ジップラインを白樺国際スキー場につくる

各委員の今後の取組についての計画書
1.委員の概要
県
長野県
名
テーマ
事業所名
氏名(ふりがな)
委
肩書・部署
員
電話番号
メールアドレス
実施主体名
立科町商工会
(商工会等名)
ジップラインを白樺国際スキー場につくるっ!
ペンション ワイルドフラワー
猪股 正宇(いのまた まさたか)
代表
080-8889-6342
FAX 番号
[email protected]
2.今後の計画について
目的:
赤字運用の国際スキー場索道を季節や天候に左右されにくい条件で運用を広げ、顧
客を増やす。かつ季節、天候に左右されにくいアトラクションを設けることによって
スキーシーズン以外の顧客を増やし、地域の活性化をも目指す。
場所:
白樺国際スキー場ゴンドラリフト近郊及び周辺の藪、森林地帯
内容:
ZIP は ゴンドラ終点近郊のポイントより始発点近郊ポイントまで5ラインを設置、
長さは 50m、80m、120m、150m、200mと下部に従って長くする。傾斜角度によっ
て後半3部は長さを変更しても構わない。
比較的、簡単なアトラクションではあるが、斑尾のスキー場をはじめ多くの場所で
安定した人気を保っている。
利用者が個別に行うのではなく、ガイドを伴う10人程度の少人数ツアー形式で行
う。設備の安全確認や顧客の監視、救助、サポートやディズニーランドのようにイベ
ントを盛り上げる要素や雇用の確保がその理由である。
また、ガイドが各ライン前に説明を行うことで顧客の安全意識を高め安心感が生ま
れ、各アトラクションにおいて課題を提示することによって顧客のアトラクションへ
の目的意識と達成感を高める。同時にガイドが存在することによって、顧客の勝手な
行動による事故を防止できる。
尚、設備及び装備は「崖のぼり」「ツリークライミング」「パラグライダー」などに
近似した装備を用いるため、後日このようなアトラクションを追加検討する際に役立
つと考えられる。
長期的に通年の収益と安定的な顧客を目指す。
顧客対象年齢:
小学校低学年から75歳位まで幅広い層の利用が考えられるが、メインターゲット
は1.小学校高学年から高校生くらいと、2.20代の若者を中心に考える。その次
に3.30~40代の主婦層。
理由は安定的な運用と情報宣伝力およびツアー形式で行うため、少団体での予約が
取りやすいため。特に学校関係は周辺施設の宿泊や長期的・継続的な集客が期待され
るので確保したい。
20代の若者は情報発信力が他の層に比べ高いため、また、施設の運用や全体の集
客などのバロメーターになると考えられる。ただし、この層は一番体力があるためこ
こを標準層にしてはいけない。
主婦層は「説明をあまり聞かない」うえに注文・クレームが多いので、メインター
ゲットには置かない。ただし、長期的な運用と安定を考えた場合、この層を確保維持
することは必須。
現状における問題点:
白樺国際スキー場は町有地で町営の施設なので、土地の利用及び運用面で町の許可
が必要なこと。
スキーシーズン時にスキー客との摩擦や問題が起きる可能性がある。
別な問題点:
危険を伴う設備・装備を用いるので、年齢制限が必要とかんがえられる。このため、
対象年齢以下の子供を遊ばせるもしくは預かる施設が必要と思われる。
オプション案:
ライブカメラを ZIP 開始点・通過点・終点に設置、また、別オプションでヘルメッ
トに設置。ライブ配信を行う(ネットやライブモニターの設置)を行うことで事故の
監視と安全性の強化につながり、かつ情報発信による宣伝効果が生まれる。
さらに動画データをダウンロードサイトに登録し一定期間内にデータ購入可能にす
る。特に個人のライブカメラデータは本人が Facebook などの SNS にアップ配信する可
能性もあり Word of Mouth (いわゆる口コミ) の宣伝効果が期待できる。
試算:
初期費用
おおよそ 12,000,000 円?
資材&設置費用おおよそ 10,000,000 円
装備品
1,000,000 円 40,000 円/人(だったと思います)
(\40,000×25 セット)
土地代?
運転費用:
人件費:
時給 1,500 円×1 時間×4 回×3 日×53 週=954,000 円/年
ゴンドラ利用料金:
530 円/人×11 人×4 回×3 日×53 週 =3,707,880 円/年
一人あたりの単価(円/人)×一回の人数×1 日のツアー回数
×週間稼働日数×年間の週数、で試算
メンテナンス費用:
=500,000 円/年
保険料金:
=不明
収益:
2,000 円/人×10 人×4 回×3 日×53 週=(12,720,000+α)円/年
(1回10人ツアー1日4回運転、週末金土日稼働計算)
または
2,500 円/人×10 人×4 回×2 日×53 週=(10,600,000+α)円/年
(1回10人ツアー1日4回運転、週末土日稼働計算)
計算式:
一人あたりの単価(円/人)×一回の人数×1日のツアー回数
×週間稼働日数×年間の週数
**1回のツアー人数は MAX15人位、7-12人が適当、1日の稼働回数
は4回~6回、集客に応じて回転数を上げることも可能だが、担当一人は
1日4回が限界(増えるとミスが増えたり雑になったり、安全面の問題が
増す)
**10人ツアー1日6回で週3日のフル集客ができれば1年で黒字収益も見
込めるが、認知されるまでに時間を要するので、2年~5年のスパンで考
える必要もある。
**常設が困難な場合、設備レンタルも存在するのでスキー期間外の期間限定
レンタルで設置して様子を見ることも可能と考えられる。
ただしこの場合、設置ライン数は多くとることが出来ず、ゴンドラリフト
赤字補填にはならないと思われる。