地域で防ごう高齢者虐待

地域で防ごう高齢者虐待
ともに支え合い
健やかに安心して暮らせるまちに
自分の人生は自分で決め、尊厳をもって過ごすことは、介護の必要性の
有無に関わらず誰もが望むことです。しかし現実には、家族や親族などに
よる「高齢者虐待」が問題となっています。
高齢者の尊厳を守り、高齢者と家族がともに健やかな暮らしができる
ために、早期に発見し対応すること、そして地域全体で高齢者と家族を
見守り、支援していくことが大切です。
目黒区
高齢者虐待の背景
このようなことが身のまわりにありませんか
「虐待するなんて、ひどい人だ」と思われがちですが、高齢者虐待の背景に
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あるさまざまな要因を見ると、誰もが直面する可能性のある問題であることが
わかります。
虐待する側の要因として、
「介護疲れ」があります。先が見えないのが介護の
難しいところで、
「わたしがやらなくては」とがんばる人ほど、介護の負担を
一人で抱え込み、心身ともに疲れ果ててしまう傾向があります。
高齢者の側の要因の一つとして、認知症による言動の混乱があります。家庭
内で起きる高齢者虐待の8割は認知症のケースと言われており、認知症の人と
その家族への支援が、虐待防止の上でも重要となっています。
心理的虐待
このような行為は
虐待にあたります
暴力を受けている、怒鳴られる、年金を取られるなどと高齢者が言っている。
高齢者にあざや傷があるのに理由を聞いてもはっきりせず、口をつぐんだりする。
家族が介護でとても疲れていたり、高齢者の悪口を言っている。
家族が介護や病気について相談する人がいないようだ。
ひとり暮らしや高齢者夫婦世帯で、最近、姿を見かけなくなった。
高齢者を訪ねると家族に拒否されたり、会わせてもらえない。
家から怒鳴り声や泣き声が聞こえたり、大きな物音がする。
高齢者が道路に座り込んだり、徘徊していることがある。
高齢者に介護が必要なのに、サービスを利用している様子がない。
高齢者の服が汚れていたり、お風呂に入っていないのか異臭がする。
怒鳴る、悪口を言う、ののしる、
無視するなど
さりげない関わり・見守りで高齢者と家族を支えましょう
経済的虐待
身体的虐待
日常生活に必要なお金を渡さない、
たたく、つねる、なぐる、蹴るなど
使わせないなど
介護・世話の放棄・放任
性的虐待
食事や水分を十分に与えていない、
排泄の失敗等に対して懲罰的に
おむつを交換しない、入浴をさせないなど
下半身を裸にして放置するなど
地域の皆さんの理解と支えがあれば、認知症などの何らかの病気や障害がある人も、介護する
家族も、安心して住みなれた地域で自分らしい暮らしを続けることができます。必要なのは、
地域の皆さんの、さりげない関わりや見守り、声かけです。ちょっとした勇気や優しさこそが、
安心で安全なまちに変えていく力になります。
介護をがんばりすぎていませんか
専門機関に相談しましょう
いろいろなサービスを利用しましょう
どんな小さな悩みでも相
介護保険のサービスや高
談しましょう。地域包括
齢者サービスなどを上手
支援センターでは、看護
に利用して介護の負担を
師やケアマネジャー、社
減らしましょう。
会福祉士などの専門家が
ショートステイ
近隣の人と
あいさつを交わそう
困っている人を見かけたら
声をかけよう
相手のペースに
合わせた関わりを
支援します。
介護者の会で交流しましょう
家 族 や 地 域 の 人 に声を
同じ経験を持つ仲間と
かけてみましょう。介護
をオープンにするこ
コツです。
…
とが、協力者を得る
実はね
周囲の人の協力を得ましょう
思いを分かちあいま
し ょ う。先 輩 か ら の ア
ド バ イ ス は、大 き な 力
になります。
「ちょっと変だな」と感じたら
地域包括支援センターに連絡を
地域の見守りや気づきが大切です。
「ちょっと変だな」と感じたら
地域包括支援センターに
連絡をしてください。
地域包括支援センターは、
高齢者の総合相談窓口です。
地域包括支援センターについては裏面をご覧ください。
地域包括支援センターでは…
地域包括支援センターでは、状況を確認し、高齢
地域包括支援センター
者と家族の両方を支援するかたちで、問題の解決を
図っていきます。
通報の秘密は守られますので、安心してご連絡く
ださい。
虐待かしら…と迷ったら…
通報することを求めています。
早期に発見し、第三者が介入することで、事態の深刻化を防ぐことがで
きます。
秘密は
守られますので
安心して
連絡してください
「高齢者虐待防止・養護者支援法」は、虐待に気づいた人に、市区町村に
高齢者虐待は、当事者に自覚がなかったり、高齢者が家族をかばってし
まうなど、周囲には見えにくいものです。また、他者が口を出しにくいと
いうこともあります。
しかし、虐待を止めることは家族のためにも必要なことです。迷った
ときは、各地域包括支援センターに相談してください。
まもりん
虐待を受けている高齢者本人が相談することも、もちろんできます。
守秘義務により高齢者虐待を誰が連絡・通報したかは周囲に
漏れることは決してありません。安心して連絡してください。
目黒区の地域包括支援センター
高齢者の総合相談窓口です。どのようなことでも、ご相談ください。
名 称
住 所
電 話
FAX
北部包括支援センター
大橋 1ー5ー1 クロスエアタワー 9 階
5428-6891
3496-5215
東部包括支援センター
上目黒 2-19-15 目黒区総合庁舎 2 階
5724-8030
3715-1076
中央包括支援センター
中央町 2-9-13 食販ビル 2 階
5724-8066
5722-9803
南部包括支援センター
碑文谷 1-18-14 碑小学校内南西側
5724-8033
3719-2031
西部包括支援センター
柿の木坂 1-28-10
5701-7244
3723-3432
【編集】目黒区健康福祉部地域ケア推進課 TEL:5722-9064 FAX:5722-9062