二流体微粒化ノズル - JAXA AEROSPACE Biz

二流体微粒化ノズル
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H25-
Atomizing nozzle of the two-fluid
単位時間当たり、より多くの液体をより微細に微粒化できます。
構造が簡易で、安価・小形・省電力です。
従来技術
空気や蒸気等の気体の流れにより、液体を微粒化する二流体微粒化ノズルがあります。二流
体微粒化ノズルでは、圧縮空気により液体を噴射するので、多量の液体を短時間に微粒化す
るには、比較的高い圧力の圧縮空気が大量に必要となり、そのため多くの電力消費量が必要
となります。また、単位時間当たりの液流量を増加すると、粒子径が粗大化する傾向もあり
ます。
本発明の特徴
ノズル内の構造を見直し、気流の一部が「外筒」の内周面から液体供給器の内周壁面
で囲まれた空間に、旋回流となって流入するような新構造としました。
部
品
↑ P 方向から見た図 ↑ AB 断面図
本発明の効果
・構造が簡単で、圧縮空気にかかるエネルギー消費量を削減できます。
・気体の圧力が低い場合においても、単位時間当たり、より多くの液体をより微細に
効率的に微粒化できます。
特許番号
特許4266239号
開発状況
試作中
想定される用途
燃焼装置、加湿装置、散布装置等
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使ってみたいJAXA特許誌面.indd
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