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環境設定マニュアル
第 1版
Bricscad.jp
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■ ユーザーインタフェイス - 画面名称
3
■ 環境設定保管・切替え
4
■ 単位の設定
4
■ 自動保存間隔の指定
5
■ スクロールバー無効
6
■ 画面背景色設定 →『黒』
6
■ 旧タイプで常に保存
7
■ クロスヘヤーサイズ・色変更
7
■ ビックボックスの設定
7
■ 図形スナップ設定
8
■ 図形トラックスナップ
8
■ 極追加角度
8
■ スナップトラックの設定
9
■ ダイナミック入力
9
■ マウス中ボタンで画面移動
10
■ テキストスクリーンの表示
10
■ クワッド無効
10
■ オブジェクトの自動ハイライト効果
11
■ マウスショートカットを無効にする
11
■ プロンプトメニューを止める
11
■ トリムの仮想ライン延長
12
■ 文字がミラー反転したら
12
■ フォント変更
12
■ マウスズームの倍率変数
13
■ ファイルをドラック&ドロップで利用する
13
■ 常にダイアログを表示するには、?
13
■ おまけ
14
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■ ユーザーインタフェイス - 画面名称
① タイトルバー ~ 作画中のファイルが表示されています。
② メ ニ ュ ー バ ー ~ プ ル ダ ウ ン で 各 機 能 コ マ ン ド 実 行 出 来 ま す 。『 Alt』 で 表 示 。
③ ツ ー ル バ ー ~ ア イ コ ン 化 さ れ た コ マ ン ド (表 示 は 、 余 白 右 ク リ ッ ク )
④ Ribbonメ ニ ュ ー ~ 非 表 示 設 定 は 、 左 上 『 × 』
⑤ コマンドバー ~ ダイレクトコマンド入力
⑥ ステータスバー ~モード切替→直行モード、極トラック、スナップ、等。
⑦ 作 画 領 域 ~ 背 景 色 『 黒 』 設 定 → 設 定 『 背 景 色 』 で 検 索 (下 矢 印 )
⑧ モ デ ル レ イ ア ウ ト タ ブ ~ モ デ ル ・ layout切 替 え (右 ク リ ッ ク )新 規 ・ コ ピ ー 等
⑨ Lookfrom ~ 3D 簡 易 表 示 方 向
⑩ UCSア イ コ ン ~ WCS・ UCS 表 示 位 置 は 、 変 更 出 来 ま す 。
⑪ コ マ ン ド バ ー カ ス タ ム ~ こ の 余 白 で 右 ク リ ッ ク 『 BRICSCAD』 → 表 示 し た い バ ー
⑫ プ ロ パ テ ィ バ ー ~ 各 要 素 の 属 性 変 更 出 来 ま す 。『 フ ィ ル タ ー ア イ コ ン 』
⑬ 浮動ツールバー
② ツールパレットタブ ~ ツールの切替えバー
カ ス タ マ イ ズ は 、 右 ク リ ッ ク → ツ ー ル を 追 加 (選 ん で -現 在 の ツ ー ル に 追 加 )
拡 大 画 像 は 、 cadweb か ら
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■ 環境設定保管・切替え
環境設定のバックアップも忘れずに…
win ス タ ー ト → 全 て の フ ァ イ ル → brics …
【ユーザープロファイル管理】
コピーで新たに作成 名称コメントを付けて保存です。 不具合がある場合、いつでも戻れ
るように最初に準備してください。
こ こ で は 、 bak と し て 予 備 を 保 存 し て い
ます。
ファイルネーム末尾に日付で管理する
方法をお薦めしています。 不具合前に
戻 す 準 備 で す 。 予 備 の 【 bak】 は 、 い つ
でも初期に戻す為に最初に作成して下
さい。
コメントも有効に利用して管理します。
・客先毎に利用する‥
・ Ver 毎 に 使 い 分 け る ‥
・環境を変えて試す‥
何か変更する前に環境を保管する習慣を付けましょう。
保管出来ましたら最後に切替えます。 現在の状態をセットして起動します。
■ 単位の設定
入 力 単 位 : [4]ミ リ
計 測 値 : [1]ミ リ 系
長 さ 単 位 形 式 : [2]十 進 表 記
長 さ 単 位 精 度 : 0.001
メ カ 設 計 用 に は 、上 記 が 必 携 と な り
ま す 。 inch の 設 定 の 場 合 は 、 こ こ
を変更します。
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■ 自動保存間隔の指定
『設定』→『設定』
「プログラムオプション」
『検索』→『自動保存』
1. 切 替 時 、 自 動 保 存 を 確 認 し ま す 。
2. 保 存 フ ァ イ ル パ ス を 変 更 し ま す 。
サーチパスも作業環境にて変更して
下さい。
3.
自動保存の間隔
万 が 一 に 備 え て の 自 動 保 存 (分 単 位 )復 元 す る こ と が 出 来 ま す 。
初 期 値 は 60 分 で す 。 自 動 保 存 フ ァ
イルの名前は、ファイル名・拡張子
.SV$
コ ピ ー し て 、 拡 張 子 を DWG
にすると通常のファイルとして利用
出来ます。
シートセットの自動保存も確認し
ます。
ティフォルト:オン
注 意 ) VBA-プ ロ ジ ェ ク ト を ロ ー ド 時 ‥ に チ ェ ッ ク が あ り ま す が 64bit で は 、 未 対 応 で す 。
ち ょ こ っ と Memo
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■ スクロールバー無効
スクロールバーが邪魔という方は、
『 フ ァ イ ル メ ニ ュ ー 』『 表 示 』
最下部にスクロールバーがあります。
シ ョ ー ト カ ッ ト 『 Shift + F4 』
『設定』→『設定』→『プログラムオプション』
『システム』→『ウィンドウスクロールバー』
チェックを外します。
コ マ ン ド バ ー ・ Ribbon バ ー ・ ス テ ー タ ス バ ー ・ プ ロ パ テ ィ も 同
様 で す 。コ マ ン ド バ ー は 、常 に 使 い ま す の で 、チ ェ ッ ク は そ の ま
まです。
ユーザーインタフェイス ⑪余白右クリックも参考にして下さ
い。
■ 画面背景色設定 →『黒』
「設定」→ 「設定」
→ 「プログラムオプション」
→「表示」→「背景色」
『検索』→『背景色』
▼で『黒』を指定
ペーパー空間と個別に設定出来ま
す。 お好みで設定出来ます。
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■ 旧タイプで、常に保存
下図のように保存形式を指定出来ます。パレットが表示されます。
保 存 形 式 と 起 動 は 異 な り ま す 。ク リ
ッ プ は 、 2013 の ま ま で も 、 OK で
す。
この時、バックアップファイルを作るか? の指定も同時に行います。
■ クロスヘヤーサイズ・色変更
『プログラムオプション』 → 『表
示』 →
ク ロ ス ヘ ア ー サ イ ズ (3) → 5
【色の変更】
『 プ ロ グ ラ ム オ プ シ ョ ン 』→『 表 示 』
X軸の色 →
Y軸の色 →
Z 軸 の 色 (2D 不 要 )
好みになりますが、膨張色:収縮色を意識して設定して下さい。
収縮色: グレー・濃い青・暗い茶色など
■ ビックボックスの設定
『 プ ロ グ ラ ム オ プ シ ョ ン 』→『 選 択 』
ピックボックス
初期値: 3 →
5
図 形 を 選 択 す る 時 に 、検 索 範 囲 の ボ ッ
クスのサイズを大きくします。
ホ イ ー ル の 速 度 の 設 定 :『 ナ ビ ゲ ー シ ョ ン 』 → ス ピ ー ド 改 善 [5]→ 数 値 を 変 更 し ま す 。
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■ 図形スナップ設定
図形スナップは、オブジェクトの正
確な位置を指定するために利用しま
す。
切替えは、ステータスバーの「図形
スナップ」で行います。
カーソルを乗せて、マウスの右ボタン
をクリックすると設定が表示されま
す。
設 定 変 更 は 、『 検 索 』 → 『 ス ナ ッ プ 』 検 索 ↓ で 、 細 か な 設 定 が 可 能 で す 。
■ 図形トラックスナップ
極 ス ナ ッ プ は 、任 意 の 角 度 を 設 定 し
て 角 度 線 分 を 作 図 出 来 ま す 。直 行 と
切替えて利用出来ます。
切 替 え は 、ス テ ー タ ス バ ー の「 極 ト
ラック」で行います。
角度の設定は、設定で行います。
現 在 は 。『 90』 → 15
そ の 都 度 、設 定 で 切 替 え て 利 用 出 来
ま す 。開 始 線 分 か ら の 正 確 な 角 度 で
作 図 す る 場 合 、 角 度 設 定 を し て 利 用 し ま す 。 15 度 に 設 定 す る と 15 度 単 位 で 増 分 し ま す 。
■ 極追加角度
極追加角度は、増分されない設定です。入力した値のみトラッキングされます。極追加角
度 を 有 効 に し た い 場 合 は 、『 極 ト ラ ッ キ ン グ 追 加 角 度 を 使 用 』 を オ ン に し ま す 。
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■ スナップトラックの設定
設定した角度で作画する場合
『極トラック』
『図形スナップ』
『スナップトラック』
をオンにすると指定角度の位置にカーソルが来ると、直
前に指定した点から現在のカーソル位置の相対座標が表
示 さ れ 正 確 な 角 度 で 作 画 出 来 ま す 。 45 度 優 先 し て 作 画 出 来 ま す 。
値 の 切 替 え は 、 TAB で 送 り ま す 。
さ ら に 、延 長 し て ド ラ ッ ク す る と 起 点 の 交 点 を 検 出 し て 、
正確な角度を優先して書くことが出来ます。
この機能を利用して、コーナー処理をすることなく図形
が作成出来ます。
ステータスバーで切替えての運用となります。
■ ダイナミック入力
ダイナミック入力は、作成中ま
たはグリップ編集中の線形図形
の長さと角度を指定するインタ
ーフェースをカーソルの位置に
表示します。上記の設定とは、
別管理です。
ダ イ ナ ミ ッ ク 入 力 数 値 は 、 TAB
で送ります。
ダイナミック入力の動作や作動
状況は、一連のシステム変数と
ユーザー設定を通してコントロ
ールされます。コマンドプロンプト領域をその都度見なくても、作図が可能になります。
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■ マウス中ボタンで画面移動
『設定』→『設定』
『検索』→『マウス中』
『画面移動のサポート』
『プログラムオプション』
『操作の設定』
検 索 → 『 マ ウ ス 』 で 、 ZOOM 係 数 ・ 方 向 を 設 定 出 来 ま す 。
■ テキストスクリーンの表示
・ Bricscad プ ロ ン プ ト 履 歴
テキストスクリーンは、メッセージを確認したり、
履歴を確認したり、さまざまな情報がテキストで表
示されます。
『F2』キーを押すと、テキストスクリーンが表示さ
れます。
もう一度『F2』を押すか、閉じます。
■ クワッド無効
『プログラムオプション』→『クワッド』→
クワッドを表示
[0] ク ワ ッ ド を 表 示 し な い
ステータスバーでも可能ですので、ここでは
無効とします。
3D の 場 合 は 、 パ ス し て 下 さ い
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■ オブジェクトの自動ハイライト効果
『プログラムオプション』→『選択』
→『選択プレビュー』
選択プレビュー効果
[0] 破 線
[1] 厚 み の あ る 線 分
[2] 厚 み の あ る 破 線 (初 期 値 )
■ マウスショートカットを無効にする
『プログラムオプション』→『システム』→『マウスショートカット』
→ 『マウスショートカットを無効』
※ 2D の 場 合 は 、 こ の 機 能 は 邪 魔 で す 。
【画面操作】
・ リ ア ル ズ ー ム = Ctrl+Shift+左 釦
・ リ ア ル タ イ ム パ ン = Ctrl+Shift+右 釦
・ ビ ュ ー 回 転 = Ctrl+左 釦
・ Z 軸 固 定 回 転 =Ctrl+右 釦
■ プロンプトメニューを止める
『プログラムオプション』→『表示』→『プロンプトメニュー』
※ダイレクトコマンド利用の方には、邪魔
です。 コマンドラインにも説明が出ますの
で、マウスの空想距離を無駄に増やします
の で [0] プ ロ ン プ ト メ ニ ュ ー を 表 示 し な い と し ま し た 。
■ トリムの仮想ライン延長
『 図 面 』→『 作 図 』→『 図 形 の 変 更 』
→『トリム/延長』
[ 1] 選 択 し た 図 形 を 仮 想 的 な 境 界 ま
で、または、境界でトリム 設定を確認します。
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■ 文字がミラー反転したら
『 図 面 』→『 作 図 』→『 図 形 の 変 更 』
→ 文字のミラー
貰った図面の文字が反転していた場
合の設定です。
■ フォント変更
コマンドバー→
style + Enter
図面エクスプローラーがポップアッ
プします。希望のフォントに変更す
る。
txt.shx と Japanese.shx と の 組 み 合 わ せ
で、表示されます。
extfont.shx extfont2.shx は 、 a-cad 体 験 版
から入手出来ます。
■ マウスズームの倍率変
ZOOMFACTOR の 新 し い 値 (3 か ら 100 へ )
<60>: 40 ~ 50
コマンドラインから変更出来ます。
『設定』→『設定』
『 検 索 』 → 『 ZOOM 』 で 確 認 し ま す 。
自分に合った数値を探します。
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■ ファイルをドラック&ドロップで利用する
『設定』→『設定』
→『プログラムオプション』
→『システム』→『ファイル ドラッグ』
エクスプローラーまたは、マイコンピュー
タから図面ファイルをドラッグ&ドロップ
した場合、現在の図面にファイルを挿入す
るか、個別に開くかの動作設定出来ます。
] ]
『検索』→ファイル
ドラッグ
は、スペース
テンプレートも有効です。吐き出しの出来るものを再利用する場合は有効な手段です。
例 「ファイルを入力」指定場合、図形挿入になります。
INSERT
ブ ロ ッ ク 一 覧 (?)/ダ イ ア ロ グ (~)/<挿 入 ブ ロ ッ ク 名 >: U:/_BRICS_DAT/3D-1.dwg
複 数 ブ ロ ッ ク (M)/尺 度 (S)/<挿 入 基 点 >:
コ ー ナ ー (C)/XYZ/X 尺 度 係 数 (X) <1.000000>:
Y-方 向 の 尺 度 : <Y=X (1.000000)>:
回 転 角 度 <0>:
常にダイアログを表示するには、?
ファイルメニュー『設定』→『設定』
→『 プ ロ グ ラ ム オ プ シ ョ ン 』→『 操 作 の 設 定 』
『起動』
"新 規 ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス を 表 示 "
にチェッを入れます。
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※マウス操作おさらい
画 面 移 動 左 右 : Ctrl+ 矢 印 キ ー
← ・→左右
画 面 拡 大 : Ctrl+↑ ・ ↓ 上 下
画 面 上 移 動 : Page Up
画 面 下 移 動 : Page Down
キーボードのショートカットは、少しずつ…
マスターしていきましょう。
-Win 標準ショートカットキーおさらい
1.[保 存 ] ~ Ctrl+S
2.[フ ァ イ ル メ ニ ュ ー 表 示 ]
Alt 続 け て 、 メ ニ ュ ー に 表 示 さ れ て い る 文 字 (*)
3.[複 写 ・ コ ピ ー ]~ Ctrl+C
4.[貼 り 付 け ]~ Ctrl+V
5.[カ ッ ト ・ コ ピ ー ]~ Ctrl+X
6.[起 動 画 面 の 切 替 え ] ~ Alt+Tab
※~ 作図範囲にのみグリッドを表示させたい場合
『 設 定 』 -『 設 定 』
→ 『 図 面 』 や 『 作 図 』 → 『 座 標 入 力 ]→ 『 ス ナ ッ プ /グ リ ッ ド 』 → 『 グ リ ッ ド 表 示 』
『□図面範囲を超えて表示』のチェックを外します。
※~ 構築線が表示されない場合
何 ら か の 拍 子 に 構 築 線 が 描 画 さ れ な い 場 合 が あ り ま す 。 こ こ の PC 環 境 に よ る 物 で す 。
画 面 を 拡 大 / 縮 小 し て も 、描 画 が 遅 れ た り 、描 画 出 来 な い 場 合 は 、メ ニ ュ ー の「 表 示 」-[再
作 図 ]を 実 行 す る と 表 示 出 来 ま す 。
※~ タイトルバーにファイル名をフルパスで表示させたい
『 設 定 』 -『 設 定 』
『 プ ロ グ ラ ム オ プ シ ョ ン 』 → 『 開 く /保 存 』
『タイトルにフルパスで表示』チェックを入れると表示されます。
Bricscad 設 定 の ま と め を 再 編 集 し て ま と め ま し た 。
今後とも、宜しくお願いいたします
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