六本木ヒルズ森タワー

Project:
六本木ヒルズ森タワー
Location:
六本木ヒルズ森タワー
国内最大級の CFT 構造による超高層ビルディング
東京都港区六本木
Project completed:
2003 年 3 月
Applicator/Contractor:
㈱大林組・鹿島建設㈱JV
Market sector:
民需
Products used & amounts:
マスターグレニウム SP8S
(旧名:レオビルド SP8S)
Contact:
〒106-6121
東京都港区六本木 6-10-1
六本木ヒルズ森タワー21 階
BASF ジャパン株式会社
建築化学事業部
Tel: 03-3796-9710(代表)
The background
The challenge
六本木ヒルズは、森ビル㈱によって遂行された日
本最大の都市再開発プロジェクトの 1 つです。そ
の中で、中核を担う六本木ヒルズ森タワーは、6
階までがショッピング・モール、8 階から 48 階ま
でが約 2 万人が働けるオフィス、49 階からが会
員制文化施設や美術館等で構成される 54 階の
超高層ビルです。
六本木ヒルズ森タワーは、日本で最も大きい内径 2m
の鋼管コラムが採用されている。この鋼管柱に充填す
2
るコンクリートは、設計基準強度は 60N/mm の超高強
度コンクリートであり、地上 238m の高所までポンプ圧
送する必要がありました。
また、建設地の六本木六丁目地区は、交通渋滞などに
より、生コンクリート工場からの搬送に時間を要すること
が予想され,流動性の長時間保持も必要とされていま
した。
六本木ヒルズ森タワー
国内最大級の CFT 構造による超高層ビルディング
Our solution
Projects facts at a glance
ポリカルボン酸を主成分とする高性能 AE 減水剤「マスターグレニ
ウム SP8S(旧名レオビルド SP8S)」に改良を加え、生コンクリート
工場からの搬送が長時間となった場合においても、更に長時間に
わたって流動性を保持し、238m の高所までのポンプ圧送を実現
するためにコンクリートの粘性を低減できるようポリカルボン酸ポリ
マーの分子構造を調整することにより、所要の要求性能を満たすこ
とができました。

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搬送が長時間となった場合においても、更に長時間にわたっ
て流動性を保持することを可能にした。
238m の高所までのポンプ圧送を実現可能にした。
Master Builders Solutions from BASF
®
The customer´s benefit
我々は、顧客の信頼を得ることができ、この重要なプロジェクトの
成功に至りました。
我々のソリューションにより、顧客の要求性能を満足させ、円滑に
プロジェクトを推し進める一助となりました。
「MASTER BUILDERS ポゾリス 」ブランドは、BASF の専門的技
術を結集し構造物の新設、メンテナンス、補修・補強、改修における
®
化学ソリューションを提供します。「MASTER BUILDERS ポゾリス 」
は、世界の建設産業で 1 世紀以上にわたり培ってきた経験と、日本
における「ポゾリス」ブランドの信頼の継承により構築されています。