二流体微粒化ノズル 28 H25- Atomizing nozzle of the two-fluid 単位時間当たり、より多くの液体をより微細に微粒化できます。 構造が簡易で、安価・小形・省電力です。 従来技術 空気や蒸気等の気体の流れにより、液体を微粒化する二流体微粒化ノズルがあります。二流 体微粒化ノズルでは、圧縮空気により液体を噴射するので、多量の液体を短時間に微粒化す るには、比較的高い圧力の圧縮空気が大量に必要となり、そのため多くの電力消費量が必要 となります。また、単位時間当たりの液流量を増加すると、粒子径が粗大化する傾向もあり ます。 本発明の特徴 ノズル内の構造を見直し、気流の一部が「外筒」の内周面から液体供給器の内周壁面 で囲まれた空間に、旋回流となって流入するような新構造としました。 部 品 ↑ P 方向から見た図 ↑ AB 断面図 本発明の効果 ・構造が簡単で、圧縮空気にかかるエネルギー消費量を削減できます。 ・気体の圧力が低い場合においても、単位時間当たり、より多くの液体をより微細に 効率的に微粒化できます。 特許番号 特許4266239号 開発状況 試作中 想定される用途 燃焼装置、加湿装置、散布装置等 35 使ってみたいJAXA特許誌面.indd 35 2014/08/08 12:06:04
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