渡辺常二郎さん,農林水産大臣表彰 さけ・ますのふ化事業 l 乙携わって 3 3年 根室支場虹別事業場長の渡辺常 二郎さんが, 4月 7日東京の農林水産省ホールにおいて,栄えある農林水産 大臣表彰を受けた。ふ化場関係では, 安田貞男さん(昭和 4 1年),鎌口憲治 6年) ,乙次ぎ三人目の優良職員表彰である。 さん(昭和 4 5年に入庁し,十勝支場を振り出しに天塩,根室,北見支 渡辺さんは昭和 2 場管内で持前の手腕を発揮してきた。現在は,ふ化場の中枢ともいえる虹別 事業場の場長で,現場の第一線 l 乙立ち若手職員の指導 l 乙当っている。 生物の管理という仕事に対し,独自の発想、と理論をもち,さけ・ますの資 源育成ζ l努めてきた。最近では,その成果も着実に表われ,技術者として高 い評価を得ている。 乙加え 式典には影の功績者である奥さんを伴なっての上京,受賞の喜乙び l 久方ぶりの「フルムーン J も満喫したようである。 東京からの帰途には本場にも立寄り,将来に向けてのふ化事業の重要さを, 若者のような熱っぽい口調で力説された。 五十嵐啓喜さん,札幌市民芸術祭賞を受賞 札幌市民芸術祭賞のマンドリン部門で五十嵐啓喜さんが栄えある受賞に輝 、 しf こ 。 繊細な指先で算盤の珠を弾じいてゆく五十嵐さんが,市民芸術祭賞を受け 1歳の時に始めてマンドリンを手ζ lし , たのは,当然の結果かも知れない。 1 以来父親の厳しい指導と,彼の猛練習が今日の基礎を築いたのである。ふ化 場l 乙入ってからも,本職(?)のマンドリンの音色はさらに磨きがかかり, 現在では「札幌プレク卜ラム・アンサンブノレ Jのコンサー卜マスターである。 彼の父親も先代のコンサートマスターというから,いわば音楽界の貴公子な 2の音 のである。彼の手にかかれば,一秒間にピックは弦の聞を 6往復し, 1 を奏でることが出来るという。ということはマンドリンは複弦であり,彼の べつ甲製のピックは毎秒 2 4弦もつま弾くことになる。凡人にとっては真に驚 4 2 ' J i iと思える。 音楽は人聞を和やかにするといわれます 今回の受賞を踏台とし,さらに 多彩な演奏活動を続けてもらいたいものです 昭和 5 8 年度 さけ・ます増殖事業計画 本年度のさけ・ます増殖事業計画は. 7月 8日開催された中央漁業調整審 議会の承認を得て決定した。 主要三魚種の計画内容は次の通りとなっている。 さ け 海 区 オホーツク 日 本 根 室 親魚捕獲数 (尾) 3 0 0 . 0 0 0 2 2 8 . 4 0 0 2 9 0 . 0 0 0 3 31 .000 号吐 えりも以東 J15400 3 6 4 . 8 0 0 採卵数 (千粒) 3 1 8 . 8 0 0 1 9 9 . 8 0 0 2 8 9 .7 0 0 3 2 9 . 5 0 0 2 2 7 . 6 0 0 道外移殖 (千粒) ム 103,000 1 .3 6 5 .4 0 0 放流尾数 (千尾) 2 2 7 . 0 0 0 1 5 9 . 5 0 0 2 0 0 . 6 0 0 2 6 4 . 6 0 0 1 8 7 . 3 0 0 1 .0 3 9 .0 0 0 さくらます 海 区 オホーツク [ 3 本 室 えりも以丙 根 全道計 車見魚捕獲数 採卵数 3 . 8 0 0 (尾) 4 . 5 0 0 4 . 0 0 0 1 .200 放流尾数 2 . 3 7 7 (千粒) 6 . 4 2 3 3 . 0 0 0 1 .300 1 3 . 5 0 0 1 3 . 1 0 0 ι 一 2 . 0 0 0 (千尾) * 5 . 8 0 0 2 . 4 0 0 1 .000 * 1 1 . 2 0 0 *さくらます池中養成分を含む。 からふとます 海 区 親魚捕獲数 採卵数 えりも以東 えりも以西 1 9 5 . 0 0 0 (尾) 1 2 . 2 0 0 7 0 .7 0 0 3 .2 0 0 2 . 0 0 0 1 0 6 . 0 0 0 (千粒) 4 . 3 0 0 2 9 . 0 0 0 1 .900 9 5 0 全道計 2 8 3 .1 0 0 1 4 2 .1 5 0 オホーツク 日 本 根 至 4 3 放流尾数 8 4 . 5 0 0 (千尾) 3 .5 0 0 2 3 .2 0 0 1 .500 1 .500 1 1 4 . 2 0 0
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