インドネシア 技術評価応用庁(BPPT)について

資料2
インドネシア
1
技術評価応用庁(BPPT)について
概要
インドネシア技術評価応用庁(BPPT, Badan Pengkajian dan Penerapan Teknologi)
は 1974 年に設立された研究機関で職員約 3000 人を擁し、日本の国立研究開発法人産
業技術総合研究所(産総研)にあたる。技術・研究・高等教育省の傘下機関。
研究機関としての機能だけでなく、インドネシア全国約 500 の自治体(州・県・市)
が導入する技術等を評価・支援する側面も持つ点が特徴。
日本との協力関係は深く、2011 年産総研とライフサイエンス分野等の研究開発を推
進するため、包括的研究協力覚書を締結している。現長官の Unggul Priyanto 氏は、
九州大学での留学経験がある。
大統領
国家官房省
内閣官房省
国家開発計画省
技術・研究・高等教育省
技術評価応用庁
2
Unggul Priyanto 長官の略歴
バンドン工科大学
1986 年
技術評価応用庁入庁
1991 年
イギリス
リーズ大学(化学プラント・修士)
2001 年
九州大学
(石炭液化・工学博士)
3
1985 年
化学工学学士
Unggul Priyanto 長官
BPPT ホームページより
北九州市との今後の連携について
本市はこれまでにもインドネシアにおいて、低炭素技術の導入を図ってきた。今後
は技術評価応用庁との連携により、インドネシア政府として日本の技術に対する評価
を得ることができ、よりいっそうの技術輸出に弾みをつけたい。