『建築物等に関する事項の解説』 補助83号線周辺北地区地区計画書の抜粋 ( 建築物等に関する事項 ) 建築物等に 関する事項 地区の区分 環7沿道地区 83号線沿道地区 近隣商業地区 住居地区 次に掲げるものは建築してはならない。 1 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 ( 昭和 23年法律第122号 ) 第2条第1項第5号から第8号まで - に該当する営業の用に供する建築物 ①建築物等の用途の 制限 - - 80 ㎡ ②建築物の敷地面積 の最低限度 ③壁面の位置の制限 2 建築基準法 ( 昭 和25年法律第2 01号、以下「法」 という。) 別表第 2( に ) 項第3号に 規定するボーリン グ場等の運動施設 3 法別表第2( に ) 項第4号に規定す - るホテル又は旅館 65 ㎡ ただし、次のいずれかに該当する上記の敷地面積未満の土地については、その全 部を一つの敷地として使用する場合、この限りではない。 1 本地区計画の決定告示日において、現に建築物の敷地として使用されている土 地又は現に存する所有者その他の権利に基づいて建築物の敷地として使用するこ ととなる土地 2 本地区計画の決定告示日以後に公共施設の整備により分割された土地 3 本地区計画の決定告示日以後に公共施設の整備により代替地として譲渡された 土地 4 法第53条の2第1項第2号に規定する公衆便所、巡査派出所その他これらに 類する公益上必要な建築物の敷地となる土地 - 1 建築物の外壁又 はこれに代わる柱 の面から隣地境界 線までの距離は、 0. 4m 以上(た だし、床面積に算 入されない出窓の 外壁等は除く。)と しなければならな い。 ④建築物等の形態又 は色彩その他の意 匠の制限 建 築 物 の 外 壁 等 1 建築物の屋根又は外壁の基調となる色彩は、低・中彩度の 範囲内を原則とし、周辺環境と調和した落ち着きのある色彩 の 色 彩 は、 白、 グ とするとともに、形態、意匠は周辺の街並みと調和したもの レ ー、 茶 等 を 基 調 とする。 とする落ち着きの 2 屋外広告物等の色彩、形態、意匠は、周辺の街並みに配慮 ある色調とする。 したものとし、回転灯は使用してはならない。また、腐朽し、 破損し、又は燃焼しやすい材料は使用してはならない。 ⑤垣又は柵の構造の 制限 道路に面して垣又は柵を設ける場合には、震災時の倒壊危険防止を図るとともに、 緑化による安全で快適な歩行者空間を生み出すため、生け垣又は透視可能なフェン ス、鉄柵等とする。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合はこの限りではない。 1 フェンス等の基礎で地盤面から高さ 0.5 m以下のもの 2 法令等の制限上やむを得ないもの ⑥土地の利用に関す る制限 緑豊かな街並みを形成するため、既存樹木の維持・保全を図るとともに、敷地内緑化、 屋上緑化、壁面緑化などにより、緑化を推進する。特に大規模敷地や公共空間におい ては積極的に取り組む。 ① 建築物等の用途の制限 ○ 風俗営業の用途の建築物の制限※(環 7 沿道地区、83 号線沿道地区、近隣商業地区) ※住居地区では「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」により 制限されています。 ○ ホテル・旅館の用途の建築物の制限(83 号線沿道地区) ○ ボウリング場等の運動施設の制限(住居地区) ② 建築物の敷地面積の最低限度 ○ 建築物の建築ができる敷地の最低限度を定める※ 敷地の分割 (環 7 沿道地区:80 ㎡) (83 号線沿道地区、近隣商業地区、住居地区:65 ㎡) ※地区計画が決定する以前から最低限度未満の建築敷地や公共施設 整備等により最低限度未満となった建築敷地などは、そのままの 規模・形状で使用することにより建替えが可能です。 150 ㎡ 100 ㎡ 50 ㎡ 基準未満の 土地では、 基準以上の 土地であれ ば、建築が 建築が許可 されません 可能 ③ 壁面の位置の制限(住居地区のみ) ○ 隣地境界線から建築物の外壁又は柱の面までの距離は 40 センチメートル 以上とする。 隣家との境界線から建築物の外壁や柱の面を 40 センチメートル以上 離して建築する。(庇(ひさし)や出窓は除く。) ④ 建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限 ○ 建築物の外壁等の色彩は白、グレー、茶等を基調とする落ち着きのある色調とする。 (環 7 沿道地区) ○ 建築物の外壁等は低・中彩度の落ち着きある色彩とし、形態、デザインを周辺の街並みと調和した ものとする。 (83 号線沿道地区、近隣商業地区、住居地区) ○ 屋外広告物等の色彩、形態、デザインは、周辺の街並みに配慮したものとし、回転灯は使用しては ならない。また、破損しやすく燃えやすい材料を用いてはならない。 (83 号線沿道地区、近隣商業地区、住居地区) ⑤ 垣又は柵の構造の制限 ○ ○ 道路に面して垣、柵を設ける場合は、生け垣や透視可能な フェンスとする。 道路に面してブロックを積む場合は、高さ 50 センチメートル までとする。 高さ50cm 以上の部分は、 生け垣やフェンスなどに 50cm ブロック塀等は、高さ50cm 未満に 地区計画 ( 補助83号線周辺北地区 ) の都市計画決定 地区計画の届け出制度 補助83号線周辺北地区地区計画区域内(中十条二丁目 14 番の一部及び中十条三丁目 1 〜 6、12 〜 20、26 〜 29、33 〜 36 番)では、次の行為を行う場合、その内容を工 事着手の30日前までに区長へ届け出なくてはなりません。 ① 建築物等の新築・増築・改築又は移転 ② 土地の区画形質の変更 ③ 建築物等の用途の変更 “にぎわいとやすらぎを奏でるまち十条” をめざして このたび、地区の特性に応じた防災性と居住環境の向上を目指して、 「補助83号線周辺北 地区地区計画」を都市計画決定しました。地区計画区域内で建築行為や土地の区画形質の変更 を行う場合、工事着手の30日前までに区長へ届出が必要です。 補助83号線周辺北地区地区計画図 事 前 相 談 地区計画に基づき、届け出が必要となる行為 届出と建築確認の両方が必要 (建替等の場合) 届出のみ必要 (外壁等の塗装等) 届 出 〈都市計画法第58条の2〉 (工事着手の30日前) 届出の審査 適合 設計変更 届 出 〈都市計画法第58条の2〉 (工事着手の30日前) 勧 告 (地区計画に適合 してないもの) 届出の審査 適合 勧告しない旨の通知 建築確認申請 〈建築基準法第6条〉 申請書の審査 { ・建築基準法 ・地区計画の建築制限条例 ・その他の法令に適合 補助83号線沿道における用途地域等の変更について 確認済証交付 第一種住居地域⇒近隣商業地域 建ぺい率60%⇒80% 容積率200%⇒300% 準防火地域 ( 新防火区域 ) ⇒防火地域 第二種高度地区⇒第三種高度地区+最低限高度7m 日影規制4h 以上・2. 5h 以上⇒5h 以上・3h 以上 工 事 着 手 地区計画の内容に関してご不明な点があれば、下記までお問い合わせください。 発行:平成28年3月 問い合わせ先 北区役所 十条・王子まちづくり推進担当部 十条まちづくり担当課 北区王子本町1-15-22 電話:03−3908-9162( 直通 ) 第一種住居地域⇒近隣商業地域 建ぺい率60%⇒80% 容積率300%⇒300% ( 変更なし ) 準防火地域 ( 新防火区域 ) ⇒防火地域 第三種高度地区⇒第三種高度地区+最低限高度7m 日影規制5h 以上・3h 以上⇒5h 以上・3h 以上 ( 変更なし ) 近隣商業地域⇒近隣商業地域 ( 変更なし ) 建ぺい率80%⇒80% ( 変更なし ) 容積率300%⇒300% ( 変更なし ) 準防火地域 ( 新防火区域 ) ⇒防火地域 第三種高度地区⇒第三種高度地区+最低限高度7m 日影規制4h 以上・2. 5h 以上⇒5h 以上・3h 以上 補助83号線沿 道での一体的な土 地利用と避難路と しての機能確保を 図るため、地区計画 の決定に合わせて、 補助83号線沿道 3 0m 内 の 区 域 に おいて、用途地域等 を変更しました。
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