入札説明書[PDF 1.5 MB] - 北海道地方環境事務所

入札説明書
環境省北海道地方環境事務所釧路自然環境事務所の平成28年度 釧路湿原自然再生普及推
進検討業務に係る手続開始の公示に基づく指名競争入札等については、関係法令に定めるも
ののほか、この入札説明書によるものとする
※本業務は、価格と価格以外の要素を総合的に評価して落札者を決定する総合評価落札方式
(簡易型)の業務である。
1.手続開始の公示日 平成28年3月8日
2.契約担当官等
分任支出負担行為担当官
北海道地方環境事務所 釧路自然環境事務所長 西山 理行
〒085-8639 北海道釧路市幸町10-3 釧路地方合同庁舎4階
3.業務の概要
1) 業務名 平成28年度 釧路湿原自然再生普及推進検討業務
2) 業務の目的
本業務は、釧路湿原自然再生協議会において、釧路湿原自然再生全体構想を踏まえて
作成された「第3期 釧路湿原自然再生普及行動計画」について、その具体的取組みの実
施及びその普及啓発活動等を通じて、釧路湿原の自然再生に係る市民参加の一層の促進
を図ることに加え、釧路湿原に係る環境教育の情報収集とその共有化を図る。
3) 業務内容
○釧路湿原の自然再生に係る市民参加の一層の推進
・再生普及行動計画推進のための連携チームの運営
・ワンダグリンダの活動とりまとめ・募集案内
・ワンダグリンダ等の普及啓発及び支援等
○釧路湿原学習のための学校支援
・湿原学習のための学校支援ワーキンググループの運営
・湿原学習のための学校支援ワーキンググループの取組み課題
詳細は別添1仕様書による。
4) 履行期間
履行期間は以下の通り予定している。
契約締結日 ~ 平成29年3月31日
5) 成果品
別添1仕様書による。
6) その他
(1)本業務の契約書案は別添2、仕様書は別添1のとおりである。
(2)担当部局
〒085-8639 北海道釧路市幸町10-3 釧路地方合同庁舎4階
北海道地方環境事務所釧路自然環境事務所 総務課
電話0154-32-7500 FAX0154-32-7575
4.指名されるために必要な要件
1) 入札参加者に要求される資格
(1) 予算決算及び会計令(以下「予決令」という。)第98条において準用する予決令第
70条及び第71条の規定に該当しない者であること。
(2) 環境省の自然環境共生関係コンサルタント業務に係る平成27・28年度一般競争参
加資格の認定を受け、北海道内に「本店、支店又は営業所」を有していること。
(3) 北海道地方環境事務所から測量・建設コンサルタント業務に関し、指名停止を受けて
いる期間中でないこと。
(4)入札に参加しようとする者の間に以下の基準のいずれかに該当する関係がないこと。
① 資本関係
以下のいずれかに該当する二者の場合。ただし、子会社または子会社の一方が更正
会社または更正手続が存続中の会社である場合は除く。
(ア)親会社と子会社の関係にある場合
(イ)親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合
② 人的関係
以下のいずれかに該当する二者の場合。ただし、(イ)については、会社の一方が更
正会社又は更正手続きが存続中の会社である場合は除く。
(ア)一方の会社の役員が、他方の会社の役員を現に兼ねている場合
(イ)一方の会社の役員が、他方の会社の管財人を現に兼ねている場合
2) 参加表明書に関する要件
(1) 参加表明書の提出者に対する要件
① 同種又は類似業務の実績
下記に示される同種又は類似業務について、平成23年度以降公示日までに完了し
た業務(再委託による業務の実績は含まない)において1件以上の実績を有さなけれ
ばならない。
・同種業務:自然公園内における普及啓発業務(業務の一部に含む場合も可)
・類似業務:その他地域における普及啓発業務(業務の一部に含む場合も可)
(2) 配置予定技術者に対する要件
●予定管理技術者
予定管理技術者については下記の①の実績を有する者であり、②に示す条件を満たす
ものであることとする。
① 下記のいずれかの実績をする者。
平成18年度以降公示日までに完了した業務のうち、以下に記載する「同種又は類似
業務」において1件以上の実績を有する者。
・同種業務:自然公園内における普及啓発業務(業務の一部に含む場合も可)
・類似業務: その他地域における普及啓発業務(業務の一部に含む場合も可)
②
平成28年3月8日現在の手持ち業務量(本業務を含まず特定後未契約のものを含
む)が4億円未満かつ10件未満である者。手持ち業務とは管理技術者又は担当技術
者となっている契約金額500万円以上の業務
3) 入札参加者を選定するための基準
「指名競争参加業者の指名基準の運用について(平成19年6月29日付け環境会発第
070629006号)」の基準による。なお、同基準中の技術的適正については、下記の項目に
ついて評価し、選定するものとする。
評価
項目
評価の着目点
判断基準
評価の
ウェート
参加表明
者(企業)
の経験及
び能力
業
務
経
験
業 (別添3:様式5)
務 過去 5 年間の同種又は類似業務の実績を下記の順位で評価する。
実
① 平成 23 年度以降に同種業務の実績がある。
績
② 平成 23 年度以降に類似業務の実績がある。
①12
なお、業務実績が無い場合は選定しない。
②7
記載する業務は 1 件とし、図面、写真等を引用する場合も含め、
1 件につき 1 枚以内に記載する。
予定管理
技術者の
経験
業
務
経
験
業
務
実
績
(別添3:様式2)(別添3:様式3)
過去 10 年間の同種又は類似業務の実績を下記の順位で評価す
る。
①8
① 平成 18 年度以降に同種業務の実績がある。
②5
② 平成 18 年度以降に類似業務の実績がある。
なお、業務実績が無い場合は選定しない。
記載する業務は 1 件とし、図面、写真等を引用する場合も含め、
1 件につき 1 枚以内に記載する。
専 手 (別添3:様式2)
任 持 下記の項目に該当する場合は選定しない。(特定後未契約のもの
制 ち を含む)
業
・手持ち業務の契約金額が4億円以上、又は手持ち業務の件数
務
が10件以上。
量
業務実施
体制
業務
実施
体制
の妥
当性
(別添3:様式4)
下記の項目に該当する場合には選定しない。
・主たる部分が再委託予定となっている。
5.参加表明書の提出等
-
-
1)本競争の参加希望者は、次に従い、参加表明書を提出しなければならない。分任支出
負担行為担当官は、参加表明書を提出した者の中から競争入札に参加する者を指名する。
次に従い参加表明書を提出することができる者は、参加表明書を提出する時におい
て、4.1)(2)に掲げる指名競争参加資格の認定を受けている者とする。
なお、受領期間内に参加表明書が提出場所に到達しなかった場合は、指名されない。
また、指名されなかった場合には、本競争に参加することはできない。
(1)受領期間:平成28年3月8日(火)~平成28年3月18日(金)
(土曜、日曜及び祝日は除く。)9時00分~17時00分まで
(2)提出場所:3.6)(2)に同じ。
(3)提出方法:参加表明書の提出は、提出場所へ持参又は郵送(書留郵便に限る。)
することにより行うものとする。
2)参加表明書は別添3により作成すること。
6.非指名理由について
1)参加表明書を提出した者のうち指名しなかったものに対して、指名しなかった旨及
び指名しなかった理由(以下「非指名理由」という。)を書面により通知する。
2)指名しなかった旨の通知を受けた者は、分任支出負担行為担当官に対して非指名理
由について、次に従い、書面(様式は自由)により説明を求めることができる。
(1)受領期限:指名しなかった旨の通知をした日の翌日から起算して5日(行政機関の休日
に関する法律(昭和 63 年法律第 91 号)第1条に規定する行政機関の休日
を含まない。)後の17時
(2)提出場所:3.6)(2)に同じ。
(3) 提 出 方 法 : 書 面は 持 参 す る こ と に よ り 提 出 す る も の と し 、 郵 送 又 は 電 送 に よ る
ものは受け付けない。
3)分任支出負担行為担当官は、説明を求められたときは、提出期限の翌日から起算して
5日以内に説明を求めた者に対し書面により回答する。
7.入札説明書の内容についての質問の受付及び回答
1)この入札説明書に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式自由A4
版)により提出すること。
(1)受領期限:平成28年3月8日(火)~平成28年3月24日(木)
(土曜、日曜及び祝日は除く。)9時00分~17時00分まで
(2)提出場所:3.6)(2)に同じ。
(3)提出方法:電送(FAX)又は持参又は郵送することにより提出するものとする。
2)1)の質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供するとともに、平成28年3月25
日(金)17時までに電送(FAX)にて説明書交付者に送付する。
(1)期間:平成28年3月25日(金)~平成28年3月28日(月)
(土曜、日曜及び祝日は除く。)9時00分~17時00分まで
(2)場所:3.6)(2)に同じ。
8.総合評価に関する事項
1) 落札者の決定方法
入札参加者は、価格及び技術資料をもって入札をし、次の各要件に該当する者のうち、
下記2)総合評価の方法によって得られた数値(以下「評価値」という。)の最も高い者
を落札者とする。
① 入札価格が予決令第79条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内で
あること。なお、予定価格は設計図書に基づき算出するものとする。
ただし、国の支払の原因となる契約のうち予定価格が1,000万円を超える請負
契約について落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内
容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を
締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であ
ると認められるときは、予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札した他の者のう
ち評価値が最も良い者を落札者とすることがある。
② 落札者となるべき者の入札価格が予決令第85条に基づく調査基準価格を下回る場
合は、予決令第86条の調査を行うものとする。
③ 上記において、評価値の最も高い者が2人以上あるときは、該当者にくじを引かせて
落札者を決める。
2) 総合評価の方法
(1) 評価値の算出方法
評価値の算出方法は以下のとおりとする。
評価値=価格評価点+技術評価点
(2) 価格評価点の算出方法
価格評価点の算出方法は、以下のとおりとする。
価格評価点=(価格評価点の配分点)×(1-入札価格/予定価格)
なお、価格評価点の配分点は60点とする。
(3) 技術評価点の算出方法
技術資料の内容に応じ、下記①、②の評価項目毎に評価を行い、技術評価点を与え
る。なお、技術評価点の満点は120点とする。
① 予定技術者の経験及び能力
② 実施方針等
技術評価点の算出方法は、以下のとおりとする。
技術評価点=(技術評価点の満点)×(技術評価の得点合計/技術評価の配点合計)
(4) 総合評価は、入札者の申し込みに係る上記①、②により得られた技術評価点と当該入
札者から求められる価格評価点の合計値(評価値)をもって行う。
3) 技術点を算出するための基準
技術資料の内容について、以下の評価項目、判断基準並びに評価のウェートは以下の
とおりとする。
(1)予定担当技術者の経験及び能力
評価
評価の着目点
項目
判断基準
予定担当
技術者の
経験
業
務
経
験
業
務
実
績
(別添4:様式3)(別添3:様式3)
過去 10 年間の同種又は類似業務の実績を下記の順位で
評価する。
① 平成 18 年度以降に同種業務の実績がある。
② 平成 18 年度以降に類似業務の実績がある。
③ 上記以外
記載する業務は 1 件とし、図面、写真等を引用する場合
も含め、1 件につき 1 枚以内に記載する。
担当技術者 1 名につき A4 版 1 枚に記載する。担当技術
者が複数の場合は、主たる担当分野の代表技術者を評価
の対象とする。
技術点
管理
技術者
担当
技術者
①7
②4
③評価
しない
①2
②1
③評価
しない
(2)実施方針
評価
項目
実施方
業務理解度
針・実施フ
ロー・工程 実施手順
表その他
(別添
4:様式
4)
評価の着目点
技術点
判断基準
書面
目的、条件、内容の理解度が高い場合に優位に評
価する。
20
業務実施手順を示す実施フローの妥当性が高い場
合に優位に評価する。
10
業務量の把握状況を示す工程計画の妥当性が高い
場合に優位に評価する。
10
4) 技術資料に基づく業務
実際の業務に際しては、総合評価に関する事項の業務計画について記載された内容に
基づき、業務計画書作成及び実業務を行うものとする。
受注者の責により提案内容を満足する業務が行われない場合は、業務成績評定を減ずる
等の措置を行う。
9.技術資料の提出等
1) 作成方法
技術資料の様式は、別添4に示されるとおりとする。なお、文字サイズは10ポイン
ト以上とする。
2) 技術資料の無効
本説明書において記載された事項以外の内容を含む技術資料、又は書面及び別添の書
式に示された条件に適合しない技術資料については、提案を無効とする場合があるので
注意すること。
3) 提出期限、提出場所及び提出方法
(1)受領期間:平成28年3月22日(火)~平成28年3月29日(火)
(土曜、日曜及び祝日は除く。)9時00分~17時00分まで。
(2)提出方法:1部を持参又は郵送(書留郵便に限る。)すること。
(3)提出先 :3.6)(2)に同じ。
10.入札及び開札の日時及び場所
1) 日時:平成28年3月30日(水)13時30分
2)場所:北海道釧路市幸町10-3 釧路地方合同庁舎4階 第3会議室
11.入札方法等
1) 入札書は、持参すること。郵送又は電送による入札は認めない。
2) 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の8に相当す
る額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨
てた金額)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税
事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の108分の1
00に相当する金額を入札書に記載すること。
3) 入札執行回数は、原則として2回を限度とする。
12.入札保証金及び契約保証金
1) 入札保証金 免除。
2) 契約保証金 納付。ただし、金融機関若しくは保証事業会社の保証(取扱官庁北海道地
方環境事務所)をもって契約保証金の納付に代えることができる。また、公
共工事履行保証証券による保証を付し、又は履行保証保険契約の締結を行
った場合は、契約保証金を免除する。
13.開 札
入札者又はその代理人は開札に立ち会わなければならない。
14.入札の無効
手続開始の公示に示した指名されるために必要な要件のない者のした入札、参加表明書
に虚偽の記載をした者のした入札及び別添5競争契約入札心得において示した条件等入札
に関する条件に違反した入札は無効とし、無効の入札を行った者を落札者としていた場合
には落札決定を取り消す。
なお、分任支出負担行為担当官により指名された者であっても、開札の時において指名
停止を受けているものその他の開札の時において4.に掲げる要件のないものは、指名さ
れるために必要な要件のない者に該当する。
15.手続における交渉の有無 無
16.契約書作成の要否
別冊契約書案により、契約書を作成するものとする。
17.支払条件 前金払 有
18.火災保険付保の要否 否
19.苦情申し立てに関する事項
本手続きに関し、「政府調達に関する苦情の処理手続き」(平成7 年12 月14 日付け政
府調達苦情処理推進本部決定)により、政府調達苦情検討委員会(連絡先:内閣府政府調
達苦情処理検討委員会事務局、電話03-3581-0262(直通))に対して苦情を申し立てるこ
とができる。
20.関連情報を入手するための照会窓口
3.6)(1)に同じ。
21.その他の留意事項
(1)契約等の手続において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(2)入札参加者は、別添5競争契約入札心得及び別添2契約書案を熟読し、別添5競争契
約入札心得を遵守すること。
(3)参加表明書に虚偽の記載をした場合においては、参加表明書を無効とするとともに、
指名停止を行うことがある。
(4)同種又は類似業務の実績については、我が国及びWTO政府調達協定締約国その他建
設市場が開放的であると認められる国等以外の国又は地域に主たる営業所を有する建設
コンサルタント等にあっては、我が国における同種又は類似業務の実績をもって判断す
るものとする。
(5)本業務を受注したコンサルタント及び、本業務を受注したコンサルタントと資本・人
事面等において関連があると認められた製造業者又は建設業者は、本業務に係る工事の
入札に参加し又は当該工事を請け負うことができない。
(6)提出期限までに参加表明書を提出しない者及び非指名通知を受けた者は、技術資料を
提出できないものとする。
(7)参加表明書及び技術資料の作成に関する費用は、提出者の負担とする。
(8)提出された参加表明書及び技術資料は返却しない。なお、提出された参加表明書及び
技術資料は、選定及び技術点の算定以外に提出者に無断で使用しない。
(9)参加表明書の提出後において、原則として参加表明書及び技術提案書に記載された内
容の変更を認めない。また、参加表明書に記載した予定技術者は、原則として変更でき
ない。但し、病休、死亡、退職等のやむをえない理由により変更を行う場合には、同等
以上の技術者であるとの発注者の了解を得なければならない。
22.添付資料
別添1
別添2
別添3
別添4
別添5
仕様書
契約書(案)
参加表明書様式
技術提案書様式
入札心得(入札書様式を含む)
(別添1-1)
平成28年度 釧路湿原自然再生普及推進検討業務
特記仕様書
第1章 総
則
第1条 適用範囲
本特記仕様書は「平成28年度 釧路湿原自然再生普及推進検討業務」
(以下「本業務」
という)に適用し、業務の履行に当たっては設計図書、本特記仕様書によるものとす
る。
第2条 業務目的
本業務は、釧路湿原自然再生協議会において、第2期 釧路湿原自然再生全体構
想を踏まえて作成された「第3期 釧路湿原自然再生普及行動計画」について、そ
の具体的取組みの実施及びその普及啓発活動等を通じて、釧路湿原の自然再生に
係る市民参加の一層の推進を図ることに加え、釧路湿原学習のための学校支援を
行うことを目的とする。
第3条 履行場所
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所
第4条 履行期限
契約締結の日から平成29年3月31日までとする。
第5条 管理技術者の業務経験等
環境教育や環境保全活動に関する実践とその普及啓発、地元住民や地元団体等
との連携や連絡調整、さらに、これらに係る情報の収集・分析・提供等を円滑に
実施できる業務執行体制と従事者を有しているものとする。
環境省は、本業務の実施に当たり、契約期間を通じて釧路湿原野生生物保護セ
ンター(釧路市北斗2の2101)内に執務場所を確保するものとする。
第2章 業務内容
第6条 釧路湿原の自然再生に係る市民参加の一層の推進
釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会内に設置されている再生普及行動計画推
進のための連携チーム(以下「推進連携チーム」という。)の事務局として、以下の
業務を行う。
1
推進連携チームの運営
推進連携チームの運営のため、会議準備や構成員との連絡調整及び議事録
の作成等を行うほか、同小委員会への議案や報告資料等を作成すること。
(47人日程度)
同チーム会議を2回程度開催し、会議準備や構成員との連絡調整及び資料の作
成等を行うこと。(会議費・旅費・謝金は不要)
イ 推進連携チーム会議の開催後、速やかに議事録を作成して環境省担当官あて提
出すること。
ウ 再生普及小委員会への報告資料の作成を2回、自然再生協議会への報告資料の
作成を1回行うこと。
ア
2
ワンダグリンダの活動とりまとめ・募集案内
「ワンダグリンダ」とは、「釧路湿原の応援団」=釧路湿原自然再生事業
の一部で、釧路湿原を楽しみ・学び・守り・将来に引き継ぐためのプロジェ
クトのことである。
平成27年度のワンダグリンダ活動結果のとりまとめや平成28年度のワンダ
グリンダ活動の募集等を行うこと。(52人日程度)
ア
平成27年度のワンダグリンダの活動について、登録者から聴取し、小冊子にと
りまとめ、印刷すること。
イ 平成28年度のワンダグリンダの活動を募集し、その連絡調整、登録等の事務を
行うこと。
ウ 平成29年度のワンダグリンダの募集等にかかる企画調整を実施し、パンフレッ
トの印刷・配布による広報及びホームページ、電子メールでの広報を行うこと。
3
ワンダグリンダ等の普及啓発及び支援等
ワンダグリンダや自然再生事業の活動状況をホームページや電子メールに
よるニュースレター等により情報を提供すること。
また、ワンダグリンダ応募者等を対象としたフィールドワークショップの
開催を行うこと。
さらに、自然再生協議会やワンダグリンダ登録者が実施する現地見学会等
の市民参加の取り組みについて企画・広報等の支援を行うこと。
(32人日程度)
ア
ワンダグリンダの活動状況についてホームページや電子メールによるニュース
レター等により、それぞれ月2回程度情報提供を行うこと。
イ 釧路湿原流域市町村の住民が集まる箇所等に自然再生事業に関する紹介パネル
や航空写真の貸出等を行うこと。
ウ ワンダグリンダの応募者等を対象としたフィールドワークショップの企画・
連絡調整・準備(事前調査等予察)・開催・記録を計2回程度(夏冬各1回程度)
行うこと。
エ 自然再生協議会やワンダグリンダ登録者が実施する現地見学会等の取組みにつ
いての企画・広報等の支援をすること。(バス代等支援は不要)
第7条 釧路湿原学習のための学校支援
釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会内に設置されている湿原学習のための学
校支援ワーキンググループ(以下「学校支援WG」という。)の事務局として、以下の
業務を行う。
1
学校支援WGの運営
学校支援WGについて、構成員との意見交換、日程調整、会議準備、記録
の取りまとめ等を行い、同小委員会への報告資料等を作成すること。
(42人日程度)
ア
学校支援WGの開催前後に構成員と意見交換を行い、議題、資料の検討及び資
料作成に反映すること。(10回程度)
イ 学校支援WGを夏季と冬季に各1回、計2回開催し、会議準備や構成員との日程
調整及び資料の作成等を行うこと。(会場費、旅費、謝金は不要。)
ウ 学校支援WGの開催後、速やかに議事録を作成して環境省担当官あて提出する
こと。
エ 再生普及 小委員会 への報告 資料の作 成を2回 、自然再 生協議会 への報告資料の
作成を1回行うこと。
2
学校支援WGの取組み課題の実践
学校支援WGの取組み課題である、1湿原を題材とした学習素材の収集、
活用、2自然再生の学校教員への活用促進、3学校教員の関心喚起、湿原の
教育的な価値の普及等を行うとともに、学校教員・釧路管内の小中高校等へ
情報提供を行うこと。
また、学校支援WGのホームページの運営に当たっては、情報セキュリテ
ィの確保を適切に行うこと。(72人日程度)
ア
取組み課題1.「湿原を題材とした学習素材の収集、活用」については、釧路
湿原及びその周辺のフィールド(2箇所)を対象として、フィールドの概要及び
学習可能な内容をフィールド情報マップとしてとりまとめること。
とりまとめにあたっては、学校教員との意見交換を4回程度、フィールドの取
材を2回行うこと。
イ 取組み課題2.「自然再生の学校教員への活用促進」については、自然再生事業
地を活用したモデル授業の実践のコーディネイトを行うとともに、その実践内容
や成果をとりまとめること。コーディネイトにあたっては、授業計画作成時より
学校教員と意見交換を5回程度行い、資料提供や専門家の紹介、授業内容の提案
等を行う。モデル授業の実践においては必要に応じて解説や資材貸出等の支援を
行うとともに、授業内容の取材を行うこと。(3回程度)
また、平成29年度のモデル授業の実践に向けて、学校教員と意見交換を5回程
度行い、計画(案)を作成すること。
ウ 取組み課題3.「学校教員の関心喚起、湿原の教育的な価値の普及」について
は、教育委員会等と連携し、学校支援WG構成員や学校教員を対象とした研修講
座等を3回実施すること。実施にあたっては、学校支援WG構成員との意見交換
(3回程度)を通して、効果的な研修等の企画・準備(事前調査等予察)、必要資
材の準備及び記録の作成を行うこと。
また、釧路湿原流域の環境を題材とした自由研究等発表の場づくりに向けて、
釧 路湿原流 域の実践 校等との 意見交換 (5回程 度)を行 うととも に、学校支援WG
構成員との意見交換(5回程度)を通して、発表の場のあり方を検討し、とりま
とめること。
エ 学校教員との接点を設けるため、釧路湿原流域市町村の教育研究所や釧路湿原
国立公園の利用拠点に訪れた釧路管内の小中高校等へ情報提供をするとともに、
同校学校教員と意見交換(5回程度)を行うこと。
学校支援WGのホームページの運営を行うこと。同ホームページには、学校支
援WG及び学校教員の研修の開催報告等を掲載(15ページ程度)すること。
湿原学習に関心を持つ学校教員を対象として、湿原学習に関する情報や学校支
援WGの取組み内容を電子メールで月1回程度情報提供を行うこと。
第3章 その他
第8条 提出書類
業務に当たっての提出書類は次のとおりである。なお、各書類の提出部数は1部と
する。
1 業務着手時に提出する書類
着手届、技術者の氏名、経歴書及び資格の写し、業務工程表、業務計画書
2 業務実施中に提出する書類
適宜、提出を必要とする書類
3 業務終了時に提出する書類
完了届
第9条 成果物
1 紙媒体:本業務報告書(A4判
200頁程度)
3部
2
3
4
〃
平成27年度ワンダグリンダニュースレター(A4判、カラー12頁)
2,000部
〃
第3期ワンダグリンダ募集チラシ(A3判両面、カラー) 1,000枚
電子媒体:報告書の電子データを収納したDVD-R
1式
第10条 著作権等の扱い
(1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権
(以下「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。
(2)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下「既存著
作物」という。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。
(3)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著
作物の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うも
のとする。
第11条 情報セキュリティの確保
請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。
請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実
施方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。
(1)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の
機密性の格付けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。
また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官か
らの指示に応じて適切に取り扱うこと。
(2)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対
策の履行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セ
キュリティ事故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキ
ュリティ対策に関する監査を受け入れること。
(3)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要
になった場合には、確実に返却し又は廃棄すること。
また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当官か
らの指示に応じて適切に廃棄すること。
( 4 )請 負 者 は、請 負業務の終了時に、本業 務で 実施 した 情報 セキ ュリ ティ対策
を報告すること。
(参考)環境省情報セキュリティポリシー
http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf
( 参 考 様式 ) 項 目 ( 1 ) 別 紙1 、 別 紙 2
項 目( 5 ) 別 紙 3
第12条 その他
(1)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じた
とき、あるいは本仕様書に記載のない細部については、環境省担当官と速やか
に協議しその指示に従うこと。
(2)静的コンテンツのみのホームページ作成に当たっては、「環境省ウェブサイ
ト作成ガイドライン」及び受注後に提供される「環境省ホームページ対応基準
書」に基づくこと。
ま た、「環 境省 ウェブ サ イト作成ガ イドライン」は以下のURLにおいて公開
している。
http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/web_gl/
(3)会議運営を含む業務
会議運営を含む業務にあっては、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」
(平成28年2月2日閣議決定)の「会議運営」の判断の基準を満たすこと。
(別
添)
1.報告書等の仕様及び記載事項
報告 書 等の仕 様は、「環境物 品等の調達の推進 に関す る基本方針」(平成28年
2月2日閣議決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満た
すこと。
なお、「資材確認票」(基本方針204頁、表3参照)及び「オフセット印刷又は
デ ジタ ル 印刷の 工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針205頁、表4
参照)を提出するとともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある場合
は以下の表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。
リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます
この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判
断の基準にしたがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]の
みを用いて作製しています。
なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方
針(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を
参考に適切な表示を行うこと。
2.電子データの仕様
(1)Microsoft社Windows7 SP1上で表示可能なものとする。
(2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。
・文章;ワープロソフトJustsystem社一太郎(ファイル形式は一太郎2011以下)、
又はMicrosoft社Word(ファイル形式はWord2010以下)
・計算表;表計算ソフトMicrosoft社Excel(ファイル形式はExcel2010以下)
・画像;BMP形式又はJPEG形式
( 3 )(2)による成果物に加え、「PDFファイル形式」による成果物を作成するこ
と。
(4)以上の成果物の格納媒体はDVD-R等とする。事業年度及び事業名称等を収納
ケース及びDVD-R等に必ずラベルにより付記すること。
(5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。
3.その他
成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無
償で速やかに必要な措置を講ずること。
情報セキュリティマネジメントシステムを既に整備済みの場合
(別紙1)
平成
年
月
日
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所
御中
住所
代表者役職・氏名
株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○
印
環境省情報セキュリティポリシーの遵守及び情報セキュリティ体制等の届出
について
貴省との間で締結した以下の請負業務の履行にあたり、請負業務仕様書「情報セキュリティの
確保」の項に基づき、環境省情報セキュリティポリシーを遵守するとともに、請負業務に係る情
報セキュリティ対策の遵守方法及び管理体制について、次のとおり提出します。
請負業務件名:
Ⅰ 情報セキュリティ対策の遵守方法
環境省情報セキュリティポリシーを遵守し、当社の情報セキュリティマネジメント
システムに則って当業務を適正に遂行いたします。
Ⅱ 情報セキュリティ対策についての管理体制
情報セキュリティ管理責任者
氏
名
所
属
連 絡 先 TEL:
役
職
FAX:
E-mail:
情報セキュリティ管理担当者
氏
名
所
属
連 絡 先 TEL:
役
FAX:
体制図
Ⅲ 情報セキュリティー管理規程・規則類
職
E-mail:
記入例
(別紙1)
平成
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所
年
月
日
御中
住所
代表者役職・氏名
株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○
印
環境省情報セキュリティポリシーの遵守及び情報セキュリティ体制等の届出
について
貴省との間で締結した以下の請負業務の履行にあたり、請負業務仕様書「情報セキュリティの
確保」の項に基づき、環境省情報セキュリティポリシーを遵守するとともに、請負業務に係る情
報セキュリティ対策の遵守方法及び管理体制について、次のとおり提出します。
請負業務件名:
Ⅰ 情報セキュリティ対策の遵守方法
環境省情報セキュリティポリシーを遵守し、当社の情報セキュリティマネジメント
システムに則って当業務を適正に遂行いたします。
Ⅱ 情報セキュリティ対策についての管理体制
情報セキュリティ管理責任者
氏
名 △△ △△
所
属 情報管理部
役
連 絡 先 TEL: 03-****-****
FAX: 03-****-****
職 部長
E-mail:****@***.co.jp
情報セキュリティ管理担当者
氏
名 ◆◆ ◆◆
所
属 情報管理部情報管理課
役
連 絡 先 TEL: 03-****-****
FAX: 03-****-****
職 課長
E-mail:****@***.co.jp
体制図
トップマネジメント
株式会社○○○○ 代表取締役○○○○
情報セキュリティ管理責任者 情報管理部長 △△ △△
(情報管理部門)
情報管理課
課長 ■■ ■■
セキュリティ管理担当者
(業務部門)
環境局廃棄物対策課
課長 □□ □□
業務担当者 ◇◇ ◇◇
Ⅲ 情報セキュリティー管理規程・規則類
別添、○○○○社 情報セキュリティー管理規程のとおり
情報セキュリティマネジメントシステムが未整備である場合
(別紙2)
平成
年
月
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所
御中
住所
代表者役職・氏名
株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○
日
印
環境省情報セキュリティポリシーの遵守及び情報セキュリティ体制等の届出
について
貴省との間で締結した以下の請負業務の履行にあたり、請負業務仕様書「情報セキュリティの
確保」の項に基づき、環境省情報セキュリティポリシーを遵守するとともに、請負業務に係る情
報セキュリティ対策の遵守方法及び管理体制について、次のとおり提出します。
請負業務件名:
Ⅰ 情報セキュリティ対策の遵守方法
下記の体制図に基づき、情報の適正管理に努めることを旨とし、環境省情報セキュリティー
ポリシーを遵守しつつ、当該業務を適正に遂行いたします。
なお、具体的には別紙の項目に従い情報セキュリティ対策を実施します。
Ⅱ 情報セキュリティ対策についての管理体制
情報セキュリティ管理責任者
氏
名
所
属
連 絡 先 TEL:
役
職
FAX:
E-mail:
情報セキュリティ管理担当者
氏
名
所
属
連 絡 先 TEL:
体制図
役
FAX:
職
E-mail:
情報セキュリティマネジメントシステムが未整備である場合
(別紙)
○○○○社の情報セキュリティ対策について
1.情報セキュリティ対策について
※記入例記載の内容は原則盛り込むこと。
2.機密保持について
※記入例記載の内容は原則盛り込むこと。
3.情報セキュリティ侵害発生時の対処手順について
※記入例記載の内容は原則盛り込むこと。
4.情報セキュリティ対策の履行が不十分である場合の対処手順について
※記入例記載の内容は原則盛り込むこと。
5.再請負に関する事項について
※記入例記載の内容は原則盛り込むこと。
記入例
(別紙2)
平成
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所
年
月
日
御中
住所
代表者役職・氏名
株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○
印
環境省情報セキュリティポリシーの遵守及び情報セキュリティ体制等の届出
について
貴省との間で締結した以下の請負業務の履行にあたり、請負業務仕様書「情報セキュリティの
確保」の項に基づき、環境省情報セキュリティポリシーを遵守するとともに、請負業務に係る情
報セキュリティ対策の遵守方法及び管理体制について、次のとおり提出します。
請負業務件名:
Ⅰ 情報セキュリティ対策の遵守方法
下記の体制図に基づき、情報の適正管理に努めることを旨とし、環境省情報セキュリティー
ポリシーを遵守しつつ、当該業務を適正に遂行いたします。
なお、具体的には別紙の項目に従い情報セキュリティ対策を実施します。
Ⅱ 情報セキュリティ対策についての管理体制
情報セキュリティ管理責任者
氏
名 △△ △△
所
属 情報管理部
役
連 絡 先 TEL: 03-****-****
FAX: 03-****-****
職 部長
E-mail:****@***.co.jp
情報セキュリティ管理担当者
氏
名 ◆◆ ◆◆
所
属 情報管理部情報管理課
役
連 絡 先 TEL: 03-****-****
FAX: 03-****-****
職 課長
E-mail:****@***.co.jp
体制図
トップマネジメント
株式会社○○○○ 代表取締役○○○○
情報セキュリティ管理責任者 情報管理部長 △△ △△
(情報管理部門)
情報管理課
課長 ■■ ■■
セキュリティ管理担当者
(業務部門)
環境局廃棄物対策課
課長 □□ □□
業務担当者 ◇◇ ◇◇
(別紙)
○○○○の情報セキュリティ対策について
1.情報セキュリティ対策について
環境省情報セキュリティーポリシーを遵守しつつ、当該業務を適正に遂行する。
2.機密保持について
・取り扱う情報を、主として業務を実施する場所から持ち出す場合には、責任者への届
出を行う等、これを管理する体制を整えた上で実施する。
・取り扱う情報は、業務上の必要性がある場合に限り複製を行い、複製情報を含め適切
に管理する。
3.情報セキュリティ侵害発生時の対処手順について
請負先に提供した情報の漏えい及び目的外利用が発生した場合は、速やかに請負元に報
告する。
4.情報セキュリティ対策の履行が不十分である場合の対処手順について
情報セキュリティ事故の発生等を契機として、請負先における情報セキュリティ対策の
履行が不十分である可能性を認識した場合には、請負元及び請負先が協議した上で必要
な是正措置を採る。
5.再請負に関する事項について
本業務の一部を他の事業者に再請負により行わせる場合には、請負先は、請負元が請負
先に求めるものと同水準の情報セキュリティを確保するための対策を契約に基づき再請
負先に行わせる。再請負先に行わせた情報セキュリティ対策及びこれを行わせた結果に
関する報告を請負元が求めた場合には、これに対応する。
別紙3
平成
年
月
日
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所 御中
住所
代表者役職・氏名
株式会社○○○○
代表取締役社長 ○○ ○○
平成
印
年度○○○○○○業務で実施した情報セキュリティ対策について
仕様書項目「情報セキュリティの確保」及び、別途提出した「平成
年度○○○○○
○業務に係る環境省情報セキュリティポリシーの遵守及び情報セキュリティ体制等の届出
について」に基づき、情報セキュリティ対策を適切に実施したので報告します。
設計業務等共通仕様書
(自然公園編)
平 成 27 年 度 版
平成27年4月
環境省 自然環境局
設計業務等共通仕様書
(自然公園編)
第1章
総
1.1
適
則
用
1.設計業務等共通仕様書(以下「共通仕様書」という。)は、環境省の発注する自然公園等
における土木・造園工事の計画及び設計業務(当該計画及び設計業務と一体として請負契約
される場合の自然公園等整備工事予定地等において行われる一般調査業務及び解析等調査
業務を含む。)に係る、土木設計業務等請負契約書(以下「契約書」という。)及び設計図
書の内容について、統一的な解釈及び運用を図るとともに、その他の必要な事項を定め、も
って契約の適正な履行の確保を図るためのものである。
2.設計図書は、相互に補完し合うものとし、そのいずれかによって定められている事項は、
契約の履行を拘束するものとする。
3.特記仕様書、図面、共通仕様書又は指示や協議等の間に相違がある場合、又は図面からの
読み取りと図面に書かれた数字が相違する場合など、業務の遂行に支障を生じたり、今後相
違することが想定される場合、受注者は調査職員に確認してその指示を受けなければならな
い。
4.測量業務及び地質・土質調査業務等に関する業務については、別に定める各共通仕様書に
よるものとする。
1.2
用語の定義
共通仕様書に使用する用語の定義は、次の各項に定めるところによる。
1.「発注者」とは、支出負担行為担当官若しくは分任支出負担行為担当官又は契約担当官若
しくは分任契約担当官をいう。
2.「受注者」とは、設計業務等の実施に関し、発注者と請負契約を締結した個人若しくは会
社その他の法人をいう。又は、法令の規定により認められた一般承継人をいう。
3.「調査職員」とは、契約図書に定められた範囲内において、受注者又は管理技術者に対す
る指示、承諾又は協議等の職務を行う者で、契約書第9条第1項に規定する者であり、総括
調査員、主任調査員及び調査員を総称していう。
4.「検査職員」とは、設計業務等の完了検査及び指定部分に係る検査にあたって、契約書第
31条第2項の規定に基づき、検査を行う者をいう。
5.「管理技術者」とは、契約の履行に関し、業務の管理及び統括等を行う者で、契約書第10
条第1項の規定に基づき、受注者が定めた者をいう。
6.「担当技術者」とは、管理技術者のもとで業務を担当する者で、受注者が定めた者をいう。
7.「照査技術者」とは、成果物の内容について技術上の照査を行う者で、契約書第11条第1
項の規定に基づき、受注者が定めた者をいう。
8.「同等の能力と経験を有する技術者」とは、当該設計業務等に関する技術上の知識を有す
る者で、特記仕様書で規定する者又は発注者が承諾した者をいう。
-1-
9.「契約図書」とは、契約書及び設計図書をいう。
10.「契約書」とは、「請負契約書等の制定について」(平成14年7月1日付け環境会発第48
9号)、別冊土木設計業務等請負契約書をいう。
11.「設計図書」とは、仕様書、図面、数量総括表、入札説明書及び入札説明に対する質問回
答書をいう。
12.「仕様書」とは、共通仕様書及び特記仕様書(これらにおいて明記されている適用すべき
諸基準を含む。)を総称していう。
13.「共通仕様書」とは、各設計業務等に共通する技術上の指示事項等を定める図書をいう。
14.「特記仕様書」とは、共通仕様書を補足し、当該設計業務等の実施に関する明細又は特別
な事項を定める図書をいう。
15.「数量総括表」とは、設計業務等に関する工種、設計数量及び規格を示した書類をいう。
16.「入札説明書」とは、設計業務等の入札等に参加する者に対して、発注者が当該設計業務
等の契約条件を説明するための書類をいう。
17.「質問回答書」とは、入札説明書に関する入札等参加者からの質問書に対して、発注者が
回答する書面をいう。
18.「図面」とは、入札等に際して発注者が交付した図面及び発注者から変更又は追加された
図面及び図面のもとになる計算書等をいう。
19.「指示」とは、調査職員が受注者に対し、設計業務等の遂行上必要な事項について書面を
もって示し、実施させることをいう。
20.「請求」とは、発注者又は受注者が契約内容の履行あるいは変更に関して、相手方に書面
をもって行為、あるいは同意を求めることをいう。
21.「通知」とは、発注者若しくは調査職員が受注者に対し、又は受注者が発注者若しくは調
査職員に対し、設計業務等に関する事項について、書面をもって知らせることをいう。
22.「報告」とは、受注者が調査職員に対し、設計業務等の遂行に係わる事項について、書面
をもって知らせることをいう。
23.「申し出」とは、受注者が契約内容の履行あるいは変更に関し、発注者に対して書面をも
って同意を求めることをいう。
24.「承諾」とは、受注者が調査職員に対し、書面で申し出た設計業務等の遂行上必要な事項
について、調査職員が書面により業務上の行為に同意することをいう。
25.「質問」とは、不明な点に関して書面をもって問うことをいう。
26.「回答」とは、質問に対して書面をもって答えることをいう。
27.「協議」とは、書面により契約図書の協議事項について、発注者又は調査職員と受注者が
対等の立場で合議することをいう。
28.「提出」とは、受注者が調査職員に対し、設計業務等に係わる事項について書面又はその
他の資料を説明し、差し出すことをいう。
29.「書面」とは、手書き、印刷等の伝達物をいい、発行年月日を記録し、署名又は押印した
-2-
ものを有効とする。
(1)緊急を要する場合は、ファクシミリ又は電子メールにより伝達できるものとするが、後
日有効な書面と差し換えるものとする。
(2)電子納品を行う場合は、別途調査職員と協議するものとする。
30.「検査」とは、契約図書に基づき、検査職員が設計業務等の完了を確認することをいう。
31.「打合せ」とは、設計業務等を適正かつ円滑に実施するために管理技術者等と調査職員が
面談により、業務の方針及び条件等の疑義を正すことをいう。
32.「修補」とは、発注者が検査時に受注者の負担に帰すべき理由による不良箇所を発見した
場合に受注者が行うべき訂正、補足その他の措置をいう。
33.「協力者」とは、受注者が設計業務等の遂行にあたって、再請負する者をいう。
34.「使用人等」とは、協力者又はその代理人若しくはその使用人その他これに準ずるものを
いう。
35. 「了解」とは、契約書に基づき、監督職員が受注者に指示した処理内容・回答に対して、
理解して承認することをいう。
36.「受理」とは、契約図書に基づき、受注者、監督職員が相互に提出された書面を受け取り、
内容を把握することをいう。
1.3
受注者の責務
受注者は契約の履行に当たって調査等の意図及び目的を十分に理解したうえで調査等に
適用すべき諸基準に適合し、所定の成果を満足するような技術を十分に発揮しなければなら
ない。
1.4
業務の着手
受注者は、特記仕様書に定めがある場合を除き、契約締結後15日(土曜日、日曜日、祝日
等(行政機関の休日に関する法律(昭和63 年法律第91 号)第1条に規定する行政機関の休
日(以下「休日等」という。))を除く)以内に設計業務等に着手しなければならない。こ
の場合において、着手とは管理技術者が設計業務等の実施のため調査職員との打合せを行う
ことをいう。
1.5
設計図書の支給及び点検
1.受注者からの要求があった場合で、調査職員が必要と認めたときは、受注者に図面の原図
若しくは電子データを貸与する。ただし、共通仕様書、各種基準、参考図書等市販されてい
るものについては、受注者の負担において備えるものとする。
2.受注者は、設計図書の内容を十分点検し、疑義がある場合は、調査職員に書面により報告
し、その指示を受けなければならない。
3.調査職員は、必要と認めるときは、受注者に対し、図面又は詳細図面等を追加支給するも
のとする。
1.6
調査職員
1.発注者は、設計業務等における調査職員を定め、受注者に通知するものとする。
-3-
2.調査職員は、契約図書に定められた事項の範囲内において、指示、承諾、協議等の職務を
行うものとする。
3.契約書の規定に基づく調査職員の権限は、契約書第9条第2項に規定した事項である。
4.調査職員がその権限を行使するときは、書面により行うものとする。ただし、緊急を要す
る場合、調査職員が受注者に対し口頭による指示等を行った場合には、受注者はその指示等
に従うものとする。なお、調査職員は、その口頭による指示等を行った後、7日以内に書面
で受注者にその内容を指示するものとする。
1.7
管理技術者
1.受注者は、設計業務等における管理技術者を定め、発注者に通知するものとする。
2.管理技術者は、契約図書等に基づき、設計業務等の技術上の管理を行うものとする。
3.管理技術者は、設計業務等の履行にあたり、技術士(総合技術監理部門(業務に該当する
選択科目)又は業務に該当する部門)又はこれと同等の能力と経験を有する技術者、あるい
はシビルコンサルティングマネージャー(以下「RCCM」という。)の資格保有者であり、
特記仕様書に定める業務経験を有することとし、日本語に堪能(日本語通訳が確保できれば
可)でなければならない。
4.管理技術者に委任できる権限は、契約書第10条第2項に規定した事項とする。ただし、受
注者が管理技術者に委任できる権限を制限する場合は、発注者に書面をもって報告しない限
り管理技術者は受注者の一切の権限(契約書第10条第2項の規定により行使できないとされ
た権限を除く。)を有するものとされ、発注者及び調査職員は管理技術者に対して指示等を
行えば足りるものとする。
5.管理技術者は、調査職員が指示する関連のある設計業務等の受注者と十分に協議のうえ、
相互に協力し、業務を実施しなければならない。
6.管理技術者は、1.7第4項に規定する照査結果の確認を行わなければならない。
1.8
照査技術者及び照査の実施
1.発注者が設計図書において定める場合は、受注者は、設計業務等における照査技術者を定
め発注者に通知するものとする。
2.照査技術者は、技術士(総合技術監理部門(業務に該当する選択科目)又は業務に該当す
る部門)又はこれと同等の能力と経験を有する技術者、あるいはRCCMの資格保有者であり、
特記仕様書に定める業務経験を有しなければならない。
3.照査技術者は、照査計画を作成し業務計画書に記載し、照査に関する事項を定めなければ
ならない。
4.照査技術者は、設計図書に定める又は調査職員が指示する業務の節目毎にその成果の確認
を行うとともに、成果の内容については、照査技術者自身による照査を行わなければならな
い。
5.照査技術者は、業務完了に伴って照査結果を照査報告書としてとりまとめ、照査技術者の
署名捺印のうえ管理技術者に提出するものとする。
1.9
担当技術者
-4-
1.受注者は、業務の実施にあたって担当技術者を定める場合は、その氏名その他必要な事項
を調査職員に提出するものとする。(管理技術者と兼務するものを除く。)
なお、担当技術者が複数にわたる場合は、8名までとする。ただし、受注者が設計共同体
である場合には、構成員毎に8名までとする。
2.担当技術者は、設計図書等に基づき、適正に業務を実施しなければならない。
3.担当技術者は照査技術者を兼ねることはできない。
1.10
提出書類
1.受注者は、発注者が指定した様式により、契約締結後に関係書類を調査職員を経て、発注
者に遅滞なく提出しなければならない。ただし、業務請負料(以下「請負料」という。)に
係る請求書、請求代金代理受領承諾書、遅延利息請求書、調査職員に関する措置請求に係る
書類及びその他入札説明の際指定した書類は除く。
2.受注者が発注者に提出する書類で様式が定められていないものは、受注者において様式を
定め、提出するものとする。ただし、発注者がその様式を指示した場合は、これに従わなけ
ればならない。
3.受注者は、契約時又は変更時において、請負金額が100万円以上の業務について、測量
調査設計業務実績情報システム(TECRIS)に基づき、受注・変更・完了時に業務実績
情報として「登録のための確認のお願い」を作成し、受注時は契約後15日(休日等を除く)
以内に、登録内容の変更時は変更があった日から15日(休日等を除く)以内に、完了時は業
務完了後15日(休日等を除く)以内に、調査職員の確認を受けたうえ、登録機関に登録申請
しなければならない。なお、登録できる技術者は、業務計画書に示した技術者とする。(担
当技術者の登録は8名までとする。)
受注者は、契約時において、予定価格が1,000万円を超える競争入札により調達される建設
コンサルタント業務において調査基準価格を下回る金額で落札した場合、業務実績情報シス
テム(テクリス) に業務実績情報を登録する際は、業務名称の先頭に「【低】」を追記した
上で「登録のための確認のお願い」を作成し、調査職員の確認を受けること。
例:【低】○○○○業務登録
また、登録機関に登録後、TECRISより「登録内容確認書」をダウンロードし、直ち
に調査職員に提出しなければならない。なお、変更時と完了時の間が15日間(休日等を除く)
に満たない場合は、変更時の提出を省略できるものとする。
1.11
打合せ等
1.設計業務等を適正かつ円滑に実施するため、管理技術者と調査職員は常に密接な連絡をと
り、業務の方針及び条件等の疑義を正すものとし、その内容についてはその都度受注者が書
面(打合せ記録簿)に記録し、相互に確認しなければならない。
なお、連絡は積極的に電子メール等を活用し、電子メールで確認した内容については、必
要に応じて打合せ記録簿を作成するものとする。
2.設計業務等着手時及び設計図書で定める業務の区切りにおいて、管理技術者と調査職員は
打合せを行うものとし、その結果について受注者が打合せ記録簿に記録し相互に確認しなけ
ればならない。
3.管理技術者は、仕様書に定めのない事項について疑義が生じた場合には、速やかに調査職
-5-
員と協議するものとする。
1.12
業務計画書
1.受注者は、契約締結後14日(休日等を含む)以内に業務計画書を作成し、調査職員に提出
しなければならない。
2.業務計画書には、契約図書に基づき下記事項を記載するものとする。
(1)
業務概要
(2)
実施方針
(3)
業務工程
(4)
業務組織計画
(5)
打合せ計画
(6)
成果品の品質を確保するための計画
(7)
成果品の内容、部数
(8)
使用する主な図書及び基準
(9)
連絡体制(緊急時含む)
(10)
使用する主な機器
(11)
その他
なお、受注者は設計図書において照査技術者による照査が定められている場合は、照査計
画について記載するものとする。
3.受注者は、業務計画書の重要な内容を変更する場合は、理由を明確にしたうえ、その都度
調査職員に変更業務計画書を提出しなければならない。
4.調査職員が指示した事項については、受注者はさらに詳細な業務計画に係る資料を提出し
なければならない。
1.13
資料の貸与及び返却
1.調査職員は、設計図書に定める図書及びその他関係資料を、受注者に貸与するものとする。
2.受注者は、貸与された図書及び関係資料等の必要がなくなった場合は、ただちに調査職員
に返却するものとする。
3.受注者は、貸与された図書及びその他関係資料を丁寧に扱い、損傷してはならない。万一、
損傷した場合には、受注者の責任と費用負担において修復するものとする。
4.受注者は、設計図書に定める守秘義務が求められる資料については複写してはならない。
1.14
関係官公庁への手続き等
1.受注者は、設計業務等の実施に当たっては、発注者が行う関係官公庁等への手続きの際に
協力しなければならない。また、受注者は、設計業務等を実施するため、関係官公庁等に対
する諸手続きが必要な場合は、速やかに行うものとする。
2.受注者は、関係官公庁等から交渉を受けたときは、遅滞なくその旨を調査職員に報告し協
議するものとする。
1.15
地元関係者との交渉等
1.契約書第12条に定める地元関係者への説明、交渉等は、発注者又は調査職員が行うものと
するが、調査職員の指示がある場合は、受注者はこれに協力するものとする。これらの交渉
に当たり、受注者は地元関係者に誠意をもって接しなければならない。
2.受注者は、屋外で行う設計業務等の実施に当たっては、地元関係者からの質問、疑義に関
する説明等を求められた場合は、調査職員の承諾を得てから行うものとし、地元関係者との
間に紛争が生じないように努めなければならない。
-6-
3.受注者は、設計図書の定め、あるいは調査職員の指示により、受注者が行うべき地元関係
者への説明、交渉等を行う場合には、交渉等の内容を書面で随時、調査職員に報告し、指示
があればそれに従うものとする。
4.受注者は、設計業務等の実施中に発注者が地元協議等を行い、その結果を設計条件として
業務を実施する場合には、設計図書に定めるところにより、地元協議等に立会するとともに、
説明資料及び記録の作成を行うものとする。
5.受注者は、前項の地元協議により、既に作成した成果の内容を変更する必要が生じた場合
には、指示に基づいて、変更するものとする。
なお、変更に要する期間及び経費は、発注者と協議のうえ定めるものとする。
1.16
土地への立入り等
1.受注者は、屋外で行う設計業務等を実施するため国有地、公有地又は私有地に立入る場合
は、契約書第13条の定めに従って、調査職員及び関係者と十分な協調を保ち設計業務等が円
滑に進捗するように努めなければならない。なお、やむを得ない理由により現地への立入り
が不可能となった場合には、ただちに調査職員に報告し指示を受けなければならない。
2.受注者は、設計業務等実施のため植物伐採、かき、さく等の除去又は土地若しくは工作物
を一時使用する時は、あらかじめ調査職員に報告するものとし、報告を受けた調査職員は当
該土地所有者及び占有者の許可を得るものとする。
なお、第三者の土地への立入りについて、当該土地占有者の許可は、発注者が得るものと
するが、調査職員の指示がある場合は受注者はこれに協力しなければならない。
3.受注者は、前項の場合において生じた損失のため必要となる経費の負担については、設計
図書に示す外は調査職員と協議により定めるものとする。
4.受注者は、第三者の土地への立入りに当たっては、あらかじめ身分証明書交付願を発注に
提出し身分証明書の交付を受け、現地立入りに際しては、これを常に携帯しなければならな
い。
なお、受注者は、立入り作業完了後10日以内に身分証明書を発注者に返却しなければなら
ない。
1.17
成果物の提出
1.受注者は、設計業務等が完了したときは、設計図書に示す成果品(設計図書で照査技術者
による照査が定められた場合は照査報告書を含む。)を業務完了報告書とともに提出し、検
査を受けるものとする。
2.受注者は、設計図書に定めがある場合、又は調査職員の指示する場合で、同意した場合は
履行期間途中においても、成果品の部分引き渡しを行うものとする。
3.受注者は、成果品において使用する計量単位は、国際単位系(SI)とする。
4.受注者は、国土交通省の「土木設計業務等の電子納品要領(案)(以下「要領」という。)」
に基づいて作成した電子データにより成果品を納入するものとする。
「要領」で特に記載がない項目については、調査職員と協議のうえ決定するものとする。
なお、電子納品に対応するための措置については、国土交通省の「電子納品運用ガイドラ
イン(案)【業務編】」を参考にするものとする。
-7-
1.18
関連法令及び条例の遵守
受注者は、設計業務等の実施にあたっては、関連する関係諸法令及び条例等を遵守しなけ
ればならない。
1.19
検
査
1.受注者は、契約書第31条第1項の規定に基づき、業務完了報告書を発注者に提出する際に
は、契約図書により義務付けられた資料の整備がすべて完了し、調査職員に提出していなけ
ればならない。
2.発注者は、設計業務等の検査に先立って受注者に対して書面をもって検査日を通知するも
のとする。この場合において受注者は、検査に必要な書類及び資料等を整備するとともに、
屋外で行う検査においては、必要な人員及び機材を準備し、提供しなければならない。この
場合検査に要する費用は受注者の負担とする。
3.検査職員は、調査職員及び管理技術者の立会のうえ、次の各号に掲げる検査を行うものと
する。
(1)
設計業務等成果物の検査
(2)
設計業務等管理状況の検査
設計業務等の状況について、書類、記録及び写真等により検査を行う。
なお、電子納品の検査時の対応については、国土交通省の「電子納品運用ガイドライン(案)
【業務編】」を参考にするものとする。
1.20
修
補
1.受注者は、修補は速やかに行わなければならない。
2.検査職員は、修補の必要があると認めた場合には、受注者に対して期限を定めて修補を指
示することができるものとする。
3.検査職員が修補の指示をした場合において、修補の完了の確認は検査職員の指示に従うも
のとする。
4.検査職員が指示した期間内に修補が完了しなかった場合には、発注者は、契約書第31条第
2項の規定に基づき検査の結果を受注者に通知するものとする。
1.21
条件変更等
1.契約書第18条第1項第五号に規定する「予期することのできない特別な状態」とは、契約
書第29条第1項に規定する天災その他の不可抗力による場合のほか、発注者と受注者が協議
し当該規定に適合すると判断した場合とする。
2.調査職員が、受注者に対して契約書第18条、第19条及び第21条の規定に基づく設計図書の
変更又は訂正の指示を行う場合は、指示書によるものとする。
1.22
契約変更
1.発注者は、次の各号に掲げる場合において、設計業務等の契約の変更を行うものとする。
(1)
業務内容の変更により業務請負料に変更を生じる場合
(2)
履行期間の変更を行う場合
(3)
調査職員と受注者が協議し、設計業務等施行上必要があると認められる場合
(4) 契約書第30条の規定に基づき、請負料の変更に代える設計図書の変更を行った場合
-8-
2
発注者は、前項の場合において、変更する契約図書を次の各号に基づき作成するものとす
る。
(1)
1.21の規定に基づき調査職員が受注者に指示した事項
(2)
設計業務等の一時中止に伴う増加費用及び履行期間の変更等決定済の事項
(3)
その他発注者又は調査職員と受注者との協議で決定された事項
1.23
履行期間の変更
1.発注者は、受注者に対して設計業務等の変更の指示を行う場合において、履行期間変更協
議の対象であるか否かを合わせて事前に通知しなければならない。
2.発注者は、履行期間変更協議の対象であると確認された事項及び設計業務等の一時中止を
指示した事項であっても、残履行期間及び残業務量等から履行期間の変更が必要でないと判
断した場合は、履行期間の変更を行わない旨の協議に代えることができるものとする。
3.受注者は、契約書第22条の規定に基づき、履行期間の延長が必要と判断した場合には、履
行期間の延長理由、必要とする延長日数の算定根拠、変更工程表その他必要な資料を発注者
に提出しなければならない。
4.契約書第23条に基づき、発注者の請求により履行期間を短縮した場合には、受注者は、速
やかに業務工程表を修正し提出しなければならない。
1.24
一時中止
1.契約書第20条第1項の規定により、次の各号に該当する場合において、発注者は、受注者
に書面をもって通知し、必要と認める期間、設計業務等の全部又は一部を一時中止させるも
のとする。
なお、暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、地すべり、落盤、火災、騒乱、暴動その他自然的
又は人為的な事象(以下「天災等」という。)による設計業務等の中断については、1.32
臨機の措置により、受注者は、適切に対応しなければならない。
(1)第三者の土地への立入り許可が得られない場合
(2)関連する他の業務等の進捗が遅れたため、設計業務等の続行を不適当と認めた場合
(3)環境問題等の発生により設計業務等の続行が不適当又は不可能となった場合
(4)天災等により設計業務等の対象箇所の状態が変動した場合
(5)第三者及びその財産、受注者、使用人等並びに調査職員の安全確保のため必要がある
と認めた場合
(6)前各号に掲げるものの他、発注者が必要と認めた場合
2.発注者は、受注者が契約図書に違反し、又は調査職員の指示に従わない場合等、調査職員
が必要と認めた場合には、設計業務等の全部又は一部の一時中止をさせることができるもの
とする。
3.前2項の場合において、受注者は屋外で行う設計業務等の現場の保全については、調査職
員の指示に従わなければならない。
1.25
発注者の賠償責任
発注者は、以下の各号に該当する場合、損害の賠償を行わなければならない。
(1)契約書第27条に規定する一般的損害、契約書第28条に規定する第三者に及ぼした損害
について、発注者の責に帰すべき損害とされた場合
-9-
(2)発注者が契約に違反し、その違反により契約の履行が不可能となった場合
1.26
受注者の賠償責任
受注者は、以下の各号に該当する場合、損害の賠償を行わなければならない。
(1)契約書第27条に規定する一般的損害、契約書第28条に規定する第三者に及ぼした損害
について、受注者の責に帰すべき損害とされた場合
(2)契約書第40条に規定する瑕疵責任に係る損害
(3)受注者の責により損害が生じた場合
1.27
部分使用
1.発注者は、次の各号に掲げる場合において、契約書第33条の規定に基づき、受注者に対し
て部分使用を請求することができるものとする。
(1)別途設計業務等の使用に供する必要がある場合
(2)その他特に必要と認められた場合
2.受注者は、部分使用に同意した場合は、部分使用同意書を発注者に提出するものとする。
1.28
再請負
1.契約書第7条第1項に規定する「主たる部分」とは、次の各号に掲げるものをいい、受注
者は、これを再請負することはできない。
(1)設計業務等における総合的企画、業務遂行管理、手法の決定及び技術的判断等
(2)解析業務における手法の決定及び技術的判断
2.契約書第7条第3項ただし書きに規定する「軽微な部分」は、コピー、印刷、製本及び資
料の収集・単純な集計とする。
3.受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再請負にあたっては、発注者の承諾を
得なければならない。
4.会計法第29条の3第4項の規定基づき契約の性質又は目的が競争を許さないとして随意契
約により契約を締結した業務においては、発注者は、前項に規定する承諾の申請があったと
きは、原則として業務請負料の3分の1以内で申請がなされた場合に限り、承諾を行うもの
とする。ただし、業務の性質上、これを超えることがやむを得ないと発注者が認めたときは、
この限りでない。
5.受注者は、設計業務等を再請負に付する場合、書面により協力者との契約関係を明確にし
ておくとともに、協力者に対し適切な指導、管理のもとに設計業務等を実施しなければなら
ない。
なお、協力者は、環境省の建設コンサルタント業務等一般競争(指名競争)参加資格者で
ある場合には、環境省○○○○○○事務所の指名停止期間中であってはならない。
1.29
成果物の使用等
1.受注者は、契約書第6条第5項の定めに従い、発注者の承諾を得て単独で又は他の者と共
同で、成果物を公表することができる。
2.受注者は、著作権、特許権その他第三者の権利の対象となっている設計方法等の使用に関
し、設計図書に明示がなく、その費用負担を契約書第8条に基づき発注者に求める場合には、
第三者と補償条件の交渉を行う前に発注者の承諾を受けなければならない。
- 10 -
1.30
守秘義務
1.受注者は、契約書第1条第5項の規定により、業務の実施過程で知り得た秘密を第三者に
漏らしてはならない。
2.受注者は、当該業務の結果(業務処理の過程において得られた記録等を含む。)を第三者
に閲覧させ、複写させ、又は譲渡してはならない。ただし、あらかじめ発注者の書面による
承諾を得たときはこの限りではない。
3.受注者は、本業務に関して発注者から貸与された情報その他知り得た情報を1.12に示す
業務計画書の業務組織計画に記載される者以外には秘密とし、また、当該業務の遂行以外の
目的に使用してはならない。
4.受注者は、当該業務に関して発注者から貸与された情報、その他知り得た情報を当該業務
の終了後においても第三者に漏らしてはならない。
5.取り扱う情報は、アクセス制限、パスワード管理等により適切に管理するとともに、当該
業務のみに使用し、他の目的には使用しないこと。また、発注者の許可なく複製しないこと。
6.受注者は、当該業務完了時に、業務の実施に必要な貸与資料(書面、電子媒体)について、
発注者への返却若しくは消去又は破棄を確実に行うこと。
7.受注者は、当該業務の遂行において貸与された発注者の情報の外部への漏洩若しくは目的
外利用が認められ又はその恐れがある場合には、これを速やかに発注者に報告するものとす
る。
1.31
個人情報の取扱い
1.基本的事項
受注者は、個人情報の保護の重要性を認識し、この契約による事務を処理するための個人
情報の取扱いに当たっては、個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報の保護に
関する法律(平成15 年5 月30 日法律第57 号)、行政機関の保有する個人情報の保護に関
する法律(平成15 年5 月30 日法律第58 号)等関係法令に基づき、個人情報の漏えい、滅
失、改ざん又はき損の防止その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなけれ
ばならない。
2.秘密の保持
受注者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報の内容をみだりに第三者に知ら
せ、又は不当な目的に使用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後において
も同様とする。
3.取得の制限
受注者は、この契約による事務を処理するために個人情報を取得するときは、あらかじめ、
本人に対し、その利用目的を明示しなければならない。また、当該利用目的の達成に必要な
範囲内で、適正かつ公正な手段で個人情報を取得しなければならない。
4.利用及び提供の制限
受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、この契約による事務を処理するため
の利用目的以外の目的のために個人情報を自ら利用し、又は提供してはならない。
5.複写等の禁止
受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、この契約による事務を処理するため
- 11 -
に発注者から提供を受けた個人情報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。
6.再請負の禁止
受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、この契約による事務を処理するため
の個人情報については自ら取り扱うものとし、第三者にその取り扱いを伴う事務を再請負し
てはならない。
7.事案発生時における報告
受注者は、個人情報の漏えい等の事案が発生し、又は発生するおそれがあることを知った
ときは、速やかに発注者に報告し、適切な措置を講じなければならない。なお、発注者の指
示があった場合はこれに従うものとする。また、契約が終了し、又は解除された後において
も同様とする。
8.資料等の返却等
受注者は、この契約による事務を処理するために発注者から貸与され、又は受注者が収集
し、若しくは作成した個人情報が記録された資料等を、この契約の終了後又は解除後速やか
に発注者に返却し、又は引き渡さなければならない。
ただし、発注者が、廃棄又は消去など別の方法を指示したときは、当該指示に従うものと
する。
9.管理の確認等
発注者は、受注者における個人情報の管理の状況について適時確認することができる。ま
た、発注者は必要と認めるときは、受注者に対し個人情報の取り扱い状況について報告を求
め、又は検査することができる。
10.管理体制の整備
受注者は、この契約による事務に係る個人情報の管理に関する責任者を特定するなど管理
体制を定め、1.13で示す業務計画書に記載するものとする。
11.従事者への周知
受注者は、従事者に対し、在職中及び退職後においてもこの契約による事務に関して知り
得た個人情報の内容をみだりに第三者に知らせ、又は不当な目的に使用してはならないこと
など、個人情報の保護に関して必要な事項を周知しなければならない。
1.32
安全等の確保
1.受注者は、屋外で行う設計業務等の実施に際しては、設計業務等関係者だけでなく、付近
住民、通行者、通行車両等の第三者の安全確保に努めなければならない。
2.受注者は、特記仕様書に定めがある場合には所轄警察署、道路管理者、鉄道事業者、河川
管理者、労働基準監督署等の関係者及び関係機関と緊密な連絡を取り、設計業務等実施中の
安全を確保しなければならない。
3.受注者は、屋外で行う設計業務等の実施にあたり、事故等が発生しないよう使用人等に安
全教育の徹底を図り、指導、監督に努めなければならない。
4.受注者は、屋外で行う設計業務等の実施にあたっては安全の確保に努めるとともに、労働
安全衛生法等関係法令に基づく措置を講じておくものとする。
5.受注者は、屋外で行う設計業務等の実施にあたり、災害予防のため、次の各号に掲げる事
項を厳守しなければならない。
(1)屋外で行う設計業務等に伴い伐採した立木等を焼却する場合には、関係法令を遵守す
るとともに、関係官公署の指導に従い必要な措置を講じなければならない。
- 12 -
(2)受注者は、喫煙等の場所を指定し、指定場所以外での火気の使用を禁止しなければな
らない。
(3)受注者は、ガソリン、塗料等の可燃物を使用する必要がある場合には、周辺に火気の
使用を禁止する旨の標示を行い、周辺の整理に努めなければならない。
6.受注者は、爆発物等の危険物を使用する必要がある場合には、関係法令を遵守するととも
に、関係官公署の指導に従い、爆発等の防止の措置を講じなければならない。
7.受注者は、屋外で行う設計業務等の実施にあたっては、豪雨、豪雪、出水、地震、落雷等
の自然災害に対して常に被害を最小限にくい止めるための防災体制を確立しておかなけれ
ばならない。災害発生時においては、第三者及び使用人等の安全確保に努めなければならな
い。
8.受注者は、屋外で行う設計業務等実施中に事故等が発生した場合は、直ちに調査職員に報
告するとともに、調査職員が指示する様式により事故報告書を速やかに調査職員に提出し、
調査職員から指示がある場合にはその指示に従わなければならない。
1.33
臨機の措置
1.受注者は、災害防止等のため必要があると認めるときは、臨機の措置をとらなければなら
ない。また受注者は、措置をとった場合には、その内容を速やかに調査職員に報告しなけれ
ばならない。
2.調査職員は、天災等に伴い成果物の品質及び履行期間の遵守に重大な影響があると認めら
れるときは、受注者に対して臨機の措置をとることを請求することができるものとする。
1.34
履行報告
受注者は、契約書第15条の規定に基づき、履行状況報告を作成し、調査職員に提出しなけ
ればならない。
1.35
屋外で作業を行う時期及び時間の変更
1.受注者は、設計図書に屋外で作業を行う期日及び時間が定められている場合で、その期日
及び時間を変更する必要がある場合は、あらかじめ調査職員と協議するものとする。
2.受注者は、設計図書に屋外で作業を行う期日及び時間が定められていない場合で、官公庁
の休日又は夜間に作業を行う場合は、事前に理由を付した書面によって調査職員に提出しな
ければならない。
1.36
コスト調査
予算決算及び会計令第85 条の基準に基づく価格を下回る価格で契約した場合においては、
受注者は下記の事項に協力しなければならない。
1.受注者は、業務コスト調査に係わる調査票等の作成を行い、業務完了日の翌日から起算し
て90 日以内に発注者に提出するものとする。なお、調査票等については別途調査職員から指
示するものとする。
2.受注者は、提出された調査票等の内容を確認するために調査職員がヒアリング調査を実施
する場合、当該調査に応じるものとする。
1.37
行政情報流出防止対策の強化
1.受注者は、本業務の履行に関する全ての行政情報について適切な流出防止対策をとらなけ
- 13 -
ればならない。
2.受注者は、以下の業務における行政情報流出防止対策の基本的事項を遵守しなければなら
ない。
(関係法令等の遵守)
行政情報の取り扱いについては、関係法令を遵守するほか、本規定及び発注者の指
示する事項を遵守するものとする。
(行政情報の目的外使用の禁止)
受注者は、発注者の許可無く本業務の履行に関して取り扱う行政情報を本業務の目
的以外に使用してはならない。
(社員等に対する指導)
1)受注者は、受注者の社員、短時間特別社員、特別臨時作業員、臨時雇い、嘱託及
び派遣労働者並びに取締役、相談役及び顧問、その他全ての従業員(以下「社員等」
という。)に対し行政情報の流出防止対策について、周知徹底を図るものとする。
2)受注者は、社員等の退職後においても行政情報の流出防止対策を徹底させるもの
とする。
3)受注者は、発注者が再委託を認めた業務について再委託をする場合には、再委託
先業者に対し本規定に準じた行政情報の流出防止対策に関する確認・指導を行うこ
と。
(契約終了時等における行政情報の返却)
受注者は、本業務の履行に関し発注者から提供を受けた行政情報(発注者の許可を
得て複製した行政情報を含む。以下同じ。)については、本業務の実施完了後又は本
業務の実施途中において発注者から返還を求められた場合、速やかに直接発注者に返
却するものとする。本業務の実施において付加、変更、作成した行政情報についても
同様とする。
(電子情報の管理体制の確保)
1)受注者は、電子情報を適正に管理し、かつ、責務を負う者(以下「情報管理責任
者」という。)を選任及び配置し、1.13で示す業務計画書に記載するものとする。
2)受注者は次の事項に関する電子情報の管理体制を確保しなければならない。
イ 本業務で使用するパソコン等のハード及びソフトに関するセキュリティ対策
ロ 電子情報の保存等に関するセキュリティ対策
ハ 電子情報を移送する際のセキュリティ対策
(電子情報の取り扱いに関するセキュリティの確保)
受注者は、本業務の実施に際し、情報流出の原因につながる以下の行為をしてはな
らない。
イ 情報管理責任者が使用することを認めたパソコン以外の使用
ロ セキュリティ対策の施されていないパソコンの使用
ハ セキュリティ対策を施さない形式での重要情報の保存
ニ セキュリティ機能のない電磁的記録媒体を使用した重要情報の移送
ホ 情報管理責任者の許可を得ない重要情報の移送
(事故の発生時の措置)
1)受注者は、本業務の履行に関して取り扱う行政情報について何らかの事由により
情報流出事故にあった場合には、速やかに発注者に届け出るものとする。
2)この場合において、速やかに、事故の原因を明確にし、セキュリティ上の補完措
- 14 -
置をとり、事故の再発防止の措置を講ずるものとする。
3.発注者は、受注者の行政情報の管理体制等について、必要に応じ、報告を求め、検査確認
を行う場合がある。
1.38
暴力団等による不当介入を受けた場合の措置
1.受注者は、暴力団員等による不当介入を受けた場合は、断固としてこれを拒否すること。
また、不当介入を受けた時点で速やかに警察に通報を行うとともに、捜査上必要な協力を
行うこと。下請負人等が不当介入を受けたことを認知した場合も同様とする。
2.1.により警察に通報又は捜査上必要な協力を行った場合には、速やかにその内容を記載
した書面により発注者に報告すること。
3.1.及び2.の行為を怠ったことが確認された場合は、指名停止等の措置を講じることが
ある。
4.暴力団員等による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる等の被害が生じた場合
は、発注者と協議しなければならない。
- 15 -
第2章
設計業務等一般
2.1
使用する技術基準等
受注者は、業務の実施にあたって、最新の技術基準及び参考図書並びに特記仕様書に基づ
いて行うものとする。
なお、使用にあたっては、事前に調査職員の承諾を得なければならない。
2.2
現地踏査
1.受注者は、設計業務等の実施にあたり、現地踏査を行い設計等に必要な現地の状況を把握
するものとする。
2.受注者は、発注者と合同で現地踏査を実施する場合は、実施後に確認した事項について整
理し、提出しなければならない。なお、適用及び実施回数は特記仕様書又は数量総括表によ
る。
2.3
設計業務等の種類
1.設計業務等とは、調査業務、計画業務、設計業務をいう。
2.この共通仕様書で規定する設計業務等は、新たに設ける各種施設物を対象とするが、供用
後における改築又は修繕が必要となる各種施設物についても、これを準用するものとする。
2.4
調査業務の内容
調査業務とは、2.2現地踏査、文献等の資料収集、現地における観測・測定等の内で、
特記仕様書に示された項目を調査し、その結果の取りまとめを行うことをいう。
なお、同一の業務として、この調査結果を基にして解析及び検討を行うことについても、
これを調査業務とする。
2.5
計画業務の内容
計画業務とは、1.13に定める貸与資料及び2.1に定める技術基準等及び設計図書等を
用いて解析、検討を行い、各種計画の立案を行うことをいう。
なお、同一の業務として解析、検討を行うための資料収集等を行うことについても、これ
を計画業務とする。
2.6
設計業務の内容
1.設計業務とは、1.13に定める貸与資料及び2.1に定める技術基準等及び設計図書等を
用いて、原則として基本計画(概略設計)、基本設計(予備設計)あるいは実施設計(詳細
設計)を行うことをいう。
2.基本計画とは、設計の同一の業務として設計対象となる各種施設物の基礎的諸元を設定す
るとともに、地形図、地質資料、現地踏査結果、文献及び設計条件等に基づき目的構造物の
比較案又は最適案を提案するものをいう。
3.基本設計とは、空中写真図又は実測図、地質資料、現地踏査結果、文献、概略設計等の成
果物及び設計条件に基づき、目的構造物の比較案について技術的、社会的、経済的な側面か
らの評価、検討を加え、最適案を選定した上で、平面図、縦横断面図、構造物等の一般図、
計画概要書、概略数量計算書、概算工事費等を作成するものをいう。
なお、同一の業務として目的構造物の比較案を提案することについても、これを基本設計
とする。
- 16 -
4.実施設計とは、実測平面図(空中写真図を含む。)、縦横断面図、基本設計等の成果物、
地質資料、現地踏査結果及び設計条件等に基づき工事発注に必要な平面図、縦横断面図、構
造物等の詳細設計図、設計計算書、工種別数量計算書、施工計画書等を作成するものをいう。
2.7
調査業務の条件
1.受注者は、業務の着手にあたり、1.13に定める貸与資料、2.1に定める技術基準等及
び設計図書を基に調査条件を確認する。受注者は、これらの図書等に示されていない調査条
件を設定する必要がある場合は、事前に調査職員の指示又は承諾を受けなければならない。
2.受注者は、現地踏査あるいは資料収集を実施する場合に、1.13に定める貸与資料等及び
設計図書に示す調査事項と照合して、現地踏査による調査対象項目あるいは資料収集対象項
目を整理し、調査職員の承諾を得るものとする。
3.受注者は、前項に基づき作業した結果と、1.13の貸与資料と相違する事項が生じた場合
に、調査対象項目あるいは資料収集対象項目を調査職員と協議するものとする。
4.受注者は、設計図書及び2.1に定める技術基準等に示された以外の解析方法等を用いる
場合に、使用する理論、公式等について、その理由を付して調査職員の承諾を得るものとす
る。
2.8
計画業務の条件
1.受注者は、業務の着手にあたり、1.13に定める貸与資料、2.1に定める技術基準等及
び設計図書を基に計画条件を確認する。受注者は、これらの図書等に示されていない計画条
件を設定する必要がある場合は、事前に調査職員の指示又は承諾を受けなければならない。
2.受注者は、現地踏査あるいは資料収集を実施する場合に、1.13に定める貸与資料等及び
設計図書に示す計画事項と照合して、現地踏査による調査対象項目あるいは資料収集対象項
目を整理し、調査職員の承諾を得るものとする。
3.受注者は、前項に基づき作業した結果と、1.13の貸与資料と相違する事項が生じた場合
に、調査対象項目あるいは資料収集対象項目を調査職員と協議するものとする。
4.受注者は、設計図書及び2.1に定める技術基準等に示された以外の解析方法等を用いる
場合に、使用する理論、公式等について、その理由を付して調査職員の承諾を得るものとす
る。
2.9
設計業務の条件
1.受注者は、業務の着手にあたり、1.13に定める貸与資料、2.1に定める技術基準等及
び設計図書を基に設計条件を設定し、調査職員の承諾を得るものとする。また、受注者は、
これらの図書等に示されていない設計条件を設定する必要がある場合は、事前に調査職員の
指示又は承諾を受けなければならない。
2.受注者は、現地踏査あるいは資料収集を実施する場合に、1.13に定める貸与資料等及び
設計図書に示す設計事項と照合して、現地踏査による調査対象項目あるいは資料収集対象項
目を整理し、調査職員の承諾を得るものとする。
3.受注者は、前項において、1.13の貸与資料と相違する事項が生じた場合に、調査対象項
目あるいは資料収集対象項目を調査職員と協議するものとする。
- 17 -
4.受注者は、設計図書及び2.1に定める技術基準等に示された以外の解析方法等を用いる
場合に、使用する理論、公式等について、その理由を付して調査職員の承諾を得るものとす
る。
5.受注者は、設計にあたって特許工法等特殊な工法を使用する場合には、調査職員の承諾を
得るものとする。
6.設計に採用する材料、製品は原則としてJIS、JASの規格品及びこれと同等品以上と
するものとする。
7.設計において、建設省(国土交通省)土木構造物標準設計図集に集録されている構造物を
準用する場合については、発注者は、採用構造物名の呼び名を設計図書に明示し、受注者は
これを遵守するもととする。なお、これらに定められた数量計算は単位当たり数量を基とし
て行うものとする。
8.受注者は、設計計算書の計算に使用した理論、公式の引用、文献等並びにその計算過程を
明記するものとする。
9.受注者は、設計にあたって建設副産物の発生、抑制、再利用の促進等の視点を取り入れた
設計を行うものとする。
また、建設副産物の検討結果として、リサイクル計画書を作成するものとする。
10.電子計算機によって設計計算を行う場合は、プログラムと使用機種について事前に調査職
員と協議するものとする。
11.受注者は、基本計画又は基本設計を行った結果、後段階の設計において一層のコスト縮減
の検討の余地が残されている場合は、最適案として選定された1ケースについてコスト縮減
の観点より、形状、構造、使用材料、施工方法等について、後設計時に検討すべきコスト縮
減提案を行うものとする。
この提案は基本計画又は基本設計を実施した受注者がその設計を通じて得た着目点・留意
事項等(コスト縮減の観点から後設計に一層の検討を行うべき事項)について、後設計を実
施する技術者に情報を適切に引き継ぐためのものであり、本提案のために新たな計算等の作
業を行う必要はない。
12.受注者は、基本計画又は基本設計における比較案の提案、若しくは、基本計画における比
較案を基本設計において評価、検討する場合には、新技術情報提供システム(NETIS)
等を利用し、有用な新技術・新工法等を積極的に活用するための検討を行うものとする。
また、受注者は、実施設計における工法等の選定においては、新技術情報提供システム(N
ETIS)等を利用し、有用な新技術、新工法を積極的に活用するための検討を行い、調査
職員と協議のうえ、採用する工法等を決定した後に設計を行うものとする。
2.10
調査業務及び計画業務の成果
1.調査業務及び計画業務の成果は、特記仕様書に定めのない限り第2編以降の各調査業務及
び計画業務の内容を定めた各章の該当項目定めたものとする。
2.受注者は、業務報告書の作成にあたって、その検討・解析結果等を特記仕様書に定められ
た調査・検討項目に対応させて、その検討・解析等の過程と共に取りまとめるものとする。
3.受注者は、現地踏査を実施した場合には、現地の状況を示す写真と共にその結果をとりま
とめることとする。
- 18 -
4.受注者は、検討・解析に使用した理論、公式の引用、文献等並びにその計算過程を明記す
るものとする。
5.受注者は、成果物の作成にあたって、成果物一覧表又は特記仕様書によるものとする。
2.11
設計業務の成果
成果の内容について、次の各号についてとりまとめるものとする。
(1)設計業務成果概要書
設計業務成果概要書は、設計業務の条件、特に考慮した事項、コントロールポイント、
検討内容、施工性、経済性、耐久性、維持管理に関すること、美観、環境等の要件を的確
に解説しとりまとめるものとする。
(2)設計計算書等
計算項目は、この共通仕様書及び特記仕様書によるものとする。
(3)設計図面
設計図面は、特記仕様書に示す方法により作成するものとする。
(4)数量計算書
数量計算書は、国土交通省の「土木工事数量算出要領(案)」を準用し行うものとし、
算出した結果は、国土交通省の「土木工事数量算出要領数量集計表(案)」を適用し、工
種別、区間別に取りまとめるものとする。
ただし、基本計画及び基本設計については、特記仕様書に定めのある場合を除き、一般
図等に基づいて概略数量を算出するものとする。
(5)概算工事費
概算工事費は、調査職員と協議した単価と、前号ただし書きに従って算出した概略数量
を基に算定するものとする。
(6)施工計画書
1)施工計画書は、工事施工にあたって必要な次の事項の基本的内容を記載するものと
する。
(イ)計画工程表
(ロ)使用機械
(ハ)施工方法
(ニ)施工管理
(ホ)仮設備計画
(ヘ)特記事項その他
2)特殊な構造あるいは特殊な工法を採用したときは、施工上留意すべき点を特記事項
として記載するものとする。
(7)現地踏査結果
受注者は、現地踏査を実施した場合には、現地の状況を示す写真と共にその結果を取り
まとめることとする。
2.12
環境配慮の条件
1.受注者は、「循環型社会形成推進基本法」(平成12年6月法律第110号)に基づき、
エコマテリアル(自然素材、リサイクル資材等)の使用をはじめ、現場発生材の積極的な利
活用を検討し、調査職員と協議のうえ設計に反映させるものとする。
2.受注者は、「国等による環境物品等の調達の推進に関する法律(グリーン購入法)」(平
成12年5月法律第100号)に基づき、物品使用の検討にあたっては環境への負荷が少な
- 19 -
い環境物品等の採用を推進するものとする。
3.受注者は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(平成12年5月法律第1
04号)に基づき、再生資源の十分な利用及び廃棄物の減量を図るなど適切な設計を行うも
のとする。
2.13
維持管理への配慮
受注者は、各技術基準に基づき、維持管理の方法、容易さ等を考慮し設計を行うものとす
る。
- 20 -
主要技術基準及び参考図書(H27.3)
番号
図
書
機関名又は発行所名
名
発行年月
【1】共通
1
自然公園等工事共通仕様書
環境省
H17
2
自然公園等事業技術指針
環境省
H13.3
3
光害対策ガイドライン
環境省
H18.2
4
国土交通省制定 土木構造物標準設計
全日本建設技術協会
-
5
土木製図基準[2009 年改訂版]
土木学会
H21.2
6
水理公式集 平成 11 年版
土木学会
H11.11
7
JISハンドブック
日本規格協会
最新版
8
土木工事安全施工技術指針
全日本建設技術協会
H22.4
9
土木工事安全施工技術指針の解説
全日本建設技術協会
H13.12
-平成 21 年 改訂版-平成 13 年改訂版-
10
建設工事公衆災害防止対策要綱の解説(土木工事編)
国土開発技術研究センター
H5.2
11
建設機械施工安全指針
国土交通省
H17.3
12
移動式クレーン、杭打機等の支持地盤養生マニュアル
日本建設機械化協会
H12.3
13
土木工事共通仕様書
国土交通省
H27.3
14
地盤調査の方法と解説
地盤工学会
H16.6
15
地盤材料試験の方法と解説(2分冊)
地盤工学会
H21.11
16
地質・土質調査成果電子納品要領(案)
国土交通省
H20.12
17
公共測量
作業規程の準則
環境省
H25.3
18
公共測量
作業規程の準則
日本測量協会
H24.10
19
公共測量 作業規定の準則 解説と運用(平成 25 年
改正 追補版)
日本測量協会
H26.7
20
測量成果電子納品要領(案)
国土交通省
H20.12
21
測量成果 2000 導入に伴う公共測量成果座標変換マニュアル
国土地理院
H19.11
22
基本基準点の 2000 年度平均成果改訂に伴う公共水準点成果改
訂マニュアル(案)
国土地理院
H13.5
23
公共測量成果改定マニュアル
国土地理院
H26.5
24
電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】
国土交通省
H21.6
25
電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】
国土交通省
H21.6
26
電子納品運用ガイドライン(案)【地質・土質調査編】
国土交通省
H22.8
27
2012 定
土木学会
H25.3
28
2007 年制定
舗装標準示方書
土木学会
H19.3
29
2007 年制定
コンクリート標準示方書(ダムコンクリート編)
土木学会
H25.10
30
2013 年制定 コンクリート標準示方書
規準および関連規準」+「JIS 規格集」
土木学会
H25.11
31
2013 年制定
土木学会
H25.10
32
2012 制定
コンクリート標準示方書(施工編)
土木学会
H25.3
33
2012 制定
コンクリート標準示方書(基本原則編)
土木学会
H25.3
34
土木設計業務等の電子納品要領(案)
国土交通省
H20.5
35
CAD製図基準(案)
国土交通省
H20.5
36
CAD製図基準に関する運用ガイドライン
国土交通省
H21.6
37
デジタル写真管理情報基準(案)
国土交通省
H20.5
解説と運用
コンクリート標準示方書(設計編)
規準編
「土木学会
コンクリート標準示方書(維持管理編)
- 21 -
38
ボーリング柱状図作成要領(案)解説書(改訂版)
日本建設情報総合センター
H11.5
39
コンクリートライブラリー66 号
プレストレスコンクリート工法設計施工指針
土木学会
H3.4
40
2006 年制定 トンネル標準示方書 山岳工法・同解説
土木学会
H18.7
41
2006 年制定 トンネル標準示方書 シールド工法・同解説
土木学会
H18.7
42
2006 年制定 トンネル標準示方書 開削工法・同解説
土木学会
H18.7
43
地中送電線用深部立坑、洞道の調査・設計・施工・計測指針
土木学会
S57. 3
44
地中構造物の建設に伴う近接施工指針(改訂版)
日本トンネル技術協会
H11.2
45
日本下水道協会規格(JSWAS)
シールド工事用標準セグメント(A-3,4)
日本下水道協会
H13.7
46
除雪・防雪ハンドブック(除雪編)(防雪編)
日本建設機械化協会
H16.12
47
軟岩評価-調査・設計・施工への適用
土木学会
H4.11
48
グラウンドアンカー設計・施工基準、同解説(JGS4101-2012) 地盤工学会
H24. 5
49
グラウンドアンカー施工のための手引書
日本アンカー協会
H15.5
50
ジェットグラウト工法技術資料
日本ジェットグラウト協会
H23.9
51
ジェットグラウト工法(積算資料)
日本ジェットグラウト協会
H23.9
52
大深度土留め設計・施工指針(案)
先端建設技術センター
H6.10
53
土木研究所資料大規模地下構造物の耐震設計法、ガイドライン
建設省土木研究所
H4.3
54
薬液注入工法設計施工指針
日本グラウト協会
H 元.6
55
薬液注入工法設計資料
日本グラウト協会
毎年発行
56
薬液注入工法積算資料
日本グラウト協会
毎年発行
57
近接基礎決計・施工要領(案)
建設省土木研究所
S58.6
58
煙・熱感知連動機構・装置等の設置及び維持に関する運用指針
日本火災報知器工業会
H19.7
59
高圧受電設備規程
日本電気協会
H26.5
60
防災設備に関する指針-電源と配線及び非常用の照明装置2004 年版
日本電設工業協会
H16.9
61
昇降機設計・施工上の指導指針
日本建築設備・
昇降機センター
H7.8
62
日本建設機械要覧
日本建設機械化協会
H25.3
63
建設工事に伴う騒音振動対策ハンドブック(第3版)
日本建設機械化協会
H13.2
64
建設発生土利用技術マニュアル
土木研究センター
H25.11
65
[新訂]建設副産物適正処理推進要綱の解説
建設副産物リサイクル
広報推進会議
H14.11
66
災害復旧工事の設計要領
全国防災協会
毎年発行
67
製品仕様による数値地形図データ作成ガイドライン改訂版(案)
国土地理院
H20.3
68
基盤地図情報原型データベース地理空間データ製品仕様書
(案)【数値地形図編】第 2.1 版
国土地理院
H21.10
69
地すべり観測便覧
斜面防災対策技術協会
H24.5
70
地すべり対策技術設計実施要領
斜面防災対策技術協会
H19.11
71
猛禽類保護の進め方(特にイヌワシ・クマタカ・オオタカについて)
日本鳥類保護連盟
H15.7
72
環境省大気常観マニュアル
環境省
H22.3
73
騒音に係わる環境基準の評価マニュアルⅠ.基本評価編
環境省
H11.6
74
騒音に係わる環境基準の評価マニュアルⅡ.地域評価編(道路
に関する地域)
環境省
H12.4
75
面的評価支援システム操作マニュアル(本編)Ver.3.0
環境省
H23.10
76
改訂・解説・工作物設置許可基準
国土技術研究センター
H10.11
2013 年版
第4版
H19 年度版
第6版
- 22 -
77
地理空間データ製品仕様書作成マニュアル
国土地理院
H26.4
78
基準点測量製品仕様書等サンプル
国土地理院
H26.4
79
水準測量製品仕様書等サンプル
国土地理院
H26.4
80
数値地形図製品仕様等サンプル
国土地理院
H26.4
81
撮影(標定点の設置、撮影、同時調整)製品仕様書(案)
国土地理院
H26.4
82
写真地図作成製品仕様書等サンプル
国土地理院
H26.4
83
航空レーザ測量製品仕様書等サンプル
国土地理院
H26.4
84
応用測量製品仕様書等サンプル
国土地理院
H26.4
85
土木工事数量算出要領(案)
国土交通省
H25
86
土木工事数量算出要領 数量集計表様式(案)
国土交通省
H25
87
移動計測車両による測量システムを用いる数値地形図
データ作成マニュアル(案)
国土地理院
H24.5
88
GNSS 測量による標高の測量マニュアル
国土地理院
H26.4
89
電子基準点のみを既知点とした基準点測量マニュアル
国土地理院
H26.4
90
公共測量におけるセミ・ダイナミック補正マニュアル
国土地理院
H25.6
国土交通省
H20.4
国土交通省
H21.4
91
92
公共事業の構想段階における計画策定プロセスガイド
ライン
国土交通省所管公共事業における景観検討の基本方針
(案)
【2】河川・海岸・砂防・ダム関係
1
建設省所管ダム事業環境影響評価技術指針
建設省
S60.9
2
ダム事業における環境影響評価の考え方
ダム水源地環境整備センター
H12.12
3
放水路事業における環境影響評価の考え方
リバーフロント整備センター
H13.6
4
改訂
日本河川協会
H2.4
5
河川砂防技術基準 調査編
国土交通省
H26.4
6
国土交通省河川砂防技術基準
国土交通省
H17.11
7
改訂新版
日本河川協会
H 9.10
8
国土交通省河川砂防技術基準 維持管理編(河川編)
国土交通省
H27.3
9
国土交通省河川砂防技術基準 維持管理編(ダム編)
国土交通省
H27.3
10
改訂
日本河川協会
H12.1
11
増補改訂(一部修正)版
設計実例
日本河川協会
H19.9
12
流域貯留施設等技術指針(案)-増補改訂版-
日本河川協会
H19.4
13
港湾の施設の技術上の基準・同解説
日本港湾協会
H19.9
14
数字で見る港湾
日本港湾協会
H26.7
15
水門鉄管技術基準
・第5回改訂版(水門扉編)-付解説-
・第5回改訂版(水圧鉄管・鋼鉄構造物編、溶接・接合編)-
付解説-
・FRP(M)水圧管編
電力土木技術調査協会
16
柔構造樋門設計の手引き
国土開発技術研究センター
H10.12
17
河川土木マニュアル
国土開発技術研究センター
H21.4
18
ダム・堰施設技術基準(案)
ダム・堰施設技術協会
H27.3
19
ダム・堰施設技術基準(案)(基準解説編・マニュアル編)
ダム・堰施設技術協会
H26.9
(H23.7)
20
水門・樋門ゲート設計要領(案)
ダム・堰施設技術協会
H13.12
河川計画業務ガイドライン
同解説
計画編
建設省河川砂防技術基準(案)
設計編(Ⅰ・Ⅱ)
解説・河川管理施設等構造令
防災調整池等技術基準(案)解説と
2014
- 23 -
H19.9
H19.6
H22.4
21
鋼製起状ゲート設計要領(案)
ダム・堰施設技術協会
H11.10
22
ゲート用開閉装置(機械式)設計要領(案)
ダム・堰施設技術協会
H12.8
23
ゲート用開閉装置(油圧式)設計要領(案)
ダム・堰施設技術協会
H12.6
24
揚排水ポンプ設備技術基準
国土交通省
H26.3
25
揚排水ポンプ設備技術基準(案)同解説
河川ポンプ施設技術協会
H27.2
26
海岸保全施設の技術上の基準・同解説(複製版)
全国海岸協会
H16.6
27
海岸便覧
全国海岸協会
H14.3
28
(第2次改訂)ダム設計基準
日本大ダム会議
S53.8
29
仮締切堤設置基準(案)
国土交通省河川局治水課
H26.12
30
鋼矢板二重式仮締切設計マニュアル
国土技術研究センター
H13.5
31
堤防余盛基準について
建設省河川局治水課
S44.1
32
ダム基礎地質調査基準
日本大ダム会議
S51.3
33
ダム構造物管理基準
日本大ダム会議
S61.11
34
水管橋設計基準
日本水道鋼管会議
H11.6
35
河川改修事業関係例規集
日本河川協会
毎年発行
37
平成 18 年度版
河川水辺の国勢調査
平成 18 年度版
河川水辺の国勢調査
国土交通省水管理・国土
保全局河川環境課ー
国土交通省水管理・国土
保全局河川環境課
38
河川関係法令例規集
第一法規
-
39
護岸の力学設計法
国土技術研究センター
H19.11
40
海岸保全施設構造例集
全国海岸協会
S57.3
41
漁港・漁場の施設の設計の手引 2003 年版(上・下巻)
全国漁港漁場協会
H15.10
42
ジャケット式鋼製護岸設計指針(案)
日本港湾協会
S52.3
43
砂防関係法令例規集
全国治水砂防協会
毎年発行
44
砂防指定地実務ハンドブック
全国治水砂防協会
H13.2
45
河川における樹木管理の手引き
リバーフロント整備センター
H11.9
46
都市河川計画の手引き(洪水防御計画編)
国土開発技術研究センター
H5.6
47
河川構造物設計業務ガイドライン(護岸設計業務)
国土開発技術研究センター
H5.10
48
河川構造物設計業務ガイドライン(樋門・樋管設計業務)
国土技術研究センター
H8.11
49
河川構造物設計業務ガイドライン(堰・床止め設計業務)
国土技術研究センター
H8.11
50
土木構造物設計マニュアル(案)-樋門編-
全日本建設技術協会
H14.1
51
床止めの構造設計の手引き
国土開発技術研究センター
H10.12
52
海岸保全計画の手引き
全国海岸協会
H 6.3
53
緩傾斜堤の設計の手引き
全国海岸協会
H18.1
54
人口リーフの設計の手引き
全国海岸協会
H16.3
55
治水経済調査マニュアル(案)
国土交通省河川局
H17.4
56
港湾調査指針(改訂)
日本港湾協会
S62.6
57
面的な海岸防護方式の計画・設計マニュアル
日本港湾協会
H3.3
58
ビーチ計画・設計マニュアル(改訂版)
日本マリーナビーチ協会
H17.10
59
港湾環境整備施設技術マニュアル
沿岸開発技術研究センター
H3.3
60
農地防災事業便覧
平成 10 年度版
農地防災事業研究会
H11.1
61
漁港計画の手引き
平成 4 年度改訂版
全国漁港協会
H4.11
36
改訂
基本調査マニュアル(案)【河川版】
基本調査マニュアル(案)【ダム湖版】
改訂
- 24 -
H24.3
H24.3
平成 8 年度版
全国漁港協会
H8.9
水と綠の渓流づくり調査
建設省河川局砂防部
H3.8
64
渓流環境整備計画策定マニュアル(案)
建設省河川局砂防部
H6.9
65
砂防における自然環境調査マニュアル(案)
建設省河川局砂防部
H3.1
66
改訂版
全国治水砂防協会
S59.10
H27.3
62
漁港海岸事業設計の手引
63
砂防設計公式集(マニュアル)
67
ダム貯水池水質調査要領
国土交通省水管理・国土
保全局河川環境課
68
グラウチング技術指針・同解説
国土技術研究センター
H15.7
69
鋼製砂防構造物設計便覧(平成 21 年版)
砂防・地すべり技術センター
H21.9
70
土石流危険渓流および土石流危険区域調査要領(案)
建設省河川局砂防部
H11.4
71
新版
斜面防災対策技術協会
H20.5
72
新・斜面崩壊防止工事の設計と実例-急傾斜地崩壊防止工事技
術指針-
全国治水砂防協会
H19.9
73
ダム事業の手引き(平成元年度版)
ダム技術センター
H 元.4
74
フィルダムの耐震設計指針(案)
国土開発技術研究センター
H3.6
75
多目的ダムの建設
ダム技術センター
H17.6
76
改訂 3 版
ダム技術センター
H22.7
77
ルジオンテスト技術指針・同解説
国土技術研究センター
H18.7
78
発電用水力設備の技術基準と官庁手続き(平成 23 年改訂版)
電力土木技術協会
H23.3
79
ダムの地質調査
土木学会
S62.6
80
ダムの岩盤掘削
土木学会
H4.4
81
原位置岩盤試験法の指針-平板載荷試験法―
法― ―孔内載荷試験法-
土木学会
H12.12
82
軟岩の調査・試験の指針(案) ~1991 年版~
土木学会
H3.11
83
河川定期縦横断データ作成ガイドライン
国土交通省河川局
H20.5
84
河川景観の形成と保全の考え方
国土交通省河川局
H18.10
85
河川の景観形成に資する石積み構造物の整備に関する資料
国土交通省河川局河川環
境課
H18.8
86
砂防関係事業における景観形成ガイドライン
国土交通省砂防部
H19.2
87
海岸景観形成ガイドライン
国土交通省河川局・港湾
局、農林水産省農村振興
局、水産庁
H18.1
88
美しい山河を守る災害復旧基本方針
国土交通省
H26.3
89
河川水辺総括資料作成調査の手引き(案)
リバーフロント整備センター
H13.8
90
河川水辺の国勢調査マニュアル(案)(河川空間利用実態調査編)
国土交通省
H16.3
91
ダム湖利用実態調査 調査マニュアル(案)
建設省河川局
-
92
試験湛水実施要領(案)
国土交通省
H11.10
93
台形 CSG ダム設計・施工・品質管理技術資料
ダム技術センター
H24.6
94
改訂版 巡航 RCD 工法施工技術資料
ダム技術センター
H24.2
95
貯水池周辺の地すべり調査と対策に関する技術指針(案)
国土交通省
H21.7
96
活断層地形要素判読マニュアル
(独)土木研究所材料地盤
研究グループ(地質)他
H18.3
97
正常流量検討の手引き(案)
国土交通省
H19.9
98
洪水予測システムチェックリスト(案)
国土技術政策総合研究所
H22.5
99
浸水想定区域図作成マニュアル(改訂版)
国土交通省
H26.3
100
浸水想定区域図データ電子化ガイドライン
国土交通省
H26.1
地すべり鋼管杭設計要領
コンクリートダムの細部技術
―せん断試験
- 25 -
101
砂防基本計画策定指針(土石流・流木対策編)解説
国土技術政策総合研究所
H19.3
102
土石流・流木対策設計技術指針解説
国土技術政策総合研究所
H19.3
103
多自然川づくりポイントブックⅢ 中小河川に関する河道計画
の技術基準;解説
リバーフロント整備センター
H23.10
104
洪水ハザードマップ作成の手引き(改定版)
国土交通省
H25.3
105
リアルタイム浸水予測シミュレーションの手引き(案)
国土交通省
H17.6
106
中小河川浸水想定区域図作成の手引き
国土交通省
H17.6
107
河道計画検討の手引き
国土技術研究センター
H14.2
108
海岸施設設計便覧 2000 年版
土木学会
H12.1
109
自然共生型海岸づくりの進め方
全国海岸協会
H15.3
110
海岸事業の費用便益分析指針【改訂版】
111
津波浸水想定の設定の手引き Ver.2.00
112
津波の河川遡上解析の手引き(案)
農林水産省農村振興局・農
林水産省水産庁・国土交通
省河川局・国土交通省港湾
局
国土交通省水管理・国土
保全局海岸室、国土交通
省国土技術政策総合研究
所河川研究部海岸研究室
国土技術研究センター
農林水産省農村振興局・農
林水産省水産庁・国土交通
省河川局・国土交通省港湾
局
国土交通省 河川局防災
課・海岸室
農林水産省農村振興局・農
林水産省水産庁・国土交通
省河川局・国土交通省港湾
農林水産省農村振興局防
災課、農林水産省水産庁防
災漁村課、国土交通省水管
理・国土保全局海岸室、国
土交通省港湾局海岸・防災
課
国土交通省水管理・国土保
全局砂防部
国土交通省水管理・国土保
全局砂防部
国土交通省水管理・国土保
全局砂防部
国土交通省水管理・国土保
全局砂防部
国土交通省水管理・国土保
全局砂防部
国土交通省河川局砂防部、
気象庁予報部
国土交通省河川局砂防部、
気象庁予報部、国土交通省
国土技術政策総合研究所
国土交通省河川局砂防部
砂防計画課、国土交通省国
土技術政策総合研究所、危
機管理技術研究センター
H16.6
H24.10
H19.5
113
津波・高潮対策における水門・陸閘等管理システムガ
イドライン(Ver2.0)
114
海岸における水防警報の手引き(案)
115
海岸漂着危険物対応ガイドライン
116
海岸保全施設維持管理マニュアル
117
砂防事業の費用便益分析マニュアル(案)
118
土石流対策事業の費用便益分析マニュアル(案)
119
地すべり対策事業の費用便益分析マニュアル(案)
120
急傾斜地崩壊対策事業の費用便益分析マニュアル(案)H24.3
121
砂防関係施設の長寿命化計画策定ガイドライン(案)
122
都道府県と気象庁が共同して土砂災害警戒情報を作成・発表す
るための手引き
123
国土交通省河川局砂防部と気象庁予報部の連携による土砂災
害警戒基準雨量の設定手法(案)
124
土砂災害ハザードマップ作成のための指針と解説(案)
125
土砂災害警戒避難ガイドライン
国土交通省河川局砂防部
H19.4
126
火山噴火緊急減災対策砂防計画策定ガイドライン
国土交通省河川局砂防部
H19.4
火山噴火に起因下土砂災害予想区域図作成の手引き(案)
国土交通省水管理・国土保
全局砂防部
H25.3
127
- 26 -
H25.4
H22.3
H21.6
H26.3
H24.3
H24.3
H24.3
H24.3
H26.6
H17.6
H17.6
H17.7
129
「地すべり防止技術指針」並びに「地すべり防止技術
指針解説」
既設砂防堰堤を活用した小水力発電ガイドライン(案
)
130
山地河道における流砂水文観測の手引き(案)
128
国土交通省河川局砂防部
国土交通省河川局砂防部
保全課
国土交通省国土技術政策
総合研究所
H20.1
H22.2
H24.4
133
深層崩壊に起因する土石流の流下・氾濫計算マニュア
ル(案)
大規模土移動検知システムにおけるセンサー設置マニ
ュアル(案)
表層崩壊に起因する土石流の発生危険度評価マニュア
ル(案)
134
天然ダム監視技術マニュアル(案)
土木研究所
H20.12
135
深層崩壊の発生の恐れのある渓流抽出マニュアル(案)
土木研究所
H20.11
136
振動検知式土石流センサー設置マニュアル(案)
土木研究所
H17.7
137
砂防ソイルセメント設計・施工便覧
砂防・地すべり技術センタ
ー
H23.10
138
集落雪崩対策工事技術指針
雪センター
H8.2
139
北海道の地域特性を考慮した雪崩対策の技術資料(案)
土木研究所寒地土木研究
所
H22.3
140
火山砂防策定指針
建設省河川局砂防部
H4.4
141
深層崩壊対策技術に関する基本的事項
142
河川・海岸構造物の復旧における景観配慮の手引き
143
海岸施設設計便覧(2000 年版)
土木学会
H12.11
144
海岸保全施設耐震点検マニュアル
農林水産省・水産庁・運輸
省・建設省
H7. 4
131
132
土木研究所
H25.1
土木研究所
H24.6
土木研究所
H21.1
国土交通省国土技術政策
総合研究所
国土交通省水管理・国土保
全局
H26.9
H23.11
【3】道路関係
1
建設省所管道路事業影響評価技術指針
建設省
S60.9
2
道路環境影響評価要覧〈1992 年版〉
道路環境研究所
H4.9
3
道路構造令の解説と運用
日本道路協会
H16.2
4
第 7 次改訂
ぎょうせい
H14.3
5
林道規程-運用と解説-
日本林道協会
H23.9
6
全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)
一般交通量調査実施要領 交通調査編(国土交通省)
国土交通省
-
7
交通渋滞実態調査マニュアル
建設省土木研究所
H2.2
8
自転車道等の設計基準解説
日本道路協会
S49.10
9
自転車道必携
自動車道路協会
S60.3
10
自転車利用環境整備のためのキーポイント
日本道路協会
H25.6
11
交通工学ハンドブック 2014
交通工学研究所
H25.12
12
クロソイドポケットブック(改訂版)
日本道路協会
S49.8
13
道路の交通容量
日本道路協会
S59.9
14
道路の交通容量 1985
交通工学研究会
S62.2
15
HIGHWAY
Transportation
Research Board
2010
16
改訂
交通工学研究会
H19.7
17
平面交差の計画と設計-応用編-2007
交通工学研究会
H19.10
18
路面標示設置マニュアル
交通工学研究会
H24.1
道路技術基準通達集-基準の変遷と通達-
CAPACITY
MANUAL
平面交差の計画と設計・基礎編
第3版
- 27 -
交通工学研究会
S63.12
交通工学研究会
H23.12
道路環境研究所
H19.9
道路土工要綱
日本道路協会
H21.6
23
道路土工-切土工・斜面安定工指針(平成 21 年度版)
日本道路協会
H21.6
24
道路土工-盛土工指針(平成 22 年度版)
日本道路協会
H22.4
25
道路土工-軟弱地盤対策工指針(平成 24 年度版)
日本道路協会
H24.8
26
道路土工-仮設構造物工指針
日本道路協会
H11.3
27
道路土工-擁壁工指針(平成 24 年度版)
日本道路協会
H24.7
28
道路土工-カルバート工指針(平成 21 年度版)
日本道路協会
H22.3
29
多数アンカー式補強土壁工法設計・施工マニュアル
土木研究センター
H26.8
土木研究センター
H26.8
土木研究センター
H25.12
H26.9
19
交通工学実務双書第4巻
市街地道路の計画と設計
20
生活道路のゾーン対策マニュアル
21
道路環境影響評価技術手法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
22
2007 改訂版
第3版
31
補強土(テールアルメ)壁工法設計・施工マニュアル 第3回
改訂版
ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル 改
訂版
32
アデムウォール(補強土壁)工法設計・施工マニュアル
土木研究センター
全国ボックスカルバート
協会
強化プラスチック複合管
協会
35
プレキャストボックスカルバート設計・施工マニュアル(鉄筋
コンクリート製・プレストレストコンクリート製)
下水道用強化プラスチック複合管道路埋設指針(平成 11 年改
訂)
下水道用セラミックパイプ(陶管)道路埋設指針(平成 11 年
改訂)
全国セラミックパイプ工業組合
H11.3
36
下水道用硬質塩化ビニル管道路埋設指針
塩化ビニル管継手協会
H11.3
37
PCボックスカルバート道路埋設指針(改訂版)
日本PCボックスカルバ
ート製品協会
H3.10
38
のり枠工の設計・施工指針
全国特定法面保護協会
H25.10
39
道路橋示方書・同解説(Ⅰ共通編・Ⅱ鋼橋編)
日本道路協会
H24.3
40
道路橋示方書・同解説(Ⅰ共通編・Ⅲコンクリート橋編)
日本道路協会
H24.3
41
道路橋示方書・同解説(Ⅰ共通編・Ⅳ下部構造編)
日本道路協会
H24.3
42
道路橋示方書・同解説(Ⅴ耐震設計編)
日本道路協会
H24.3
43
鋼道路橋の疲労設計指針
日本道路協会
H14.3
44
鋼道路橋設計便覧
日本道路協会
S55.8
45
鋼道路橋施工便覧
日本道路協会
S60.2
46
道路橋耐風設計便覧
日本道路協会
H20.1
47
杭基礎設計便覧(改訂版)
日本道路協会
H19.1
48
杭基礎施工便覧(改訂版)
日本道路協会
H19.1
49
鋼管矢板基礎設計施工便覧
日本道路協会
H9.12
50
斜面上の深礎基礎設計施工便覧
日本道路協会
H24.4
51
立体横断施設技術基準・同解説
日本道路協会
S54.1
52
コンクリート道路橋設計便覧
日本道路協会
H6.2
53
コンクリート道路橋施工便覧
日本道路協会
H10.1
54
プレキャストブロック工法によるプレストレストコンクリー
トTげた道路橋設計・施工指針
日本道路協会
H4.10
55
道路橋支承標準設計(ゴム支承・ころがり支承編)
日本道路協会
H5.4
56
道路橋支承標準設計(すべり支承編)
日本道路協会
H5.5
57
道路橋伸縮装置便覧
日本道路協会
S45.11
30
33
34
- 28 -
H23.3
H11.3
58
道路橋支承便覧
日本道路協会
H16.4
59
鋼道路橋防食便覧
日本道路協会
H26.3
60
鋼道路橋塗装便覧別冊資料写真集
帳-
日本道路協会
H2.6
61
鋼橋の疲労
日本道路協会
H9.5
62
道路橋補修便覧
日本道路協会
S54.2
63
鋼道路橋の細部構造に関する資料集
日本道路協会
H3.7
64
小規模吊橋指針・同解説
日本道路協会
S59.4
65
道路橋の塩害対策指針(案)・同解説
日本道路協会
S59.2
66
道路橋床版防水便覧
日本道路協会
H19.3
67
道路橋鉄筋コンクリート床版防水層設計施工便覧
日本道路協会
S62.1
68
鋼構造架設設計施工指針[2001 年版]
土木学会
H14.4
69
美しい橋のデザインマニュアル
第1集
土木学会
H5.3
70
美しい橋のデザインマニュアル
第2集
土木学会
H5.7
日本道路協会
S52.7
S56.6
H4.5
71
・橋の美
・橋の美
・橋の美
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
-塗膜劣化程度標準写真
道路橋景観便覧
道路橋景観便覧
橋梁デザインノート
72
道路トンネル技術指針(換気編)・同解説(平成 20 年改訂版)
日本道路協会
H20.10
73
道路トンネル技術指針(構造編)・同解説
日本道路協会
H15.11
74
道路トンネル非常用施設設置基準・同解説
日本道路協会
H13.10
75
道路トンネル維持管理便覧
日本道路協会
H5.11
76
道路トンネル観察・計測指針
日本道路協会
H21.2
77
道路トンネル安全施工技術指針
日本道路協会
H8.10
78
シールドトンネル設計・施工指針
日本道路協会
H21.2
79
舗装の構造に関する技術基準・同解説
日本道路協会
H13.9
80
舗装設計施工指針
日本道路協会
H18.2
81
排水性舗装技術指針(案)
日本道路協会
H8.11
82
転圧コンクリート舗装技術指針(案)
日本道路協会
H2.11
83
アスファルト舗装工事共通仕様書解説(改訂版)
日本道路協会
H4.12
84
舗装設計便覧
平成 18 年版
日本道路協会
H18.2
85
舗装施工便覧
平成 18 年版
日本道路協会
H18.2
86
アスファルト混合所便覧(平成8年版)
日本道路協会
H8.10
87
舗装再生便覧
日本道路協会
H22.11
88
砂利道の歴青路面処理指針
日本アスファルト協会
S59.9
89
フルデプス・アスファルト舗装設計施工指針(案)
日本アスファルト協会
S61.9
90
高炉スラグ路盤設計施工指針
鉄鋼スラグ協会
S57.6
91
製鋼スラグを用いたアスファルト舗装設計施工指針
鉄鋼スラグ協会
S57.7
92
製鋼スラグ路盤設計施工指針(1985 年改定)
鉄鋼スラグ協会
S60.9
93
インターロッキングブロック舗装設計施工要領
インターロッキングブロ
ック舗装技術協会
H19.3
94
設計要領
NEXCO
H24.7
95
構内舗装・排水設計基準及び同解説
公共建築協会
H13.4
96
併用軌道構造設計指針
日本道路協会
S37.5
97
路上再生路盤工法技術指針(案)
日本道路協会
S62.1
平成 21 年改訂版
平成 18 年版
平成 22 年版
第一集
舗装編
平成 13 年版
- 29 -
98
路上表層再生工法技術指針(案)
日本道路協会
S63.11
99
道路維持修繕要綱(改訂版)
日本道路協会
S53.7
100
舗装調査・試験法便覧(全4分冊)
日本道路協会
H22.1
101
道路震災対策便覧(震災対策編)
平成 18 年度改訂版
日本道路協会
H18.9
102
道路震災対策便覧(震災復旧編)
平成 18 年度改訂版
日本道路協会
H19.3
103
道路震災対策便覧(震災危機管理編)
日本道路協会
H23.1
104
落石対策便覧
日本道路協会
H12.6
105
道路緑化技術基準・同解説
日本道路協会
S63.12
106
道路防雪便覧
日本道路協会
H2.5
107
共同溝設計指針
日本道路協会
S61.3
108
プレキャストコンクリート共同溝設計・施工要領(案)
道路保全技術センター
H6.3
109
共同溝耐震設計要領(案)
建設省土木研究所
S59.10
110
キャブシステム技術マニュアル(案)解説
開発問題研究所
H5.8
111
防護柵の設置基準・同解説
日本道路協会
H20.1
112
車両用防護柵標準仕様・同解説
日本道路協会
H16.3
113
道路標識設置基準・同解説
日本道路協会
S62.1
114
視線誘導標設置基準・同解説
日本道路協会
S59.10
115
道路照明施設設置基準・同解説
日本道路協会
H19.10
116
道路・トンネル照明器材仕様書
建設電気技術協会
H20.8
117
LED 道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)
国土交通省
H23.9
118
道路反射鏡設置指針
日本道路協会
S55.12
119
視覚障害者誘導用ブロック設置指針・同解説
日本道路協会
S60.9
120
道路標識ハンドブック(2012 年版)
121
路面標示ハンドブック
122
駐車場設計・施工指針
123
全国道路標識・表示業協会
編
全国道路標識・標示業協会
編
H25.2
H25.
日本道路協会
H4.11
料金徴収施設設置基準(案)・同解説
日本道路協会
H11.9
124
道路のデザイン
道路環境研究所
H17.7
125
平成 21 年度
道路局地方道環境課、国土
技術政策総合研究所
H21.6
126
路上自転車・自動二輪車等駐車場設置指針・同解説
日本道路協会
H19.1
127
道路防災総点検要領[豪雨・豪雪等]
道路保全技術センター
H8.8
128
道路防災総点検要領[地震]
道路保全技術センター
H8.8
129
防災カルテ作成・運用要領
道路保全技術センター
H8.12
130
道路防災点検の手引[豪雨・豪雪等]
道路保全技術センター
H19.9
131
橋梁の維持管理の体系と橋梁管理カルテ作成要領(案)
132
橋梁定期点検要領
133
橋梁における第三者被害予防措置要領(案)
134
ずい道等建設工事における換気技術指針
135
道路管理施設等設計指針(案)
・道路管理施設等設計要領(案) 日本建設機械化協会
H15.7
136
構想段階における道路計画策定プロセスガイドライン
H25.7
同解説
道路デザイン指針(案)とその解説
道路環境センサス調査要領
国土交通省道路局国道・防
災課
国土交通省道路局国道・防
災課
国土交通省道路局国道・防
災課
建設業労働災害防止協会
- 30 -
国土交通省道路局
H16.3
H26.6
H16.3
H24.3
【4】電気・機械・設備等
1
日本電機工業会(JEM)規格
日本電機工業会
-
2
解説 電気設備の技術基準 最終改正
経済産業省原子力安全・保
安院
H25.10
3
内線規程
日本電気協会
H24.2
4
電気通信設備工事共通仕様書
建設電気技術協会
H25.3
5
電気通信設備施工管理の手引き
建設電気技術協会
H25.11
6
建築設備設計基準
国土交通省
H21.3
7
公共建築工事標準仕様書
国土交通省
H25.3
8
公共建築設備工事標準図 [電気設備工事編]
平成 25 年版
国土交通省
H25.3
9
公共建築設備工事標準図 [機械設備工事編]
平成 25 年版
国土交通省
H25.3
JEAC 8001-2011
平成 25 年版
平成 25 年版
平成 21 年版
[建築工事編]
平成 25 年版
10
電気設備工事監理指針
国土交通省
H25.
11
電気通信設備工事費積算のための工事数量とりまとめ要領
国土交通省
H12.3
12
通信鉄塔設計要領・同解説
国土交通省
H25.3
13
通信鉄塔・局舎耐震診断基準(案)・同解説
国土交通省
H25.3
14
光ファイバケーブル施工要領・同解説
国土交通省
H25.3
15
電気通信施設設計要領・同解説(電気編)
国土交通省
H25.5
16
電気通信施設設計要領・同解説(通信編)
国土交通省
H25.5
17
電気通信施設設計要領・同解説(情報通信システム編)
国土交通省
H25.5
18
雷害対策設計施工要領(案)・同解説
国土交通省
H18.11
19
電気通信施設劣化診断要領・同解説(電力設備編)
国土交通省
H18.11
20
機械工事塗装要領(案)・同解説
国土交通省
H22.3
注意:最新版を使用するものとする。
- 31 -
別添2
印
土木設計業務等請負契約書
紙
1
請負業務の名称
平成28年度 釧路湿原自然再生普及推進検討業務
2
履
平成28年
行
期
間
月
日から
平成29年3月31日
3
請 負 代 金 額
円
(うち取引に係る消費税及び地方消費税の額
4
契 約 保 証 金
円)
納付。ただし、金融機関若しくは保証事業会社の保証(取扱官庁
北海道地方環境事務所)をもって契約保証金の納付に代えること
ができる。また、公共工事履行保証証券による保証を付し、又は
履行保証保険契約の締結を行った場合は、契約保証金を免除する。
上記の請負業務について、発注者と受注者は、各々の対等な立場における合意に基づ
いて、別添の条項によって公正な請負契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行す
るものとする。
本契約の証として本書2通を作成し、発注者及び受注者が記名押印の上、各自1通を
保有する。
平成
発
注
者
住
所
北海道釧路市幸町10丁目3番地
氏
名
分任支出負担行為担当官
年
月
日
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所長
受
注
者
住
所
氏
名
西
山
理
行
印
印
(総則)
第1条
発注者及び受注者は、この契約書(頭書を含む。以下同じ。)に基づき、設計
図書(別冊の図面、仕様書、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書をいう。以下
同じ。)に従い、日本国の法令を遵守し、この契約(この契約書及び設計図書を内容と
する業務の請負契約をいう。以下同じ。)を履行しなければならない。
2
受注者は、契約書記載の業務(以下「業務」という。)を契約書記載の履行期間(以
下「履行期間」という。)内に完了し、契約の目的物(以下「成果物」という。)を発
注者に引き渡すものとし、発注者は、その請負代金額を支払うものとする。
3
発注者は、その意図する成果物を完成させるため、業務に関する指示を受注者又は受
注者の管理技術者に対して行うことができる。この場合において、受注者又は受注者の
管理技術者は、当該指示に従い業務を行わなければならない。
4
受注者は、この契約書若しくは設計図書に特別の定めがある場合又は前項の指示若し
くは発注者と受注者との協議がある場合を除き、業務を完了するために必要な一切の手
段をその責任において定めるものとする。
5
受注者は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
6
この契約の履行に関して発注者と受注者との間で用いる言語は、日本語とする。
7
この契約書に定める金銭の支払いに用いる通貨は、日本円とする。
8
この契約の履行に関して発注者と受注者との間で用いる計量単位は、設計図書に特別
の定めがある場合を除き、計量法(平成4年法律第 51 号)に定めるものとする。
9
この契約書及び設計図書における期間の定めについては、民法(明治 29 年法律第 89
号)及び商法(明治 32 年法律第 48 号)の定めるところによるものとする。
10
この契約は、日本国の法令に準拠するものとする。
11
この契約に係る訴訟の提起又は調停(第 49 条の規定に基づき、発注者と受注者との
協議の上選任される調停人が行うものを除く。)の申立てについては、日本国の裁判所
をもって合意による専属的管轄裁判所とする。
12
受注者が設計共同体を結成している場合においては、発注者は、この契約に基づく全
ての行為を設計共同体の代表者に対して行うものとし、発注者が当該代表者に対して行
ったこの契約に基づく全ての行為は、当該共同体の全ての構成員に対して行ったものと
みなし、また、受注者は、発注者に対して行うこの契約に基づく全ての行為について当
該代表者を通じて行わなければならない。
(指示等及び協議の書面主義)
第2条
この契約書に定める指示、請求、通知、報告、申出、承諾、質問、回答及び解除
(以下「指示等」という。)は、書面により行わなければならない。
2
前項の規定にかかわらず、緊急やむを得ない事情がある場合には、発注者及び受注者
は、前項に規定する指示等を口頭で行うことができる。この場合において、発注者及び
受注者は、既に行った指示等を書面に記載し、7日以内にこれを相手方に交付するもの
とする。
3
発注者及び受注者は、この契約書の他の条項の規定に基づき協議を行うときは、当該
協議の内容を書面に記録するものとする。
(業務工程表の提出)
第3条
受注者は、この契約締結後 14 日以内に設計図書に基づいて業務工程表を作成し、
発注者に提出しなければならない。
2
発注者は、必要があると認めるときは、前項の業務工程表を受理した日から7日以内
に、受注者に対してその修正を請求することができる。
3
この契約書の他の条項の規定により履行期間又は設計図書が変更された場合におい
て、発注者は、必要があると認めるときは、受注者に対して業務工程表の再提出を請求
することができる。この場合において、第1項中「この契約締結後」とあるのは「当該
請求があった日から」と読み替えて、前2項の規定を準用する。
4
業務工程表は、発注者及び受注者を拘束するものではない。
(契約の保証)
第4条
受注者は、この契約の締結と同時に、次の各号のいずれかに掲げる保証を付さな
ければならない。ただし、第三号の場合においては、履行保証保険契約の締結後、直ち
にその保険証券を発注者に寄託しなければならない。
一
この契約による債務の不履行により生ずる損害金の支払いを保証する銀行、発注者
が確実と認める金融機関又は保証事業会社(公共工事の前払金保証事業に関する法律
(昭和 27 年法律第 184 号)第2条第4項に規定する保証事業会社をいう。以下同じ。)
の保証
二
この契約による債務の履行を保証する公共工事履行保証証券による保証
三
この契約による債務の不履行により生ずる損害をてん補する履行保証保険契約の
締結
2
前項の保証に係る契約保証金の額、保証金額又は保険金額(第4項において「保証の
額」という。)は、請負代金額の 10 分の1以上としなければならない。
3
第1項の規定により、受注者が同項第一号に掲げる保証を付したときは、当該保証は
契約保証金に代わる担保の提供として行われたものとし、同項第二号又は第三号に掲げ
る保証を付したときは、契約保証金の納付を免除する。
4
請負代金額の変更があった場合には、保証金額が変更後の請負代金額の 10 分の1に
達するまで、発注者は、保証金額の増額を請求することができ、受注者は、保証金額の
減額を請求することができる。
(権利義務の譲渡等)
第5条
受注者は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させ
てはならない。ただし、あらかじめ、発注者の承諾を得た場合は、この限りでない。
2
受注者は、成果物(未完成の成果物及び業務を行う上で得られた記録等を含む。)を
第三者に譲渡し、貸与し、又は質権その他の担保の目的に供してはならない。ただし、
あらかじめ、発注者の承諾を得た場合は、この限りでない。
(著作権の譲渡等)
第6条
受注者は、成果物(第 37 条第1項に規定する指定部分に係る成果物及び同条第
2項に規定する引渡部分に係る成果物を含む。以下この条において同じ。)が著作権法
(昭和 45 年法律第 48 号)第2条第1項第1号に規定する著作物(以下「著作物」とい
う。)に該当する場合には、当該著作物に係る受注者の著作権(著作権法第 21 条から
第 28 条までに規定する権利をいう。)を当該著作物の引渡し時に発注者に無償で譲渡
するものとする。
2
発注者は、成果物が著作物に該当するとしないとにかかわらず、当該成果物の内容を
受注者の承諾なく自由に公表することができる。
3
発注者は、成果物が著作物に該当する場合には、受注者が承諾したときに限り、既に
受注者が当該著作物に表示した氏名を変更することができる。
4
受注者は、成果物が著作物に該当する場合において、発注者が当該著作物の利用目的
の実現のためにその内容を改変するときは、その改変に同意する。また、発注者は、成
果物が著作物に該当しない場合には、当該成果物の内容を受注者の承諾なく自由に改変
することができる。
5
受注者は、成果物(業務を行う上で得られた記録等を含む。)が著作物に該当すると
しないとにかかわらず、発注者が承諾した場合には、当該成果物を使用又は複製し、ま
た、第1条第5項の規定にかかわらず当該成果物の内容を公表することができる。
6
発注者は、受注者が成果物の作成に当たって開発したプログラム(著作権法第 10 条
第1項第9号に規定するプログラムの著作物をいう。)及びデータベース(著作権法第
12 条の2に規定するデータベースの著作物をいう。)について、受注者が承諾した場
合には、別に定めるところにより、当該プログラム及びデータベースを利用することが
できる。
(一括再請負等の禁止)
第7条
受注者は、業務の全部を一括して、又は設計図書において指定した主たる部分を
第三者に請け負わせ、又は委任してはならない。
2
受注者は、前項の主たる部分のほか、発注者が設計図書において指定した部分を第三
者に請け負わせ、又は委任してはならない。
3
受注者は、業務の一部を第三者に請け負わせ、又は委任しようとするときは、あらか
じめ、発注者の承諾を得なければならない。ただし、発注者が設計図書において指定し
た軽微な部分を請け負わせ、又は委任しようとするときは、この限りでない。
4
発注者は、受注者に対して、業務の一部を請け負わせ、又は委任した者の商号又は名
称その他必要な事項の通知を請求することができる。
(特許権等の使用)
第8条
受注者は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他日本国の法令に基づき保
護される第三者の権利(以下「特許権等」という。)の対象となっている履行方法を使
用するときは、その使用に関する一切の責任を負わなければならない。ただし、発注者
がその履行方法を指定した場合において、設計図書に特許権等の対象である旨の明示が
なく、かつ、受注者がその存在を知らなかったときは、発注者は、受注者がその使用に
関して要した費用を負担しなければならない。
(調査職員)
第9条
発注者は、調査職員を置いたときは、その氏名を受注者に通知しなければならな
い。調査職員を変更したときも、同様とする。
2
調査職員は、この契約書の他の条項に定めるもの及びこの契約書に基づく発注者の権
限とされる事項のうち発注者が必要と認めて調査職員に委任したもののほか、設計図書
に定めるところにより、次に掲げる権限を有する。
一
発注者の意図する成果物を完成させるための受注者又は受注者の管理技術者に対
する業務に関する指示
二
この契約書及び設計図書の記載内容に関する受注者の確認の申出又は質問に対す
る承諾又は回答
三
この契約の履行に関する受注者又は受注者の管理技術者との協議
四
業務の進捗の碓認、設計図書の記載内容と履行内容との照合その他この契約の履行
状況の調査
3
発注者は、2名以上の調査職員を置き、前項の権限を分担させたときにあってはそれ
ぞれの調査職員の有する権限の内容を、調査職員にこの契約書に基づく発注者の権限の
一部を委任したときにあっては当該委任した権限の内容を、受注者に通知しなければな
らない。
4
第2項の規定に基づく調査職員の指示又は承諾は、原則として、書面により行わなけ
ればならない。
5
この契約書に定める書面の提出は、設計図書に定めるものを除き、調査職員を経由し
て行うものとする。この場合においては、調査職員に到達した日をもって発注者に到達
したものとみなす。
(管理技術者)
第 10 条
受注者は、業務の技術上の管理を行う管理技術者を定め、その氏名その他必要
な事項を発注者に通知しなければならない。管理技術者を変更したときも、同様とする。
2
管理技術者は、この契約の履行に関し、業務の管理及び統轄を行うほか、請負代金額
の変更、履行期間の変更、請負代金額の請求及び受領、第 14 条第1項の請求の受理、
同条第2項の決定及び通知、同条第3項の請求、同条第4項の通知の受理並びにこの契
約の解除に係る権限を除き、この契約に基づく受注者の一切の権限を行使することがで
きる。
3
受注者は、前項の規定にかかわらず、自己の有する権限のうちこれを管理技術者に委
任せず自ら行使しようとするものがあるときは、あらかじめ、当該権限の内容を発注者
に通知しなければならない。
(照査技術者)
第 11 条
受注者は、設計図書に定める場合には、成果物の内容の技術上の照査を行う照
査技術者を定め、その氏名その他必要な事項を発注者に通知しなければならない。照査
技術者を変更したときも、同様とする。
2
照査技術者は、前条第1項に規定する管理技術者を兼ねることができない。
(地元関係者との交渉等)
第 12 条
地元関係者との交渉等は、発注者が行うものとする。この場合において、発注
者の指示があるときは、受注者はこれに協力しなければならない。
2
前項の場合において、発注者は、当該交渉等に関して生じた費用を負担しなければな
らない。
(土地への立入り)
第 13 条
受注者が調査のために第三者が所有する土地に立ち入る場合において、当該土
地の所有者等の承諾が必要なときは、発注者がその承諾を得るものとする。この場合に
おいて、発注者の指示があるときは、受注者はこれに協力しなければならない。
(管理技術者等に対する措置請求)
第 14 条
発注者は、管理技術者若しくは照査技術者又は受注者の使用人若しくは第7条
第3項の規定により受注者から業務を請け負い、若しくは委任された者がその業務の実
施につき著しく不適当と認められるときは、受注者に対して、その理由を明示した書面
により、必要な措置をとるべきことを請求することができる。
2
受注者は、前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項について決定
し、その結果を請求を受けた日から 10 日以内に発注者に通知しなければならない。
3
受注者は、調査職員がその職務の執行につき著しく不適当と認められるときは、発注
者に対して、その理由を明示した書面により、必要な措置をとるべきことを請求するこ
とができる。
4
発注者は、前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項について決定
し、その結果を請求を受けた日から 10 日以内に受注者に通知しなければならない。
(履行報告)
第 15 条
受注者は、設計図書に定めるところにより、この契約の履行について発注者に
報告しなければならない。
(貸与品等)
第 16 条
発注者が受注者に貸与し、又は支給する調査機械器具、図面その他業務に必要
な物品等(以下「貸与品等」という。)の品名、数量、品質、規格又は性能、引渡場所
及び引渡時期は、設計図書に定めるところによる。
2
受注者は、貸与品等の引渡しを受けたときは、引渡しの日から7日以内に、発注者に
受領書又は借用書を提出しなければならない。
3
受注者は、貸与品等を善良な管理者の注意をもって管理しなければならない。
4
受注者は、設計図書に定めるところにより、業務の完了、設計図書の変更等によって
不用となった貸与品等を発注者に返還しなければならない。
5
受注者は、故意又は過失により貸与品等が滅失若しくはき損し、又はその返還が不可
能となったときは、発注者の指定した期間内に代品を納め、若しくは原状に復して返還
し、又は返還に代えて損害を賠償しなければならない。
(設計図書と業務内容が一致しない場合の修補義務)
第 17 条
受注者は、業務の内容が設計図書又は発注者の指示若しくは発注者と受注者と
の協議の内容に適合しない場合において、調査職員がその修補を請求したときは、当該
請求に従わなければならない。この場合において、当該不適合が発注者の指示によると
きその他発注者の責めに帰すべき事由によるときは、発注者は、必要があると認められ
るときは、履行期間若しくは請負代金額を変更し、又は受注者に損害を及ぼしたときは
必要な費用を負担しなければならない。
(条件変更等)
第 18 条
受注者は、業務を行うに当たり、次の各号のいずれかに該当する事実を発見し
たときは、その旨を直ちに発注者に通知し、その確認を請求しなければならない。
一
図面、仕様書、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書が一致しないこと(こ
れらの優先順位が定められている場合を除く。)。
二
設計図書に誤謬又は脱漏があること。
三
設計図書の表示が明確でないこと。
四
履行上の制約等設計図書に示された自然的又は人為的な履行条件が実際と相違す
ること。
五
設計図書に明示されていない履行条件について予期することのできない特別な状
態が生じたこと。
2
発注者は、前項の規定による確認を請求されたとき又は自ら同項各号に掲げる事実を
発見したときは、受注者の立会いの上、直ちに調査を行わなければならない。ただし、
受注者が立会いに応じない場合には、受注者の立会いを得ずに行うことができる。
3
発注者は、受注者の意見を聴いて、調査の結果(これに対してとるべき措置を指示す
る必要があるときは、当該指示を含む。)をとりまとめ、調査の終了後 14 日以内に、
その結果を受注者に通知しなければならない。ただし、その期間内に通知できないやむ
を得ない理由があるときは、あらかじめ、受注者の意見を聴いた上、当該期間を延長す
ることができる。
4
前項の調査の結果により第1項各号に掲げる事実が確認された場合において、必要が
あると認められるときは、発注者は、設計図書の訂正又は変更を行わなければならない。
5
前項の規定により設計図書の訂正又は変更が行われた場合において、発注者は、必要
があると認められるときは、履行期間若しくは請負代金額を変更し、又は受注者に損害
を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。
(設計図書等の変更)
第 19 条
発注者は、前条第4項の規定によるほか、必要があると認めるときは、設計図
書又は業務に関する指示(以下この条及び第 21 条において「設計図書等」という。)
の変更内容を受注者に通知して、設計図書等を変更することができる。この場合におい
て、発注者は、必要があると認められるときは履行期間若しくは請負代金額を変更し、
又は受注者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。
(業務の中止)
第 20 条
第三者の所有する土地への立入りについて当該土地の所有者等の承諾を得るこ
とができないため又は暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、地すべり、落盤、火災、騒乱、
暴動その他の自然的又は人為的な事象(以下「天災等」という。)であって、受注者の
責めに帰すことができないものにより作業現場の状態が著しく変動したため、受注者が
業務を行うことができないと認められるときは、発注者は、業務の中止内容を直ちに受
注者に通知して、業務の全部又は一部を一時中止させなければならない。
2
発注者は、前項の規定によるほか、必要があると認めるときは、業務の中止内容を受
注者に通知して、業務の全部又は一部を一時中止させることができる。
3
発注者は、前2項の規定により業務を一時中止した場合において、必要があると認め
られるときは履行期間若しくは請負代金額を変更し、又は受注者が業務の続行に備え業
務の一時中止に伴う増加費用を必要としたとき若しくは受注者に損害を及ぼしたとき
は必要な費用を負担しなければならない。
(業務に係る受注者の提案)
第 21 条
受注者は、設計図書等について、技術的又は経済的に優れた代替方法その他改
良事項を発見し、又は発案したときは、発注者に対して、当該発見又は発案に基づき設
計図書等の変更を提案することができる。
2
発注者は、前項に規定する受注者の提案を受けた場合において、必要があると認める
ときは、設計図書等の変更を受注者に通知するものとする。
3
発注者は、前項の規定により設計図書等が変更された場合において、必要があると認
められるときは、履行期間又は請負代金額を変更しなければならない。
(受注者の請求による履行期間の延長)
第 22 条
受注者は、その責めに帰すことができない事由により履行期間内に業務を完了
することができないときは、その理由を明示した書面により発注者に履行期間の延長変
更を請求することができる。
2
発注者は、前項の規定による請求があった場合において、必要があると認められると
きは、履行期間を延長しなければならない。発注者は、その履行期間の延長が発注者の
責めに帰すべき事由による場合においては、請負代金額について必要と認められる変更
を行い、又は受注者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。
(発注者の請求による履行期間の短縮等)
第 23 条
発注者は、特別の理由により履行期間を短縮する必要があるときは、履行期間
の短縮変更を受注者に請求することができる。
2
発注者は、この契約書の他の条項の規定により履行期間を延長すべき場合において、
特別の理由があるときは、延長する履行期間について、受注者に通常必要とされる履行
期間に満たない履行期間への変更を請求することができる。
3
発注者は、前2項の場合において、必要があると認められるときは、請負代金額を変
更し、又は受注者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。
(履行期間の変更方法)
第 24 条
履行期間の変更については、発注者と受注者とが協議して定める。ただし、協
議開始の日から 14 日以内に協議が整わない場合には、発注者が定め、受注者に通知す
る。
2
前項の協議開始の日については、発注者が受注者の意見を聴いて定め、受注者に通知
するものとする。ただし、発注者が履行期間の変更事由が生じた日(第 22 条の場合に
あっては発注者が履行期間の変更の請求を受けた日、前条の場合にあっては受注者が履
行期間の変更の請求を受けた日)から7日以内に協議開始の日を通知しない場合には、
受注者は、協議開始の日を定め、発注者に通知することができる。
(請負代金額の変更方法等)
第 25 条
請負代金額の変更については、発注者と受注者とが協議して定める。ただし、
協議開始の日から 14 日以内に協議が整わない場合には、発注者が定め、受注者に通知
する。
2
前項の協議開始の日については、発注者が受注者の意見を聴いて定め、受注者に通知
するものとする。ただし、発注者が請負代金額の変更事由が生じた日から7日以内に協
議開始の日を通知しない場合には、受注者は、協議開始の日を定め、発注者に通知する
ことができる。
3
この契約書の規定により、受注者が増加費用を必要とした場合又は損害を受けた場合
に発注者が負担する必要な費用の額については、発注者と受注者とが協議して定める。
(臨機の措置)
第 26 条
受注者は、災害防止等のため必要があると認めるときは、臨機の措置をとらな
ければならない。この場合において、必要があると認めるときは、受注者は、あらかじ
め、発注者の意見を聴かなければならない。ただし、緊急やむを得ない事情があるとき
は、この限りでない。
2
前項の場合においては、受注者は、そのとった措置の内容を発注者に直ちに通知しな
ければならない。
3
発注者は、災害防止その他業務を行う上で特に必要があると認めるときは、受注者に
対して臨機の措置をとることを請求することができる。
4
受注者が第1項又は前項の規定により臨機の措置をとった場合において、当該措置に
要した費用のうち、受注者が請負代金額の範囲において負担することが適当でないと認
められる部分については、発注者がこれを負担する。
(一般的損害)
第 27 条
成果物の引渡し前に、成果物に生じた損害その他業務を行うにつき生じた損害
(次条第1項、第2項若しくは第3項又は第 29 条第1項に規定する損害を除く。)に
ついては、受注者がその費用を負担する。ただし、その損害(設計図書に定めるところ
により付された保険によりてん補された部分を除く。)のうち発注者の責めに帰すべき
事由により生じたものについては、発注者が負担する。
(第三者に及ぼした損害)
第 28 条
業務を行うにつき第三者に及ぼした損害(第3項に規定する損害を除く。)に
ついて、当該第三者に対して損害の賠償を行わなければならないときは、受注者がその
賠償額を負担する。
2
前項の規定にかかわらず、同項に規定する賠償額(設計図書に定めるところにより付
された保険によりてん補された部分を除く。)のうち、発注者の指示、貸与品等の性状
その他発注者の責めに帰すべき事由により生じたものについては、発注者がその賠償額
を負担する。ただし、受注者が、発注者の指示又は貸与品等が不適当であること等発注
者の責めに帰すべき事由があることを知りながらこれを通知しなかったときは、この限
りでない。
3
業務を行うにつき通常避けることができない騒音、振動、地下水の断絶等の理由によ
り第三者に及ぼした損害(設計図書に定めるところにより付された保険によりてん補さ
れた部分を除く。)について、当該第三者に損害の賠償を行わなければならないときは、
発注者がその賠償額を負担しなければならない。ただし、業務を行うにつき受注者が善
良な管理者の注意義務を怠ったことにより生じたものについては、受注者が負担する。
4
前3項の場合その他業務を行うにつき第三者との間に紛争を生じた場合においては、
発注者及び受注者は協力してその処理解決に当たるものとする。
(不可抗力による損害)
第 29 条
成果物の引渡し前に、天災等(設計図書で基準を定めたものにあっては、当該
基準を超えるものに限る。)で発注者と受注者のいずれの責めにも帰すことができない
もの(以下この条において「不可抗力」という。)により、試験等に供される業務の出
来形部分(以下この条及び第 46 条において「業務の出来形部分」という。)、仮設物
又は作業現場に搬入済みの調査機械器具に損害が生じたときは、受注者は、その事実の
発生後直ちにその状況を発注者に通知しなければならない。
2
発注者は、前項の規定による通知を受けたときは、直ちに調査を行い、同項の損害(受
注者が善良な管理者の注意義務を怠ったことに基づくもの及び設計図書に定めるとこ
ろにより付された保険によりてん補された部分を除く。以下この条において「損害」と
いう。)の状況を確認し、その結果を受注者に通知しなければならない。
3
受注者は、前項の規定により損害の状況が確認されたときは、損害による費用の負担
を発注者に請求することができる。
4
発注者は、前項の規定により受注者から損害による費用の負担の請求があったときは、
当該損害の額(業務の出来形部分、仮設物又は作業現場に搬入済みの調査機械器具であ
って立会いその他受注者の業務に関する記録等により確認することができるものに係
る額に限る。)及び当該損害の取片付けに要する費用の額の合計額(第6項において「損
害合計額」という。)のうち、請負代金額の 100 分の1を超える額を負担しなければな
らない。
5
損害の額は、次に掲げる損害につき、それぞれ当該各号に定めるところにより、算定
する。
一
業務の出来形部分に関する損害
損害を受けた出来形部分に相応する請負代金額の額とし、残存価値がある場合には
その評価額を差し引いた額とする。
二
仮設物又は調査機械器具に関する損害
損害を受けた仮設物又は調査機械器具で通常妥当と認められるものについて、当該
業務で償却することとしている償却費の額から損害を受けた時点における成果物に
相応する償却費の額を差し引いた額とする。ただし、修繕によりその機能を回復する
ことができ、かつ、修繕費の額が上記の額より少額であるものについては、その修繕
費の額とする。
6
数次にわたる不可抗力により損害合計額が累積した場合における第2次以降の不可
抗力による損害合計額の負担については、第4項中「当該損害の額」とあるのは「損害
の額の累計」と、「当該損害の取片付けに要する費用の額」とあるのは「損害の取片付
けに要する費用の額の累計」と、「請負代金額の 100 分の1を超える額」とあるのは「請
負代金額の 100 分の1を超える額から既に負担した額を差し引いた額」として同項を適
用する。
(請負代金額の変更に代える設計図書の変更)
第 30 条
発注者は、第8条、第 17 条から第 23 条まで、第 26 条又は第 27 条の規定によ
り請負代金額を増額すべき場合又は費用を負担すべき場合において、特別の理由がある
ときは、請負代金額の増額又は負担額の全部又は一部に代えて設計図書を変更すること
ができる。この場合において、設計図書の変更内容は、発注者と受注者とが協議して定
める。ただし、協議開始の日から 14 日以内に協議が整わない場合には、発注者が定め、
受注者に通知する。
2
前項の協議開始の日については、発注者が受注者の意見を聴いて定め、受注者に通知
しなければならない。ただし、発注者が同項の請負代金額を増額すべき事由又は費用を
負担すべき事由が生じた日から7日以内に協議開始の日を通知しない場合には、受注者
は、協議開始の日を定め、発注者に通知することができる。
(検査及び引渡し)
第 31 条
2
受注者は、業務を完了したときは、その旨を発注者に通知しなければならない。
発注者又は発注者が検査を行う者として定めた職員(以下「検査職員」という。)は、
前項の規定による通知を受けたときは、通知を受けた日から 10 日以内に受注者の立会
いの上、設計図書に定めるところにより、業務の完了を確認するための検査を完了し、
当該検査の結果を受注者に通知しなければならない。
3
発注者は、前項の検査によって業務の完了を確認した後、受注者が成果物の引渡しを
申し出たときは、直ちに当該成果物の引渡しを受けなければならない。
4
発注者は、受注者が前項の申出を行わないときは、当該成果物の引渡しを請負代金額
の支払いの完了と同時に行うことを請求することができる。この場合においては、受注
者は、当該請求に直ちに応じなければならない。
5
受注者は、業務が第2項の検査に合格しないときは、直ちに修補して発注者の検査を
受けなければならない。この場合においては、修補の完了を業務の完了とみなして前4
項の規定を準用する。
(請負代金額の支払い)
第 32 条
受注者は、前条第2項の検査に合格したときは、請負代金額の支払いを請求す
ることができる。
2
発注者は、前項の規定による請求があったときは、請求を受けた日から 30 日以内に
請負代金額を支払わなければならない。
3
発注者がその責めに帰すべき事由により前条第2項の期間内に検査をしないときは、
その期限を経過した日から検査をした日までの期間の日数は、前項の期間(以下この項
において「約定期間」という。)の日数から差し引くものとする。この場合において、
その遅延日数が約定期間の日数を超えるときは、約定期間は、遅延日数が約定期間の日
数を超えた日において満了したものとみなす。
(引渡し前における成果物の使用)
第 33 条
発注者は、第 31 条第3項若しくは第4項又は第 37 条第1項若しくは第2項の
規定による引渡し前においても、成果物の全部又は一部を受注者の承諾を得て使用する
ことができる。
2
前項の場合においては、発注者は、その使用部分を善良な管理者の注意をもって使用
しなければならない。
3
発注者は、第1項の規定により成果物の全部又は一部を使用したことによって受注者
に損害を及ぼしたときは、必要な費用を負担しなければならない。
(前金払)
第 34 条
受注者は、保証事業会社と、契約書記載の業務完了の時期を保証期限とする公
共工事の前払金保証事業に関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第2条第5項に規定
する保証契約(以下「保証契約」という。)を締結し、その保証証書を発注者に寄託し
て、請負代金額の 10 分の3以内の前払金の支払いを発注者に請求することができる。
2
発注者は、前項の規定による請求があったときは、請求を受けた日から 14 日以内に
前払金を支払わなければならない。
3
受注者は、請負代金額が著しく増額された場合においては、その増額後の請負代金額
の 10 分の3から受領済みの前払金額を差し引いた額に相当する額の範囲内で前払金の
支払いを請求することができる。この場合においては、前項の規定を準用する。
4
受注者は、請負代金額が著しく減額された場合において、受領済みの前払金額が減額
後の請負代金額の 10 分の4を超えるときは、受注者は、請負代金額が減額された日か
ら 30 日以内にその超過額を返還しなければならない。ただし、本項の期間内に第 36
条の2又は第 37 条の規定による支払いをしようとするときは、発注者は、その支払額
の中からその超過額を控除することができる。
5
前項の期間内で前払金の超過額を返還する前にさらに請負代金額を増額した場合に
おいて、増額後の請負代金額が減額前の請負代金額以上の額であるときは、受注者は、
その超過額を返還しないものとし、増額後の請負代金額が減額前の請負代金額未満の額
であるときは、受注者は、受領済みの前払金の額からその増額後の請負代金額の 10 分
の4の額を差し引いた額を返還しなければならない。
6
発注者は、受注者が第4項の期間内に超過額を返還しなかったときは、その未返還額
につき、同項の期間を経過した日から返還をする日までの期間について、その日数に応
じ、年 2.9 パーセントの割合で計算した額の遅延利息の支払いを請求することができる。
(保証契約の変更)
第 35 条
受注者は、前条第3項の規定により受領済みの前払金に追加してさらに前払金
の支払いを請求する場合には、あらかじめ、保証契約を変更し、変更後の保証証書を発
注者に寄託しなければならない。
2
受注者は、前項に定める場合のほか、請負代金額が減額された場合において、保証契
約を変更したときは、変更後の保証証書を直ちに発注者に寄託しなければならない。
3
受注者は、前払金額の変更を伴わない履行期間の変更が行われた場合には、発注者
に代わりその旨を保証事業会社に直ちに通知するものとする。
(前払金の使用等)
第 36 条
受注者は、前払金をこの業務の材料費、労務費、外注費、機械購入費(この業
務において償却される割合に相当する額に限る。)、動力費、支払運賃及び保証料に相
当する額として必要な経費以外の支払いに充当してはならない。
(部分引渡し)
第 37 条
成果物について、発注者が設計図書において業務の完了に先だって引渡しを受
けるべきことを指定した部分(以下「指定部分」という。)がある場合において、当該
指定部分の業務が完了したときについては、第 31 条中「業務」とあるのは「指定部分
に係る業務」と、「成果物」とあるのは「指定部分に係る成果物」と、同条第4項及び
第 32 条中「請負代金額」とあるのは「部分引渡しに係る請負代金額」と読み替えて、
これらの規定を準用する。
2
前項に規定する場合のほか、成果物の一部分が完了し、かつ、可分なものであるとき
は、発注者は、当該部分について、受注者の承諾を得て引渡しを受けることができる。
この場合において、第 31 条中「業務」とあるのは「引渡部分に係る業務」と、「成果
物」とあるのは「引渡部分に係る成果物」と、同条第4項及び第 32 条中「請負代金額」
とあるのは「部分引渡しに係る請負代金額」と読み替えて、これらの規定を準用する。
3
前2項の規定により準用される第 32 条第1項の規定により受注者が請求することが
できる部分引渡しに係る請負代金額は、次の各号に掲げる式により算定する。この場合
において、第一号中「指定部分に相応する請負代金額」及び第二号中「引渡部分に相応
する請負代金額」は、発注者と受注者とが協議して定める。ただし、発注者が前2項に
おいて準用する第 31 条第2項の検査の結果の通知をした日から 14 日以内に協議が整わ
ない場合には、発注者が定め、受注者に通知する。
一
第1項に規定する部分引渡しに係る請負代金額
指定部分に相応する請負代金額×(1-前払金の額/請負代金額)
二
第2項に規定する部分引渡しに係る請負代金額
引渡部分に相応する請負代金額×(1-前払金の額/請負代金額)
(国債に係る契約の部分払の特則)
第 37 条の4
(削除)
(第三者による代理受領)
第 38 条
受注者は、発注者の承諾を得て請負代金額の全部又は一部の受領につき、第三
者を代理人とすることができる。
2
発注者は、前項の規定により受注者が第三者を代理人とした場合において、受注者の
提出する支払請求書に当該第三者が受注者の代理人である旨の明記がなされていると
きは、当該第三者に対して第 32 条(第 37 条において準用する場合を含む。)又は第 3
6 条の2の規定に基づく支払いをしなければならない。
(前払金等の不払に対する業務中止)
第 39 条
受注者は、発注者が第 34 条、第 36 条の2又は第 37 条において準用される第 3
2 条の規定に基づく支払いを遅延し、相当の期間を定めてその支払いを請求したにもか
かわらず支払いをしないときは、業務の全部又は一部を一時中止することができる。こ
の場合においては、受注者は、その理由を明示した書面により、直ちにその旨を発注者
に通知しなければならない。
2
発注者は、前項の規定により受注者が業務を一時中止した場合において、必要がある
と認められるときは履行期間若しくは請負代金額を変更し、又は受注者が増加費用を必
要とし、若しくは受注者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。
(瑕疵担保)
第 40 条
発注者は、成果物に瑕疵があるときは、受注者に対して相当の期間を定めてそ
の瑕疵の修補を請求し、又は修補に代え若しくは修補とともに損害の賠償を請求するこ
とができる。
2
前項の規定による瑕疵の修補又は損害賠償の請求は、第 31 条第3項又は第4項(第
37 条においてこれらの規定を準用する場合を含む。)の規定による引渡しを受けた日
から3年以内に行わなければならない。ただし、その瑕疵が受注者の故意又は重大な過
失により生じた場合には、当該請求を行うことのできる期間は 10 年とする。
3
発注者は、成果物の引渡しの際に瑕疵があることを知ったときは、第1項の規定にか
かわらず、その旨を直ちに受注者に通知しなければ、当該瑕疵の修補又は損害賠償の請
求をすることはできない。ただし、受注者がその瑕疵があることを知っていたときは、
この限りでない。
4
第1項の規定は、成果物の瑕疵が設計図書の記載内容、発注者の指示又は貸与品等の
性状により生じたものであるときは適用しない。ただし、受注者がその記載内容、指示
又は貸与品等が不適当であることを知りながらこれを通知しなかったときは、この限り
でない。
(履行遅滞の場合における損害金等)
第 41 条
受注者の責めに帰すべき事由により履行期間内に業務を完了することができな
い場合においては、発注者は、損害金の支払いを受注者に請求することができる。
2
前項の損害金の額は、請負代金額から第 37 条の規定による部分引渡しに係る請負代
金額を控除した額につき、遅延日数に応じ、年5パーセントの割合で計算した額とする。
3
発注者の責めに帰すべき事由により、第 32 条第2項(第 37 条において準用する場合
を含む。)の規定による請負代金額の支払いが遅れた場合においては、受注者は、未受
領金額につき、遅延日数に応じ、年 2.9 パーセントの割合で計算した額の遅延利息の支
払いを発注者に請求することができる。
(談合等不正行為があった場合の違約金等)
第 41 条の2 受注者(設計共同体にあっては、その構成員)が、次に掲げる場合のいず
れかに該当したときは、受注者は、発注者の請求に基づき、請負代金額(この契約締結
後、請負代金額の変更があった場合には、変更後の請負代金額)の 10 分の1に相当す
る額を違約金として発注者の指定する期間内に支払わなければならない。
一
この契約に関し、受注者が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和
22 年法律第 54 号。以下「独占禁止法」という。)第3条の規定に違反し、又は受注
者が構成事業者である事業者団体が独占禁止法第8条第1 号の規定に違反したこと
により、公正取引委員会が受注者に対し、独占禁止法第7条の2第1項(独占禁止法
第8条の3において準用する場合を含む。)の規定に基づく課徴金の納付命令(以下
「納付命令」という。)を行い、当該納付命令が確定したとき(確定した当該納付命
令が独占禁止法第 51 条第2項の規定により取り消された場合を含む。)。
二
納付命令又は独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に基づく排除措置命令
(これらの命令が受注者又は受注者が構成事業者である事業者団体(以下「受注者等」
という。)に対して行われたときは、受注者等に対する命令で確定したものをいい、
受注者等に対して行われていないときは、各名宛人に対する命令全てが確定した場合
における当該命令をいう。次号において「納付命令又は排除措置命令」という。)に
おいて、この契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1号の規定に違反する行為
の実行としての事業活動があったとされたとき。
三
納付命令又は排除措置命令により、受注者等に独占禁止法第3条又は第8条第1号
の規定に違反する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対象となった
取引分野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令に係る事件
について、公正取引委員会が受注者に対し納付命令を行い、これが確定したときは、
当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間を除
く。)に入札(見積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分野
に該当するものであるとき。
四
この契約に関し、受注者(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)の刑法
(明治 40 年法律第 45 号)第 96 条の3又は独占禁止法第 89 条第1項若しくは第 95
条第1項第1号に規定する刑が確定したとき。
2
受注者が前項の違約金を発注者の指定する期間内に支払わないときは、受注者は、当
該期間を経過した日から支払いをする日までの日数に応じ、年5パーセントの割合で計
算した額の遅延利息を発注者に支払わなければならない。
(発注者の解除権)
第 42 条
発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除す
ることができる。
一
正当な理由なく、業務に着手すべき期日を過ぎても業務に着手しないとき。
二
その責めに帰すべき事由により、履行期間内に業務が完了しないと明らかに認めら
れるとき。
三
管理技術者を配置しなかったとき。
四
前3号に掲げる場合のほか、この契約に違反し、その違反によりこの契約の目的を
達成することができないと認められるとき。
五
第 44 条第1項の規定によらないでこの契約の解除を申し出たとき。
六
受注者(受注者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下この
号において同じ。)が次のいずれかに該当するとき。
イ
役員等(受注者が個人である場合にはその者を、受注者が法人である場合にはそ
の役員又はその支店若しくは常時建設コンサルタント業務等の契約を締結する事
務所の代表者をいう。以下この号において同じ。)が暴力団員による不当な行為の
防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号。以下「暴力団対策法」という。)第
2条第6号に規定する暴力団員(以下この号において「暴力団員」という。)であ
ると認められるとき。
ロ
暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下この号におい
て同じ。)又は暴力団員が経営に実質的に関与していると認められるとき。
ハ
役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を
加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。
ニ
役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するな
ど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると
認められるとき。
ホ
役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認
められるとき。
ヘ
再請負契約その他の契約にあたり、その相手方がイからホまでのいずれかに該当
することを知りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。
ト
受注者が、イからホまでのいずれかに該当する者を再請負契約その他の契約の相
手方としていた場合(ヘに該当する場合を除く。)に、発注者が受注者に対して当
該契約の解除を求め、受注者がこれに従わなかったとき。
2
前項の規定によりこの契約が解除された場合においては、受注者は、請負代金額の 1
0 分の3に相当する額を違約金として発注者の指定する期間内に支払わなければなら
ない。
3
第1項第1号から第5号までの規定により、この契約が解除された場合において、第
4条の規定により契約保証金の納付又はこれに代わる担保の提供が行われているとき
は、発注者は、当該契約保証金又は担保をもって前項の違約金に充当することができる。
2
前項の規定によりこの契約が解除された場合においては、受注者は、請負代金額の 1
0 分の1に相当する額を違約金として発注者の指定する期間内に支払わなければなら
ない。
3
第1項第1号から第5号までの規定により、この契約が解除された場合において、第
4条の規定により契約保証金の納付又はこれに代わる担保の提供が行われているとき
は、発注者は、当該契約保証金又は担保をもって前項の違約金に充当することができる。
第 43 条
発注者は、業務が完了するまでの間は、前条第1項の規定によるほか、必要が
あるときは、この契約を解除することができる。
2
発注者は、前項の規定によりこの契約を解除したことにより受注者に損害を及ぼした
ときは、その損害を賠償しなければならない。
(受注者の解除権)
第 44 条
受注者は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することが
できる。
一
第 19 条の規定により設計図書を変更したため請負代金額が3分の2以上減少した
とき。
二
第 20 条の規定による業務の中止期間が履行期間の 10 分の5(履行期間の 10 分の
5が6月を超えるときは、6月)を超えたとき。ただし、中止が業務の一部のみの場
合は、その一部を除いた他の部分の業務が完了した後3月を経過しても、なおその中
止が解除されないとき。
三
発注者がこの契約に違反し、その違反によってこの契約の履行が不可能となったと
き。
2
受注者は、前項の規定によりこの契約を解除した場合において、損害があるときは、
その損害の賠償を発注者に請求することができる。
(解除の効果)
第 45 条
この契約が解除された場合には、第1条第2項に規定する発注者及び受注者の
義務は消滅する。ただし、第 37 条に規定する部分引渡しに係る部分については、この
限りでない。
2
発注者は、前項の規定にかかわらず、この契約が解除された場合において、既履行部
分の引渡しを受ける必要があると認めたときは、既履行部分を検査の上、当該検査に合
格した部分の引渡しを受けることができる。この場合において、発注者は、当該引渡し
を受けた既履行部分に相応する請負代金額(以下「既履行部分請負料」という。)を受
注者に支払わなければならない。
3
前項に規定する既履行部分請負料は、発注者と受注者とが協議して定める。ただし、
協議開始の日から 14 日以内に協議が整わない場合には、発注者が定め、受注者に通知
する。
(解除に伴う措置)
第 46 条
この契約が解除された場合において、第 34 条(第 37 条の3 において準用する
場合を含む。)の規定による前払金があったときは、受注者は、第 42 条の規定による
解除にあっては、当該前払金の額(第 37 条の規定により部分引渡しをしているときは、
その部分引渡しにおいて償却した前払金の額を控除した額)に当該前払金の支払いの日
から返還の日までの日数に応じ年 2.9 パーセントの割合で計算した額の利息を付した
額を、第 43 条又は第 44 条の規定による解除にあっては、当該前払金の額を発注者に返
還しなければならない。
2
前項の規定にかかわらず、この契約が解除され、かつ、前条第2項の規定により既履
行部分の引渡しが行われる場合において、第 34 条(第 37 条の3において準用する場合
を含む。)の規定による前払金があったときは、発注者は、当該前払金の額(第 37 条
の規定による部分引渡しがあった場合は、その部分引渡しにおいて償却した前払金の額
を控除した額)を前条第3項の規定により定められた既履行部分請負料から控除するも
のとする。この場合において、受領済みの前払金になお余剰があるときは、受注者は、
第 42 条の規定による解除にあっては、当該余剰額に前払金の支払いの日から返還の日
までの日数に応じ年 2.9 パーセントの割合で計算した額の利息を付した額を、第 43 条
又は第 44 条の規定による解除にあっては、当該余剰額を発注者に返還しなければなら
ない。
3
受注者は、この契約が解除された場合において、貸与品等があるときは、当該貸与品
等を発注者に返還しなければならない。この場合において、当該貸与品等が受注者の故
意又は過失により滅失又はき損したときは、代品を納め、若しくは原状に復して返還し、
又は返還に代えてその損害を賠償しなければならない。
4
受注者は、この契約が解除された場合において、作業現場に受注者が所有又は管理す
る業務の出来形部分(第 37 条に規定する部分引渡しに係る部分及び前条第2項に規定
する検査に合格した既履行部分を除く。)、調査機械器具、仮設物その他の物件(第7
条第3項の規定により、受注者から業務の一部を請け負い、又は委任された者が所有又
は管理するこれらの物件を含む。以下この条において同じ。)があるときは、受注者は、
当該物件を撤去するとともに、作業現場を修復し、取り片付けて、発注者に明け渡さな
ければならない。
5
前項に規定する撤去並びに修復及び取片付けに要する費用(以下この項及び次項にお
いて「撤去費用等」という。)は、次の各号に掲げる撤去費用等につき、それぞれ各号
に定めるところにより発注者又は受注者が負担する。
一
業務の出来形部分に関する撤去費用等契約の解除が第 42 条によるときは受注者が
負担し、第 43 条又は第 44 条によるときは発注者が負担する。
二
6
調査機械器具、仮設物その他物件に関する撤去費用等受注者が負担する。
第4項の場合において、受注者が正当な理由なく、相当の期間内に当該物件を撤去せ
ず、又は作業現場の修復若しくは取片付けを行わないときは、発注者は、受注者に代わ
って当該物件の処分又は作業現場の修復若しくは取片付けを行うことができる。この場
合においては、受注者は、発注者の処分又は修復若しくは取片付けについて異議を申し
出ることができず、また、発注者が支出した撤去費用等(前項第一号の規定により、発
注者が負担する業務の出来形部分に係るものを除く。)を負担しなければならない。
7
第3項前段に規定する受注者のとるべき措置の期限、方法等については、この契約の
解除が第 42 条によるときは発注者が定め、第 43 条又は第 44 条の規定によるときは受
注者が発注者の意見を聴いて定めるものとし、第3項後段及び第4項に規定する受注者
のとるべき措置の期限、方法等については、発注者が受注者の意見を聴いて定めるもの
とする。
(保険)
第 47 条
受注者は、設計図書に基づき火災保険その他の保険を付したとき又は任意に保
険を付しているときは、当該保険に係る証券又はこれに代わるものを直ちに発注者に提
示しなければならない。
(賠償金等の徴収)
第 48 条
受注者がこの契約に基づく賠償金、損害金又は違約金を発注者の指定する期間
内に支払わないときは、発注者は、その支払わない額に発注者の指定する期間を経過し
た日から請負代金額支払いの日まで年5パーセントの割合で計算した利息を付した額
と、発注者の支払うべき業務請負料とを相殺し、なお不足があるときは追徴する。
2
前項の追徴をする場合には、発注者は、受注者から遅延日数につき年5パーセントの
割合で計算した額の延滞金を徴収する。
(紛争の解決)
第 49 条
この契約書の各条項において発注者と受注者とが協議して定めるものにつき協
議が整わなかったときに発注者が定めたものに受注者が不服がある場合その他この契
約に関して発注者と受注者との間に紛争を生じた場合には、発注者及び受注者は、協議
の上調停人1名を選任し、当該調停人のあっせん又は調停によりその解決を図る。この
場合において、紛争の処理に要する費用については、発注者と受注者とが協議して特別
の定めをしたものを除き、発注者と受注者とがそれぞれ負担する。
2
前項の規定にかかわらず、管理技術者又は照査技術者の業務の実施に関する紛争、受
注者の使用人又は受注者から業務を請け負い、又は委任された者の業務の実施に関する
紛争及び調査職員の職務の執行に関する紛争については、第 14 条第2項の規定により
受注者が決定を行った後若しくは同条第4項の規定により発注者が決定を行った後又
は発注者若しくは受注者が決定を行わずに同条第2項若しくは第4項の期間が経過し
た後でなければ、発注者及び受注者は、第1項のあっせん又は調停の手続を請求するこ
とができない。
3
第1項の規定にかかわらず、発注者又は受注者は、必要があると認めるときは、同項
に規定する手続前又は手続中であっても同項の発注者と受注者との間の紛争について
民事訴訟法(明治 23 年法律第 29 号)に基づく訴えの提起又は民事調停法(昭和 26 年
法律第 222 号)に基づく調停の申立てを行うことができる。
4
発注者又は受注者は、申し出により、この契約書の各条項の規定により行う発注者と
受注者との間の協議に第1項の調停人を立ち会わせ、当該協議が円滑に整うよう必要な
助言又は意見を求めることができる。この場合における必要な費用の負担については、
同項後段の規定を準用する。
(契約外の事項)
第 50 条
この契約書に定めのない事項については、必要に応じて発注者と受注者とが協
議して定める。
(別添3:様式1)
参加表明書
平成
年
月
日
分任支出負担行為担当官
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所長 西山 理行 殿
住
所
電話番号
FAX
会社名
代表者
役職名 氏名
印
平成28年3月8日付けで手続開始の公示のありました平成 28 年度 釧路湿原自然再生
普及推進検討業務に係る指名競争に参加を希望します。
なお、予算決算及び会計例(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 号の規定に該当する者でな
いこと並びに参加表明書の内容については事実と相違ないことを誓約します。
注1)参加表明書として様式1から様式5までを提出してください。
注2)発注者の承諾を得て、紙入札方式による参加希望者は、返信用封筒として、表に提
出者の住所・氏名を記載し、簡易書留料金分を加えた所定の料金分の切手を貼った長 3
号封筒を参加表明書と併せて提出して下さい。
(別添3:様式2)
・予定管理技術者の経歴等
①氏名
②生年月日
③所属・役職
④同種又は類似業務経歴(1 件)
TECRIS に登録されていない実績を記した場合は、その業務を担当した事を証する業務計
画書又は業務報告書等の該当部分の写しを添付すること。
業務分類
業務名
発注機関
履行期間
⑤手持ち業務の状況(平成28年3月8日現在)
、管理技術者、又は担当技術者となってい
る契約金額 500 万円以上
業務名
職務上の立場
発注機関
履行期間
契約金額
(契約金額合計
万円)
注1)業務分類には、入札説明書の4.2)(2)「配置予定管理技術者に対する要件」にお
いて定義した「同種業務」、「類似業務」のいずれかを記載する。
(別添3:様式3)
・予定管理技術者の同種又は類似経歴
業務分類
同種(あるいは類似)業務
業務名
TECRIS 登録番号
契約金額
履行期間
発注機関名
住所
TEL
業務の概要
○○技術者として従事
業務の技術的特徴
当該技術者の業務担当の
内容
注1)業務分類には入札説明書の4.2)
(2)「配置予定管理技術者に対する要件」におい
て定義した「同種業務」、「類似業務」のいずれかを記載する。
注2)業務の概要及び業務の技術的特徴については、具体的に記述すること。
注3)○○には、「管理」または「担当」技術者の各名称を記述する。
注4)TECRIS に登録されていない実績を記した場合は、その業務を担当した事を証する
業務計画書又は業務報告書等の該当部分の写しを添付すること。
(別添3:様式4)
・業務実施体制
分担業務の内容
備
考
割
合
注1)1 社単独により、業務を実施する場合には記載する必要はない。ただし、他の建設コ
ンサルタント等に当該業務の一部を再委託する場合又は学識経験者等の技術協力を
受けて業務を実施する場合は、備考欄に再委託の具体的内容を記載するとともに、
再委託先又は協力先、その理由(企業の技術的特徴等)を記載し、割合欄に業務全
体に占める再委託割合を記載すること。また、業務の主たる部分を再委託してはな
らない。
・業務実施体制
予定技術者名
所属・役職
担当する分担業務の内容
管理技術者
担当技術者
1)
2)
3)
注1)氏名にはふりがなをふること。
注2)所属・役職については、技術提案書の提出者以外の企業等に所属する場合は、企業
名等も記載すること。
(別添3:様式5)
・企業の過去 5 年間の同種又は類似業務実績等
会社名)
業務分類
業務名
TECRIS 登録番号
契約金額
履行期間
発注機関名
住所
TEL
業務の概要
技術的特徴
注1)業務分類には入札説明書の4.2)
(1)「参加表明書の提出者に対する要件」におい
て定義した「同種業務」、「類似業務」のいずれかを記載する。
注2)様式2に記載した予定管理技術者の同種又は類似業務を重複して記載できる。
注3)TECRIS に登録されていない実績を記載した場合は、当該業務の契約書等の写しを
添付すること。
(別添4:様式1)
技術提案書
業務の名称
平成 28 年度 釧路湿原自然再生普及推進検討業務
履行期限
平成 29 年 3 月 31 日
標記業務について、技術提案書を提出します。
平成
年
月
日
分任支出負担行為担当官
北海道地方環境事務所
釧路自然環境事務所長 西山 理行 殿
提出者)住
所
電話番号
会 社 名
代 表 者
作成者)担当部署
氏
名
F A X
注)紙入札方式による場合は代表者印を押印して下さい。
役職名
氏名
印
(別添4:様式2)
・予定担当技術者の経歴等
①氏名
②生年月日
③所属・役職
④同種又は類似業務経歴(1 件)
TECRIS に登録されていない実績を記した場合は、その業務を担当した事を証する業務計
画書又は業務報告書等の該当部分の写しを添付すること。
業務分類
業務名
発注機関
履行期間
⑤手持ち業務の状況(平成28年3月8日現在)、管理技術者、又は担当技術者となってい
る契約金額 500 万円以上
業務名
職務上の立場
発注機関
履行期間
契約金額
(契約金額合計
万円)
注1)業務分類には、入札説明書の4.2)
(2)「配置予定管理技術者に対する要件」にお
いて定義した「同種業務」、「類似業務」のいずれかを記載する。
(別添4:様式3)
・予定担当技術者の同種又は類似経歴
業務分類
同種(あるいは類似)業務
業務名
TECRIS 登録番号
契約金額
履行期間
発注機関名
住所
TEL
業務の概要
○○技術者として従事
業務の技術的特徴
当該技術者の業務担当の
内容
注1)業務分類には入札説明書の4.2)
(2)「配置予定管理技術者に対する要件」におい
て定義した「同種業務」、「類似業務」のいずれかを記載する。
注2)業務の概要及び業務の技術的特徴については、具体的に記述すること。
注3)○○には、「管理」または「担当」技術者の各名称を記述する。
注4)TECRIS に登録されていない実績を記した場合は、その業務を担当した事を証する
業務計画書又は業務報告書等の該当部分の写しを添付すること。
(別添4:様式4)
・業務の実施方針
・業務フロー
・工程計画
検討項目
業務工程
月
月
月
備考
月
月
月
注1)業務の実施方針、業務フローチャート、工程計画についてA4版 2 枚以内に簡潔に
記載する。
標準競争契約入札心得例(電子・紙共用)
(別添5)
入 札 心 得
(目 的)
第1条 釧路自然環境事務所の契約に係る一般競争及び指名競争(以下「競争」という。)を行う場合におけ
る入札その他の取扱いについては、会計法(昭和 22 年法律第 35 号)、予算決算及び会計令(昭和 22
年勅令第 165 号。以下「令」という。)その他の法令に定めるもののほか、この心得の定めるところ
によるものとする。
(一般競争参加の申出)
第2条 一般競争に参加しようとする者は、令第 74 条の公告において指定した期日までに、令第 70 条の規定
に該当する者でないことを確認することができる書類及び当該公告において指定した書類を添え、分
任支出負担行為担当官にその旨を申し出なければならない。
(入札保証金等)
第3条 競争入札に参加しようとする者(以下「入札参加者」という。)は、入札執行前に、見積金額の 100
分の5以上の入札保証金又は入札保証金に代わる担保を歳入歳出外現金出納官吏又は取扱官庁に納付
し、又は提供しなければならない。ただし、入札保証金の全部又は一部の納付を免除された場合は、
この限りでない。
2 入札参加者は、前項ただし書の場合において、入札保証金の納付を免除された理由が入札保証保険契
約を結んだことによるものであるときは、当該入札保証保険契約に係る保険証券を分任支出負担行為
担当官に提出しなければならない。
3 入札保証金に代わる担保は、落札者に対しては契約締結後に、落札者以外の者に対しては入札執行後
にその受領証書と引換えにこれを還付する。
(入札等)
第4条 入札参加者は、仕様書、図面、契約書案及び現場等を熟覧のうえ、入札しなければならない。この場
合において仕様書、図面、契約書案等について疑義があるときは、関係職員の説明を求めることがで
きる。
2 入札書を提出する場合は、別紙において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約の上提出すること。
なお、書面により入札する場合は、誓約事項に誓約する旨を入札書に明記すること。
3 入札書は、様式1により作成し、封かんのうえ、入札者の氏名を表記し、公告、公示又は通知書に示
した時刻までに、入札函に投入しなければならない。
4 入札参加者は、代理人をして入札させるときは、その委任状(様式3)を持参させなければならない。
5 入札参加者又は入札参加者の代理人は、当該入札に対する他の入札参加者の代理をすることはできな
い。
6 入札参加者は、令第 71 条第1項の規定に該当する者を入札代理人とすることはできない。
(入札の辞退)
第4条の2 指名を受けた者は、入札執行の完了に至るまでは、いつでも入札を辞退することができる。
2 指名を受けた者は、入札を辞退するときは、その旨を、次の各号に掲げるところにより申し出るもの
とする。
① 入札執行前にあっては、入札辞退届(様式4)を分任支出負担行為担当官に直接持参し、又は郵
送(入札日の前日までに到達するものに限る。)して行う。
1
② 入札執行中にあっては、入札辞退届又はその旨を明記した入札書を、入札を執行する者に直接提
出して行う。
3 入札を辞退した者は、これを理由として以後の指名等について不利益な取扱いを受けるものではない。
(公正な入札の確保)
第4条の3 入札参加者は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)等に
抵触する行為を行ってはならない。
2 入札参加者は、入札に当たっては、競争を制限する目的で他の入札参加者と入札価格又は入札意思に
ついていかなる相談も行わず、独自に入札価格を定めなければならない。
3 入札参加者は、落札者決定前に、他の入札参加者に対して入札価格を意図的に開示してはならない。
(入札の取りやめ等)
第5条 入札参加者が連合し、又は不穏の行動をなす等の場合において、入札を公正に執行することができな
いと認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、又は入札の執行を延期し、若しくは取
りやめることがある。
(無効の入札)
第6条 次の各号の一に該当する入札は、無効とする。
① 競争に参加する資格を有しない者のした入札
② 委任状を持参しない代理人のした入札
③ 所定の入札保証金又は保証金に代わる担保を納付し又は提供しない者のした入札
④ 記名押印を欠く入札
⑤ 金額を訂正した入札
⑥ 誤字、脱字等により意思表示が不明瞭である入札
⑦ 明らかに連合によると認められる入札
⑧ 同一事項の入札について他人の代理人を兼ね、又は2人以上の代理をした者の入札
⑨ 別紙において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約しない者による入札
⑩ その他入札に関する条件に違反した入札
(入札書等の取り扱い)
第6条の2 提出された入札書は開札前も含め返却しないこととする。入札参加者が連合し若しくは不穏の行
動をなす等の情報があった場合又はそれを疑うに足りる事実を得た場合には、入札書及び工事費内
訳書を必要に応じ公正取引委員会に提出することがある。
(落札者の決定)
第7条 入札を行った者のうち、契約の目的に応じ、予定価格の制限の範囲内で最高又は最低の価格をもって
入札した者を落札者とする。ただし、国の支払の原因となる契約のうち予定価格が 1000 万円を超える
工事又は製造の請負契約について、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契
約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき(工事の請負契約に限る。)、
又はその者と契約を締結することが公平な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当
であると認められるときは、予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札した他の者のうち最低の価
格をもって入札した者を落札者とする。
2 予決令第 85 条の基準に該当する入札を行った者は、分任支出負担行為担当官の行う調査に協力しな
ければならない。
(再度入札)
第8条 開札をした場合において、各人の入札のうち予定価格の制限に達した価格の入札がないときは、直ち
2
に再度の入札を行う。
入札執行回数は再度の入札を含め、原則として2回を限度とする。
(同価格の入札者が2人以上ある場合の落札者の決定)
第9条 落札となるべき同価格の入札をした者が2人以上あるときは、紙入札の場合は直ちに、当該入札をし
た者にくじを引かせて落札者を定める。
2 前項の場合において、当該入札をした者のうちくじを引かない者があるときは、これに代わって入札
事務に関係のない職員にくじを引かせる。
(契約書等の提出)
第 10 条 契約書を作成する場合においては、落札者は、分任支出負担行為担当官から交付された契約書の案
に記名捺印し、落札決定の日から7日以内に、これを分任支出負担行為担当官に提出しなければなら
ない。ただし、分任支出負担行為担当官の承諾を得て、この期間を延長することができる。
2 落札者が前項に規定する期間内に契約書の案を提出しないときは、落札は、その効力を失う。
3 契約書の作成を要しない場合においては、落札者は、落札決定後すみやかに請書その他これに準ず
る書面を分任支出負担行為担当官に提出しなければならない。ただし、分任支出負担行為担当官がそ
の必要がないと認めて指示したときは、この限りでない。
(契約保証金等)
第 11 条 落札者は、契約書の案の提出と同時にこの契約の履行を保証する公共工事履行保証証券(かし担保
特約を付したものに限る。)を提出するものとする。提出に当たっては、次に掲げる事項等に留意す
ること。
① 保証金額は、請負代金額の 100 分の 30 以上であること。
② 債権者は分任支出負担行為担当官とし、債務者は落札者であること。
③ 保証人の記名押印があること。
④ 公共工事用保証契約基本約款及び特約条項その他証券に記載したところにより保証債務を負担する
旨の記載があること。
⑤ 主契約の内容として工事名は契約書に記載の工事名と同一とする。
⑥ 保証期間は工期を含むものとする。
(異議の申立)
第 12 条 入札をした者は、入札後、この心得、仕様書、図面、契約書案及び現場等についての不明を理由と
して異議を申し立てることはできない。
(入札書)
第 13 条 落札者の決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の5%に相当する額を加算した金
額をもって落札価格とするので、入札者は消費税等分に係る課税業者であるか、非課税業者であるか
を問わず、見積った契約希望金額の 105 分の 100 に相当する金額を入札書に記載すること。
3
別紙
暴力団排除に関する誓約事項
当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記事項について、入札書(見積書)の提
出をもって誓約いたします。
この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被ることとなっても、異議
は一切申し立てません。
また、官側の求めに応じ、当方の役員名簿(有価証券報告書に記載のもの(生年月日を含む。)。ただ
し、有価証券報告書を作成していない場合は、役職名、氏名及び生年月日の一覧表)及び登記簿謄本の写
しを提出すること並びにこれらの提出書類から確認できる範囲での個人情報を警察に提供することについ
て同意します。
記
1.次のいずれにも該当しません。また、将来においても該当することはありません。
(1)契約の相手方として不適当な者
ア 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人である場合は
役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、団体である場合
は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、暴力団(暴力団員によ
る不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2号に規定する暴力団を
いう。以下同じ)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)で
あるとき
イ 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的を
もって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき
ウ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的ある
いは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき
エ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき
(2)契約の相手方として不適当な行為をする者
ア 暴力的な要求行為を行う者
イ 法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者
ウ 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者
エ 偽計又は威力を用いて会計課長等の業務を妨害する行為を行う者
オ その他前各号に準ずる行為を行う者
2.暴力団関係業者を再委託又は当該業務に関して締結する全ての契約の相手方としません。
3.再受任者等(再受任者、共同事業実施協力者及び自己、再受任者又は共同事業実施協力者が当該契約
に関して締結する全ての契約の相手方をいう。)が暴力団関係業者であることが判明したときは、当
該契約を解除するため必要な措置を講じます。
4.暴力団員等による不当介入を受けた場合、又は再受任者等が暴力団員等による不当介入を受けたこと
を知った場合は、警察への通報及び捜査上必要な協力を行うとともに、発注元の契約担当官等へ
報告を行います。
4