平成26年度 日韓文化交流基金 事業実績 一般会計 1. 自主事業 (1)第30回日韓文化交流基金韓国訪問団 (日程) 平成26年 ソウル到着 9月16日(火) セウォル号犠牲者献花 別所浩郎駐韓国大使表敬 尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官表敬 李洪九(イ・ホング)韓日文化交流基金会長主催歓迎晩餐会 9月17日(水) ソウルジャパンクラブ役員との朝食懇談会 国際教育院 李炳鉉(イ・ビョンヒョン)院長表敬 国立外交院 河泰允(ハ・テユン)大使主催昼食会 韓国映像資料院見学 第15回日韓文化交流基金賞贈呈式 鮫島団長主催レセプション「日韓交流の夕べ」 9月18日(木) 金浦空港より蔚山へ 蔚山地域基金賞受賞者との昼食懇談会 現代自動車蔚山工場見学 西生浦倭城見学 釜山韓日交流協会主催歓迎夕食懇談会 9月19日(金) 故李秀賢氏墓地参拝、日本人墓地参拝 朝鮮通信使歴史館見学 徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長表敬 帰国 (2)第15回日韓文化交流基金賞 文化及び芸術分野の交流を通じて日韓間の友好親善に寄与した韓国人を表彰するもの。 26年度の受賞者は下記の3名。 1 魯成煥 (ノ・ソンファン) 蔚山大学校人文大学日本語日本学科教授 日韓の神話・民俗の専門家。日本での現地調査に基づいて「古事記」の翻訳・ 刊行等多くの研究業績を発表し、韓国一般社会における日本文化への理解の 促進、学界の関心の向上に貢献。両国学生交流の推進にも尽力している。 盧在賢(ノ・ジェヒョン) 中央books代表 東京特派員としての体験に基づき、総合的・客観的な観点に立った多くの記事 を執筆。韓国社会の日本理解進展に寄与。日韓のメディアの相互理解増進の ためにも尽力している。 宋東根(ソン・ドングン) 文化日報全国部次長 地道な取材を通じ日本各地のお祭りや飲食物等を題材とする記事、著作を多 数発表。日本の地方の魅力を韓国社会広く知らせることにより、日本ファンの裾 野の拡大、さらには韓国人旅行客の増大にも貢献している。 2. 賛助会員制度 (1) 加入の状況(平成26年4月1日~平成27年3月31日) 種別(年会費) 人数/法人数 口数 金額 特別会員(1口 3万円) 6名 7口 210,000円 個人会員(1口 1万円) 78名 83口 830,000円 法人会員(1口 5万円) 1社 1口 50,000円 計 84名 ― 1,090,000円 1社 特別会員(五十音順) 小野正昭 金春美 徐正基 中江新(2) 楢﨑正博 渡辺浩 個人会員(五十音順、括弧内は2口以上の口数) 秋鹿敏雄 饗庭孝典 青野正明 秋月望 朝海和夫 朝倉敏夫 浅野豊美 阿部孝哉 天江喜七朗 李仁子 李炯喆 石川武敏 磯崎典世 林在圭 内田富夫 梅田博之 大竹洋子 生越直樹 越智通雄 梶谷崇 2 加藤章 釜田一 姜英淑 菅野修一 木畑洋一 木宮正史 黒柳慶子 小泉勇治郎 小林直人 小針進(2) 民芸館 深澤直人 後藤利雄 佐島顕子 齋木崇人 酒勾康裕 櫻井浩 上保敏 鮫島章男(2) 重家俊範 柴公也 十五代沈壽官 千玄室 澤岡泰子(2) 白川豊 須川英徳 芹川哲世 都恩珍 高田加代子 竹内宏 田中正敬 中尾美知子 中山武憲 中川聡 中塚明 中野照男 中山隆夫 浜之上幸 中山めぐみ 並木正芳 芳賀徹 波田野節子 林和彦 林史樹 韓泰文 福原裕二 松井貞夫(2) 藤原祥二 堀泰三 洪宗郁 前田二生 尹明憲 實生泰介 茂木敏夫 山口晃 油谷幸利 余田幸夫(2) 柳震太 和田とも美 法人会員(五十音順) 真露株式会社代表取締役社長 楊仁集 (2)会費収入の使途 (ⅰ)助成 当基金学術定期刊行物助成事業の対象刊行物2点に対する助成金(600,000円)として活 用した。 〇学術定期刊行物助成 合計 2件 書名 申請団体 「韓国朝鮮の文化と社会 第13号」 韓国・朝鮮文化研究会 「現代韓国朝鮮研究 第14号」 現代韓国朝鮮学会 (ⅱ)講演会 日韓の文化交流に関する専門家による講演会を開催。 ・平成26年6月26日 参加者:49名 「韓国民話の世界」金基英 韓国民話の語り部 ・平成26年 9月26日 参加者:55名 「教授は踊る-伝統舞踊修業を通して得た日韓文化交流の秘訣」 大澤文護 千葉科学大学教授 ・平成26年12月8日 参加者:58名 「朝鮮通信使と徳川家康の平和外交」 金両基 比較文化学者・評論家 3. 外務省からの受託事業 【日韓歴史家会議】 行事名 講演会「歴史家の誕生」 第14回会議 「世界史認識における‘アメリカ’の問題」 参加者:日本側 22名 韓国側 14名 開催日 11月7日 11月8日~ 11月9日 会 場 TKP品川カンファレンスセンター TKP品川カンファレンスセンター 第1特別会計 1. 日韓学術文化・知的交流事業 (1)助成事業 (ⅰ)草の根交流 No. 1 2 合計28件(当初32件承認/4件中止) 事業名 日韓伝統舞踊交流ワークショップおよび 「日韓交流おまつり 2014 in SEOUL」へ の出演 環境資源を活かした先進的なまちづくり を学ぶ・韓日青少年市民交流事業 申請団体 実施期間 はなこりあ 4月1日~9月15日 NPO 法人 グラウンドワーク 三島 4月1日~3月31日 3 日韓大学生アメリカンフットボール・スポ 優志会 ーツ交流 5月17日~19日 4 日韓まちづくりネットワーク形成事業 NPO 法人 ドネルモ 6月1日 ~12 月 24 日 地球環境問題を考える日韓高校生フォ ーラム in しまね 小学生ツバメ国際キャンプ in いしか わ~小学生と先生による日本・韓国・台 湾ツバメ観察ワークショップ IDEC(世界フリースクール大会)を通じた フリースクール、代案教育実践者及び 子どもの交流事業 公益財団法人 しまね国際 7月22日~29日 センター 5 6 7 8 石川県健民運動推進本部 7月25日~29日 NPO法人 フリースクール 7月25日 全国ネットワーク ~ 8月3日 7月25日~30日 8月6日~10日 7月25日~28日、 日韓子ども国際交流体験実 日韓子ども国際交流体験 2014 10月31日~11月3 行委員会 日 「韓国の友達、アンニョンハセヨ!」 - 小 NPO 法 人 多 言 語 広 場 7月28日 学生ホームステイ交流 2014 CELULAS ~ 8月4日 青森市少年海外生活体験事業 青森市教育委員会 11 日韓合同授業研究会第 20 回交流会 埼玉大会 日韓合同授業研究会 8月1日~ 4日 12 第 20 回山口・公州ジュニア交流隊 公益社団法人 山口青年会 議所 8月1日~4日 13 第 10 回広島・韓国青少年囲碁交流 広島県日韓親善協会 8月3日~5日 14 第 57 期 日韓学生交流プログラム 15 FICS2014 東京セッション 16 第 29 回日韓学生会議東京大会 9 10 NPO 法人 日韓女性親善協 8月4日~11日 会 東京大学・ソウル大学校学 生交流事業 2014 年度東京 8月5日~9日 大学実行委員会 日韓学生会議 8月5日~19日 17 第 12 回 学生のための国際ビジネスコ 学生のための国際ビジネス 8月9日~18日 ンテスト OVAL コンテスト OVAL 実行委員会 18 日韓誠信学生通信使 2014~共生・平和 への道 早稲田大学アジア研究機構 8月18日~22日 19 アジアカレッジ 2014 in YAMAGUCHI 社団法人 釜山韓日文化交 流協会 8月20日~29日 20 2014 年度日韓教員養成大学学生相互 訪問交流プログラム 大阪教育大学国際センター 8月25日~2月7日 21 日韓交流おまつり 2014 in ソウル 氷 上共鳴会派遣事業 氷上共鳴会 9月12日~15日 22 「日韓交流おまつり 2014 in Seoul」への 公益社団法人 青森県観光 青森ねぶた囃子方出演 連盟 9月13日~14日 23 「未来塾ながの for Teachers」 ―長 長野県教育委員会 野県教員海外研修事業 9月23日~28日、 10月28日~11月1日 24 第 3 回ワールドカップ身体障害者野球 日本大会 日本身体障害者野球連盟 10月31日 ~11月3日 25 復活!唐人揃い-朝鮮通信使-多文化 共生・国際交流パレード 川越唐人揃いパレード実行 委員会 11月8日~9日 26 第 15 回 日韓学生シンポジウム 東北大学 多元物質科学研 究所 雨澤研究室 11月10日~14日 27 28 互いのことばを学ぶ日韓の中高生交流 公益財団法人 国際文化フ プ ロ グ ラ ム 2014 SEOUL で 댄스 ・ ォーラム(TJF) 댄스・댄스 日本のおもてなし(OMOTENASHI)文化 からくり文化実行委員会 展 12月25日~30日 1月9日~23日 (ⅱ)シンポジウム・国際会議 No. 1 2 3 4 5 事業名 合計 5件 申請団体 国際シンポジウム「コリアン・ディアスポ 大阪市立大学人権問題研 ラと在日済州人」 究センター 第 2 回 日韓アートマネジメントシンポジ 名古屋芸術大学 ウム ―芸術普及に焦点をあてて― 千葉大学教育学部ヘルス・ 日本養護教諭、韓国保健教師ネットワー プロモーティング・スクー ク会議&日韓シンポジウム ル・プロジェクト 政治社会学会と韓国政治社会学会との 国際交流シンポジウム「東アジアの共 政治社会学会(ASPOS) 生」 朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産登録日韓 NPO 法人 朝鮮通信使縁 代表者・共同学術会議および朝鮮通信 地連絡協議会 使ユネスコ記憶遺産登録シンポジウム 実施期間 6 月 21 日 9 月 18 日~22 日、 3 月 29 日~31 日 10 月 9 日~11 日 11 月 1 日 1 月 31 日 ~2 月 1 日 (ⅲ)芸術交流 No. 合計 23件(当初25件承認/2件中止) 事業名 申請団体 実施期間 1 日韓交流ワークショップ・展示 NODE 「CONSONARE2014」 5月1日 ~3 月 1 日 2 日韓伝統音楽オーケストラ九州 3 都市公 演「遥かなる百済へ」 5 月 8 日~17 日 3 第 36 回日本新工芸展特別展示「韓国現 公益社団法人 日本新工芸 代染色作家協会作品展」 家連盟 4 歌劇「沈清伝」より/世界名曲集 5 東アジア芸術家協力プロジェクト Plan Co 公益財団法人 福岡市文化 #1 “Without a Trace” 芸術振興財団 6 月 1 日~22 日 6 身体の景色 ソウル公演 身体の景色 6 月 12 日~20 日 7 福岡/釜山―劇団・作品交流 福岡・釜山交流ひろば 6 月 30 日 ~7 月 15 日 8 徳島邦楽集団 第 14 回 演奏会 徳島邦楽集団 7 月 5 日~7 日 9 対馬アートファンタジア 2014 レジデンス 対馬アートファンタジア実行 8 月 1 日 プログラム 委員会 ~11 月 30 日 10 日韓フィラテリー・カンファレンス 2014 公益財団法人 日本郵趣協 会 8 月 6 日~12 日 11 韓国重要無形文化財・南海星 パンソリ 『水宮歌』来日公演 南海星パンソリ公演実行委 員会 9 月 13 日~16 日 12 13 14 15 16 日韓伝統音楽国際ネットワ ーク協議会 日韓友情の花束実行委員 会 5 月 14 日~25 日 5 月 27 日 ~6 月 2 日 リバーリンク・プロジェクト実 9 月 18 日~22 日 行委員会 「21 世紀の朝鮮通信使~日韓文化交 NPO 法人 暮らしと耐震協 10 月 3 日~5 日 流・鞆 2014」 議会 韓国伝統音楽と国楽フュージョン公演 PROJECT SANTA 10 月 6 日 新韓楽 劇 団 か か し 座 「 Hand Shadows 10 月 7 日~19 日 ANIMARE」公演ツアー・Art Stage SAN 劇団かかし座 共同ワークショップ 14+×劇団 HIT!STAGE 合同公演『血 NPO 法人 アートマネージメ 10 月 15 日~25 日 の家』 ントセンター福岡 日本-韓国 リバーリンク・プロジェクト 17 国際交流イベント「韓国釜山・芸術団体 ホルトホール大分みらい共 を迎えて」 同事業体 10 月 25 日 18 「能へのいざない―日本伝統文化の粋 公益財団法人 有斐斎弘道 ―」 館 11 月 17 日~20 日 19 対馬・釜山日韓舞踊交流“ママさん達に 芳仁会日韓舞踊交流実行 よる舞踊交流会” 委員会 11 月 22 日~24 日 20 トーキョー×ソウル デュオ トーキョー×ソウル デュオダンス・フェス ダンス・フェスティバル推進 ティバル 2014 委員会 12 月 4 日~8 日 21 「日韓文化交流会」<特定非営利活動 法人 心を伝える会 10 周年記念事業> 22 日本-韓国 ダンス交流プロジェクト Yokohama Dance Collection × Seoul 公益財団法人 横浜市芸術 Dance Collection 文化振興財団 “Dance Connection” 1 月 12 日 ~2 月 15 日 23 東京芸術大学と韓国国立映画アカデミ 東京芸術大学大学院映像 ーの日韓共同制作映画報告会 研究科 1 月 23 日~25 日 NPO 法人 心を伝える会 12 月 9 日 (2)学術研究者交流 (ⅰ)招聘 No 氏 名 1 韓禎訓 2 蘇明仙 3 崔賢 4 朴盛彬 5 朴薫 6 金素英 7 金泰炫 8 崔永鎬 合計 22名(前年度からの継続者6名) 期 間 受入機関 平成25年9月1日~ 東京大学大学院人文社 平成26年7月31日 会系研究科 平成25年9月1日~ 研究テーマ 中世韓・日荷札木簡と物流 日本のマイノリティ文学に見る異文化 立教大学文学部 融合と多文化主義 平成26年7月31日 平成25年8月20日~ 神戸大学大学院国際文 自然の公共的管理と持続可能な生活 平成26年7月20日 化学研究科 の事例:水と土地を中心に 平成25年9月1日~ 大阪大学大学院法学研 日本の財政投融資に関する政治経済 平成26年7月31日 究科 学的分析 平成25年9月1日~ 京都大学人文科学研究 明治維新と儒教的(士大夫的)政治文 平成26年7月31日 所 化 平成26年3月29日~ 大阪市立大学都市研究 ソウルと大阪における脱ホームレス過 平成26年9月28日 プラザ 程の比較研究 平成26年4月1日~ 中央大学校国際大学院 中国の浮上と東アジアの国際政治:日 平成26年6月30日 国際学科 本の対応 平成 26 年 4 月 7 日~ 九州大学韓国研究セン 終戦直後福岡地域における占領軍の 平成 26 年 6 月 6 日 ター 引揚援護活動 東京大学大学院人文社 平成 26 年 4 月 1 日~ 9 金泰勲 17世紀末~18世紀初 日・朝関係の 会系研究科韓国朝鮮文 平成 27 年 2 月 28 日 推移 化研究室 小売商業構造の変化と中小小売業の 10 平成 26 年 4 月 1 日~ 関西学院大学総合政策 対応戦略に関する研究-中小小売業 平成 27 年 2 月 28 日 学部 の生き残り戦略の日韓比較調査研究 李榮璨 を踏まえて- 東京大学大学院人文社 平成 26 年 4 月 1 日~ 11 朴完 第一次世界大戦と近代日本に関する 会系研究科日本文化研 平成 27 年 2 月 28 日 総合的研究:陸軍を中心に 究専攻 近代超克の難題と宗教哲学のゲバル 平成 26 年 4 月 8 日~ 12 尹仁魯 武蔵大学人文学部 ト-日韓宗教文学思想の交通に関する 平成 27 年 3 月 7 日 研究 13 朴東旿 14 尹智炤 15 劉亨淑 16 安美貞 17 尹寧實 18 崔慧銀 平成 26 年 5 月 1 日~ 東京大学大学院情報学 韓国との比較を中心とした日本電子認 平成 26 年 8 月 30 日 環学際情報学府 証システムの発展と社会認識 平成 26 年 5 月 19 日~ お茶の水女子大学ジェン 東京都を中心とした政党の非クォータ 平成 26 年 7 月 31 日 ダー研究センター 平成26年6月20日~ 三重大学人文学部文化 平成26年8月31日 学科 戦略と女性の政治代表性 日韓における海女観光の変遷 平成 26 年 7 月 15 日~ 三重大学人文学部文化 海人(海女・海士)の文化 平成 26 年 10 月 14 日 学科 平成 26 年 8 月 1 日~ 京都大学人文科学研究 戦時期植民地朝鮮における内鮮一体 平成 27 年 6 月 30 日 所 論と民族超克論:崔南善を中心にして 平成 26 年 9 月 1 日~ 国立民族学博物館文化 日帝時代における韓国大衆音楽の形 平成 27 年 5 月 30 日 資源研究センター 成:レコード産業を中心にした研究 東京学芸大学人文社会 平成 26 年 10 月 1 日~ 19 崔殷景 近代日韓における「少女」表象-少女歌 学系日本語・日本文学 平成 27 年 8 月 31 日 劇団を中心に研究科 20 金炳徹 21 張東翼 平成 26 年 11 月 28 日~ 東亜大学人間科学部国 障害者家族支援体系に対する日韓比 平成 27 年 10 月 27 日 較研究 際交流学科 平成 26 年 12 月 1 日~ 学習院大学文学部史学 末松保和教授の高麗時代史研究とそ 平成 27 年 2 月 28 日 の成果 科 日韓両国間の地方レベルにおける国 平成 26 年 12 月 1 日~ 立命館大学国際関係学 22 宋在祜 際交流協力の活性化のための官民共 平成 27 年 2 月 28 日 部 同体系のモデル開発 (ⅱ)派遣 No. 氏名 1 金誠 合計 2名 期間 受入機関 平成 26 年 9 月 1 日~ 研究テーマ 朝鮮半島における解放前後(1940 年 ソウル大学校師範大学 平成 27 年 2 月 28 日 代)のスポーツ活動に関する研究 ソウル大学校アジア研究 大和裕美 2 平成 26 年 9 月 1 日~ 岸信介・朴正煕のイメージ形成過程に 所東北アジア研究センタ 子 平成 27 年 7 月 30 日 関する比較研究 ー *論文集の刊行:平成22年10月~平成26年8月までの訪日研究者の論文を「訪日学術研究 者論文第21巻」、平成24年4月~平成26年8月までの訪韓研究者の論文を「訪韓学術研究 者論文集第14巻」として刊行し、国内及び韓国内の主要図書館及び専門図書館、研究機関 等(38ヵ所)に配布した。 (3)日韓文化交流会議 (ⅰ)概要 第3期日韓・韓日文化交流会議が平成24年5月17日に発表した「創造的日韓・韓日 関係を目指して―第3期日韓・韓日文化交流会議の提言― 」のフォローアップとして、 韓日文化交流会議の主催によりソウルで開催された両国の作家による「朗読会およ び鼎談」と、舞台芸術アーティストによる「共同公演」に日韓文化交流会議は「協賛」 として参与し、川口清史委員長の他日韓文化交流会議メンバー3名を派遣した。 (ⅱ) 行事概要 ① 朗読会: 「文学は個人の通路」 ・日時:10月21日(火)午後6時30分より ・会場:在韓国日本大使館公報文化院 ② 公演: 「同行」 ・日時:10月22日(水)午後8時より ・会場: 韓国国立劇場 タルオルム劇場 (4)日韓歴史共同研究委員会(第3期)は、平成26年度においては両政府間で立ち上げに 至らず、開催されなかった。 (5)日韓新時代共同研究プロジェクト(第3期)は、平成26年度においては両政府間で立上 げに至らず、開催されなかった。 (6)広報事業 (ⅰ)広報誌 日韓文化交流基金NEWS 70~73号刊行(71号、72号は鮫島会長撮影写真を、73号は韓国日 本学会賞(瑞松韓日学術賞)授賞式写真を表紙に利用) (ⅱ)ウェブサイト 基金のウェブサイトを継続・運営し事業の広報・情報提供を行っている。合わせて「日韓文化交 流カレンダー」を掲載し日本で開催される韓国・日韓文化交流関連のイベントの紹介を行ってい る。 年月 平成26年 平成27年 ユーザー数 セッション*1 ページ/ セッション*2 新規訪問の 割合(%) 4月 1973 3893 3.92 39.66 5月 2705 4682 3.68 49.08 6月 2199 4031 3.86 42.50 7月 2347 4982 4.65 38.06 8月 1398 2557 3.74 39.66 9月 1586 3019 3.89 44.72 10月 2264 3874 4.04 46.18 11月 2688 4696 4.10 47.30 12月 1773 3530 3.97 35.72 1月 1615 3060 3.63 39.02 2月 1282 2551 3.85 36.23 3月 1661 3147 3.29 41.47 *1 セッション:期間内の合計セッション数。セッションとはユーザーがウェブサイト やアプリなどに積極的に関わっている期間を指します。すべての使用状況デ ータ(スクリーン ビュー、イベント、e コマースなど)はセッションと関係しま す。 *2 ページ/セッション:セッション中に表示された平均ページ数です。同じページ が繰り返し表示された場合も集計されます。 (ⅲ)メールマガジン 基金事業の最新情報、「日韓文化交流カレンダー」のイベント紹介などを、ウェブ上等から登録し た希望者と、賛助会員等を対象に、月2回ほどのペースで配信している。賛助会員以外のメール マガジン登録者数は1287名(平成27年2月24日現在)。 配信数 第200号(平成26年4月11日) 1361 第213号(平成26年10月10日) 1388 第201号(平成26年4月25日) 1366 第214号(平成26年10月24日) 1388 第202号(平成26年5月9日) 1366 第215号(平成26年10月31日) 1392 第203号(平成26年5月23日) 1377 第216号(平成26年11月21日) 1410 第204号(平成26年6月6日) 1386 第217号(平成26年12月5日) 1412 第205号(平成26年6月20日) 1391 第218号(平成26年12月19日) 1415 第206号(平成26年7月4日) 1394 第219号(平成27年1月16日) 1418 第207号(平成26年7月18日) 1385 第220号(平成27年1月30日) 1418 第208号(平成26年8月1日) 1387 第221号(平成27年2月13日) 1415 第209号(平成26年8月15日) 1384 第222号(平成27年2月27日) 1419 第210号(平成26年8月15日) 1384 第223号(平成27年3月13日) 1417 第211号(平成26年9月12日) 1389 第224号(平成27年3月27日) 1418 第212号(平成26年9月26日) 1389 (ⅳ)ツイッター 140文字以内の「ツイートtweet」と称される短文を投稿できる情報サービスを利用し、基金ホーム ページや「日韓文化交流カレンダー」で更新された情報をツイッターで登録者に発信している。登 録者数は約450名(平成27年3月28日現在)。 第2特別会計 第2特別会計の下で東アジア青少年交流基金により実施してきた「JENESYS」(「東アジア青少 年大交流計画」)事業は、平成23年度をもって終了した。 その後、当基金の経理勘定として存 続してきたが外務省からの要請を受け、平成26年3月13日に国庫に返納した。 第3特別会計 第3特別会計の下で東日本大震災からの復興に資するため、日本再生に対する外国の理解 増進を目的に実施してきた「アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流」(「キズナ強化プ ロジェクト」)は、平成24年度をもって終了した。その後、当基金の経理勘定として存続してきたが 外務省からの要請を受け、平成26年7月3日に国庫に返納した。 第4特別会計 平成24年度補正予算事業として始まったJENESYS 2.0 プロジェクトは、アジア大洋州諸国との 間で実施する3万人規模の青少年交流事業で、日本経済の再生に向けて我が国に対する外国 の関心を呼び起こし、訪日外国人の増加を図るとともに、クール・ジャパンを含めたわが国の魅 力等に対する国際理解を増進するための事業。韓国との交流規模は拠出額14億6,797万円、招 聘・派遣の当初計画は合計約4,400名。 1. 青少年交流事業 *平成26年度の青少年交流事業は、4月16日に発生したセウォル号事故の影響により、韓 国内で研修・出張旅行を自制する指示が下されたため、5月及び6月に実施の予定であっ た招聘事業(教員研修団(1~4団、80名)と中学生研修団(1~4団、200名)が中止となっ た。 (1)大学生・教員等交流 (ⅰ)派遣 № 合計 5団体110名(団長・引率を含む) 団 体 名 人 数 期 間 平成26年 1 日本大学生訪韓研修団(外交部招聘) 30 9月10日~19日 *滞在中開催の「日韓交流おまつり2014 in SEOUL」にも一部参加 2 日本教員訪韓研修団(1) 20 9月16日~25日 3 日本教員訪韓研修団(2) 20 11月18日~27日 4 日本大学生訪韓研修団(1) 20 5 日本大学生訪韓研修団(2) 20 (ⅱ)招聘 3月17日~26日 合計 13団体476名(団長・引率を含む) № 団 体 名 1 在韓公館選抜事業 韓国青年訪日研修 人 数 団(1)(2)(3) 平成26年7月29日~8月7日 平成26年9月30日~10月9日 韓国大学生訪日研修団(1)(2) 59 3 韓国大学生訪日研修団(3)(4) 58 4 韓国大学生訪日研修団(外交部派遣) 30 在韓公館選抜事業 韓国青年訪日研修 団(1)(2)(3) 15 期 間 110 2 5 平成27年 3月3日~12日 109 10月21日~10月30日 11月4日~13日 平成27年 1月14日~1月23日 6 在韓公館選抜事業 韓国青年訪日研修 団(4)(5)(6) 110 2月3日~12日 (2)中高生交流 (ⅰ)派遣 合計 4団体200名(団長・引率を含む) 団 体 名 団体数 人 数 1 50 1 50 10月5日~11日 高校生(岩手県) 1 50 10月19日~25日 高校生(群馬県) 1 50 11月16日~22日 中学生 (徳島県吉野川市) 中学生 (福島県いわき市) (ⅱ)招聘 期 間 平成26年9月14日~20日 合計 4団体199名(団長・引率を含む) 団 体 名 団体数 人 数 高校生 4 199 期 間 平成26年10月16日~22日 11月6日~12日 (3)その他 (ⅰ)日韓交流ユースカップ2014 日韓の高校同士が8つの日韓混成チーム(1チーム当たり日韓双方15名)を結成し、相手 国を訪問しながらサッカーを通じた交流を実施。相手国の文化や社会に触れる交流を通し てお互いの魅力を発見し相互理解を深めた。招聘事業では、茨城県水戸市に全チームが 集合し、日韓混成チーム同士で、交流の成果を発表するプレゼンテーション・コンテストとサ ッカー大会を開催し、順位を競い合った。総合優勝は、習志野市立習志野高等学校・坡州高 等学校チームに決定。 派遣事業 参加チーム 招聘事業 期間 人数 期間 人数 東北学院高等学校・錦湖高等学校 7月21日~25日 15 8月1日~7日 15 矢板中央高等学校・富平高等学校 7月24日~29日 15 8月1日~7日 15 茨城県立竹園高等学校・仁川南高等学校 7月24日~29日 15 8月1日~7日 15 茨城県立波崎高等学校・中央大学校付属 7月25日~30日 15 8月1日~7日 15 高等学校 16 常磐大学高等学校・中京高等学校 7月25日~30日 15 8月1日~7日 15 埼玉県立浦和東高等学校・通津高等学校 7月24日~29日 15 8月1日~7日 15 習志野市立習志野高等学校・坡州高等学校 7月24日~29日 15 8月1日~7日 15 山梨県立甲府東高等学校・九里高等学校 7月25日~30日 15 8月1日~7日 15 計 120 計 120 (ⅱ)青少年映画交流(アジア国際子ども映画祭参加訪日団) 「アジア国際子ども映画祭IN南あわじ」に参加するため、韓国を含むアジアの15の国と地域 から派遣された中高生が、自ら制作した映像作品を携え訪日。訪日期間前半には、埼玉県 立芸術総合高校で映像芸術を学ぶ生徒たちと交流し、川越市の蔵造りの街並みを見学した。 後半は兵庫県南あわじ市で行われた映画祭本選に参加し、各国・地域から派遣された学生 と交流を行ったほか、神戸市内では映画資料館や阪神大震災遺構などを見学した。 実施期間 平成26年11月25日~12月1日 招聘人数 10名(高校生9名、引率1名) 出展作品数 3作品(出展3作品のうち、1作品が法務大臣賞を受賞) (ⅲ)日韓交流おまつり 関連事業 「日韓交流おまつり2014in SEOUL」に出演する団体を対象とし、出演に関わる費用の支援及び PRブースの出展支援を行った。 合計 4件82名(引率を含む) 事業名 参加団体(実施主体) 人数 期間 出演団体支援 特定非営利活動法人躍動 13 9月12日~9月15日 (躍動よさこい) 塾 27 9月12日~9月15日 40 9月12日~9月15日 2 9月13日~9月15日 (神奈川県) 出演団体支援 (胡屋エイサー) 出演団体支援 (日本チアリーディング公演) 沖縄市胡屋青年会 (沖縄県) 日本文理大学チアリーデ ィング部 (大分県) 出演団体支援 ミス日本グランプリ派遣 *「日韓交流おまつり2014 in SEOUL」にはこの他、前出(1)(ⅰ)の日本大学生訪韓研修団(外交 部招聘/30名)が、日本文化紹介等のボランティアとして参加している。 (ⅵ)韓国青少年囲碁交流訪日団 JENESYS2.0 の一環として韓国全土から選抜された韓国の大学生棋士が来日し、日本 17 と中国を含めた 3 か国の大学生による「日中韓大学生囲碁交流 2014」に参加し若手棋 士同士の交流を行った。このほか、東京ではペア碁協会理事の表敬、日本文化体験、 広島では「本因坊秀策囲碁記念館」見学や学校訪問、企業訪問を行った。 実施期間 平成26年11月20日~27日 招聘人数 27名(大学生25名、団長1名、引率1名) (ⅴ)テーマ別事業(委託事業) JENESYS 2.0の趣旨にそった事業を計画・立案、実施する団体を公募し、審査を経て選定した5 団体に事業を委託。 合計 5件339名(招聘217名、派遣122名) 事業名 招聘 派遣 人数 人数 8/5-8/9 62 17 8/13-8/22 76 81 11/1-11/10 9/11-9/20 26 24 12/8-12/17 (招へいの 27 招へい期間 (委託先団体名) (招聘)第21回日韓高校生交流キャンプおよび 7/27-7/31 派遣期間 (派遣)第9回日韓学生会議 (一般社団法人日韓経済協会) College of Asia Pacific(日韓米国際共同教育 8/22-8/29 プログラム) 「キャンパス韓国」および「キャンパス日本」 (九州大学アジア太平洋未来研究センター) 「21世紀のユース朝鮮通信使―平和への道」 (NPO法人日中韓から世界へ) 体験を通して学ぶ日本 (山梨県) み) 静岡のものづくりの歴史と人々の暮らしに触 1/22-1/31 (招へいの れる旅 み) 26 (静岡市国際交流協会) (了) 18
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