をリスト形式で掲
載しました。随所に「これが知りたかったんだ!」というヒントがちりばめられて
います。単に文法の勉強で終わるのではなく、読解・会話・作文にも生かせる情報
が詰まっています。
x
難関大・TOEFL・TOEIC の「鋭い問題」にもズバリ答える
『Flash! Grammar Tips』は特に「ハイレベル問題」対策として「辞書の説明では短
かすぎる。分厚い文法の専門書をじっくり読む時間はない。ほかの問題集や過去
問集の解説には書かれていない」ことにも答えています。特に のマークはハイ
レベル問題対策として是非参考にしてほしい事項の印です。出題頻度の点で「毎
年出題」というほどではありませんが、難関私大などで出題されたことがあること
や、出題の可能性が十分にあることが中心です。
「誰もが解ける問題は解けて当然、
他の人が解けない問題が解けて初めて合格する」というハイレベル大学の受験の
現実に真正面から立ち向かいました。
xi
フ ラ ッ シ ュ ! 速 攻 英 文 法 1
Flash!
LY
Grammar
PL
E
O
N
Tips 1
SA
M
Hajime Nakazawa
Lesson 4
Tips 34
Tips 38
Auxiliary Verb
should・ought to の用法
助動詞 +have+ 過去分詞
関連問題
096,097,111
should の用法
に注意。
O
N
LY
may [might] have + 過去分詞「∼したかもしれない」
●過去のことの推量を表す
Ⓐ 義務「∼すべきだ」(=ought to 不定詞 ; ought to の方が意味は強い)
Ayako may have fallen love with him. (亜矢子は彼と恋に落ちたのかもしれない)
You should love your neighbors. (隣人を愛すべきです)
Ⓑ 推量・当然「∼のはずだ」(=ought to 不定詞)
This plan should work. (この計画はうまくいくはずだ)
Ⓒ 感情や判断の強調「∼するとは、∼だなんて」
must have +過去分詞「∼したにちがいない」
●過去のことについてかなりの確信を持った推量を表す
Naoya must have been faithful to his belief.
(直哉は自らの信念を貫いたに違いない)
It is surprising that you should come late for school. (君が遅刻するなんて驚きだ)
It is natural that she should burst into laughter. (彼女が笑い出すのも当然だ)
Ⓓ 疑問詞と共に「いったい」
● must have 過去分詞の否定形は cannot have 過去分詞を使う
How should I know? (そんなことどうして知らなきゃいけないの?)
Who should come in but Hillary Clinton?
(誰が入ってきたかと思ったらヒラリー・クリントンだったよ!)
●「∼しなければならなかった」の意味では had to V を使う点に注意。
cannot have + 過去分詞「∼したはずがない」
●過去のことに関し強い否定の推測をする場合に使う
Plus:should は why, how, who などの疑問詞と共に使って「反語」的な意味を表すこと
E
も多い。
PL
Ⓔ 控えめな表現
Take your lap top with you in case you should need to print out some documents.
(文書のプリントアウトが必要になるといけないからラップトップコンピュータ
を持って行きなさい)
Plus:lest の 場 合 は「may, might, 直 説 法 」、in case は「 直 説 法 」が、for fear は「may,
M
might, will, would」、so that は「may, might, can, could, will, would」などが should の代
わりに使われる。in case 節の中では未来を表す will/would は使わないことを特に覚えて
おきたい。
Tips 6
Kenichiro cannot have declined such a good offer.
(健一郎がそんなによい申し出を断ったはずがない)
need not have + 過去分詞「∼する必要はなかった(実際はした)」 Tips 35
● 過去のことに関する必要性を表す。need not have+ 過去分詞で「∼する必要がな
かった[が実際にはした]」という意味になるが、動詞の need を使って「didn t need
to V(= didn t have to V)」とすると「∼する必要がなかった[実際にしたかどうかは
文脈から判断]」という意味になる。
She need not have done the dishes.
(彼女が皿洗いをする必要はなかったのに[実際にはそうした])
She did not need to [have to] do the dishes.
(彼女が皿洗いをする必要はなかったのに[実際にしたかどうかは不明])
●助動詞の need は主語が三人称単数でも s はつかない。
SA
ought to 不定詞の用法
●「ougth to 不定詞」の否定形は「ought
関連問題 098,100,101,
102,103,104,114,117,120
とが多い (Tips 32 参照)。過去のことを表すには、
「助動詞 +have+ 過去分詞」の形で表す。
●下線部和訳問題でもよく狙われるので「訳し方」もしっかり覚えよう。
Ⓖ 要求、提案などを表す動詞、形容詞、名詞に続く that 節の中で使う
Auxiliary Verb
■たとえば may の過去形は might だが、これで「過去のこと」を言い表せるわけではないこ
●以下のⒶ , Ⓑの用法では ought to と置き換えが可能だが、Ⓒ∼Ⓕでは不可である点
I should think so. (そうだと思うんですけど)
Ⓕ lest, in case, for fear, so that などと共に
Lesson 4
not to 不定詞」である点に注意
should [ought to] have + 過去分詞「∼したはずだ、∼すべきだったのに(実際はしな
かった)
、∼するはずだったのに(実際にはしなかった)」
Ⓐ 義務「∼すべきである」(=should)
You ought to clean your own dishes. (自分の食べた皿くらい自分で片づけて)
Ⓑ 推量・当然「∼のはずだ」(=should)
●過去における義務や、完了の予想、事実に反する結果などをあらわす
He should have carried his wallet with him instead of leaving it on the desk.
(彼は財布を机の上に置きっぱなしにしないで身につけておくべきだったのに)
Jane left her home around 5:30. So she should have arrived at her aunt s house
by now. (ジェーンは5時半頃に家を出たんだよ。だから、もうおばさんの家に着い
ているはずだよ)
Ricky ought to be home by now. (リッキーはもう家に帰っているはずだ)
34
38