アジアヘッドクォーター特区拠点設立補助金募集要項

アジアヘッドクォーター特区拠点設立補助金募集要項
1
事業の目的
本事業は、アジアヘッドクォーター特区内に新たに拠点設立等を行う外国資本法人に対し、拠点設
立等に必要な経費に関する補助金を交付することで、外国企業の誘致を促進することを目的とします。
2
補助対象者
次のいずれかに該当する法人とします。
(1) 申請日の属する年度内に、アジアヘッドクォーター特区内に高付加価値拠点の設立等を行う
外国資本法人(交付対象拠点において、3人以上の従業者が常時勤務することが必要です)
(2) 2(3)の相談時において外国資本法人が設立されておらず、申請日の属する年度内に、アジア
ヘッドクォーター特区内に外国資本法人を設立し、当該外国資本法人の設立後、申請日の属す
る年度以降に、アジアヘッドクォーター特区内に高付加価値拠点の設立等を行う意思及び考え
方が確認できる当該外国資本法人(交付対象拠点において、1人以上の従業者が常時勤務する
ことが必要です)
また、以下の要件を全て満たすことも必要になります。
(3) 拠点の設立等の計画確定前に東京都へ相談を実施していること
(4) 交付申請前に、ビジネスコンシェルジュ東京へ事業概要書(
「アジアヘッドクォーター特区拠
点設立補助金交付要綱」第1号様式)及びビジネス支援サービス申込書を提出していること
(5) 交付申請前に法人格を有していること
(6) 法令等に違反する事実が無いこと
(7) 税金の滞納をしていないこと
(8) 公的機関等との契約における違反がないこと
(9) 公共の安全及び福祉を脅かすおそれのある法人でないこと
(10) 政治活動、宗教活動、選挙活動を事業目的とする法人でないこと
(11) 暴力団(東京都暴力団排除条例(平成 23 年東京都条例第 54 号。以下「暴排条例」という。)
第2条第2号に規定する暴力団をいう。
)に該当せず、法人その他の団体の代表者、役員又は使
用人その他の従業者若しくは構成員に暴力団員等(暴力団並びに暴排条例第2条第3号に規定
する暴力団員及び同条第4号に規定する暴力団関係者をいう。)に該当する者がないこと
(12) 主たる業務が、東京都が補助にふさわしくないと判断する業務に該当しないこと
3
補助対象経費
行政書士等の専門家又は人材紹介会社へ支払う以下の経費を対象とします。ただし消費税及び地方
消費税相当額、官公署に支払う費用等サービスの提供に該当しないものを除きます。
(1) 在留資格取得経費
拠点設立等に係る企業活動において、在留資格の取得に係る申請代行等に要する経費
(2) 拠点設立及び各種届出経費
法人登記及び税務、社会保険等の届出に係る申請代行等に要する経費
(3) 人材採用経費
拠点設立等を行う際、職業安定法第 30 条第1項に定める有料職業紹介事業者からの紹介によ
り、1年以上アジアヘッドクォーター特区内で常時勤務することとなる人材を採用することに
伴い当該事業者へ支払う経費
4
補助金額
1社当たりの補助金額は、補助対象経費の2分の1以内とし、5,000,000 円を上限とします。ただ
し、
「在留資格取得経費」及び「拠点設立及び各種届出経費」については、次の金額を上限とします。
なお、本補助金の交付は東京都の予算が無くなり次第終了します。
(1) 在留資格取得経費
200,000 円
(2) 拠点設立及び各種届出経費 300,000 円
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補助金交付までの流れ
(1) 事前相談
東京都に対して、拠点の設立等の計画確定前に相談を実施してください。
(2) 交付申請
① 補助金を申請する場合は、
「交付申請の際に必要となる書類一覧(別紙)
」に記載の書式
を「11 交付申請受付」に定める提出先へ提出してください。
② 申請に係る様式は、事前相談の際に配付します。
③ 申請は、原則一回とします。
④ 申請を行った時点で、本要項及び「アジアヘッドクォーター特区拠点設立補助金交付要
綱」
(平成 25 年 3 月 27 日付 24 知特推第 159 号)の規定を了承したものとみなします。
⑤ 提出された申請書類等の著作権は申請者に帰属します。なお、提出された書類は将来に
亘って無償で公表その他、東京都が必要と認める用途に使用できるものとします。
なお、提出された申請書類等は返却しません。
(3) 交付決定
① 交付申請が適切であり、補助金の交付が適当であると認められるときは、東京都知事は
交付の決定を行い、その旨を通知します。
② 交付決定に当たっては必要な条件を付与する場合があります。
(4) 補助金交付
5(3)①の要件を充足した者に対し、補助金の交付を行います。
6
事業の継続
交付を受けた者は、拠点設立等を行った日から当該日の属する年度後2か年度が終了するまでの間、
交付対象拠点において事業を継続するものとします。ただし、特区内の別の住所へ移転する等の場合
には別途相談してください。
7
事業活動の報告
交付を受けた者は、拠点設立等を行った日の属する年度及びその後2か年度の各年度に関する事業
活動を、当該各年度の末日から3か月以内に、事業活動報告書(「アジアヘッドクォーター特区拠点
設立補助金交付要綱」第6号様式)により東京都知事へ報告してください。また、2(2)に該当する
法人は、高付加価値拠点の設立等を行った場合、当該設立等を行った日から3か月以内に事業活動報
告書(第6号様式)により、東京都知事へ報告してください。
8
各種変更の届出
交付を受けた者は、拠点設立等を行った日から当該日の属する年度後2か年度が終了するまでの間、
次に掲げる事項について変更するときは、変更後1か月以内に、変更事項届出書(「アジアヘッドク
ォーター特区拠点設立補助金交付要綱」第7号様式)を東京都知事へ提出してください。
(1) 交付を受けた者及び当該交付対象拠点の名称の変更
(2) 交付を受けた者及び当該交付対象拠点の所在地の変更
(3) 交付を受けた者及び当該交付対象拠点の代表者の変更
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補助金交付決定の取消
交付を受けた者又は交付対象拠点が、拠点設立等を行った日から当該日の属する年度後2か年度が
終了するまでの間に、次に掲げる事項に該当した場合、補助金の交付決定の全部又は一部を取り消さ
れる場合があります。
(1) 偽りその他不正な手段により補助金の交付を受けたとき
(2) 補助金交付に当たり付した条件、その他法令に違反したとき
(3) 「2 補助対象者」にある要件を充足できなくなったとき
(4) 事業の継続が不可能となったとき
(5) 「7 事業活動の報告」にある報告を行わなかったとき
(6) 「8 各種変更の届出」にある届出を行わなかったとき
10
補助金の返還
交付を受けた者が、交付決定を取り消された場合、補助金を東京都へ返還することとなります。
その際は、東京都の指示に従ってください。
11
交付申請受付
(1)受付期間
平成 27 年4月1日(水)から平成 28 年3月 31 日(木)まで
(2)申請方法
「交付申請の際に必要となる書類一覧(別紙)
」に記載の書類を提出してください。
【提出先】東京都政策企画局調整部渉外課(国家戦略特区推進担当)
〒163-8001
東京都新宿区西新宿 2-8-1
東京都庁第一本庁舎 11 階中央
(電話番号)03-5388-2865
別紙
交付申請の際に必要となる書類一覧
交付申請書類
区
□
事業概要書(第1号様式)
□
申請書(第2号様式)
□
宣誓書(第3号様式)
分
備考
分
備考
添付書類
区
□
交付申請者の法人格・代表者を確認できる資料
商業登記簿謄本等
□
交付対象拠点の所在を確認できる資料
商業登記簿謄本等
□
交付申請者の資本構成を確認できる資料
株主名簿等
□
□
交付申請者が使用する印鑑が真正であることを確認でき
る資料
過去2年の事業実績を確認できる資料
印鑑証明書等
決算関係資料等。日本で1年以上の事業
実績がなく該当資料の提出が困難な場
合は、親会社等の事業実績を確認できる
資料を提出。
□
交付対象拠点における、申請日の属する年度及びその後2
か年度の各年度に関する事業計画を確認できる資料
□
交付申請者の日本における納税状況を確認できる資料
納税証明書等
□
従業者を規定数以上雇用していることを確認できる資料
雇用契約書等
□
申請金額の根拠となる資料
領収書等
□
その他東京都が必要と認めるもの
別途依頼します
□
(人材採用経費を申請する場合)当該経費に係る従業員を
雇用契約書等
1 年以上雇用することを確認できる資料