損益差額の落ち込み 設備投資などに影響 たが、経営状態は悪化して 年振りのプ の損益差額率は、平成 年 ・1%、平成 ・ 8 %、 平 成 年︵度︶は いることに変わりはないこ ︵ 度 ︶ は と を 強 調。 ﹁ ・3%で推 移。医業収益金額の伸び率 年︵度︶は 報酬改定を受けて、医業収 は0・5%であった。 ラス改定となった前回診療 益にある程度の伸びが見ら 次ぐ診療報酬のマイナス改 調査のあり方に言及。診療 の120万2千円から されていることを主張。厚 データからその有用性が示 け ら れ る こ と や、 様 々 な 重要な役割の一つに位置付 在宅歯科医療は歯科が担う て在宅歯科医療を推進する な工夫とともに、全体とし して、誤解が生じないよう 来している部分もある﹂と に運用され、現場で支障を 労省の資料は﹁制度や規則、 姿勢を全面に出し、かかり つけ歯科医として血の通っ た歯科訪問診療ができる方 定により、経営状態が大き 向性を堅持するよう要望し 費や医業費用の増加につな 通知の簡素化と、かかりつ がっている﹂と分析。さら 側は﹁6月単月データと年 れたものの、これまでの相 実 調 へ の 見 解 で は そ の 評価上の問題を網羅してい 他、診療側、支払側ともに、 る﹂と評価した上で、特に 損益差額が、平成 年6月 く悪化したところから少し た。想定外の事例に対して に、 ﹁すでに経営努力や経 け歯科医機能の堅持の2点 ・ 間決算データの乖離を確認 万5千円と初め 人、法人とも黒字が続いて が し か ね な い 喫 緊 の 課 題 ﹂ 歯科診療所に関しては、﹁個 プリング誤差等が排除され ることができるため、サン や事業年度を定点で把握す も求めた。 その他では、外来診療を 本に及ぶこ 休み、より労力を要する在 きめ細かすぎる通知が存在 んでいることへの評価を要 宅歯科医療に地道に取り組 につながっている﹂として、 望。特に居宅や一人の患者 しており、現場での煩雑さ と を 指 摘。﹁ 歯 科 は 概 し て 意事項通知が 導、監督機能を果たすこと は、個別に厚労省として指 ばかりの改善を見せたに過 2%減の 信頼性が否定されたと言え として、従来にも増して経 おり、損益差額率も僅かな への歯科訪問診療をしっか に微増しているものの、平 営状態が悪化していること 今後の議論の中で整理でき 資等に係る資金の問題にも 年︵度︶の1335万 りと評価するよう求めた。 成 るものは整理して、より分 影響を与え、安心・安全を また、医療連携、介護連 携で取り組みが進んでいな やすくするよう要望。厚労 い現状に言及。不必要に煩 に分かりやすい連携の仕組 た。 る在宅療養支援歯科診療所 大規模な歯科訪問診療形態 く、効率性に重点を置いた かりつけ歯科医機能が乏し 想定しなかったような、か た。 上での評価の検討を求め た役割と機能を明確化した 摘。歯科の特殊性を踏まえ 能が明確ではないことを指 と指摘。通知にある﹁歯科 搬入もあり、ほとんど一人 歯科医療では、重い機材の 状 態 等 に 行 う ﹂ を 例 示 し、 では対応できない﹂として、 訪問診療は常時寝たきりの レーキを掛けるような繰り 在宅歯科医療を行う際の 返 し が 少 な か ら ず あ っ た ﹂ 同 行 者 に つ い て は、﹁ 在 宅 が 現 れ、 そ れ に 対 し て ブ テ ィ ブ を 付 与 し て い た が、 については、その果たす機 の推進に向けてインセン ﹁これまでも在宅歯科医療 な い が ﹂ と 断 わ っ た 上 で、 平成 年6月末現在、3 996施設と伸び悩んでい けの問題ではないかもしれ 省 は、﹁ 簡 素 化 に つ い て は た 有 益 な デ ー タ と 言 え る ﹂ かりやすく、より取り組み は増加し、平成 雑な要件や手続きの有無を として、今後、年度データ を基本に調査すべきである しと、対象者の要件▽一度 は、6月単月調査と直近2 らは経費などの﹁その他の 点数表の簡素化の観点から がら改善している。医業収 5千円と比較すると は減少した﹂との評価を下 ことを主張した。 に複数の患者に対して行う 事業年︵度︶の決算データ 厚労省は歯科訪問診療に係 方向性としては、▽歯科訪 治療の必要性など。今後の は、 超 高 齢 社 会 に お い て、 地域によっては過度に厳格 するよう要望した。 厚労省の説明を受けて日 ﹁ 基 本 的 に は﹃ 通 院 困 難 な 帯同する歯科衛生士等の役 要介護者の口腔状態と歯科 歯 常 務 理 事 の 堀 憲 郎 委 員 もの﹄を対象にしているが、 割と評価もしっかりと検討 者 一 人 当 た り の 所 要 時 間、 に考えるかが示された。 検証し、患者及び医療機関 益金額は個人が伸び、法人 7%減少していることを示 した。個人立の歯科診療所 厚労省が資料として示し たのは、歯科訪問診療料と 歯科医療における医療機 歳の高齢者の外来受診 交えて、今後の方向性を説 点検したい﹂旨回答した。 を強調し、速やかな対応を 前提とした歯科医療供給体 診療側はこれらの他、数 字上は若干の改善が見られ その器具の携行に関する歯 関・介護の連携に関する評 と市町村立などの ﹁その他﹂ ﹁ 明した。 みを構築するよう要望し 求めた。 制の根幹を揺るがしかねな した。 増を示し、中でも減価償却 を集計し、歯科診療所にお 医 業 費 用 ﹂ の 増 加 も 顕 著 中 医 協 総 会 が 月 日 科診療報酬の主な変遷を始 いては﹁個人﹂ ﹁医療法人﹂ で あ る こ と を 示 し な が ら、 ︵金︶ 、 厚労省内で開催され、 め、在宅歯科医療に係る歯 価▽在宅療養支援歯科診療 で集計されているが、日歯 何らかの全身疾患を有した 療機器等への投資が必要に かかりつけ歯科医機能の 堅 持 に 向 け て は、﹁ 歯 科 だ ・ い喫緊の課題﹂として、速 また、平成 年6月の医 やかな対応を求める見解を 業費用は253万5千円 の総会で報告された実調の ・4% 万9千円となってい ることを指摘。さらに、平 増の 結果に対する見解を示した。 費が2万8千円、 日歯常務理事の堀憲郎委 員は、日歯の見解を文書資 科診療報酬上の取り扱いや 所の評価▽歯科訪問診療を 問診療料の評価体系の見直 歯科医師と医療職・介護職 行う際の歯科衛生士の補助 年6月以降、医業費用 の連携状況、歯科訪問診療 成 は 希 で は な く な っ て い る。 る留意事項通知につき、点 に係る訪問先別の実施して 年6月か 検も含めて簡素化できると 患者が日常的に外来を訪れ 年時点で歯科診 %を占め、歯科医 く意向を示した。 療所の る。そのため、医療安全向 なっていることが減価償却 新の歯科医療技術提供の医 療の中心的役割を担ってき は﹁平成 11 た﹂として個人立の歯科診 療所に焦点を当てて分析し 日歯は、個人立歯科診療 た。 歯科訪問診療の評価▽在宅 ころは、簡素化等をしてい 料 及 び 口 頭 で 説 明。 実 調 16 に関する評価︱をどのよう 中医協総会 歯科訪問診療に係る通知 〝できる限り簡素化〟 総会では、診療側、支払 と、平成 年6月の241 側 双 方 が、 月 2 日︵ 水 ︶ 万5千円から 万円、5% 示した。 23 12 21 通知の簡素化について は、歯科訪問診療に係る留 を要望した。 費削減努力が明らかに限界 することができ、これまで る﹂と指摘。支払側︵健保 の6月単月・非定点調査の ぎない﹂と主張した。 理事の白川修二委員は、年 ・1%も減少してい の問題にも影響を与え、安 連︶も﹁年度データは、季 らは ることを指摘。年度調査で 度データに基づき、健保連 日歯は、経営努力や経費削 心・安全を前提とした歯科 も、平成 年︵度︶の10 減努力が限界に達している と し て の 分 析 結 果 を 報 告。 節的な影響を受けないこと 99万3千円から平成 医療供給体制の根幹を揺る 中で損益差額が減少したこ 年 来の設備投資等に係る資金 に達している中で、損益差 れ、第 21 と に 対 し、 ﹁ 将 来 の 設 備 投 ︵度︶は 1113万 1千円 21 21 21 20 て100万円を下回り、平 年6月の 31 成元年6月の175万円か 所における平成 27 27 回医療経済実態調 中医協 総 会 22 10 中医協総会が 月 日 ︵ 金 ︶、 厚 労 省 内 で 開 催 さ 23 一方、支払側で健康保険 額の大きな落ち込みは、将 組合連合会︵健保連︶専務 18 査︵実調︶の結果を受けて 99 17 22 16 20 19 19 90 22 43 11 いる歯科診療所の割合や患 11 11 上に向けた新たな設備や最 総会では、在宅歯科医療 について、厚労省が資料を 22 36 実調への 日歯見解 18 84 (昭和35年10月24日第三種郵便物認可) 日 歯 広 報 [3]2011年(平成23年)11月25日 第1547号(毎月3回5の日発行)
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