甲斐ゼミナール (株式会社サンキョー)

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Interview
多様化する教育ニーズに対応し、
教育の本質を追究し続ける
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甲斐ゼミナール
(株式会社サンキョー)
取締役社長兼校長
大島 保 さん
1983年株式会社サンキョー
(甲斐ゼミナール)
入社。1991年校長就任。2005年取締役
社長に就任。状況を多角的に分析し、的確な判断を。教育に情熱を注ぐ博学者です。市井
や歴史にも詳しく、芸能ニュースや最新の流行、
サブカルチャーにまで精通し、
あらゆる世代
の社員と笑いを交えて話してくれます。飽くなき探求心を持ったパワフルな社長です。
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対 応 する強さと対 応 力 をつけていく 必 要が
そして、子ども達の個 性と人 格の形 成の
あるでしょうね。
中で、自主性を尊重しながら向学心を醸成
◆ 事業内容:小・中・高校生対象の総合進学塾、
公開模擬試験、
学習・進学相談、
各教室管理運営など。
◆ 設立:1974
(昭和49)
年 ◆ 代表者:取締役社長 兼 校長 大島 保 ◆ 資本金:2,300万円 ◆ 売上高:20億円
(2014年10月期)
◆ 従業員数:340名
(個別指導講師を含む)
◆ 平均年齢:32歳
◆ 事業所:松本・清水・高宮・岡谷・茅野・諏訪
(長野県6教室)
、
山梨県内43教室、
静岡県内4教室、
東京都1教室
◆ 募集職種:講師職
(小学生・中学生の学習指導、
進学指導、
一般業務)
させ、競争力のある子ども達を育てていきた
COMPANY PROFILE
●山梨を中心に教室を展開し、
高い実績を上げている
そうですが、その強みは
どこにあるのでしょうか。
会に出ていく 子どもの土 台 を 作ることだと
考えています。社会や国を豊かにしていく土
いと思っています。私は、教 育そのものが社
台作りをしていることが我々の社会貢献であ
子ども達が塾に来る目的は、成績を上げ、
丁 寧 ・わかりや すい授 業 ﹄を ポリ シーに、
り、存在意義であると思っています。
志望校に合格するためです。私たちは
﹃親切・
同 時にその 子の 将 来 を も 見 据 えた 授 業 を
●最後に教育現場で必要とされる
人材についてお聞かせください。
一人ひとりを 大 切にしつつ目 標 を 達 成させ、
そこで大 切なのが、先 生の
〝質〟。山 梨 県
行っています。
は、地 域に根ざした教 育 展 開で高い実 績を
ベースに置いているのは、周 囲から受け入
〈所在地〉
〒400-0016 山梨県甲府市武田1-2-19 〈TEL〉
055-251-5592
(人事課直通)
〈採用担当者〉
人事課/野田・長島 〈E-mail〉
[email protected]
でスタートし、既に 余年の歴史をもつ当社
残しています。その歴史の中から積み上げた
人材ですね。色々な人が欲しい。色々な人が
れられるパーソナリティをもった多 様 性ある
集まるから人 生も楽しめる。また柔 軟 性が
データがシステムの基礎となり、先生を育て
は、個 人 の 素 質 や 資 質に頼 るだけで ない、
欲のある 人。伸 びよう という 意 識 を も ち、
あり素直な人、何でもやってみようという意
る研修の仕組みとして確立しています。我々
高いクオリティの授業を行うことが求められ
可能性が感じられました。 (久保田)
取材メンバー
久保田 智帆、
渡辺 麻紀
常に学習し応用していける人がいいですね。
脱ゆとりなど変化が続く教育環境の中でも子どもの
ためを考え努力を惜しまないという姿勢に、教育の
果に結び付けてきたことが信 頼につながって
ます。そしてそれを合 格 実 績という 形で結
学校と異なり成績UPが義務ではあるが、成績と
いうものさしに留まらず子どもの人生に影響を与える
塾という社長の思いが大変印象的でした。少子化、
いるのです。
子どもの未来形成を担う塾現場
授業形態も集団授業、個別指導や通信教
育部門を設け、進学傾向の変化や多様化す
る教育ニーズにも対応しています。
●高い合格実績をお持ちの
ようですが、今後のビジョンに
ついてお聞かせください。
指 導 要 綱 の 改 正 やセンター試 験 見 直 し
応するために、教 育 方 法や技 術、内 容など
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など、進 学 傾 向や教 育ニーズの多 様 化に対
【問合わせ先】
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システムの適 格 化 を 図ると同 時に、変 化に
学生記者の視点
指導風景
茅野教室