Dell KACE™ K1000 Systems Management Appliance 6.4 Service

Dell KACE™ K1000 Systems Management
Appliance 6.4 Service Pack 2
Service Pack リリースノート
2016年3月
この Service Pack 2 リリースノートには、Dell KACE™ K1000 Systems Management Appliance Server バージョン 6.4.120756 に
関する情報を記載しています。デルにより、製品の将来のリリースで追加の修正プログラムが生成される可能性があります。
トピック:
•
この Service Pack について 1 ページ
•
解決済みの問題 2 ページ
•
既知の問題 3 ページ
•
システム要件 4 ページ
•
製品ライセンス 4 ページ
•
Service Pack 2 の適用 4 ページ
•
デルについて 13 ページ
この Service Pack について
この Service Pack 2 リリースには、次の言語のローカライゼーションサポートが含まれます。
•
ドイツ語:de_DE
•
フランス語:fr-FR
•
日本語:ja-JP
•
ポルトガル語(ブラジル):pt-BR
•
スペイン語(ラテンアメリカ):es-LA
重要: お客様が(上記以外の言語で)K1 6.3 を使用していて、K1 6.4 Service Pack 2 にアップグレードする場合、アプライ
アンスのデフォルト言語は英語になります。
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Service Pack リリースノート
1
またこのリリースには、Windows Embedded 7 および 8.1 のパッチサポート、および一部の重要な問題を解決する修正ファイルが含ま
れています。後述の「解決済みの問題」の項を参照してください。
K1000 6.4 SP2 をインストールするための最低必要バージョンは 6.3.113398 です。使用しているアプライアンスで以前のバージョンが実
行されている場合、リストされているバージョンにアップデートしてから、インストールに進む必要があります。K1000 6.3 以前でアプライア
ンスのバージョン番号を確認するには、管理者コンソールにログインして、ページの左下で K1000 のバージョン情報 をクリックします。
注: バージョン 6.4 の場合、K1000 のバージョン情報 リンクは ヘルプ パネルにあります。ページの右上隅にある疑問符をクリック
して、表示されるウィンドウの右下隅にある K1000 のバージョン情報 をクリックします。
解決済みの問題
次に示しているのは、この Service Pack で解決された問題の一覧です。
表 1 : 一般的な解決済みの問題
解決済みの問題
問題 ID
FreeBSD セキュリティ更新プログラム - 9 月~ 12月。
K1-18407
カスタムのユーザーポータルロゴが表示されない場合がある。
K1-18404
カタログページに表示されるインストール済みパッチ数と欠落しているパッチ数が正しくない。
K1-18403
デバイスが選択されていない場合、管理対象のインストールによって、展開に関する誤った警告がユーザーに表示
K1-18388
される。
チケットページのリンクをクリックすると、保存と適用 のワークフローに影響を与える場合がある。
K1-18380
6.3 から 6.4 にアップグレードした後で、ライセンス対応 ビューが動作しない。
K1-18330
サービスデスクの画面ラベルにスペースを追加すると、チケットリストにアクセスできなくなる場合がある。
K1-18328
バックアップが正常に完了しなかった場合、後続のバックアップが実行されない。
K1-18280
K1000 のバージョン情報 ウィンドウの文字列が国際化されない。
K1-17610
Mac プロファイルの ASCII 以外の文字がクライアントで文字化けして表示される。
K1-17572
自動更新が有効になっていると、更新の後、フォーカスポイントがページの先頭に戻る。
K1-18327
デルモビリティマネージメントの検出のスケジュールで、K1 プロキシ設定が使用されない。
K1-18422
アップロードされる Mac プロファイルは、65K を超えることはできない。
K1-18429
アプライアンスの復元で、選択したファイルの完全な整合性 / バージョンチェックが実行されない。
K1-18427
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2
解決済みの問題
問題 ID
チケットのサマリフィールドのマルチバイト文字によって、チケットの表示に問題が発生する場合がある。
K1-18426
Dell Force10 ネットワークスイッチからの SNMP インベントリデータによってインベントリが失敗する。
K1-18418
カテゴリ ID が無効なチケットは非表示になる。
K1-17115
パッチが失敗すると、アプライアンス上に残留ファイルが残り、ディスクがいっぱいになる可能性がある。
K1-18430
アップグレードの後、バックアップが最大 7 日間実行されない場合がある。
K1-18451
ビルトインチケットルールによって自動的に生成されたメールに、適切でないテキストが含まれている場合がある。
K1-18450
キャリッジリターン書式が作業情報に保存されない。
K1-18431
ユーザーのインポートで CN に 2 つの空白が含まれていると、ユーザーがログインできない。
K1-18438
親チケット情報を、所有者でも管理者でもないユーザーが表示できる。
K1-18412
頻度が 7 日に設定されていても、エージェントレポートが 2 日ごとにインベントリされる。
K1-18325
表 2 : エージェントの解決済みの問題
解決済みの問題
問題 ID
Ubuntu で実行されているエージェントが、再起動の後、起動しない場合がある。
K1-18334
圧縮が有効になっている場合、Linux で実行されているエージェントでパッチがレプリケートされない場合がある。
K1-18128
Windows エージェントがクラッシュして、自動再起動が実行されるまで使用できない場合がある。
K1-18279
パッチを K1000 サーバーから削除しても、レプリケーション共有から削除されない。
K1-17222
パッチの実行中、エージェントが Windows OS に再起動の理由を通知しないと、Windows サーバーに間違って
KA-18453
「予期しない再起動」のメッセージが表示される。
特定のタブレットで部分的に無効なデータが返されると、エージェントのインベントリが失敗する。
K1-18473
スクリプトのレジストリステップが意図したとおりに動作しない。
K1-18171
ソフトウェアパッケージのインストール タスクで ログインユーザーとして実行 がシステムとして実行される。
K1-18454
既知の問題
次に示しているのは問題の一覧です。これには、サードパーティ製品に属する問題、リリース時点で存在が認識されている問題が含まれ
ます。
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3
表 3 : 一般的な既知の問題
既知の問題
問題 ID
IE 8 で、ログイン画面のロゴが変更されないか、SSO ステータスが表示されるか、またはログイン ID が事前入力さ
K1-18408
れる。
ユーザーコンソールに タイトル フィールドが表示されない。
K1-18410
K1 および K2 の新しいハードドライブが RAID ページに正しく表示されない。
K1-18436
ベンチマークファイル名が 50 文字を超えていると、SCAP で結果が処理されない。
K1-18471
パッチダウンロードの保存 設定で、オフライン パッチのパッケージダウンロードが無効になっている。
K1-18446
システム要件
バージョン 6.4 SP2 へのアップグレードまたはインストールの前に、システムが最小要件を満たしていることを確認します。これらの要件は、
K1000 の技術仕様で確認できます。
•
物理アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/technical-specifications-forphysical-appliances/ に移動します。
•
仮想アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/technical-specifications-for-virtual-appliances/ に移動します。
•
サービスとしての K1000 の場合:http://documents.software.dell.com/K1000-as-a-Service/6.4/Technical-Specifications-for-K1000-as-a-Service に移動します。
製品ライセンス
現在 K1000 の製品ライセンスをお持ちの場合、追加のライセンスは必要ありません。
初めて K1000 を使用している場合は、アプライアンスセットアップガイドで製品ライセンスの詳細を確認してください。https://support.software.dell.com/k1000-systems-management-appliance/release-notes-guides に移動して、適切なセットアップガイドを確認
します。
注: バージョン 6.4 SP2 の製品ライセンスは、バージョン 6.3 以上を実行している K1000 アプライアンスでのみ使用できます。バー
ジョン 6.4 SP2 のライセンスは、以前のバージョンの K1000 (6.0 など)を実行しているアプライアンスでは使用できません。
Service Pack 2 の適用
Service Pack を適用するには、アドバタイズされたアップデートを使用するか、アップデートファイルを手動でアップロードして適用します。
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4
アップデートの準備
開始する前に
K1000 サーバーをアップデートする前に、次の推奨事項に従ってください。
•
K1000 サーバーのバージョンの確認:この Service Pack をインストールするための最低必要バージョンは 6.3.113398 です。使
用しているアプライアンスで以前のバージョンが実行されている場合、リストされているバージョンにアップデートしてから、インストールに
進む必要があります。K1000 6.3 以前でアプライアンスのバージョン番号を確認するには、管理者コンソールにログインして、ページ
の左下で K1000 のバージョン情報 をクリックします。
注: バージョン 6.4 の場合、K1000 のバージョン情報 リンクは ヘルプ パネルにあります。ページの右上隅にある疑問符をク
リックして、表示されるウィンドウの右下隅にある K1000 のバージョン情報 をクリックします。
•
展開されたエージェントソフトウェアのバージョンの確認:6.4 SP2 バージョンのエージェントをインストールするための最低必要バー
ジョンは 6.0 です。また、管理対象デバイスにインストールされるエージェントは、バージョン 6.4 の K1000 サーバーと通信できるよう
に、バージョン 6.0 以上である必要があります。インストールされたエージェントのバージョン番号を確認するには、管理者コンソール
にログインして インベントリ を選択し、デバイスの デバイスの詳細 ページに移動します。エージェントバージョン が サマリ セクションに
表示されます。
•
開始前のバックアップ:データベースとファイルをバックアップして、将来参照できるようにバックアップを K1000 サーバー以外の場所
に保存します。データベースとファイルのバックアップの詳細については、『K1000 管理者ガイド』(http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/administrator-guide/)を参照してください。バックアップファイル(kbox_dbdata.gz)
のサイズが 150 MB を超える場合は、Dell Software サポートに他の推奨方法を問い合わせてください。https://support.software.dell.com/manage-service-request。
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5
•
kace_support という名前の既存のユーザーアカウントの削除:kace_support という名前のユーザーアカウントがある場合
は、それらのアカウントを削除してからアップグレードを開始して、Dell Software サポートにアプライアンスをテザリングする機能を保
持できるようにします。
•
十分な時間の確保:アップデートは通常、60 分以内で完了します。ただし、サイズが 150 MB より大きいデータベースがある場合、
アップデート処理にはさらに時間がかかる場合があります。
注: 6.3.x バージョンの K1000 からアップグレードする場合、K1000 6.4 および K1000 6.4 Service Pack 1 のリリースノー
トを参照して、この Service Pack リリースに含まれるすべての変更点を確認することをお勧めします。
アドバタイズされたアップデートを使用した K1000 サーバーのアッ
プデート
管理者コンソールの ダッシュボード ページまたは アプライアンスのアップデート ページで、アドバタイズされたアップデートを使用して、K1000
サーバーをアップデートできます。
注意: アップデート中、K1000 サーバーを手動で再起動しないでください。
手順
1
データベースとファイルをバックアップします。詳細については、『K1000 管理者ガイド』(http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/administrator-guide/)を参照してください。
2
アプライアンスの コントロールパネル に移動します。
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっていない場合は、設定 をクリックします。
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっている場合は、次の操作を実行します。K1000 systemui にログインします。
http://K1000_hostname/system。または、ページの右上隅のドロップダウンリストで システム を選択して、設定 をク
リックします。
3
左のナビゲーションバーで アプライアンスのアップデート をクリックして、アプライアンスのアップデート ページを表示します。
4
アップデートをチェック をクリックします。
チェックの結果がログに表示されます。
5
アップデートが利用可能な場合、アップデート をクリックします。
Service Pack が適用され、K1000 サーバーが再起動します。
重要: 最初の 10 分間、アップデートが解凍および検証されている間、一部のブラウザはフリーズしたように見える場合があ
ります。この間に、ページからの移動やページのリフレッシュ、またはページでブラウザのボタンをクリックすると、これらのアクションに
よって処理が中断されるため、この間はこれらの操作を実行しないようにしてください。アップデートの解凍と検証の後、ログ ペー
ジが表示されます。また、アップデートが適用されている間、アプライアンスは 4 回再起動されます。アップデートプロセス中のい
ずれの時点でも、アプライアンスを手動で再起動しないでください。
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6
アップデートの手動によるアップロードと適用
Dell KACE からのアップデートファイルがある場合、そのファイルを手動でアップロードして、K1000 サーバーをアップデートできます。
注意: アップデート中、K1000 サーバーを手動で再起動しないでください。
手順
1
データベースとファイルをバックアップします。詳細については、『K1000 管理者ガイド』(http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/administrator-guide/)を参照してください。
2
カスタマログイン資格情報を使用して Dell KACE ウェブサイト(https://support.software.dell.com/k1000-systems-management-appliance/download-new-releases)にログインし、Service Pack リリースの K1000 サーバー .kbin ファイルをダ
ウンロードして、ローカルに保存します。
3
左のナビゲーションバーで アプライアンスのアップデート をクリックして、アプライアンスのアップデート ページを表示します。
4
手動によるアップデート セクションで次の操作を実行します。
a
参照 または ファイルを選択 をクリックして、アップデートファイルを見つけます。
b
アップデート をクリックし、はい をクリックして確認します。
Service Pack 2 が適用され、K1000 サーバーが再起動します。
アップデートが適用されます。管理者コンソールは、アップデートが完了するまで利用できません。ブラウザウィンドウと管理者コンソールに
進捗が表示されます。
重要: アップデートが適用されている間、アプライアンスは 4 回再起動されます。アップデートプロセス中のいずれの時点でも、アプ
ライアンスを手動で再起動しないでください。
アップデート後のタスク
アップデートが終わったら、アップデートが成功していることを確認し、必要に応じて設定を確認します。
正常に完了していることの確認
K1000 のバージョン番号を表示して、正常に完了していることを確認します。
手順
1
アプライアンスの コントロールパネル に移動します。
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7
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっていない場合は、設定 をクリックします。
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっている場合は、次の操作を実行します。K1000 systemui にログインします。
http://K1000_hostname/system。または、ページの右上隅のドロップダウンリストで システム を選択して、設定 をク
リックします。
2
ページの右上隅にある疑問符をクリックして、表示されるウィンドウの右下隅にある K1000 のバージョン情報 をクリックします。イン
ストールされたバージョンが 6.4.120756 であることを確認します。
セキュリティ設定の確認
セキュリティを強化するため、アップデート中は HTTP および FTP 経由のデータベースアクセスが無効になります。データベースファイルへの
アクセスにこれらの方法を使用している場合は、アップデートの後、必要に応じてセキュリティ設定を変更します。
手順
1
アプライアンスの コントロールパネル に移動します。
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっていない場合は、設定 をクリックします。
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっている場合は、次の操作を実行します。K1000 systemui にログインします。
http://K1000_hostname/system。または、ページの右上隅のドロップダウンリストで システム を選択して、設定 をク
リックします。
2
左のナビゲーションバーで セキュリティ設定 をクリックして、セキュリティ設定 ページを表示します。
3
ページの上部で、次の設定を変更します。
•
セキュアバックアップファイルの有効化:このチェックボックスをオフにすると、ユーザーは、HTTP を使用して認証なしにデータベー
スバックアップファイルにアクセスできるようになります。
•
データベースアクセスの有効化:このチェックボックスをオンにすると、ユーザーは、ポート 3306 経由でデータベースにアクセスで
きるようになります。
•
FTP経由のバックアップの有効化:このチェックボックスをオンにすると、ユーザーは、FTP を使用してデータベースバックアップファ
イルにアクセスできるようになります。
注意: これらの設定を変更するとデータベースのセキュリティが低下するため、推奨されません。
4
保存 をクリックします。
管理対象デバイス上のエージェントソフトウェアのアップデート
この項では、エージェントがインストールされているデバイスにこのアップデートを適用する方法について説明します。
デフォルトでは、K1000 アプライアンスは Dell KACE のエージェントソフトウェアのアップデートを、毎日 03 時 40 分頃にチェックします。利
用可能なエージェントアップデートがあると自動的に K1000 アプライアンスにダウンロードされ、アプライアンスがその時点でインターネットに
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8
接続されていれば、K1000 管理者コンソールの ホーム ページに警告が表示されます。警告のリンクをクリックすると、アップデートが展開
されます。エージェントソフトウェアアップデートの展開 9 ページを参照してください。
エージェントは、デバイスにインストールされた後、管理者コンソールの エージェント設定のアップデート ページで選択したエージェント展開
オプションに従って、自身で自動的にアップデートされるように設計されています。これは、どのようなプロビジョニング方法(K1000 プロビ
ジョニング、GPO ウィザード、他の GPO 展開、イメージ展開など)を使用した場合でも同様です。複数の組織がある場合は、エージェ
ントアップデート設定を組織ごとに別個に行います。
また、エージェントソフトウェアのアップデートのチェックや、手動によるエージェントアップデートの取得も、必要に応じて行うことができます。
これは、アプライアンスがインターネットに接続されていない場合に便利です。「エージェントソフトウェアの手動によるアップロード」を参照し
てください。
注: エージェントの管理対象デバイスでエージェントをバージョン 6.4 SP2 にアップデートするには、バージョン 6.0 GA 以上のエー
ジェントがインストールされている必要があります。管理対象デバイスをその他のバージョンからバージョン 6.4 SP2 に直接アップデー
トすることはできません。また、この項の説明は、K1000 アプライアンスがバージョン 6.0 以上にアップデートされていることを前提とし
ています。以前のバージョンに関する説明は、『K1000 管理者ガイド』(http://documents.software.dell.com/kacek1000/6.4/administrator-guide/)に記載されています。
エージェントソフトウェアアップデートの展開
エージェントのアップデートが利用可能な場合、K1000 管理者コンソールの ホーム ページに警告が表示されます。アップデートの詳細を
確認するには、警告のリンクをクリックするか、この項の説明に従います。
手順
1
エージェント設定のアップデート ページに移動します。
K1000 adminui にログインします。http://K1000_hostname/admin。または、高速切り替えオプションが有効になって
a
いる場合は、ログイン情報の隣にある、ページの右上隅のドロップダウンリストで組織を選択します。
2
b
左のナビゲーションバーで 設定、 プロビジョニング の順にクリックします。
c
プロビジョニングパネル で エージェントのアップデート をクリックします。
利用可能なエージェントバンドル セクションで、バージョン番号が 6.4 以上になっていることを確認します。6.4 以上になっていない
場合は、アップデートをチェックするか、エージェントバンドルを手動でアップロードします。「エージェントソフトウェアの手動によるアップ
ロード 10 ページ」を参照してください。
3
適用 をクリックします。
エージェントの新しいバージョン番号が、アドバタイズされたアップデート セクションに表示されます。管理対象デバイスに自動的に適
用される前にアップデートをテストできるように、自動アップデートは無効になっています。
4
アップデートをテストするには、次の展開オプションを エージェント設定 セクションで指定します。
オプション
有効
説明
スケジュールされた次のインベントリ間隔中に、選択された K1000 エージェントにアップデートが展開されま
す。
最終変更日時
読み取り専用:最新のエージェントバンドルがダウンロードされた時点。
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9
オプション
説明
すべてのデバイス
アップデートを、K1000 エージェントがインストールされているすべてのデバイスに展開します。このオプション
を選択した場合、デバイス および ラベル 要素はページに表示されません。
デバイス
特定のデバイスのみをアップデートします。フィールドをクリックして表示されるドロップダウンリストでデバイス名
を選択するか、デバイス名の最初の数文字を入力してリストを並べ替えます。たとえば「Dev」と入力する
と、Device-1、Device-2 などの一致するデバイス名が一覧表示されます。すべてのデバイス を選択する
と、このオプションは使用できません。
5
関連づけられたラベ
このボタンをクリックして、ラベルの編集 ダイアログを表示します。ラベルを検索して選択し、選択したラベル
ルの管理
でデバイスをアップデートします。すべてのデバイス を選択すると、このオプションは使用できません。
メモ
記入したい追加情報があれば入力します。
保存 をクリックします。
スケジュールされた次のインベントリ間隔中に、選択された K1000 エージェントにアップデートが展開されます。レプリケーション共有を
使用していて、K1000 へのフェイルオーバーを選択していない場合、エージェントのアップデートは、レプリケーション共有がアップデート
された後で実行されます。
6
テストが完了したら、エージェント設定のアップデート ページの エージェント設定 セクションで、追加のデバイスを選択します。
スケジュールされた次のインベントリ間隔中に、選択された K1000 エージェントにアップデートが展開されます。
7
複数の組織がある場合は、上記のステップを組織ごとに繰り返します。
エージェントソフトウェアの手動によるアップロード
エージェントのアップデートは、必要に応じて手動でアプライアンスにアップロードできます。これは、アプライアンスがインターネットに接続さ
れていない場合や、エージェントのアップデートがアプライアンスに自動的にダウンロードされていない場合に便利です。
注: エージェントの管理対象デバイスでエージェントをバージョン 6.4 SP2 にアップデートするには、バージョン 6.0 GA 以上のエー
ジェントがインストールされている必要があります。管理対象デバイスをその他のバージョンからバージョン 6.4 SP2 に直接アップデー
トすることはできません。また、この項の説明は、K1000 アプライアンスがバージョン 6.0 以上にアップデートされていることを前提とし
ています。以前のバージョンに関する説明は、『K1000 管理者ガイド』(http://documents.software.dell.com/kacek1000/6.4/administrator-guide/)に記載されています。
手順
1
アプライアンスの コントロールパネル に移動します。
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10
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっていない場合は、設定 をクリックします。
•
アプライアンスで組織コンポーネントが有効になっている場合は、次の操作を実行します。K1000 systemui にログインします。
http://K1000_hostname/system。または、ページの右上隅のドロップダウンリストで システム を選択して、設定 をク
リックします。
2
左のナビゲーションバーで アプライアンスのアップデート をクリックして、アプライアンスのアップデート ページを表示します。
現在のエージェントバンドルのバージョンが、エージェント セクションに表示されます。
3
(オプション)アップデートをチェックするには、次の操作を実行します。エージェント セクションで、アップデートをチェック をクリックし
ます。
アプライアンスによってアップデートがチェックされ、結果が ログ ページに表示されます。
4
(オプション)アップデートを取得するには、次の操作を実行します。カスタマログイン資格情報を使用して Dell Software サポー
トサイト(https://support.software.dell.com/k1000-systems-management-appliance/download-new-releases)
にログインし、6.4 SP2 リリースのエージェント .kbin ファイルをダウンロードして、ローカルに保存します。
注: エージェントソフトウェアをダウンロードするには、Dell Software サポート(https://support.software.dell.com/manage-service-request)に問い合わせて、カスタマログイン資格情報を取得する必要があります。
5
エージェント設定のアップデート ページに移動します。
a
K1000 adminui にログインします。http://K1000_hostname/admin。または、高速切り替えオプションが有効になって
いる場合は、ログイン情報の隣にある、ページの右上隅のドロップダウンリストで組織を選択します。
6
b
左のナビゲーションバーで 設定、 プロビジョニング の順にクリックします。
c
プロビジョニングパネル で エージェントのアップデート をクリックします。
エージェントバンドルの手動によるアップロード セクションで、参照 または ファイルを選択 をクリックして、ダウンロードしたアップデート
ファイルを見つけます。
7
アップロード をクリックします。
エージェントの新しいバージョン番号が、アドバタイズされたアップデート セクションに表示されます。管理対象デバイスに自動的に適
用される前にアップデートをテストできるように、自動アップデートは無効になっています。
8
エージェント設定 セクションで展開オプションを指定します。エージェントソフトウェアアップデートの展開 9 ページを参照してください。
9
複数の組織がある場合は、上記のステップを組織ごとに繰り返します。
エージェントの停止と開始
すべてのバージョンの Mac OS X および Linux デバイス上の 6.4 SP2 エージェントを開始および停止するには、本項の手順を使用しま
す。
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11
Mac OS X デバイス上のエージェントの開始と停止
Mac デバイスでコマンドを実行して、エージェントを開始および停止できます。これは、エージェント関連の問題をトラブルシューティングす
る場合に便利です。
手順
1
アプリケーション > ユーティリティ から、ターミナルウィンドウを開きます。
2
次のように入力します。
cd "Library/Application Support/Dell/KACE/bin"
3
エージェントを開始するには、次のように入力します。
./AMPTools start
4
エージェントを停止するには、次のように入力します。
./AMPTools stop
Linux デバイス上のエージェントの開始と停止
Linux デバイスでコマンドを実行して、エージェントを開始および停止できます。これは、エージェント関連の問題をトラブルシューティング
する場合に便利です。
手順
1
アプリケーション > システムツール から、ターミナルウィンドウを開きます。
2
エージェントを開始するには、次のように入力します。
/opt/dell/kace/bin/AMPTools start
3
エージェントを停止するには、次のように入力します。
/opt/dell/kace/bin/AMPTools stop
マニュアルリソース
製品の使用を支援するために、次の追加リソースが用意されています。
•
技術仕様:製品のインストールや、最新バージョンへのアップグレードに必要な最小要件に関する情報が記載されています。
物理アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/technical-specifications-forphysical-appliances/ に移動します。
仮想アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/kace-k1000/6.4/technical-specifications-forvirtual-appliances/ に移動します。
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12
サービスとしての K1000 の場合:http://documents.software.dell.com/K1000-as-a-Service/6.4/Technical-Specifications-for-K1000-as-a-Service に移動します。
•
セットアップガイド:物理アプライアンスおよび仮想アプライアンスのセットアップに関する説明が記載されています。https://support.software.dell.com/k1000-systems-management-appliance/release-notes-guides に移動して、最新リリースのマ
ニュアルを参照します。
•
管理者ガイド:アプライアンスの使い方に関する説明が記載されています。documents.software.dell.com/kacek1000/6.4/administrator-guide/ に移動して、最新リリースのマニュアルを参照します。
グローバル化
本項には、この製品を英語以外の構成でインストールして運用するための情報(北米以外のお客様が必要とする情報など)を記載
しています。本項は、製品マニュアルの他の場所に記載されているサポート対象プラットフォームや設定に関する資料の代わりとなるもの
ではありません。
このリリースはユニコード対応であり、すべての文字コードをサポートしています。このリリースでは、すべての製品コンポーネントを、同じまた
は互換性のある文字エンコードを使用するように設定する必要があり、また同じロケールと地域オプションでインストールする必要がありま
す。このリリースは、次の地域での運用をサポートすることを目的としています。北米、西ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中央および東ヨーロッ
パ、極東アジア、日本。
デルについて
デルはお客様の声に耳を傾け、お客様が信頼し評価する革新的テクノロジ、ビジネスソリューション、およびサービスを世界各国で提供
しています。詳細については、http://software.dell.com にアクセスしてください。
デルへのお問い合わせ
製品に関する質問とセールス:(800)306-9329
電子メール:[email protected]
テクニカルサポートのリソース
有効なメンテナンス契約のある Dell Software をご購入いただいたお客様、および試用版を保有しているお客様は、テクニカルサポー
トをご利用いただけます。サポートポータルにアクセスするには、http://software.dell.com/support にアクセスしてください。
サポートポータルでは、迅速に独力で問題を解決するために使用できるセルフヘルプツールを年中無休(24時間体制)でご利用いた
だけます。また、サポートポータルでは、オンラインのサービスリクエストシステムから製品サポートエンジニアに直接アクセスできます。
サポートポータルでは次のことを行うことができます。
•
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Dell KACE K1000 Systems Management Appliance 6.4 Service Pack 2
Service Pack リリースノート
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Patents
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