(1) x + y + z = 1

年 番号
1
4
次の問に答えなさい.
1; 2; 3; 4; 5; 6; 7 の数字を 1 つずつ書いたカードが合計 7 枚ある.この 7 枚のカード の中か
ら 1 枚カードを引き,引いたカードはもとには戻さずにまた次のカードを 1 枚引くというゲーム
1
1
1
+
+
= 1 が成り立つとき,x; y; z のうち少なくとも 1 つは 1 で
x
y
z
あることを証明しなさい.
(1) x + y + z = 1;
をくり返し行う.このとき偶数または奇数の数字のカードが 3 枚出たらその時点でこのゲーム
は終了するものとし,ゲームの終了を決定するその 3 枚のカード を出た順に X; Y; Z とする.
(2) 半径が r,中心角が µ ラジアンの扇形の弧の長さおよび面積を求めなさい.
またゲームが終了する時までに引いたカード の枚数を N とするとき,次の
(3) 338 ; 527 ; 819 の大小を比較しなさい.ただし,log10 2 = 0:3010; log10 3 = 0:4771 とする.
1
∼
10
に適するものを答えなさい.
(4) 2 直線 kx ¡ y + 3k = 0; x + ky ¡ 3 = 0 の交点を P とする.実数 k の値が変化するとき,点
P の軌跡を求めなさい.
氏名
(1) N の取りうる値の最小値は
れ
( 長崎県立大学 2008 )
3
,
4
1
,最大値は
2
で,その 2 つの値を取る確率はそれぞ
である.
(2) X; Y; Z の 3 枚のカード の数字が,順に大きくなっていく確率 p を求める.このうち特に
N=
2
関数 f(x) が等式 f(x) = x2 +
1
2
Z
1
0
6
f(t) dt を満たすとき,次の問に答えなさい.
1
となるカード の引き方は
通り,N =
5
通りある.残りの場合も含めると,求める確率は p =
2
となるカード の引き方は
7
となる.
(3) X; Y; Z の 3 枚のカード のうち,少なくとも 2 枚のカードが続けて出る事象の確率 q を求め
(1) 関数 f(x) を求めなさい.
る.まずこの事象の余事象「 X; Y; Z の 3 枚のカードが 1 度も続けて出ない」について考える
(2) 関数 f(x) に接する接線のうち,原点を通るものを求めなさい.
と,X; Y; Z の数字が偶数である場合は
(3) (2) で求めた接線と関数 f(x) で囲まれる図形の面積を求めなさい.
よって求める確率は q =
10
8
通り,奇数である場合は
9
通りある.
となる.
( 長崎県立大学 2008 )
( 長崎県立大学 2008 )
3
関数 f(x) = ¡
1 3
1
x + x2 + x について,次の問に答えなさい.
9
3
5
(1) 関数 f(x) の極値を求め,グラフの概形をかきなさい.
次の命題について証明しなさい.
(1) 整数 m; n の少なくとも 1 つが偶数ならば,積 mn は偶数である.
(2) f(x) = a として得られる方程式が異なる 2 つの実数解をもつとき,定数 a の値を求めなさい.
(3) f(x) = a として得られる方程式が異なる 2 つの正の解と 1 つの負の解をもつように,定数 a
の範囲を求めなさい.
(2) 整数 m; n について m2 + n 2 が 3 の倍数であるならば,m; n の少なくとも 1 つは 3 の倍数で
ある.
(3) 自然数 a; b; c が a2 + b2 = c2 を満たすならば,a + b > c である.
( 長崎県立大学 2008 )
( 長崎県立大学 2008 )
6
2 つの数列 fan g と fbn g がある.数列 fan g は an = bn+1 ¡ bn + nk ¡ 3( k は実数,n =
1; 2; 3; Ý )の条件式を満たし,数列 fbn g は数列 fan g の階差数列であるとする.また,数列
fan g の初項から第 3 項までの和と数列 fbn g の初項から第 3 項までの和とが等しくなる.a1 = 1,
b1 = 4 であるとき次の問に答えなさい.
(1) k の値を求めなさい.
(2) 数列 fbn g の一般項を求めなさい.
(3) 数列 fan g の一般項を求めなさい.
( 長崎県立大学 2008 )