今年は、例年よりも早く真夏日(30度以上)を全国各地で記録しています。 特に高齢者の方は、体温調節機能が低下し、自覚がない のに熱中症になるおそれがあります。水分をこまめに補給 して、室温が高いときは、無理をせずエアコン(目安とな る室温28℃)などを活用して、体調と室温の管理をお願 いします。 また今後、気象庁から「高温注意情報」が発表された日 は、35℃以上となることが予想されますので、特に注意してください!! 無理なく節電し、熱中症を予防して快適な夏を過ごしましょう。 熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水 分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働か なくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや 意識の異常など、さまざまな症状をひきおこす病気です。 家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、 熱中症になる場合がありますので、注意が必要です!! 症 重症度 状 めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の汗 頭痛・吐き気・体がだるい 体に力が入らない・集中力や判断力の低下 意識障害・けいれん・運動障害(歩行困難) ・ 意識障害・けいれん・運動障害がある場合 すぐに救急車を要請しましょう! ・ 意識がしっかりしている場合 涼しく、風通しのよい 場所に仰向けで寝かせ、 衣服を緩めます。 また、脱水状態になっ ていますので、薄い食塩 水を与えてください。ス ポーツドリンクでも代用 できます。 ★ 部屋の温度をこまめにチェック! (普段過ごす部屋には温度計を置くことをお奨めします) ★ 室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に 使いましょう! ★ のどが渇いたと感じたら必ず水分補給! ★ のどが渇かなくてもこまめに水分補給! ★ 外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、 日よけ対策(日傘・帽子)も! ★ 無理をせず、適度に休憩を! ★ 日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを! 地面の照り返しにより、 汗腺などが未熟 保護者の方へ 高い温度にさらされる ・ ・ ・ ・ 体温調節機能が未熟なため、 お子さんの様子を十分に観察 しましょう! 遊びの最中には、水分補給や 休憩を! 外出時の服装に注意し、 帽子も忘れずに! 日頃からバランスのとれた食 事や運動、遊びを通して暑さ に負けない体づくりを実践し ましょう! 熱中症にかかりやすい。 汗をかきにくい 暑さを感じにくい 熱中症にならないために 体温を下げるための体の反応が弱くなっており、 自覚がないのに熱中症になる危険がある。 ・ 室温をこまめにチェックし、 エアコンや扇風機等を活用! ・ のどが渇かなくても水分補給! ・ 調子が悪いと感じたら、家族 や近くの人にそばにいてもらい ましょう!
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